最近では新たなゲームスタイルとしてクラウドゲーミングが主流になる予兆もあり、それと相性が良いAndroid端末が次々と発表、販売されています。
Aliexpressなどの海外通販を含め、購入できるもしくは発表されているAndroidゲーム機のうち、代表的なものの特徴や評判などを簡潔にまとめました。マイナーなものであってもレビューした端末は掲載しています。
Linuxのまとめはこちら
※こちらの記事は随時更新します
クラムシェル型
GPD XD Plus
■基本スペック■
画面:5.0 inch IPS 1280 x 720
CPU:MediaTek MTK8176 2.1 GHz
RAM:4 GB DDR3
ストレージ:Internal 16/32/64 GB+ External MicroSD
バッテリー:6000 mAh
GPD Winの起源みたいなモデルに見えますが、中身はAndroid。見た目同様、DSのようなクラムシェル型のゲーム機。
Powkiddy X18S
■基本スペック■
画面:5.5インチIPSタッチスクリーン(720×1280)
SoC: UNISOC T618
RAM:4GB
ストレージ:64GB + MicroSD
バッテリー:5000 mAh
寸法:152 x 92 x 23mm
重量:約300g
POWKIDDY X18のアップグレード版。ある意味GPD XDのアップグレード版とも言えます。UnisocT618を搭載しているので結構動きますが、ボタンの質感が悪い。
・レビュー記事
縦型
SUPRETRO(Retroid Pocket、Powkiddy A19)
■基本スペック■
画面:3.5 inch IPS (640×480)
CPU:MediaTek MT6580A 1.3 GHzGhz
RAM:512 MB DDR2
ストレージ:内部 32 GB + 外部MicroSD
バッテリー:4000 mAh
超おしゃれなカラーリングとボタン配置のトリッキーな中華ゲーム機。
フランス人がデザインしたとかしてないとか。確かにデザインはかなり良い気がします。しかしデザイン重視故に操作性がかなり悪い。
そしてandroid搭載ながら、ほとんど中身をいじることができない、自由度が皆無に等しい、かなり怪しいゲーム機なので、あまり人気がありません。
Powkiddy A20
■基本スペック■
画面:3.5 inch IPS screen(640×480)
SoC:S905D3 Quad-core A55
RAM:DDR4 2GB
ROM:8GB
システム:Android 9
バッテリー:3000 mAh
寸法:14 x 8.7 x 1.8 cm
重量:185グラム
WIFI・Bluetoothコントローラー対応
SUPRETRO(Retroid Pocket、Powkiddy A19)のアップグレード版。使いやすくなってることを願う。
・スペック詳細記事
横型
Retroid Pocket 2/2+
■基本スペック(Retroid Pocket 2/2+)■
システム:Android 9
画面:3.5 インチ(640 × 480)
SoC:MediaTek MT6580A / Unisoc T310
RAM:1GB / 2GB
ストレージ:内部8GB / 内部32GB 外部MicroSD
バッテリー:4000mAh
寸法:150 × 79 × 17 mm(実測値、LRとアナログスティックを含まない部分)
重量:195g(実測値)
2から2+は中身がガラッとスペックアップしてより実用的に。今2を買う必要は全くありません。
2+はサイズ感とスペック、金額、全部がちょうどよく個人的にはめちゃくちゃツボ。デザインも好き。海外で人気なのが頷ける出来だと感じます。
国内であまり流行っていないのは、オフィシャルストアのみでの販売、生産の大幅な遅延など、あとはAndroid端末だから、といった点からでしょうか。
・レビュー記事
Retroid Pocket 3
■基本スペック■
OS:Android 11(Android 9から20%~30%の性能向上)
画面:4.7インチタッチスクリーン(16:9)、
SoC:Unisoc Tiger T310
RAM:2GB / 3GB
ストレージ:32GB
バッテリー:4000mAh
寸法:184.65 × 81.38 × 24.23 mm
重量:230g
・L3/R3使用可能(アナログスティック押し込み)
・720p HDMI対応
SoCはRetroid Pocket2+と同様で、簡単に説明すると画面が大きくなった版という感じ。GCもソフトによっては遊べるので、より多くを求めない人向けといった感じです。直後にスペックアップした3+が出たのでこちらを買う必要は現状ありません。
・レビュー記事
Retroid Pocket 3+
■基本スペック■
OS:Android 11
画面:4.7インチタッチスクリーン(16:9、750×1334)
SoC:Unisoc Tiger T618
RAM:4GB
ストレージ:128GB
バッテリー:4500mAh
寸法:184.65 × 81.38 × 24.23 mm
重量:230g
・L3/R3使用可能(アナログスティック押し込み)
・720p HDMI対応
4.7インチで薄い、軽いのが特徴。スイッチライトを小さくした感じ。T618なので原神、PS2、GCあたりがそこそこ動く、カラバリ豊富、品質もそこそこ良い、そこそこ安いとバランスが非常に良い端末です。
・レビュー記事
Z-Pocket Game
■基本スペック■
画面:4.3インチ(720×1280)
CPU:Sony Z1C Qualcomm Snapdragon 800 2.15 GHz
RAM:2GB
ストレージ:内部容量16GB、外部microSDスロット1つ
バッテリー:3200 mAh
サイズ:16.5 x 6.5 x 1.6cm
重さ:190g
Xperiaの基板・液晶にPSVitaのボタン類を組み合わせて作った実質最強の中華ゲーム機。この一台があればほか全ての中華ゲーム機を遥かに凌駕する。けどDIYで組み立てたり、Xperiaの在庫を確保したりする必要があるため生産数が少なく、現状もう買うことが不可能なのが難点。
・レビュー記事
Miyoo P60
■基本スペック■
画面:4インチ(800 x 480?)
SoC:MediaTek Helio P60
RAM:3GB
ROM:32GB
システム:Android 9
バッテリー:4000mAh
寸法:163 x 67 x 18mm
重量:190g
WIFI対応
いつ発売するのだろうか、本当に発売するのだろうか。
・スペック詳細記事
GPD XP
■基本スペック■
SoC:MediaTek Helio G95
メモリ:6GB
ストレージ:128GB
画面:6.81インチ
バッテリー:7,000mAh
Bluetooth 5.0 & 3.5mm音声入出力対応
デュアルNano SIM(または片方がmicroSD)対応
付け替えれるコントローラー部分が素敵なGPDの新製品。このスペックを考えるとちょっと高いのがネック。あと画面が横長すぎるので、普通にスマホゲーを遊ぶ用の端末としてデザインされています。
・スペック詳細記事
GPD XP Plus
■基本スペック■
SoC:MediaTek Dimensity 1200
メモリ:6GB LPDDR4x
ストレージ:256GB(拡張最大 2TB)
画面:6.81インチ
バッテリー:7,000mAh
Bluetooth 5.2 & 3.5mm音声入出力対応
デュアルNano SIM(または片方がmicroSD)対応
GPD XPのスペックアップバージョン。値段もアップしています。
Anbernic RG552
■基本スペック■
システム:Android & Linux のデュアルブート
画面:5.36 inch (1920 x 1152) 10点マルチタッチ
SoC:RK3399
RAM:4GB LPDDR4
ストレージ:内部64GB Linux時は外部MicroSD
バッテリー:2×3200mAh
ANBERNIC初のAndroid端末。スペックは高くないものの質感は期待できるし、冷却ファンが付いていたりコダワリを感じる大画面端末。Android & Linuxのデュアルブートも面白い。
実際に手にとってみるとやはりかなりよくできてはいるが、スペック不足感は否めません。UMPCを作るための実験機だったのでは?と個人的に想像しています。
・レビュー記事
Anbernic RG505
■基本スペック■
システム:Android 12
画面:4.95インチ(960 × 544)
CPU:Unisoc Tiger T618
RAM:4GB
ストレージ:128GB + 外部MicroSD
バッテリー:5000mAh
寸法:189 × 87 × 18 mm
重量:286g
Wifi、Bluetooth対応
Vitaの有機EL液晶を使って、OSにAndroidを搭載したコントローラー一体型の携帯ゲーム機です。
・レビュー記事
Anbernic RG405M
■基本スペック■
システム:Android?
画面:4 インチ
CPU:Unisoc T618?
RAM:?
ストレージ:外部MicroSD
バッテリー:?
寸法:?
重量:?
RG405Mという名称から、他の5端末(RG505)同様だと考えられるので、おそらくチップセットはUnisocT618。他の情報は画面サイズが4インチであることくらいしか分かっていません。
・スペック詳細
AYN Odin Lite/Base/Pro
■基本スペック(Lite/Base/Pro)■
システム:Android(10/11)
画面:5.98インチ (1920 x 1080)
CPU:Dimensity 900 / Snapdragon 845
RAM:4GB / 4GB / 8GB
ストレージ:64GB / 64GB,128GB,256GB 外部MicroSD
バッテリー:6600mAh
寸法:224 x 95 x 15 mm
重量:?
そこそこ良い性能のAndroidゲーム機。6インチFHDでAndroidタブレットのようなしっかりとしたスペックで、質感も良いと評判。金額もスペックなりなので、手に入れた人の評価は高い。
KT-R1
■基本スペック■
システム:Android
画面:4.5インチ(1620 × 1080 3:2 10点タッチパネル)
CPU:MediaTek Helio G99
RAM:3GB/4GB/6GB/8GB
ストレージ:64GB/128GB/256GB + 外部MicroSD
バッテリー:7000mAh
寸法:169.8 × 79.5 × 18.3 mm
重量:?
Wifi・Bluetooth搭載
基本的にはHelio G99を搭載したAndroidゲーム機ですが、選べるバリエーションの豊富さも特徴です。RAMやストレージ、カラー、十字キー・アナログスティックのレイアウトも選択が可能になっています。
・スペック詳細記事
クラウドゲーム専用
Logitech G CLOUD
■基本スペック■
システム:Android 11
画面:7インチIPS(1920 x 1080 FHD)
CPU:Snapdragon 720G
RAM:?
ストレージ:+外部MicroSD
バッテリー:12時間以上
寸法:256.84 × 117.21 × 32.95 mm
重量:463g
wifi/Bluetooth対応
SD720Gは2020年の古いチップセットですが、Redmi Note 9Sに使われていて、非常に長いバッテリー持ちを実現させていて、尚且つゲームもそれなりにできる性能といった良い印象があります。
・スペック詳細
Razer Edge
■基本スペック■
システム:Android
画面:6.8インチ AMOLED FHD+(2400×1080)
CPU:Snapdragon G3x Gen 1
RAM:8GB
ストレージ:128GB
バッテリー:5000mAh
寸法:260 × 85 × 11 mm
重量:264g(コントローラー装着時 401g)
Razer EdgeはネットワークのVerizon、半導体のQualcomm、ゲームデバイスメーカーRazerの三社が組んで制作した携帯ゲーム機で、圧倒的に高いCPUスペックを備えています。
・スペック詳細
abxylute
■基本スペック■
システム:Android 12
画面:7インチ(1920 x 1080 FHD)タッチパネル
CPU:MT8365
RAM:LPDDR4 4GB
ストレージ:64GB + MicroSD
バッテリー:5200mAh
寸法:250 × 115 × 30mm
重量:410g
大体Logitech G CLOUDと同じです。金額が気になるところ。
・スペック詳細
その他
Pimax Portal
■基本スペック■
画面:5.5インチ 4K リフレッシュレート144Hz 807ppi
CPU:Qualcomm Snapdragon XR2
RAM:8GB
ストレージ:128GB/256GBストレージ+MicroSDカード(最大1TB)
バッテリー:4000mAh(ゴーグル側に6000mAh)
Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.1
VRヘッドセットにもなるSwitchみたいなAndroidゲーム機。ここ数年で一番の変態ハード。
・スペック詳細