エミュレータ機

【レビュー】デザイン、性能、金額、操作性、携帯性、ほぼ完璧。『Retroid Pocket 3+』

エミュレータ機

理想のゲーム機を手に入れてしまいました。

今回紹介するRetroid Pocket 3+はデザイン、性能、金額、操作性、携帯性のバランスが非常によく、小さすぎず大きすぎずとにかく実用的な5インチAndroidゲーム機って感じです。

マイクラ、原神、幻塔等のAndroid専用のゲームを遊んでもいいし、何よりPS2エミュがタイトルにも依りますが割とよく動き遊べる。

圧倒的オススメ端末。個人的には完璧・・・!

販売ストア

Retroid Pocket 3+ Handheld Retro Gaming System
Retroid Pocket 3+ Specifications & Features: Processor: Unisoc Tiger T618 CPU: 2*A75@2.0GHz + 6*A55@2.0GHz GPU: Mali G52 MC2@850MHz DRAM: 4GB LPDDR4x@1866MH...

Retroid Pocket 3+は149ドルで、クリアパープル、クリアブルーだけ15ドルプラスで販売となっています。

今回私は買い替え割みたいな25ドルオフクーポンを使って129ドル+送料15ドルの144ドル、為替の影響もありますが日本円で21599円で購入しました。記事執筆時点ではドル135円なのでクーポン使わない送料込金額の169ドルは22699円。正直めちゃくちゃアリな金額かと。

Retroid製品の販売は基本オフィシャルストアのみなので注意。謎の銀行振込しか使えないストアとかで買わないようにしてください。絶対に。

スペック&主な特徴

Retroid Pocket 3+とは

RetroidPocketはフランス?のRetroid社が販売しているシリーズのゲーム機で、本端末Retroid Pocket 3+をざっくり説明すると以下。

・Androidを搭載
・4.7インチで薄い、軽い
・原神、PS2、GCあたりがそこそこ動く
・カラバリ豊富
・品質もそこそこ良い
・そこそこ安い

Retroid社はこれまで何回もAndroid機を出し続け、ユーザーのフィードバックを真摯に受け止める姿勢が強く、改善されていきようやく完成したとも言える、高い完成度を持つ端末です。

Retroid Pocket 3+のスペック

OS:Android 11
画面:4.7インチタッチスクリーン(16:9、750×1334)
SoC:Unisoc Tiger T618
RAM:4GB
ストレージ:128GB
バッテリー:4500mAh
寸法:184.65 × 81.38 × 24.23 mm
重量:230g
・L3/R3使用可能(アナログスティック押し込み)
・720p HDMI対応

そもそもRetroid Pocket 3も相当気に入っていて、まぁUnisoc T310→T618なんて対してスペック上がっとらんやろwと思っていました。

実際買い替えるほど革新的な変更では無く、3Dゲームは動くけど若干厳しいというものから、3Dゲームがギリ遊べる最低ランク、になったくらいなんですが、最低ランクでも実用的に遊べるようになったのは非常に大きく、最近何故かハマっているPS2のエミュ専用機として大活躍しています。

他に変更点は

・RAM:2/3GB → 4GB
・ストレージ:32GB → 128GB
・バッテリー:4000mAh → 4500mAh

他の仕様はRP3無印と全く変わっておらず、スピーカーや画面など比べて確認してみましたがもし変わってたとしても分からないレベル。

また今回カラーバリエーションが豊富で、Retro、Indigo、16Bit、Orange、Black、16Bit、Clear Purple、Clear Blue、と7種類。

動画版レビュー

開封&内容物

早速開封をしていきます

▲箱はレトポケ3無印とまったく同じデザインで、ゲームを想起するイラスト群がグレーで書かれたデザインとなっています。

ロゴの3部分に+が付き、側面の表記が変わったくらいでしょうか。

▲内容物はこちら。レトポケ3+本体、説明書、USB-Cケーブル、保護ガラスフィルム。保護ガラスフィルムは先行販売で付いてきたおまけです。

本体外観

思ったより暗めなクリアブルー

▲まずシェルの色。爽やかなクリアブルーかと思っていましたが意外とくすんだ感じの色味。さわり心地はサラサラとしていて、クリアじゃないシェルとは手触りが違います。

写真だとうまく映らないんですが、実際目にした感じはもうちょっと緑が強めなブルーです。

もうちょい透明度高いほうが好みですが、まぁ先に手に入れた人の報告イメージ通りだったので、特に気になりません。

バランスの良いスッキリとしたボタン配置

▲本体表面には左側に十字キー、アナログスティック、
右側にABXYボタンアナログスティックがあります。その他ボタンは有りません。アナログスティックは両方とも押し込み(L3・R3)対応です。

こちらはレトポケ3と全く同じで特に言うこと有りません。強いて言うなら、シェルがスケルトンになったため端末が小さく感じ、内部の構造がデザインのように見えているのが良いですね。間延び感が無くなっています。

▲本体背面には排熱用の通気孔がありますが、こちらも内部が透けているのでほとんどバッテリーしか見えませんが、間延び感が無くなっています。

スタートセレクトボタンの位置は、慣れました

▲上側面には左からL1L2、電源ボタン、外部出力用MicroHDMI、スタート・セレクトボタン、R1R2で、
下側面は左からスピーカー、MicroSDカード、USB-C、イヤホンジャック、スピーカーです。

スタートセレクトボタンの位置は相変わらずですが、正直これは全然不自由していません。たまにボリュームボタンかな~と思い間違って押してしまいますが、それくらい。慣れました。

▲右側面にはホームボタン
左側面にはボリュームボタン

厚みも無印と変わっておらず、薄くてとても良いです。

Anbernic RG505:18.9mm
Retroid Pocket 3/3+:14.6mm
Switch Lite:14.2mm
PS Vita後期:15.5mm

デザインがスイッチライトにあまりに似ている件については、レトポケ3無印版レビューでたくさん触れたので触れません。

他ハードとの形状比較

▲なんか色々と触って比較したり写真撮ったりしていたら、テーブルに沢山並んだので記念写真撮りました。
左からレトポケ3+、レトポケ3、RG505、PSVita 2000、PSVita1000、ニンテンドースイッチライト。寸法的には大きい順で以下

ニンテンドースイッチライト:208 × 91.1 × 13.9mm
RG505:189 × 87 × 18 mm
Retroid Pocket 3/3+:184.65 × 81.38 × 24.23 mm
PSVita 1000:182.0 × 83.5 × 18.6mm
PSVita 2000:183.6 × 85.1 × 15.0mm

一番大きいのはスイッチライトでその次505ですね。Vitaとレトポケ3は体感どっこいどっこいですが、コントローラー部分が丸まっている分結構小さく感じます。

▲RG505のレビュー記事でも掲載しましたが、505とのサイズ比較。縦幅厚みが505よりも小さめです。

▲Vita2000と比較するとこんな雰囲気。厚みもほぼ変わらず、サイズ感も変わらない印象。

操作感

若干滑るけど、問題なし

▲まさに携帯ゲーム機なサイズ感、重量で、ボタン類は全体的に上に寄っているので非常にバランスが良く、操作性に優れています。

シェルがサラサラとした質感なので、若干滑る感じがありグリップ感は少し下がります。L2R2あたりを押す場合、多少持ち方を考えないといけないかな~って印象。とにかく操作性を最優先にしている方はクリアシェルじゃない方が良いかもしれません。

重量は実測値で以下。

Retroid Pocket 3:240g(ガラスフィルム込み)
Retroid Pocket 3+:243g(ガラスフィルム込み)
Switch Lite:277g
PS Vita後期:225g

ABXYは導電性ラバーがデフォルトに

▲ABXYボタンは導電性ラバーで、しっかりとした押し心地、ストローク長め、音大きめです。引っ掛かり無しで、ボタンの色は塗装では無いので塗装ハゲの心配もありません。

レトポケ3無印ではドームスイッチを採用した、カチカチ系のボタンで結構気に入っていたんですが、マジョリティはどうやら導電性ラバーらしくそちらがデフォルトとなってしまいました。

5ドルでボタンだけの購入も可能ですが、正直買い足して分解して取り替えるくらいならまぁそのままでも良いかな、いや、そのうち変えるかも・・・って感じです。悩み中。

▲十字キーは継続してドームスイッチです。良いですね。ドームスイッチがよくわからない方は、Joy-ConのボタンやVitaDSiのような押し心地だと考えてもらえると分かりやすいかと。

▲LRボタンはタクトスイッチのカチカチボタン。音はマウスのクリック音よりも低め。

画面・スピーカー

はっきりとしていて見易い液晶

▲液晶は輝度高め、発色も良い、解像度も高い(750 × 1334)と完璧。iPhoneの互換液晶を利用してるとかしてないとかなので、中華ゲーム機としては最高レベルに綺麗。

基本的にはレトポケ3無印とおそらく同じ液晶が採用されていて、解像度の高さにより、どんなゲームもほぼピクセルパーフェクトに見えます。

▲RG505とRetroid Pocket3の画像を再び流用掲載しますが、左がレトポケ3、右がRG505

PSPで2Dゲーム、しかもピクセル(ドット絵)で構成されたものをやる場合に見え方は異なりますが、それ以外の2Dグラフィックのゲーム、3Dゲームでは正直全然分かりません。

2Dのピクセルでほかにはタクティクスオウガくらいですかね?

輝度が非常に高い

▲上がRG505、下がレトポケ3+です。輝度が非常に高く、明るすぎて眩しいくらいで遊びたい、現代のスマホに慣れてしまった人間にはとても良い明るさです。

しかも暗さもかなり落とせるので、シーンを問わず遊ぶことができるのもいいですね。

スピーカーは普通

スピーカーは良くも悪くも無いです。私は特に何も思いませんが、iphoneやipad等高品質なスピーカーに慣れている方にとってはこもり気味であまり良くないと感じるかもしれません。

使い方

基礎知識・注意点等

▲AndroidなのでYoutube視聴も可能

Androidスマホユーザーならスムーズ

基本的にはAndroidスマートフォン同様な使い勝手で使用することができます。エミュレータ等は初期設定で導入済みですが、ストレージ設定などは自分で行わなければならないため知識調べる力が必要です。

起動:電源ボタンを長押し
終了:電源ボタンを長押しして電源を切るを選択
スリープ:電源ボタンを一度押し
明るさ調整:上から下に2回スワイプして一番上のスライドバー
戻る、メニューを開く:Bボタン
ホーム画面に戻る:ホームボタンを押す

▲説明書はペライチなので、Androidを一切使ったこと無い方は大変かもしれません。

Androidにはシステムレベルの遅延がある

Androidはこの端末に限らず、システムレベルで遅延が有り、人によっては気になるといったことが注意点としてあります。私は別に気にならないんですが、アクションゲームや格闘ゲームなどを重要視する場合には、留意しておきましょう。

エミュレータで遊ぶには

エミュレータで遊ぶためには原則以下のものが必要となります。

・吸い出し機(ダンパー)

エミュレータを使う際にはゲームイメージの吸い出しを各自行う必要があります。(中華ゲーム機のざっくりとした解説はこちら

ダンパーには色々ありますが、一台だけでゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンス・メガドライブ・スーファミ・64のゲームイメージとセーブデータの吸い出しが可能なCartridge Readerレビュー記事はこちら)をおすすめします。

Save the Hero Builders
Open Source Cartridge Reader rom cartridge dumper NES Famicom SNES N64 Game Boy (Color) GB GBC Nintendo retro game Sega Sega Mega Drive Master System Game Gear ...

(サイトは英語ですが、日本でも購入可能です)

また少しでも安く済ませたい方はGAMEBANK-web.comのダンパーを必要なハードだけ購入する、PS1、PS2、セガサターン等だけを遊びたい!って人はDVDリーダー+PCがあればなんとかなります。

・PC(あると快適)

データを管理するのに必要となります。有ったほうが間違いなく便利ですが、無くても頑張れば使えます。スマホと同じなので。

・MicroSD

ゲームイメージ用に推奨。PS2とかを遊ぶ場合では512GBくらいあっても良いかと。

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・MicroSDリーダー

MicroSDをPCで読み込むために必要となります。

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プリインストールアプリ・エミュレータ一覧

プリインストール・・・というか、レトポケでは初めて起動する際にセットアップが開き、アプリ選択する画面が現れます。ファームウェアによって変わると思うので、参考程度にしてください。

アプリは30種類もあり、それぞれの解説は書いてたらそれだけで物凄い量になってしまうので一覧だけを以下に羅列しておきます。

Citra、Citra Enhanced、Dig、Dolphin Emulator、Dolphin for Handheld、DuckStation、EasyRPG Player、Flycast、GamePad Test、M64Plus FZ、MiXplorer、Moonlight(Root)、PojavLauncher(Minecraft Java Edition for Android)、PokeMMO、PPSSPP、redream、RetroArch(AArch64)、SanAndreasUnity、Spelunky Classic HD、Steam Link、UniCiv、VCMI、Yaba Sansiro 2、AetherSX2、OMW Nightly、Openbor、RetroArch(32-bit)、ScummVM、Serious Sam Android、Shattered Pixel Dungeon

専用のランチャーアプリもあり

他にもエミュ専用のランチャーがあり、そちらを使うといかにもエミュ機って感じで使えるようになります。

が、まぁ個人的にDaijishoというランチャーアプリを気に入っているので、それを使っています。

Daijishō (Emulator frontend) - Google Play のアプリ
大地所はレトロライブラリーを管理しています。フロントエンドについて知らない場合はインストールしないでください!

AnTuTuベンチマーク結果

antutu Ver9.4.8のスコアは
総合スコア:230888
GPUスコア:42059

総合スコア的には、Snapdragon820、665あたりの性能でしょうか。RG553とは大差ありませんが、若干上かなって感じ。無印では総合が154267だったので、まぁそこそこ上がってます。

バッテリー持ちを計測

PCMarkによるバッテリー持続時間をテストしてました。100%→20%までが7時間程度。

基本スマホやタブレットで行うアプリだと思うのでゲームメインで使う場合はもう少し減るかもしれませんが、携帯ゲーム機としては文句なしのバッテリー持ちです。

PS2、GCが割と遊べて楽しい

スコアだけ並べられても・・・って感じの人も多いと思うので、動作テストをいくつか行いました。

▲エミュアプリAetherSX2を使って、PS2がタイトルにも依りますが結構普通に遊べます。若干RG505よりもこちらのほうが動きが良い印象。理由は分かりません。

▲キングダムハーツをしばらく進めましたが、特に難しい設定は何もせず遊べてます。内部解像度も1.25とか1.5くらいで普通に処理落ち無く動きます。ちなみに上記写真は1.25。画面の粗さはほとんど気になりません。

ボタンマッピングはカスタマイズ性高い

▲ゲーム中に画面を右から左へスライドすると、機能が色々と現れて十字キーアイコンを押すことでボタンマッピングが可能です。原神とかもこれで使えて、自分好みのボタン操作で良い感じに使えるようになります。

簡単に説明すると

ボタン:一番左のアイコンをタッチしながら配置し、割り当てたいABXY十字キー等のボタンを押す
アナログスティック:スティックのアイコン左右で配置

配置したアイコンを更にタッチすると、更に詳細に設定を変更できます。日本語にも対応していて、説明も書かれているので読めばだいたい分かります。

リモート・クラウドプレイにも最適

▲こちらは以前より問題ありませんでしたが、Xbox Cloud Gaming(サブスクのやつ)によるクラウドプレイSteamLinkによるリモートプレイにも快適です。

家で遊ぶ分にはこれで十分かと。Wifi・母艦PC環境が整っていればですけど。

感想:完璧

冒頭でも言いましたが、とにかくデザイン、性能、金額、操作性、携帯性のバランスが非常によく、実用的な5インチAndroidゲーム機。

どうして最初にこれを出さなかったの?みたいなツッコミはありますけど、ほぼ欠点が無い完成度の高さなので目を瞑ります。

Retroid Pocket 3Sという、更にCPUグレードアップしたモデルが出る可能性も有りますが、いつ出るかも分からないし、値段グレードアップすると思うので、2万円前後で買えるゲーム機としては一番良いと思います。

Vitaが携帯ゲーム機として最大のサイズ、それ以上は無理、でも3.5インチの小さい端末もきついって人はもう間違いなくこれ一択です。

イチオシ

Retroid Pocket 3+ Handheld Retro Gaming System
Retroid Pocket 3+ Specifications & Features: Processor: Unisoc Tiger T618 CPU: 2*A75@2.0GHz + 6*A55@2.0GHz GPU: Mali G52 MC2@850MHz DRAM: 4GB LPDDR4x@1866MH...
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