エミュレータ機

【レビュー】Powkiddyにしてはよく出来ているけど、今更感『Powkiddy RGB10S』

エミュレータ機

白いボディに赤いアナログスティックがアクセントになっているRGB10Sを手に入れました。見た目は個人的には結構好きで、画面サイズとボディが巨大化してきている昨今の中華ゲーム機の中ではかなり小さめのサイズ感に感じます。

ただまぁやはり今更RG351等と同じCPUを積んでいる点、画面解像度も351と同じ点などにおいて今更このスペックはどうなんだろう、ただRGB10のシェルを交換しただけじゃないか?って予想してました。

実際どうなのかを厳しくチェックしていきます。

販売ストア

・Whatskogame

Powkiddy RGB10S RK3326ハンドヘルドゲーム機wifiモード 3Dジョイスティック 3.5インチIPSスクリーン 3000
全新RGB10Sが登場!!!新バージョンはRGB10に基づいて更新・最適化された。CPU:RK3326クアッドコア1.5GHz、DDR3L:1GB、操作システム:Open Source Linuxシステム。高性能のWIFI機能モードを完璧にサポートします。   RGB10Sにはスクリーンが3.5インチのOCA全貼りIP...

・Whatsko.jp

RGB10SRK3326OpenSourceLinuxwifiモード3Dジョイスティック3.5インチIPSスクリーン64GB [RGB10S] - 11,599円 : whatsko ゲームホームページ
whatsko ゲームホームページ RGB10SRK3326OpenSourceLinuxwifiモード3Dジョイスティック3.5インチIPSスクリーン64GB - 1. RGB10のアップグレード版ーーRGB10Sが登場!!!CPU:RK3326クアッドコア1.5GHz、DDR3:1GB、Mali-G31のGPU...

▲Whatskoを始めとした各種海外ストアで購入可能です。金額は円安の影響もあってか、10000円~12000円程度で販売されています。

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▲Amazon等国内ストアでの購入の場合はこちら。在庫はこまめに復活すると思うので、Amazonでの購入希望の方は定期的にチェックしてみましょう。

スペック&主な特徴

基本スペック
画面:3.5 インチ(480 x 320)
CPU:RK3326
RAM:1GB
ストレージ:microSDスロット1つ
バッテリー:3000mAh
寸法:144 × 63.8 × 16mm
重量:143g(実測値)
WiFi搭載

スペックは過去に販売されていたRGB10やRG351P等と同様で、特筆して推す部分は有りません。むしろRG351Pと比較すると、

RGB10S vs RG351P
負けてる点
・アナログスティックが左しか無い
・スピーカーがモノラル
・音量ボタンが無い
・質感が351と比べるとチープ(決して悪くはないが)
勝ってる点
・wifi搭載
・ボタンの数が多い
・軽い
・小さい

って感じでしょうか。他にも色々と有りますが、詳細などはレビューしながら書いていきます。

動画版レビュー

開封&内容物

▲箱は真っ黒でシルバーなPowkiddyロゴが印刷されています。色は単色でカラバリは有りません。

▲内容物は説明書と充電・データ転送用のUSB-C。

説明書はめちゃくちゃ軽い説明しか載っていませんが、一応日本語での記載も有り。

本体外観

デザインは個性的で可愛い

▲デザインは好みがあるので良いとも悪いとも言えませんが、私はめちゃくちゃ良いと思います(言ってる)

上部両側にそれぞれファンクションキー、左にはアナログスティック十字キー、右にはABXYボタンスタートボタン・セレクトボタン

このなんとなくアンバランスなボタン配置、臙脂色っぽい色味のアナログスティックがアクセントになっていて非常にキマっています。好き。

質感はPowkiddy史上最高レベル

▲質感は過去最高かも。サラッサラなプラスチックで、これまでのPowkiddyのような安っぽさを感じません。まぁ期待してなかったせいで良く見えてしまうのかもしれませんが、結構頑張ってるなって感じます。

でもRG351Pと並べてみると、質感に限ってはやはりワンランク低く見えてしまうのも事実ではあります。あくまで並べると。

音量ボタンが無い

▲上側面にはLRボタンとZLZRボタンが縦に並んでいて、左からWifiスイッチ、USB-C、イヤホンジャック、充電用USB-C、MicroSDスロット、リセットボタン、電源ボタンが並んでいます。

端子は上側面に集中しているような設計。

ZLZRが縦に配置されているのは地味に交換を持てます。押し間違えにくいので、これが良い!って人は案外多いのでは?

あと地味に音量ボタンが無いのは不満です。ボタンの組み合わせで音量調整が出来るものの、ちょっと面倒くさいと感じてしまいます。

操作感

アナログスティックでの操作が快適

▲サイズ感は非常に小さめで、アナログスティックでの操作がメインになるような感じ。サラサラ滑るボディなのでグリップ感はあまり良く有りませんが、ここらへんは好みにもよりそうです。

ボタンもPowkiddy史上最高

ようやく改善されたか、と思いました。ボタンの押し心地に関してはこれまでのPowkiddy製品の中でピカイチです。遊びが少なめでしっかりとした押し心地、長めのストロークでようやった!って感じ。

ちなみにボタン自体のサイズ小さめで、Vitaよりも若干大きいかな?くらいでANBERNIC製品と比べると小さめです。

アナログスティックは高さがあるタイプ

▲アナログスティックは窪んでいなくて、高さがかなりあるタイプです。初期RG350みたいな感じ。これに関しても好みによりそうですね。

変わったZLZR

▲ZLZRボタンは非常に変わっていて、結構角度がついてストロークが長い。けど硬めなボタンを押しているような感覚。トリガーボタンではないものの、限りなくトリガーボタンに近い押し心地です。

大体の携帯ゲーム機はLRと同様なタクトスイッチ系のボタンをL2R2にも採用していることが多いので、これは斬新だなと感じました。

画面

画面の解像度・明るさは物足りない

▲画面解像度は480 × 320なので、GBAは良い感じにピクセルパーフェクトで表示できる液晶なんですが、やはり高解像度に慣れてしまっているのもあってか解像度がイマイチだなと感じてしまいます。

これで640 × 480であれば他のRK3326機種との差別化もできるので相当満足感はあったのではと思うんですが。

▲あとラミネーションディスプレイでガラスと液晶の間に隙間が無いのは良いものの、輝度が低い気がします。明るさを最大にしてもRG351PやRK2020より若干低い。個人的にはギンギンに明るくしてプレイしたいので、不満。

寸法・バランス的にはRK2020と同様

▲寸法・バランス的にはRG351Pよりも小さく・薄く・軽くて、ほぼRK2020と同じサイズ感です。何がそう感じさせるのか、RG351Pよりもかなり小さくてコンパクトな端末に感じます。不思議と。

使い方

遊ぶために必要なもの

遊ぶためには原則以下のものが必要となります。

・吸い出し機

原則中華ゲーム機というのはエミュレータ機なので、吸い出しを行う必要があります。(中華ゲーム機のざっくりとした解説はこちら

色々ありますが、一台だけでゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンス・メガドライブ・スーファミ・64のゲームイメージとセーブデータの吸い出しが可能なCartridge Readerレビュー記事はこちら)をおすすめします。

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(サイトは英語ですが、日本でも購入可能です)

また少しでも安く済ませたい方はGAMEBANK-web.comのダンパーを必要なハードだけ購入する、PS1だけを遊びたい!って人はDVDリーダーがあればなんとかなります。

・PC

データを管理するのに必要となります。無くても頑張れば使えますが、有ったほうが間違いなく便利でしょう。ゲーミングUMPCとか持っていたら一石二鳥かもしれませんね。高いですが・・・。

AYANEO 2021 PROのレビューはこちら

・MicroSD

ゲームイメージ用、もしくはカスタムファームウェアを別のMicroSDへ導入する際に必要となります。

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・MicroSDリーダー

MicroSDをPCで読み込むために必要となります。

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起動画面に表示されるのが・・・

▲さて早速起動してみましょうと思い画面を眺めていると、こんなロゴが表示されました。まぁ、中華ゲーム機を使うのなんかほぼ健全な男の子でしょうから、別にええねんけどな。ちょっとうーん、そうだな。何も言えねえし何も言わねえよな。まぁこのロゴが何のオマージュなのかよく分からねえんだけどな

定番の使い心地だが、デフォルトの設定は良いとは言えない

▲これデフォルトのカスタムテーマでこれもちょっとどうなのって感じです。

まぁそれはさておき、基本的にはRGB10S用にチューニングされたファームウェアなんですが、使い勝手としては微妙。本当に実用性考えてるのか?って思ってしまう完成度で、GBAで無駄にベゼルが表示されたり、中国語ばかりで読めない設定一覧だったりでそのまま使おうと思うとかなり微妙です。

多分RGB10用のファームウェアとかEMUELECをそのまま使えると思うので、使い方や導入方法をわかっている人はCFWを導入することをオススメします。

基本的な使い方・ボタンの組み合わせについて

そのまま使いたいって人のために基本的な使い方やボタンの組み合わせによるショートカット等について記載しておきます。

電源オン:電源ボタン2秒ほど長押し
電源オフ:スタートボタンを押してメニュー画面を開き、一番下のQUIT→SHUTDOWN SYSTEM
ゲーム起動:メニュー画面で選択してAで起動
ゲーム内メニュー起動:セレクトボタンとXボタンを同時押し
ステートセーブ・ロード:セレクトボタン+Lでセーブ、セレクトボタン+Rでロード
ステートセーブを切り替え:セレクトボタン+十字キー左右
ゲームを終了:ゲーム内メニューで一度Bボタンを押して、Quit RetroArchをAボタン
音量調整:ゲームをプレイ中にセレクトボタン+十字キー上下
明るさ調整:メニュー画面でスタートボタンを押して、SYSTEM SETTINGS→BRIGHTNESSを調整

感想:見た目が好きなら無くは無い選択肢

ぶっちゃけ全く期待していなかったので、思ったよりは良いな!と感じたのはあります。なによりボタンの押し心地などはかなり許容範囲内というか、はじめから全部これで作ってくれよと思ってしまうほどによく出来ています。

しかし液晶が良くなさすぎる。どう考えても暗いんですよね。私みたいに「ギンギン明るい画面でくっきりぱっきりとした表示で楽しみたい!」ってわけでなければ問題ないと思うんですが、かなりそこを大事だと思っているのでやはり不満です。

高解像度の端末に慣れてしまっているのはまぁ否定出来ないんですが、こんなに色々とアップグレードされたものが出てきているのだからアップグレードさせておいて欲しかったなというのが本心です。

まぁでもデザインは凄い好きRK3326の端末、もしくは480 × 320の解像度の端末をまだ持っていなくて「RG351Pよりもこっちのほうがデザイン好き!」とかなら質感も結構良いのでおすすめ出来ます。そんなニッチな端末でした。

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