記事内に広告が含まれています
エミュレータ機

中華ゲーム機ランキング2022

エミュレータ機

今年もこの時期がやってまいりました。更新する時間が無くて全然後回しになってしまったんですが、とりあえず記事だけでもやっておこうかなと思い発表します。

今年は2022年の振り返りとして

・今年バズった記事
・中華ゲーム機お気に入りランキングベスト5
・今後発売予定の端末について

を紹介します。ちなみに今回のランキングでは今年手に入れたLinux、Android中華ゲーム機が対象で、SteamdeckやWindowsを搭載したゲーミングUMPCは含まれないので悪しからず。

動画版

今年バズった記事ベスト3

ではまずはじめに今年注目を集めた記事を紹介します。記事を出したタイミングなのか、取り扱った商品なのかわかりませんが、有難いことに反響がかなり大きかった記事となります

3位

【解説】初心者でもわかる!RetroArch完全攻略!

去年書いた記事とはなるんですが、こちらが安定したPV数を集めていました。

いろんなエミュをまとめて扱えるRetroArchは機能が多すぎて最初は本当に難しくて挫折することが多く、実際私も最初の頃は使うのを避けていたんですが、中華ゲーム機が多くこちらを採用していることからちょっとずつ使えるようになりました。

本当に初心者でも分かるのか?という疑問はまぁまぁあるので、ここが分からん!とか、ここをもう少し細かく解説してくれ!とかが有ればTwitterの方に連絡をくれると、記事へ反映の検討しますので、よろしくお願いします。(対応する時間が有るかは分からない)

2位

任天堂とVR、ゲーミングUMPCを全部食い荒らそうとするマジでエグい『Pimax Portal』情報まとめ

こちらはVR界隈で注目を集めていたハードだったんですが、いやいやガジェットとしてめちゃくちゃ面白くない?と思ってまとめた記事です。

Switchの代替にもゲーミングUMPCの代替にもなる!みたいなかなり誇張気味なタイトルではありますが、こういうのはめちゃくちゃ面白いしロマン有るよなぁ、という期待感、応援しています。

懸念する点はやはり、過去のVR端末のクラファンで商品が届かないみたいな配送トラブルなどがあったらしく、安い買い物ではないのでその点が改善されていれば面白い変態ガジェットとして使えるのではと楽しみにしています。

1位

【レビュー】最早何もできない。『Xperia Play』

なんかずっと欲しくてXperia Playを買ったんですけど、令和の時代ではマジで何もできねえわ・・・って思い寝かせていました。

いい加減記事にしないとな、と思い公開したらXperiaのゲーミングスマホと時期が被り、信じられないくらい伸びました。

いやでも本当に、ソニーさん携帯ゲーム機作ってくれませんかね。この記事がこんなに伸びるって事は、それだけ待望されているって事なんじゃないか・・・?とも感じます。

Steamdeckに対抗できるゲーミングPCとか、クラウドプレイ専用のAndroidゲーム機とか、ソニーが作ったら絶対に素晴らしいモノになりそうなので楽しみに待ってます。

中華ゲーム機お気に入りランキングベスト5

では今年気に入ったLinux、Androidの中華ゲーム機をランキング形式でご紹介します。

5位

ANBERNIC RG353P

こちらはAnbernicが出した横型ハードでスーファミコントローラーっぽい形状が特徴的なモデル。

サイズ感が思ってたより大きい点で想像と違いましたが、従来の351シリーズのアップグレード版みたいな使い勝手の良さで、結構気に入っています。

ビルドクオリティも高いし、他の機種とデザインが被らないので、使っていて新鮮な気持ちになります。ブラックスケルトンの色味もカッコいい。

しかしやはり握り心地は良いもののちょっと大きいのが個人的には少しネックで、3.5インチならもう少し小さいハードが良いな~と感じます。

それ以外で言うとスピーカーが地味に良いのが気に入っています。一番良いかもしれない。

ANBERNICオフィシャルストア

レビュー記事

4位

Retroid Pocket 2+

初代ゲームボーイを横型にしたようなデザインが特徴的なこのモデルは

高い質感ビルドクオリティ3.5インチ画面のサイズ感解像度前面ステレオスピーカーと、スリープ状態でめちゃくちゃバッテリー持つ、など好みの要素が詰まっていて割と満足感ありますが、

(頑張れば)GCも動く、割に価格が安い点から、コストパフォーマンス的な意味でもおすすめしやすい端末。

しっかりデメリットだな〜って思ったのはボタンの引っ掛かり、アナログスティック押し込みが無いことくらい。

あと、何だかんだAndroid端末なので、自分にとって最強の設定を作るのが好きな人であればそれだけで楽しめるのがAndroidの良いところでもあり大変なところ。

特にスペックがT310というあまり高くないものなのでシビアで、GCエミュのチューニング等を追求するとにはまりそうになります。

Retroidオフィシャルストア

レビュー記事

3位

ANBERNIC RG353M

金属製のシェルって本当に重くて冷たいので、冬場はあまり使う気になれません。

しかし今回のRG353Mは本当に完成度が高くて、スペックアップしたCPUに加え、切り詰められた寸法や新しいアナログスティックファンクションキー等、王道であり使いやすく、非常に高級感があり所有欲を満たされます。

しかし金額にも高級感が有り、CPUアップグレードされたのはいいものの、この画面サイズでゲームするにはちょっとオーバースペック気味というか、RG351MPのCPUでも問題なかったと(個人的に)感じてしまうのが少しだけマイナス。

3.5インチでドリキャスをヌルヌル動かせるのは楽しいは楽しいけど、ちょっと画面小さいかな~と感じてしまいます。このサイズ感だとあくまでレトロゲームが相性いい気がします。

ANBERNICオフィシャルストア

レビュー記事

2位

ANBERNIC RG353V

私本当に縦型携帯ゲーム機が好きで、

RG353Vは、基本的にゲームボーイカラーライクなデザイン、3.5インチの画面サイズでベゼルが少ない、小さすぎないので丁度良いサイズ感、CPU性能はスペックは過去のモデルよりも高く、無駄な余白が無いデザインと設計がかなりツボ。

そして何よりシンメトリーなデザインが好みです。ゲームボーイカラーライクなクリアパープルの色味も結構良くて、これだよこれ・・・と。

あとはゲームボーイカラーっぽい縦型ハードなのにPSPが遊べちゃうという、サイズ感に対してスペックの高さ、遊び心地が面白く、最新ハードっぽさが際立っている点で気に入っています。

まぁアナログスティック要るのか?と聞かれたらまぁ・・・別に無くても良いんですけど・・・あったほうが・・・面白い?

ANBERNICオフィシャルストア

レビュー記事

1位

Retroid Pocket 3+

Retroid Pocket 3+は本当にデザイン、性能、金額、操作性、携帯性のバランスが非常によく、実用的な5インチAndroidゲーム機です。

iphoneの互換液晶を使っているという噂があり、液晶の解像度の高さ、発色、輝度の高さが他の中華ゲーム機に比べて圧倒的。

CPUもT618という中華タブレットでよく使われているハイコスパなものが採用されていて、Androidとしてマイクラ、原神、幻塔などのAndroid専用ゲームもそこそこ動き、

なによりもPS2エミュがタイトルにも依りますが良い感じに動くのが個人的にツボです。

地味に良いぞと感じるのが本体サイズの薄さ。放熱性は低くなるものの、少しでもスマートでぎゅっとした作りが好きなので、このムダが無い感がたまりません。

欠点という欠点が無いと感じます。よく挙げられるのはスタート・セレクトボタン変な位置にあるのでそれはどうなのという点ですが、私はもう慣れ、不便であれば別のL3R3あたりに割り当てるなども可能なので特に問題だと感じてません。

少し不安なのが、もしこれの上位互換が出たら、もう全然いらなくなるんじゃないかってことです。

実際RetroidPocket3Sという更にハイスペックなものが発表済みなので、この端末よりも価格が高くなる、もしかしたら寸法も変わるかもしれないけれど、置き換わってしまうのではと。

実際3が出てから3+が出るまでかなり早いスピードで、なんかなーと感じていたのでいつまで愛せるのだろうか、という気持ちがあります。

Retroidオフィシャルストア

レビュー記事

殿堂入り:Miyoo Mini

一位ミヨーミニじゃないんかいって思いましたか?もう、ミヨーミニは殿堂入りでしょう。ここまで売れてる中華ゲーム機は実際見たことが無いです。

同じ人が何台も買ってるんでしょう?って思う人が居るかも知れません。まぁ実際それは有るとは思いますが、

そもそも中華ゲーム機を同じ人が何台も買ってる事なんてこれまで早々ありませんでしたし、これまで中華ゲーム機なんか買ってこなかった人が手を出したりしているのを実際見ているので、相当売れているように感じます。

意図的なのか意図せずなのか、ずっと品薄状態になっているのもフィーバーの原因になっていて、現在フリマアプリ等では倍くらいの値段で売買されているほどです。

コミュニティ内での発展も凄まじく、未だにカスタムファームウェアのアップデートがされていて、機能が追加され、環境づくりも含めまだまだ楽しめるハードになっています。

エミュでがっつり遊びたい派の人たちは、小さすぎて遊べるもんじゃないでしょって気に入らなかったかもしれませんが、この意味のわからない小ささというか、コレクション性の高さも含めて中華ゲーム機らしい端末だなと感じます。

ちなみに左のRG280Vは今でも全然推せます。解像度が高い分Miyoo Miniの方が有利ですが、その点にあまり重きを置かないのであればアリかと。

オフィシャルストア

レビュー記事

¥8,999 (2022/04/23 13:25時点 | Amazon調べ)

今後発売予定の端末について

・GKD Mini Plus
・KT-R1
・Miyoo P60

発表されてから一向に販売開始されず、個人的に期待しているのが上記三機種。

GKD Mini Plus

GKD Mini Plusは以前販売されたGKD MiniCPUアップグレード版。以前のモデルと見た目そのままで、画面の大きさとボタンの小ささのバランスがとてもキュート。

前モデルを手に入れた人の評判はそこそこ良かったんですが、ANBERNIC端末に飲まれた感があってあまり話題にはならずでしたが、

今回はスペックアップに加えてMini Dockという、アナログスティックを別で装着するというギミックが加わったものを出すとのことで、なにそれ面白そうって感じで話題になっています。

KT-R1

KT-R1はHelio G99というSoCを搭載したAndroid機で、3:2のアスペクト比が特徴的なハードです。

基本的なゲーム機はすべて4:3もしくは16:9なので、どちらの画面サイズのものも良い感じに表示出来るんだろうな~という期待感があります。

ボタンがみちみち画面占有率が高い、切り詰められた寸法も魅力的。

十字キーアナログスティックどっちが上かという選択、シェルプラスチックにするか金属にするか、更にカラーリングまで豊富なのが素晴らしい。

しかしもうすぐだよ!いついつがスタートだよ!とアナウンスがあっても販売開始されず、といった状況が繰り返されているのが現状です。

Miyoo P60

Miyoo P60の噂が出たのが2021年の夏頃?で、名前の通りHelio P60を搭載したAndroid機。

そしてあのMiyoo MiniMiyooが開発しているとのことなので、ビルドクオリティに関しては安心できそうです。

サイズも小さめの4インチで、スペックもそれなり。コストパフォーマンスも良くなりそうなものではあり、使い勝手の良さそうなハードにはなりそうなので、なんとか販売開始してほしいものです。

Miyoo Miniの生産で手一杯なのだろうか・・・

販売開始時期について

GKD、KT-R1に関しては海外レビュアーの事前レビューが上がっているのでもうすぐって雰囲気は一応ありますが、Miyoo P60は気配がありません。

Retroidpocket3+等のAndroid機種が多数出たので、出る頃にはもう要らないと感じる人が多くなっているかもしれませんね・・・。

Anbernicの出ると言われていた機種は今年後半で一気にすべて出たので、今後はどういった機種を展開していくのでしょうか。あとPowkiddyは今年出した機種がかなり少なかったような印象。

来年も楽しみですね。

ヨシダ

より早く最新情報をお届けするTwitter『ヨシダ情報局』や、レビュー動画を公開しているYoutube『ヨシダ・ザ・ムービー』もやっています。レビュー依頼は問い合わせやツイッターDMからどうぞ。

ヨシダをフォローする
タイトルとURLをコピーしました