中華タブレットも追っていきたいな、とちょっと思ってしまいました。というのも、最近の格安中華タブレットもだいぶ良いのがたくさん出ているらしく、どうなのかなって思っていたからです。
実際手にしてみると、マジで満足度はかなり高め。マルチタスクで快適に操作できるし、普通に過負荷なゲームも動く。特に不満点が無い。まぁプライムネトフリがHD再生できないのは超不満では有るけど、それを除けば特に何も問題ない。値段を考えるとマジで凄い。
ちなみに同じメーカーのiplay40と、iplay40Hもほとんど同じスペック(同じSoCを搭載で、ストレージが違う程度)なので、参考になるかと。あと最近発売された中華ゲーム機『POWKIDDY X18S』にもこのタブレットと同じSoCが搭載されているので、そっちが気になってる人も、チェックしてみると参考になるかもです。
スペック・主な特徴
基本スペック | |
---|---|
OS | Android 11 |
画面 | 10.4 インチ (2,000×1,200) |
SoC | UNISOC T618 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB(MicroSD対応) |
バッテリー | 6,200mAh |
寸法 | 248.1 x 157.9 x 8.3mm |
重量 | 474g |
認証 | 顔認証 |
カメラ | アウトカメラ8.0MP インカメラ:5.0MP |
Wi-Fi | 802.11 ac / a / b / g / n 2.4GHz / 5GHz |
Bluetooth | 5.0 |
SIM | nanoSIM(デュアルSIM)対応 |
スペックは上記。この間比較記事の中でこの一台も載せましたが、最近の中華タブには『UNISOC T618』というものが良く搭載されています。この端末はその上、非常に十分なメモリも搭載されているし、simカードも使える。
ちなみにiplay 40hとの違いは、容量だけっぽい。意味が分からん。
ちなみにiplay 40との違いは、容量に加えて、バッテリーが200mAh増えて、Android10→11になって、カメラの位置が変わっただけ。意味が分からないので、安けりゃいい人はiplay40無印版で良いと思います。まぁぶっちゃけMicroSDが使えれば256GBも必要は別にないですし。特にメリットは無い。Android10と11も大差ないし。
開封&内容物
▲流石にタブレットはしっかりとした(ちょっと開いてるけど)クッションに包まれていて、安心しました。中華ゲーム機だと良く素のまま届くことが有るので・・・
▲さて、中華ゲーム機ではあまり見ることができない高級感の有る箱です。立派ですね。
▲裏側もしっかり。安心感が超ありますね。
▲開封すると、ALLDOCUBEの袋に包まれたソイツが現れました。う~ん良いね!
▲内容物はこちら。USB-Cケーブル、説明書、充電プラグ、変換アダプター、本体。純正の充電プラグが海外仕様なのでBanggoodさんが変換アダプターを着けてくれた感じです。ありがたいけど、別にいらないね。
▲あとMicroSDとかを引き抜くために必要なやつ
▲説明書には必要最低限の記載が日本語(というか多国籍語)で載っています。
本体外観
高級感は無いが品質は悪くない
▲外装はプラスチックなので高級感は有りませんが、所謂Kindle Fire HD系の質感なので、悪い感じは有りません。指紋も付かないサラサラとした質感で、傷が付いたとしても分かりにくい、無難なシェルです。裏側のラベルは剥がせるので、更にスッキリとした背面にすることも可能なのも地味に良い。
あと軽いのがすごく良い。
保護フィルムが付いていると思いきや・・・
▲保護フィルムが貼られていたので、剥がすとこのように更にフィルムが現れました。ラッキー!と思いましたが、信じられない勢いで傷が付いていったのですぐに剥がしました。
電源ボタンは調度良い位置に
▲アウトカメラにはフラッシュ搭載、その下に電源、ボリュームボタンがあります。電源ボタンは横持ちしたときにちょうど左手の人差し指に来る感じで、とてもちょうどいい。
▲さらにその下を見るとSIM&MicroSDスロットが。
▲エッジが丸いためめちゃくちゃ薄い端末では有りませんが、それなりに薄く感じます。
左右に搭載されたスピーカーが聞きやすい
▲そしてこの端末、左右にスピーカーが付いているんですよね。これがすごく良い。これまで使ってきたタブレットはだいたい全部上下に有ったので、置いたときに塞がれたりでなんか聞こえ方としては少し微妙でした。しかしこれはしっかりと左右から聞こえるのですごく聞きやすい。本当にHD再生できないのが憎い。widevineが憎い。
まぁ手持ちでゲームなどするときには少し邪魔ですが。
画面
ベゼルの狭さが最新の端末感
▲裏側の素材がプラスチックのため、手に取ると安く仕上がっている感じはあるが、ベゼルも比較的細めなので画面を見ているぶんには最新の端末を使っている感があり、満足度高め。見える部分は頑張り、見えない部分はできるだけ安く抑える。感心します。
▲ベゼルが狭いのは本当に良い。見た目だけではなく端末もその分コンパクトになるので、使いやすい。測ってみると、ガラス部分だけで言うと8mm、外装の一番外側からは10mm程度です。
▲画面も最大輝度でけっこう明るめなのも見やすくていい感じ。使ってみた感じだと、Fire HD 10よりも明るいです。
使い方
SIMカード対応
自分が持っている回線で動作確認できたのはmineo&ocnモバイルです。ocnは3gしか掴まない謎現象が起きている。謎。
気づいた最高な点
・Android11で、余計なアプリは一切入ってない。設定時、スマートフォンと表示される。
・デフォルトのホーム画面は普通
・顔認証は普通に早くて不自由しない
・画面分割でyoutube&Twitterとか余裕だし、重たいゲームもまぁまぁ動く。
使って気づいた点は上記。基本的にはピュアAndroidなので使いやすい。
顔認証も早いし、画面分割でyoutubeを見ながらツイッターとか余裕だし、原神も普通に遊べる。やるやん。今度エミュなどもテストしますね。
気づいたダメな点
・使用可能ストレージが238GB
・プライム・ネットフリックスは勿論SD画質
・PCに接続するとiPlay40 Hの文字が表示されて少し不安になったが、システムを見てみてもiPlay40 Proとの表記がされている
・リフレッシュレート90hzに慣れてるせいか、タッチにラグがあるように感じてしまう
ストレージは実容量とファームウェアで削られているが、まぁ特に問題は無い。本当にプライムHD再生できないのが苦痛。コレさえクリアしてくれればもう万々歳なんですが。
iplay40hの表記は多分ミス。
行った設定
・システム→ジェスチャー→システムナビゲーション→ジェスチャーナビゲーションに設定
・ディスプレイ→明るさのレベルを調整or明るさの自動調節
・画面消灯を10分に変更
・電池→電池残量→ステータスバーに電池残量を%で表示をオン
設定で行った点は上記。圧倒的ジェスチャーナビゲーション派なので、速攻変更。あとはディスプレイの電池残量を表示したりくらいですかね。
Fire HD 10と比較
同じような安タブレットとして、Fire HDと写真で比較してみます。ちなみに背面の質感的にはほぼ同じ。
▲画面サイズはほぼ同じだが、ベゼルが狭いためiplay40proのほうが全体的に小さい。よく頑張ってる。偉い。画面輝度も高い気がする。
▲厚みもiplay40proのほうが少ない。偉い。質感も触ってみると殆ど同じ感じだが、見た目だけではiplay40proのほうが良く見える。
感想:中華タブレットもレベルが上ったなと感じる一台
いやはや、驚きました。安い中華タブレットがここまで普通に使えるものになっているとは思いもしませんでした。
元々中華タブレットにはそこまで興味が無かったんですが、中華ゲーム機をチェックしていた際に、それこそAndroidが搭載されている『POWKIDDY X18S』でゲームキューブくらいまで動くスペックだと知り、
その端末のSoCが『UNISOC T618』ということで、えっそんなに動くんならそれが搭載されている中華タブレットも普通に使えるんじゃないか・・・?的な感じで逆に使ってみたくなるという、良くわからない理由で興味を持ちました。
まぁ結果として非常に水準が高く、かなり使えるやつだったので中華タブレットも侮れないなと思いました。
とにかくHD再生できないのが悔しすぎますが、まぁしょうがない。それ以外は何も不満が無いので、youtube見たり電子書籍読んだりしようかなと思ってます。あとはなんかたまにゲームを。
購入するには
banggoodの独身の日11/11セールで狙っちゃいましょう。ちなみに今回レビューしたのはproですが、全然何も変わらないので40hか40で良いと思います。
・iplay40pro
・iplay40h
・iplay40