アリエクで面白いコントローラーを見つけたので購入してみました。今回もいつも通り小さくてとても操作性が良いとは言えないモノ。
しかしこういうのって買っちゃうんだよな・・・どうしてなんだろう。
今回も想定通り良い感じで、満たされました。価格の割にクオリティは高いような。
販売ストア
購入したのはAliExpressです。購入金額は2000円程度。
動画版
スペック&主な特徴
IINE Mini Retro Ananke Controllerとは
こちらのコントローラーはIINEというコントローラーを専門に出しているブランドの製品で、小さいゲームボーイ風のデザインが特徴的。
機能的にはSwitchベースのBluetoothコントローラーで、他にもWindowsやAndroidやiOS、そしてキーボード入力などの用途として使用可能。
またこのサイズのコントローラーはよく、左手デバイスとしても活用されることが多いようです。
サイズは70×43×15mm、重量は実測値で30グラム、バッテリー容量は記載がありません。そんなことある?
カラーはクリアパープル、クリアグリーン、クリアブルーの三色。
8Bitdoの小さなコントローラーなどと同じくらいのサイズ感ですね。
開封&内容物
では早速開封していきます。
箱と一緒に謎のシールも付属しました。IINEのブランドのキャラクターなんだろうか。
箱もしっかりグラフィックで良いデザイン。なんとなく8Bitdoっぽいような。多分気のせいじゃないです。
内容物はこちら。USB Type-Cケーブル、ストラップ、説明書、本体です。
本体外観
可愛い、一目見た瞬間の当たり感。小さくてクリアボディ、この時点でもう既に正義なのですが、ゲームボーイライクなフォルムがたまりません。
透け感は半透明な艶消し、質感はサラッとした感触。
ボタンレイアウトは右側にSwitch配列のABXYボタン、左側に十字キー、中央上にプラスボタンとマイナスボタン、下にスクリーンショットボタンとホームボタン、左下にターボボタン。
ぱっと見では下二つがスタートセレクトボタンのように見えますが違うんですね・・・。最初は気付かず、あれ?あれ?ってなってました。
あと右下のスピーカー風の彫り込みは装飾です。特になんでもありません。
背面には製品情報が記載されたシール。そしてゲームボーイリスペクトな溝が入っています。シールは印刷が少し荒いように感じます。
上側面にはLZLボタン、USB-C、RZRボタンがあります。
下側面にはペアリングボタンとインジケーター、さりげなく左側にストラップホールがあります。
シェルの噛み合わせも良く、ビルドクオリティは高いと感じます。
コントローラーが光るLEDなどは搭載されていません。
他コントローラーとの比較
このコントローラー、見た瞬間に、あ、Miyoo Miniをぶった斬ったみたいなデザインだな、と思っていましたが、実際サイズ感的にも似たような感じで、想像通りでした。
ありそうでなかったデザイン。
サイズ感はまさに8Bitdo Microと同じサイズ。バランスや形状は違うものの、サイズ感や搭載されているボタン、ボタン配置など全て同等です。
初代ゲームボーイと比べてこのサイズ差。
操作感
操作しやすい・・・とは言えませんが、ボタンサイズはJoy-Con同等なので、このサイズということを考慮すると十分な操作性だと感じます。
というかしっかり握ることは難しい上、アナログスティックも無いので3Dアクションゲームや激しいアクションゲームは厳しく感じます。あくまでRPGなど複雑な操作を要求されないゲームであれば普通に遊べます。
ABXYボタンはラバーの押し心地で遊び少なめ、軽く押せて戻りも良い、ちょうどいい感触。
十字キーは一般的な形状、押し心地はボタン同様にラバー。
プラスマイナス、ホームボタンなどはカチカチとしたタクトスイッチです。かなり平たいので若干押しにくい感じはしますが、硬すぎない点は良いです。
ショルダーボタンは軽めのタクトスイッチ、ポコポコとした感触で、比較的軽めです。ZRZLボタンもありますが、操作しやすいかと聞かれたら微妙・・・ではありますが、小さすぎるので、指先でしっかりと押せる感じが思っていたほど悪くないと感じます。
使用感
ストラップを付ける
ストラップホールが付いているので、ストラップとして使うこともできます。8BitDoのように端に装着できる仕様ですね。
モード切り替え
端末切り替えは専用のスイッチが付いているわけではなく、ボタンの組み合わせで切り替え、ペアリングを行います。切り替えて別のハードで即繋がるといった使い方は難しそうです。ちなみにボタンの組み合わせは背面シールに記載されています。
・Nintendo Switch 「ペアリング長押し」
・Android 「X+ペアリング長押し」
・Xinput「B+ペアリング長押し」
・キーボードモード「A+ペアリング長押し」
Dualshock4モードはないようなので、iOSのネイティブゲームパッドには非対応?との記載があります。
キーボードモードではAnki Appというアプリを使うことでどうやらキー割り当てが可能っぽいです(未確認)
ウェイクアップ対応
Switchでペアリング済みであれば、ウェイクアップにも対応しています。コントローラーのみでスリープからの復旧が可能です。Switchで使う際には結構重要だと感じるポイントです。
十字キー割り当て変更・連射
アナログスティックないからどうやって遊べばいいんだ、となるかもしれませんが、切り替えて遊ぶことが可能です。連射機能も搭載されています
・アナログスティック⇄十字キー ターボキー+マイナスボタン
・連射 ターボキー+ボタン
(更に同じボタン入力で自動連射、解除)
感想
つい買っちゃうんですよね、こういったキーホルダーサイズのコントローラー。
価格的にも安価で、本当にキーホルダー的に使うのも良いでしょう。
ビルドクオリティも高め、質感も普通に良く、実用性はさておき満足です。同じサイズで実用性を考えると8BitDo Microはスイッチでモード切り替えできたり、専用アプリがあったりして使いやすいといった差があります。
何よりクリアカラーでGBライクなデザイン、眼福です。