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エミュレータ機

ベストハンドヘルド2023

エミュレータ機

今年もこの時期がやってまいりました。

ハンドヘルドとは携帯ゲーム機を総称したもので、ここではコンシューマの携帯ゲーム機、Android/Linuxの中華ゲーム機、クラウドゲーム機、ポータブルゲーミングPC(UMPC)などオールジャンルから取り上げます。

今年発売したものをランキング形式で発表しますが、あくまで私が考えるベスト。実際に売れた数やコミュニティの盛り上がり方など様々な要素を考慮しますが、なんだかんだ自分がどれを一番気に入ったかを第一軸として共有します。

動画版

ハンドヘルドランキングトップ5

ではトップ5を順に発表していきます。そのハードの特徴と、それについて語りたいことを好きに語っていきます。

5位

ANBERNIC RG NANO

RG NANOは名前の通り、某ナノサイズのゲーム機。初代ゲームボーイをめちゃくちゃ小さくしたようなハードで、マイクロハンドヘルドなんてジャンルで形容されていたりもします。

こちらは過去に発売したオープンソースのハンドヘルド『Funkey S』クローンの端末で、キーホルダーサイズでレトロゲームを楽しめるエミュレータ機です。

小さいだけならまだしも、Anbernicさんならではのノウハウでめちゃくちゃ精密なビルドクオリティになっていて、更に外装材が金属。なのでとんでもなく高級感もあり、所有欲の満たされ方が半端ないです。

ディスプレイも小さくて1.54インチ、しかも解像度が240×240ピクセルと正方形の特殊なもの。

なのでほとんど正方形解像度のゲームボーイやゲームギアを動かすとかなり良い感じになりますし、画面サイズの小ささ的にも最小サイズで遊べる!?というバランスで、非常に良いです。

しかもパワーもそこそこあり、このサイズ感でPS1まで動くというロマンに溢れすぎているハードです。

ただ実際遊べるかと聞かれたら、正直ハードによってはかなり厳しめです。ゲームボーイなどであればまぁそこそこ良い感じに遊べますが、PS1となるとそもそも解像度が最低でも320×240なので、足りないんですよね。文字が潰れちゃいますし、そもそもテレビで遊ぶ用のゲームとして作られているのでインターフェイスなどが小さすぎる。

あくまでロマンが先行したハードとはなりますが、まぁでも・・・そういうのが良いんだよな・・・と感じるのも事実。最小のゲームボーイとして楽しむのもヨシ、小さくてズッシリしたハードそのものを愛でるのもヨシ、この小ささでPS1まで動くの!?と動かして楽しむのもヨシ、そういう感じのヤツです。

結局本家のFunkey Sも欲しくなって買ってしまったのですがこちらの方が安く買えますし、金額的にも販路的にも手に取りやすい端末。

4位

Miyoo Mini Plus

ゲームボーイを小さくしたようなビジュアルが魅力的なMiyoo Miniが、液晶パーツが確保できないという理由で生産が止まっていて、その結果プレミア化してしまっていたんですよね。

そういうのもあり、Miyooさんが画面大きい版を出すぞ!ということで出したのがMiyoo Mini Plus。

従来のMiyoo Miniでは画面サイズが2.8インチで、小さすぎてかなり遊びにくい!という意見が人によってはありました。なのでPlusは一般的な中華ゲーム機にあるサイズの3.5インチに拡大し、ビルドクオリティもアップ、バッテリー容量もアップしました。

CPUスペックは据え置きなので動くエミュレータPS1くらいまでと差は無いのですが、ビジュアルはほとんどそのまま大きくなり、遊びやすさがかなり向上したエミュレータ機。Miyoo Miniのデザインは好きだけど小さすぎて・・・という人には特に良いかなと。

正直遊びやすさを優先した結果失われたものもありますが、この1万円以下の価格帯で購入できて、このビルドクオリティ、質感の良さ、そしてコミュニティがかなり盛り上がっているので、より使いやすくなるカスタムファームウェアが多数出ていたり、カスタムパーツが出ていたりと、ハードそのもの以外の面でも楽しめるのが醍醐味です。

3位

SteamDeck OLED

めちゃくちゃ正直な話をすると、一番使っているゲーム機はSteamDeckなんですよね。Steamで買ったゲームをスリープ機能を活用しながらちまちまと遊べるのが、積みゲー消化に非常に役立っています。

その新しいモデルのOLEDが出たということで、そりゃ買うしか無いよなという事で買ったのですが、まぁ想像通り良いよなというか、まぁそもそものSteamDeckが最高過ぎて、最高!がもっと最高!になったくらいの感覚で、買い替えた事による感動とか衝撃は薄い・・・というかほとんどありません。でも今から買う人は本当に最高のハードだと思います。

SteamDeckはとにかくデカイし、持ち運ぶ気にはとてもなれないくらいのサイズ感ではあるんですが、このサイズ感だからこそのゆったりとした多機能なコントローラーと大きな画面サイズ、そして携帯ゲーム機の中で一番良いスピーカー(個人調べ)を備えていて、とにかくゲーム体験がリッチなんです。

まぁそりゃあ大画面の4KモニターでゲーミングPC、良いスピーカーもしくは良いヘッドフォンを接続して遊んだほうがグラフィックや没入感が高まりそりゃあ最高に良いゲーム体験になるはずですが、

そもそも私は携帯ゲーム機で遊ぶゲームが大好き。手の上のガジェットの中でゲームが動き、画面が表示され、音が鳴り・・・すべて完結しているという事に感動するし、それこそが私にとってのゲームなんです。

小さい頃から腰を据えてテレビに向かってコントローラーを握ってゲームを遊ぶという事をあまりしてこなかったし、据え置き型ゲーム機を携帯ゲーム機のエミュレータで動かしたい・・・!!!っていうのもそこに繋がっているんです。

だからエミュレータは好きだし、Nintendo Switchも大好き。Switchは据え置き機であり、携帯ゲーム機でもありますからね。

めっちゃ話逸れたし他にも色々語りたい事は沢山ありますが、自重しておきます

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2位

AYN Odin 2

価格破壊、コスパおばけ、パワーイズパワーのOdin2は、化け物です。

こちらはざっくり言うとNintendo Switchのような携帯ゲーム機で、OSにAndroidを搭載したハード。つまりスマホにコントローラーが付いたようなハードなのですが、まず価格設定がおかしい。

チップセットにSnapdragon 8 Gen2という現状最上位のものを搭載していて、非常にパワフル。エミュレータで言うともう大体全部動くし、Android用のゲームで言うと原神も最高画質設定で遊べます。

Snapdragon 8 Gen2を搭載したスマホで言うと、大体は10万円以上するんですがこちらは送料別ではありますが現在セール中で299ドル。送料込みでも5万円未満です。どう考えてもおかしい。PS2以上のエミュレータを動かしたいと考えている場合にはこちらがある以上他がおすすめしにくいレベル。どう考えてもなにかおかしいので、本当に発売されるの・・・?本当に届くの・・・?と不安になるレベルでしたが普通に届きました。

そして、まぁスペックに対して価格が安いだけで・・・中華クオリティでしょ?と思うかもしれませんが、そこも他とはレベルが違います。

シェルはサラサラとした塗装でめちゃくちゃ質感良いし、ビルドクオリティも高い。そして手に持った際の重量バランスも良いし、ボタンの配置や押し心地も最高品質。スピーカーも良いし、システム的にもボタンマッピングが純正対応していたりなんら問題は無い。コスパなどの要素を抜きにした携帯ゲーム機としてのクオリティもトップクラス。

勿論個人の好みだったり、安いと言ってもエミュ機と比べたら高いとかはありますが、トータルで考えると圧倒的です。

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Odin2: The New Generation Ultimate Gaming HandheldQualcomm Snapdragon 8Gen2 CPU | Android 13 | 8000mAh Battery | Hall St...

1位

Powkiddy RGB30

まさかPowkiddyのハードにこんなに夢中になるなんて・・・と自分でも驚きです。

RGB30は4インチ正方形ディスプレイが特徴的なエミュレータ機。

4インチ正方形とか意味分からなくね?どう考えてもキワモノでしょと思うかもしれませんし、まぁ実際一通りエミュレータ機を触ってもう普通の4:3ディスプレイには慣れてしまっていて、新鮮だからっていうのも無くはないですが、でもこういう、絶対におかしいハードが遊べるのが中華ゲーム機の醍醐味だし、実際良いんです。

正方形の何が良いって、まずゲームボーイ。ゲームボーイの解像度は160×144とほとんど正方形のディスプレイなので、めっちゃ良い感じに映せます。解像度も720×720なのでピクセルもほとんど崩れないですし、大画面ゲームボーイ的な使い方ができる。

大画面高解像度のゲームボーイ互換機と言うとAnalogue Pocketが有名ですが、こちらはやはり金額が3.5万くらいと高いので気軽に使ったり持ち運んだりするのがはばかられますが、こちらは1万円くらいなので気軽に使えます。

他にもスーファミやファミコンなどをピクセルパーフェクトで映そうと思ったら実は256×240とか256×224とかだったりするので、結構正方形に近いんです。なのでレトロゲームを遊ぶ分にも最適ですし、個人的に推してるのがPico-8。

Pico-8なんてゲーム機あったっけ?って思うかもしれませんが、こちらはまぁ簡単に言うとゲーム制作・共有を目的としたRPGツクール的なPC用ソフト。Celesteっていうゲキムズアクションゲームが最初に作られたのはこのPico-8。そしてこのPico-8はなんとディスプレイが正方形なんです。なのでもはやPico-8専用ハードと言っても過言ではない。

質感やボタンのクオリティとしては良くはないですが、まぁPowkiddy社の製品の中ではかなり良い方ですし、このくらいのクオリティだからこそ気軽に使えるっていうのもあります。

OSもJELOSというカスタムファームウェアに純正対応しているので使いやすいですし、コミュニティも活発で情報も結構溢れている。

動かして満足するロマンだけでなく、実際に遊ぶ楽しさを味わえる、ありそうでなかったを実現してくれた中華ゲーム機という意味で1位を付けさせていただきました。

総括

2023年は本当に名作揃いで決断にかなり悩みました。

単なるどっちが良いとかそういうレベルのハードではなく、そうきたか!?と驚くような角度のRG NANOだったり、そういうのがあったら面白いと思ってたんだよ・・・と、昔からあればいいのにと思っていた正方形ディスプレイのRGB30だったり、

かといってOdin2のようなパワーでねじ伏せる!みたいなハードが出てきたりと、順位を付けようがないというか。本当に多種多様なハンドヘルドが出た年ですね。

商品の発表だけあってまだ販売されていない楽しみなハードもたくさんあるので、2024年も盛り上がりそうですね。来年もよろしくお願いいたします。良いお年を!

ヨシダ

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