スマホってバッテリー持ちが一番!バッテリーが長持ちするのが結局一番快適なんだ~!CPU性能はいらない!・・・と、以前言っていた私ですが、
なんとこのZenfone9は、一番良いと思っているサイズ感で5.9インチディスプレイ、現時点で最高クラスのCPU性能スナドラ8+ Gen 1、それでいてバッテリーがしっかり持つ・・・そして何より・・・
見た目がちょ~かっこいい。
それで購入決断しました。ここ近年で一番かっこいいデザインのスマホで非常にテンションが上がります。スマホも結局見た目が一番大事。(あれ?)
まぁ何はともあれ、6インチクラスの、いわゆるトレンドよりはちょっと小さめなスマホの中では一番最強なのでは?と、買って数ヶ月経っていながらも普通に感じるので、今更ではありますがなぜこの端末にしたのか、どこが最強なのかをご紹介します。
スペック&主な特徴
スペックは上記のようになっていて、簡単に言うならば6インチクラスのハイエンドスマートフォン。おサイフケータイから防水まで必要とされる機能全部入りで、より多くの人に刺さるようなスペックとなっています。
OSは2023年2月6日にAndroid13へとアップデートされました。ZenUIという独自にカスタマイズされたものらしいですが、ジェスチャーなどが追加されたくらいで使っている雰囲気としてはほぼピュアアンドロイドです。
コストパフォーマンスは間違いなく良い
ここ数年のハイエンドスマホを見ているとどんどん値上がりしていて、国産スマホXperia 1ⅳやGalaxy S22 Ultraは15万くらいから、グーグルさんのPixel 7 Proも12万くらい。
そんな中で10万円切っていて、最上位クラス(トロトロしているうちに、さらに上位のSnapdragon 8+ Gen 2が出てしまいましたが・・・)が使えるスマホなのでコスパは最高。
しかも私はIIJmioの機種変更割で購入したので、2万円引きなので7万円台。
・電話番号そのまま使えて月額1,600円からお乗り換え/IIJmio
Antutuベンチ100万
超有名ベンチマークソフトを動かしてみるとなんとスコア100万。100万って何なんだよインフレ起こしてるのでは?ってレベルではありますし、実際スコア100万のハードをどうやったら100%使いこなせるのかあまりよく分かっていません。
ちなみにUnisoc T618でのAntutuベンチマークは23万点ですからね。一桁違う。何でもできそうな心強さがあります。
もちろんおサイフケータイ有り
勿論おサイフケータイ(FeliCa)も搭載されているので、電車はモバイルSuicaで乗れて、普段の買い物はクレジットカードを登録してQUICPayを使って支払い、対応していない店舗ではバーコード決済でなんとかなります。
バッテリー持ちの良さも相まって、完全にスマホを信用しきった生活になっています。
完全にお財布持たない生活になってしまって、歯科に行った時に現金のみでお金払えなくて困りました。
動画レビュー
開封&内容物
では軽めに箱と内容物をみていきます。
▲こちらが箱。シンプルなデザインではありますが、9の文字が特徴的です。
▲内容物はこちら。本体、説明書類、電源、USB-C to USB-Cケーブル、ケースです。最近では電源すらついてこないスマホも多い中、ケースまで付属してくるのはありがたいですね。
本体外観
正直、見た目のカッコよさで買いました
▲このスマホ何が良いって、みてください。側面金属素材での切り替わり、背面のマットな質感、インパクトのある2つのカメラ・・・
めちゃくちゃカッコよくないですか?
Twitterで流れてきて一目惚れしちゃったんですよね。デザインで欲しいと思ったスマホは久しぶりで、言うならばEssential Phone以来かな?未だに所有してますし、未だにEssential Phone 2を待ってます。発売中止なんて信じてないよ。
最近のスマホはiPhoneを筆頭に、CPUスペックとともに肥大化するカメラをアクセントポイントとしてラグジュアリーに魅せるのが流行っていますが、
Zenfone9は他のスマホには無い潔さが有るというか、デカカメラ2つドン!って配置されているのが無骨かつシンプルな雰囲気で、マットな背面素材で柔らかくまとめている印象。凄く好き
背面素材は新しい
▲そしてこの背面素材に驚いたんですが、触ったことのないとにかく新鮮な素材感。
普通にサラサラとしたプラスチックではなく、分かりやすく例えると和紙のような、紙のような触り心地。この材はどうやらポリカーボネートとポリウレタンを組み合わせた新素材らしく、本当に不思議な触り心地です。
和紙のような抵抗感が有るので滑りにくく、指紋も一切付きません。
最初手にした時は、なんか紙みたいで安っぽいなとか、汚れが染み付きそうで嫌だなとか色々思っちゃっていたんですが、汚れも傷も付かないし触れば触るほど愛着が湧いてきて、手にした当初ほど不満はありません。
側面が金属で守られているが効いているのかもしません。これが無ければもうちょっと不満大きかったかも。
イヤホンジャック有り
▲上側面にはイヤホンジャックとマイク、下側面には左からスピーカー、USB-C、マイク、SIMスロット。撮影を意識したデュアルマイク仕様な上、ここ近年の端末にしては小さい端末なのにイヤホンジャックも搭載されています。
▲右側面には音量ボタンと電源ボタン兼指紋センサー。
完璧なサイズ感、プロポーション
▲そして何より、5.9インチのサイズ感の良さですよね。最近のAndroidスマホは6.8インチくらいが主流になっていて、本当にでかい。慣れればまぁそれはそれでって感じではあるんですが、様々なサイズのスマホを使ってきた感想としては6インチ前後が一番ちょうどいいと感じます。
いわゆるノーマルiPhoneサイズではありますが・・・。
これくらいのサイズだと片手でしっかり持てて操作もできて、ポケットにも入れやすくて取り出しやすい。しっかりと持てるから落とす可能性も下がる。携帯性がぐっと上がります。
画面・スピーカー
完璧な画面サイズ
▲画面サイズとしては大きすぎず小さすぎず、丁度いいよりも気持ち小さめといったサイズ感。これ以上小さいと、不便な場面が出てきそう・・・!というギリギリがこの6インチだと思っています。
動画視聴や電子書籍などを重要視する場合には確かに6.8インチくらいあると見易くて良いんですが、普段の動画視聴電子書籍はともにiPad mini 6で行っているので、私はそこに重視することは無いんですよね。
液晶に関してはAMOLED、つまり有機ELが採用されていて綺麗です。が、まあ正直液晶の綺麗さに関しては特筆して素晴らしい、というわけではないように感じます。
というのも、液晶の発色や解像度の高さ、輝度の高さなどはハイエンドもミドルもローも、最近の端末で感動するほど大きく差を感じることは無いので、頭打ちなのかな~と個人的には思っています
若干のベゼルは感じる
▲妙に左右上下非対称であったりすることもなく、ノッチ無しで、左上に備わるパンチホールカメラの配置も気になりにくくて良い。
強いて弱点を言うとするならば、若干ベゼルを感じる所です。いわゆるGalaxy的なベゼルレスではないので、そのような端末に慣れていると、ベゼル、有るなぁと感じるかもしれません。
でもまぁ個人的にはベゼルはあっても気にならない、むしろベゼルでカメラを隠すデザインはそれはそれで良いと思っているようなタイプなので、特に嫌だとは思いません。
スピーカーも結構良い
そして驚いたのがスピーカー。最新のハイエンド端末を沢山使ってきている人にとっては大した事はないのかもしれませんがスピーカーの良さに驚きました。
下側面に有るスピーカーに加え、通話口のスピーカーからも音が出る仕様になっているのでダイレクトに音が耳に入ってきますし、横使いで動画鑑賞やゲームなどをした際には左右からクリアなサウンドをダイナミックに体験できます。
他に所有しているハードで言うならばiPad mini 6、もしくはSteamDeckと遜色ない感じです。最新のハイエンドはこんな良いサウンド体験なんですね・・・予想外でした。
使用感
普段遣いに一切の不満を感じない
ハイエンドスマホを買うとあらゆる操作が早くて快適になって、結果QOLが上がるとは良く言いますが、まぁ本当にその通りで、普段遣いに一切の不満を感じず、全てがスムーズに使うことが可能です。
ブラウジングでカクつくことも無いし、カメラの起動も早いし、何かあった時にすぐ写真を撮ってツイッターに上げることができるし、どんなに重いゲームでもアプリでも使うことができる。
スマホを中毒のように使う、たとえそれがツイッターやブラウジングであったとしても、良く使う人であれば有るほどその恩恵を受けれるのがハイエンドスマホ。
逆に言えば日常生活でスマホを別にそんな使わない、使ってラインくらいというのであればコスパが良いと言われているミドルエンドくらいのスマホ、もしくは割引されてる時にiPhoneを選んでおくのが無難だと感じます。実際私のスマホ選びはコスパ重視な、そこそこ良いミドルエンドくらいの端末ばかり選んでました。
が、最近はブログなど含め何かとスマホで作業や写真や決済やなんやかんや行うことが多くなっていて、ある程度高いスマホを買ってももとを取れるくらい使っていると感じての決断。
サイズ、重量も完璧
何回も言うように、サイズ感は本当に最適で、携帯性を重視した非常に丁度いい大きさ。そして重量も軽く、169gと200gを切っています。
まぁ正直スマホだと400gとか行くことは無いので、200g超えてても重くてしんどいと感じたことは無いんですが、軽いに越したことはない・・・くらいの感覚です。あくまでも、サイズが重要。
やはり指紋認証こそ至高
▲そしてこの端末の快適度を更に上げているのが優秀な指紋認証。
ものすごく丁度いい位置にある電源ボタン兼指紋センサーで、軽く触れるだけで爆速認証&スリープ解除されるのが本当に快適。スマホを使う時間を何倍にも上げてくれます。
顔認証もまぁ悪くはないんですが、普通にスマホを持ち上げるだけでその瞬間に画面が付いて使えるようになる快適さっていうのは一度体験したらもとに戻れません。
この速度感というのもある程度CPU性能に依存しているはず(想像)なので、ハイエンド様々ですね。
特別なジェスチャー機能などが付いているが
この端末は、より快適な操作を行うためのジェスチャー機能が色々と搭載されていて、中でも特徴的なのが
・背面ダブルタップ
・電源ボタン(ZenTouchボタン)をスワイプ
です。背面ダブルタップは名前の通り背面をトントンと叩くことでスクショしたりできるようになる機能で、電源ボタンスライドは電源ボタンを上から下にスワイプすることで通知バーが下がります。
ただ両方とも、意図せぬタイミングで動作してしまってあまり使いこなせないのでオフにしています。通知は普通に画面上から下にスワイプすればいいし、スクショは電源ボタン+音量ボタン下で撮れるのが慣れているのでそちらで問題ありません。
リフレッシュレート120Hz対応、発熱控えめ
正直リフレッシュレートに関しては、FPSゲームをやるわけでもないので実感としてよくわかりません。たしかになめらかになった気がするな!?程度。
リフレッシュレートを上げることによってバッテリーの消耗が激しくなるので、下げるもしくは自動に設定して使っています。60くらいでも個人的には全然気になりません。
強力な冷却システムを搭載しているらしく、原神などの3Dゲームを遊んでいても気にならない程度の発熱量でした。熱くなったとしても背面素材のおかげもあるのか、持てないほどの熱さではありません。
バッテリー思ったより持つ
不安だったのがバッテリー持ちでした。このサイズ感というのもありバッテリー容量が4,300mAhなので、5000を切っています。しかしその懸念もまったく問題なく、思ったより普通に持ちます。
普段使い
普段使い、つまりブラウジングしたりツイッターをしたりしている分には2日持ちます。特に何も設定をせず(システムモードを高性能に設定)この持続時間なので、省電力モードなどに設定しておけばもっと期待できそうです。ここは後日検証してみます。
動画視聴
動画視聴も意外と長く可能で、昼頃からずっと垂れ流して夜にはバッテリー切れしそう、つまり7~8時間くらい持ちます。ここまで一日中スマホで動画だけをしっかり見続ける人は多くなさそうなので、十分長く使えます。
ゲーム
ゲームも遊ぶタイトルにもよりますが、大体4時間~6時間くらいは持ちました。原神や幻塔では3時間くらい遊んでやっと残り50%で、もう集中力の限界が先に来てしまいバッテリーがなくなるまで遊べませんでしたが、NIKKEでは4時間半くらいでバッテリー残通知が来ました。NIKKEは基本2Dゲームなので、こちらの方が早くなくなったのは意外でした。
充電速度
そして充電速度もめちゃ早いので、もし使い切ってしまったり、充電するのを忘れていて朝気付いたりしても、30分充電すれば50%まで回復するので、すごく安心感あります。
MicroSD使えないのが惜しい
本端末の一番そして唯一の残念ポイントが、MicroSDを使えないことです。容量が足りないならストレージ容量256GBの上位モデルにしろよ・・・と言いたいのは分かるんですが、
本体ストレージにはアプリの容量以外にもシステムストレージが多くを占めますし、カメラで撮った写真や動画は別でMicroSDに保存しておきたいんですよね。
▲原神とか入れると一本で数十ギガ飛びますし、せっかくのハイエンドで沢山の高画質なゲームを遊びたいし、写真や動画を撮りまくりたい!という欲求がある中でストレージの拡張性が無いのは不便に感じてしまいます。
カメラ
正直、カメラのために買いました
こんなにすごい写真が撮れるなら一眼レフカメラ要らないじゃ~んwとは良く言いますが、
スマホのカメラと一眼レフカメラで撮れる写真は全く違って・・・と言いたいんですが気付いたんですよね。わざわざ一眼レフで写真を撮るのはめんどくさいって・・・。
めんどくさいとか言ってしまったら本末転倒なんですけど、毎回の外出で一眼レフを持ち運んだりして、より簡単に撮れるようにミラーレスの軽量なカメラを買って・・・と色々試したんですが、結局簡単にさっと撮れるスマホのカメラが一番強くて・・・
それならなるべく良い写真を撮れるスマホを買おう!と思ったのもZenfone9を買ったきっかけの一つです。
カメラはSonyのIMX766が採用されていて、OPPO Find X3 Pro、Xiaomi 12、Nothing Phone (1) にも搭載されているセンサーらしく、それはそれはぱっと綺麗な写真が撮れます。
そしてローエンドなスマホカメラとの大きな違いが2つ有ると感じていて、
・カメラの起動速度・撮影速度
・暗所での撮影
がやはりハイエンドにおいてはかなり強く、この2点により更にスナップショットとして強力に感じます。
カメラの起動速度・撮影速度というのは本当に大事で、あっ!今撮りたい!って瞬間に確実に撮れるスピード感、そして急いだり、適当に撮ったりしてもブレることのない安定感も、抜群。
そしてあまり強くないスマホカメラは明るい場所ではそこそこいい感じに撮れるのに対して、ちょっとでも暗めの室内だったりするとブレて正確に撮れなかったり、ピントが合わなかったり、ノイズがすごかったりと、本当にストレスを感じます。
私は普段から撮影するのが好きでよく撮る上、ブログやTwitterの発信用でもしっかりとした写真をお届けしたいという気持ちから、より良いカメラが使えるスマホにしたほうが良くない?と気付いちゃったんですよね。
標準カメラは抜群、広角カメラはちょっと物足りない
では実際に撮った写真を紹介します。上がカメラを開いてそのまま撮った標準カメラ、下が広角カメラで撮った写真です。
▲どちらもきれいに撮れていますが、使っていてまず最初に思うのが、iPhoneや他のカメラと比べると広角カメラが微妙で、広角にしてはあまり広くなく、標準カメラよりも画質が下がります。
▲これは青のイルミネーションがめちゃくちゃすごい場所ですが、標準カメラは青く撮れているのに対して広角カメラでは若干赤っぽくなってしまっています。
動画はしっかり手振れ補正が効く
6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーというものが搭載されているらしく、かなりしっかりと手ぶれ補正が効きます。最近アクションカメラのOsmo Action 3を買ったんですが、正直要らなかったのでは・・・?と思ってしまうレベル。
これが手持ちで撮影した動画。かなりブレが少なく綺麗ですよね。明るい外とかだとvlogも普通に撮れそうです。
感想:妥協無し完璧なスマホ
Zenfone9はあらゆる面に妥協がない最高なスマホだと感じます。特に6インチクラスの、トレンドよりは少しコンパクトめなスマホが欲しい人はもうこれ一択しか無いようにすら感じます。
勿論万人に受けるかと言ったらそんなことは無いと思いますが、なるべく万人受けするようなスペックで攻めた、尖っているようで誰でも使いやすいようなスマホを目指して作った端末のように感じます。
iPhoneと同程度のサイズ感、おサイフケータイなどの機能も搭載、バッテリー持ちもそこそこ良し、何をするにもサクサクで、どんなに重いゲームでも遊べて・・・
まぁ正直これを書きながら、あれ?これならiPhoneで良くないか・・・?と思う場面が何回か出てきたのは事実です(笑)が、まぁiPhoneもAndroidもお互い歩み寄ったデザイン・機能になってきてはいるのでまぁまぁ・・・
まぁiPhone15でUSB-Cと指紋センサーが搭載されたら買います。iPhoneユーザーになります。