最近好きなスマホブランドってnubiaなんですけど、また新しいモデルが出まして、提供いただきました。
nubiaシリーズ共通のインカメラが無いディスプレイの強みは変わらず、バッテリーやチップ性能などは全体的に底上げされたモデル。
カメラは前モデルでは物理可変絞りカメラというおかしいやつを搭載していたんですがそれはなくなり、普通に使いやすい感じのカメラになりました。しかしまぁ相変わらず35mmの写真が撮れるようにはなっているので、楽しい撮影体験は健在です。
販売ストア
一番安いモデルがブラックとホワイトの (16GB + 512GB)が 139,800円
そしてスターレイナイト (16GB + 512GB)は144,800円
正直高いけど同クラスの最新ハイエンドスマホと比べると割安。最新のスマホが高すぎる。
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スペック&主な特徴
nubia Z80 Ultraとは
Z80 Ultraはnubiaによる最新のフラッグシップモデルで、チップにはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載。
本機種も角張ったデザイン路線はそのままに、ディスプレイ・バッテリー・細かいスペック面を全体的に底上げしてきたモデルという印象です。
ディスプレイは6.85インチのOLEDフルディスプレイで、解像度は2688×1216の1.5K、最大144Hzリフレッシュレート対応。
そしてZ80 Ultraでは第8世代UDC(アンダーディスプレイカメラ)を採用しており、相変わらずフロントカメラは存在を感じさせません。ノッチもパンチホールもない、完全フルスクリーンです。
カメラはトリプル構成で、
メインが35mmの50MP、超広角が18mm相当の50MP、望遠が64MP。
Z70 Ultraの物理可変絞りは無くなっていますが、代わりにセンサーサイズや全体のバランスを重視した構成になっています。35mmメインは引き続きnubiaらしさ全開で、スナップ用途にはかなり好みが分かれるけど刺さる人には刺さるやつ。
バッテリーは7200mAhとさらに大型化し、80W有線急速充電に加えてワイヤレス充電にも対応。重量は約227g。
RAMは16GB、ストレージは512GB固定で、UFS 4.1対応。IP68・IP69の防水防塵にも引き続き対応しています。
カラーはブラック、ホワイト、スターレイナイトの3色展開。
Felica(おサイフケータイ)は非対応ですが、そこはもうnubiaなので割り切りポイント。
開封&内容物
では早速開封していきます。

箱はこちら。スマホのデザインを想起させるような高級感有るデザインになっています。
iPhone等と比べるとかなり大きめの箱ですが、ケースなども入っているのでありがたいですね。

内容物はこちら。USB Type-Cケーブル、SIMピン、説明書、ケース、本体です。

ケースは背面部分のみを守るようなかなり薄手のものです。サラッとしていて手触り良く、厚みを感じさせなくて良いですね。普段あまりケースはつけないで使っているんですが、これくらいであればつけても良さそうに感じます。
本体外観
ファーストインプレッション

ファーストインプレッションとしては、角がかなり丸くなったな、です。Z60まではRedmagicのようにかなりカッチカチに角張ったデザインだったんですが、前回のZ70で若干の丸みを帯び、そしてZ80では丸いなと感じるほどに丸みを帯びました。
丸くなったことで手に刺さらず、持ちやすさ的には向上しているし薄く見えるディテールになっているとは思いますが、正直個人的な好みとしてはエッジは立ってれば立っているほどに良いと思っているのでそこは残念です。

無骨で角張ったパワフルな板だなという印象は無くなりました。
背面テクスチャはマットでヌルッとしたガラスのような感触。視覚的にはキラキラとしたラメっぽい反射感があり、リッチな雰囲気です。
インターフェイス

カメラユニットの上部と、カメラ以外の部分は同じテクスチャ、カメラユニットは出っ張っていて一体でガラス。メインカメラだけレンズが大きく出っ張っているような構成です。
カメラはそれぞれ上部にあるのはメインカメラの35mm、左下が望遠カメラ、中央が超広角カメラ、右がフラッシュ。
Z70と似たようなバランスですが、よくよくみてみると配置は変わっていて、nubiaの文字がより大きく見えるようになっています。

右側面には音量ボタン、電源ボタン、シャッターボタンがあります。
左側面にはスライドスイッチ。スライドスイッチはデフォルトではマナーモードになるようになっています。シャッターボタン長押しでカメラ起動可能。

下側面にはSIMスロット、USB-C、スピーカー。側面は金属フレームになっています。
画面・スピーカー
画面

見てくださいこの美しいディスプレイ、このスマホ、そしてRedmagicもそうですが、アンダーディスプレイカメラなのでノッチどころかパンチホールがありません。
この味を知っちゃうと、オレのスマホ、ダイナミックアイランドどころかパンチホールないけどね、という気持ちで優越感に浸れるとかなんとか。
前々のモデルでは目を凝らしてよく見れば見えましたが、年々進化していてかなりわかりにくくなっています。
ちなみにそのせいでフロントカメラの画質は白っぽくなりかなり悪かったんですが、フロントカメラもそこそこ綺麗に撮れるようになっています。すごい進化している。
ちなみにデフォルトで保護フィルムが貼り付け済みでした。

REDMAGIC 10 Pro と並べてみたのがこちら。ほぼほぼ同じサイズで、若干ベゼルは大きいように見えますが、側面パネルの色や形状の問題でしょう。特に差は感じません。
ディスプレイ画質・解像度は同じで、差は感じません。
スピーカー
スピーカーは下部と通話口のスピーカーがあり、広がりがあるように聴こえます。
ハイエンドとしてはちょっとイマイチで低音が弱めの音質ですが、十分だと感じます。全然動画視聴には十分ですし、ゲームをしたりする分には全く問題なく感じます。iPhoneが良すぎる。
イヤホンジャックは無いですが、Bluetoothの対応コーデックが多く、
・aptX Adaptive
・LDAC V5
・LDAC V3
・LDAC
・aptX HD
・aptX
・AAC
・SBC
と対応しています。対応コーデックめちゃ増えていますね。
使用感
重さはもう感じなくなってしまった

重量は230グラムくらいあり重いは重いんですが、バッテリーも7200mAhとめちゃくちゃ多いですし、妥当と感じますが、
なんか最近重量級のスマホをメインで使いすぎているせいで全く重いと感じなくなっています。慣れって怖いですね。持ちやすい形状になったのもあるとは思います。
ヌルヌル快適

もちろん最新チップセットなのでキビキビ、引っかかりやラグを感じることは無く、リフレッシュレートは144Hz対応。私は消費電力が上がるのが気になるのでリフレッシュレート自動で使っていますが。
Z60では日本語が変だったりしていましたが、使っている現状では特に気になるところはありません。
ちなみにDisplayPort Alt Modeにも対応しているので、テレビやモニター・スマートグラスに有線接続して出力することも可能です。
画面内指紋認証・常時ディスプレイ

指紋認証は電源ボタンではなく画面内指紋認証。タッチパネルに指を触れて認証されるもので、顔認証にも対応しています。認証系がすべて隠されていてかっこいいですね。ちなみに認証速度は指紋も顔も爆速です。ノーストレス。
常時表示にも対応していて、時計だけ表示しておくことも可能です。画面タップすると10秒だけ表示しておける機能があって、これは便利だなと思いオンにしています。他にもロック画面を変えれたり、指紋認証のエフェクトを変更できたりと、色々できて楽しいです。
ベンチマーク
この端末のチップセットはSnapdragon 8 Elite Gen 5で、
AnTuTuベンチマークを測ってみると
総合スコア:3626230
CPU:1043296
GPU:1381625
総合が362万、CPUが104万、GPUが138万となりました。もはやよくわかりません。

カメラが尖ったスマホではありますが、ゲーム性能的にも優れているので最新のゲームを最高画質で遊べます。
スマホ用コントローラーを装着してゲーム機に変身するのも良いです。カメラが大きいので干渉はありますが、パンチホールすらないこのディスプレイ、まるでモニターそのものを触ってるような感覚は健在で、たまらなく良いです。
バッテリーは多いのでとても長持ち。余裕で一日持ちます。PCMarkで持続時間を測ってみたら約10時間でした。あくまで参考まで。
さらに充電速度も80W充電対応なのですぐにマックスになり、本当に快適。しかも最大80Wワイヤレス急速充電にも対応。最大80Wワイヤレス急速充電ってなに?
※最大80Wワイヤレス急速充電には、nubia専用の充電スタンド(日本未発売)が必要です
充電分離(バイパス充電)も可能なので、バッテリーを気にせず遊ぶこともできます。
カメラ

何よりカメラがとにかく楽しい。標準カメラが35mmなので、一般的なスマホよりも狭い画角になります。単焦点レンズを使っている感じがたまらなく良くて楽しい。
めちゃくちゃボケますし良い雰囲気で撮れます。人物を撮影する際には若干補正が強すぎる写りにはなりますが、そこは調整できるので問題ないです。
あとシャッターボタンがあるので、本当にカメラで撮影しているような感覚もあり良いです。半押しでピント合わせ、長押しで連写などの機能もありますし、硬さもちょうど良くて撮りやすいです。
動画撮影も手ぶれ補正がまぁまぁ効いて撮りやすい。70mmのズームレンズも綺麗に撮れて楽しいです。フィルターの種類も変わらず豊富。
画面中央に水平の標準が現れるようになったのも使いやすくなった良いポイントだと思います。
感想
nubiaのZシリーズは、可変絞りカメラを搭載したりと、毎度毎度色々特殊な挑戦を続けていましたが、今回のモデルは割と無難な使いやすさを目指したモデルだと感じます。
尖ったことはせずに性能の底上げをガッと行いながら、独自感のある35mmカメラやスライドスイッチとカメラボタンの両方採用などは便利で楽しいです。
普通にメインスマホで使っています。おサイフケータイ無いやないかい、と思うかもしれませんが、私最近Pixel Watchを購入して使っているので必要なくなってしまい、問題なくなってしまいました。
