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コントローラー

【レビュー】一番売れてるスマホ用コントローラー『Backbone One PlayStation版 第2世代』

コントローラー

スマホ用有線コントローラーの中でもかなりクオリティ高めのBackbone Oneですが、その第2世代がいつのまにか出ていました。

機能的には大きく変わったモデルというよりは、改善されたモデルという感じなので色々な変更があったわけではないのですが、重要な改善がされていて、おっ?となりました。

今回は気になっていたPlayStation公式ライセンスモデル。基本的なレビューに加え、旧モデルや他のコントローラーとの比較などもしっかりと行っていきます。

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商品提供:Backbone One

Bitly

白・黒・1st gen・2nd gen・Lightning・USB-Cと、モデルが複数あるので買い間違えないように注意。本レビューは2nd Gen USB-C (白)です。

・公式ストア

Backbone One PlayStation®版 - USB-Cゲームコントローラー | Backbone
Backbone One(USB-C)PlayStation®版なら、PlayStation®のリモートプレイをシームレスに行い、モバイルゲームをさらに楽しむことができます。

動画版

スペック&主な特徴

Backbone One PlayStation版 第2世代とは

このコントローラーはアメリカのBackbone社によるスマートフォン用のコントローラーで、スマートフォンを挟み込む仕様、スマホとの接続は有線のUSB-CとLightningモデルがあります。有線なので本体の充電は不要で、更に装着したままスマホの充電が可能な仕様になっています。

対応機種はAndroidとiPhone、最新のスマートフォンには基本的に対応しています。USB-CモデルではiPhone15にも対応。

遊べるゲームはコントローラー対応しているスマホゲームや、PS4、PS5、PCのリモートプレイ、クラウドゲームをストリーミングプレイ等など。ただAndroidの場合、PS Remote Play公式アプリはBackbone One – PlayStation版とのみ互換性がある点に注意。

今回のPlayStation版はPS DualSenseワイヤレスコントローラーの外観と触感にインスピレーションを受けたモデルで公式ライセンスモデルとなっており、ボタンもABXYではなく◯✕△□となっているのも大きな特徴です。

そして第2世代ではマグネット式アダプタを搭載して、より多くのスマホにフィットし、スマホケース付きでも遊べるような仕様になり、十字キーの形状変更がされています。

あと家電量販店でも取り扱われるようになったようです。

開封&内容物

では早速開封していきます。メーカー提供によるレビューですが、特に何も指定されていないので自由に書かせてもらいます。

箱はこちら。箱からもう既にPS感がすごい有る、青を差し色にしたパッケージデザイン。

スリーブを取るとマットで上品な質感の硬い箱が現れます。

内容物はこちら。交換用のアダプター、セーフティガイド等、本体のみです。かなり簡素ですね。

本体外観

質感はしっとりめなプラスチック。細かなシボ感があり、塗装っぽい滑りにくい手ざわりです。色味も安っぽいホワイトではなく、落ち着いたほのかに青・グレーっぽい白でかなり上品。透明なボタンも相まって、結構高級感があります。

黒のほうが色味的な理由で高級感有るかな?と思っていましたが、むしろPSモデルの方が全然高級感あります。

ボタンレイアウトは右側に◯✕△□ボタン、アナログスティック、Backboneボタン、メニューボタン(≡)
左側にアナログスティック、十字キー、スクリーンショットボタン、オプションボタン(…)があります。

ジョイント部分のみブラックで、スマホと一体感があるように見せる配色も秀逸です。

背面には特に何もなし

上側面にはL1L2、R1R2とあり
下側面にはイヤホンジャックとスマホ充電用のUSB-C端子。

Lightning版は充電端子もLightning仕様になっているようです。

グリップは抑え気味で、かなり平べったい印象です。

旧モデルの黒と並べてみたのがこちら。パット見はなにも変わっていませんが、よ~く見てみるとマウント部分の受けの部分?がかなり大きくなっています。これが対応スマホサイズに大きく起因しているんですね。

あとブリッジ部分のBackboneの文字は薄いグレーになっています。

GameSir G8+と並べてみたのがこちら。こうして並ぶとかなり小さい。

GameSir X2Sと並べたのがこちら。Backbone Oneの方が背面のブリッジ部分が小さく作られていたり、グリップがゆったりしていたりと、操作は快適に思います。あと端子の位置が左右逆なのが一点だけ注意ですね。

実際にスマホ『iPhone15Pro』を装着してみるとこう。不思議なバランスで、ピッタリとサイズがフィットしているわけではないのですが一体感があり、ビジュアル良いです。ディスプレイの上部がコントローラー上部と揃っていて、下に長い丸っこいフォルムだからでしょうか。

スマホの角の丸みとコントローラーのフォルムに親和性が高いように感じます。

カメラバンプも大きいですが、無事綺麗に収まっています。

確実にiPhoneを意識したバランスになっていると思います。背面から見たビジュアルもすごく良い。しかもブリッジ部分は開くとPSマークが入っているので、AppleとPSのコラボレーションゲーム機のような印象になります。

Androidスマホ、6.7インチの「Nothing Phone (2a)」を装着した姿がこちらです。こちらも悪くないですね。様々なスマホ用コントローラーを使ってきましたが、どのようなスマホにもマッチするデザインのコントローラーだと感じます。

ちなみにiPhone 15 Pro MaxやiPhone 15 Plusも同じく6.7インチなので、参考まで。

操作感

基本的に旧モデルと同じ感触です。縦に長く、丸みを帯びたフォルムなので手に馴染みやすく、重量も実測値147グラム、iPhoneと合わせても334グラムで、結構快適です。何故か旧モデルより10グラム多いのは…アダプターの変更によるものでしょうか?

ボタンは光沢のあるツルッとした質感で、サイズはSwitchのJoy-Conよりも若干大きめ。押し心地はドームスイッチ、いわゆるSwitchのJoy-ConやPSVitaのようなプチプチとした押し心地です。クリッキーな押し心地が好き。

メニューボタンなどのファンクションキー類はラバーの感触もあるドームスイッチといった感触。

十字キーもツルツルクリア。押し心地は一般的なラバーの感触で、軸感もありシーソーできます。なにか旧モデルから変わったらしいですが・・・ほぼ違いは感じません。じっくりと観察して見比べてみると、十字キーの形状が若干急になった感じでしょうか。個人的には十字キーもボタン同様クリッキーにしてほしいな~って思っちゃいます。

アナログスティックはJoy-Conに近いもので、十分といったところ。今流行りのホールセンサーではありません。

ショルダーボタンはL1R1は音も小さめのタクトスイッチ、L2R2はトリガーボタンにしてはストロークが短めの、パタパタと倒れるような仕様で、ボタンとトリガーの中間のような使い勝手です。

使用感

装着・対応機種について

装着は簡単で、片側に押し当てて引き伸ばし、端子に差し込むだけ。簡単に着脱できて、しっかりと固定できます。

対応機種は

・Backbone Oneコントローラー(USB-C)は、最新のiPhone 15シリーズを含め、Apple、Samsung、Google、Xiaomi、Oppo、Vivo、Huawei、realme、Motorolaなど、主要なUSB-Cモバイルデバイスに対応しています。

と書かれています。タブレットは装着不可能で、フォルダブルスマホもUSB-C端子の位置的に下に大きくなってしまうのであまり最適ではなさそうです。ちなみに有線接続でコントローラーとして使用することは可能。

※PSモードでのリモートプレイに関して、純正リモートプレイアプリでiPhoneではBackbone One白黒両方対応、Androidでは白のみ対応。

しかしAndroid・黒にて、純正アプリは使えないけれど、有料アプリPSPlayを使用すれば普通に遊べます。

Just a moment...

その他よくわからない事があれば公式のQ&Aを覗いて見てみてください。

マウント交換でスマホケース付きで遊べる

また、より多くのスマホに対応するため、そしてスマホをケース付きで使えるようにするため、今回の第2世代モデルではマグネット式のアダプターを採用しています。これを取り外して付け替えることで無事iPhone15Proのケース付きで遊べるようになりました。

しかしまぁ、このマグネットアダプターがかなり取り外しにくく、気軽につけたり外したりできないので、もうちょっとなんとかならなかったかなとは思います。まぁ、知らないうちに勝手に外れたりして無くしちゃうよりは良いですが・・・。

専用アプリあり

Backbone Oneには純正アプリがあり、コントローラー対応ゲームを一覧で並べてくれます。

またこのアプリはBackbone Oneを装着時、もしくはBackboneボタンを押したときに立ち上がるようになっていて、ゲーム機のメニュー画面のような使い方ができます。

これにはスマホにインストールしたゲーム以外にも、未インストールのコントローラー対応ゲーム、XBOXクラウド用のゲームなども表示されていて、多様なゲームライブラリとなっています。

そしていつの間にかタッチパネルにコントローラーを割り当てる機能も追加されていました。

ボタン表示について

このモデルではボタンがABXYではなく◯✕△□。黒モデルとは、ドライバ認識?が地味に異なり、黒ではXBOXコントローラーよろしく、ゲーム内でもABXYと表示され、PSモデルではちゃんと◯✕△□と表示されます。つまり、どうやらDualSenseとして認識されているっぽそう?です。

ただゲームによっては普通にABXYと表示されたりするので、ちょっと地味に分かりにくいな・・・と思う事がたまにありました。Xと✕が特に。なのでPSリモートプレイをメインで遊ばない場合は、黒モデルを選択したほうが良いかもしれません。

感想

やはりBackbone Oneは、ビジュアルや操作性、軽さ、携帯性のバランスが非常に良いコントローラーだと思いました。

どんなスマホにもマッチするビジュアルを作れるコントローラーはBackbone Oneだけだと思います。実際、Kishi V2やGameSirの諸々のコントローラーは6インチあたりのスマホを装着するとなんとなくバランスが悪いんですよね。

あとケース付きで装着できる有線コントローラーも希少です。

独特のPSライクなデザインも良いですし、そこそこの高級感もあり、所有欲も満たされます。アプリの更新・ファームウェアアップデートもしっかりされていて、販路も広げたりとメーカー側にやる気も非常にあります。

しかしやはり、価格がかなり高級ですよね。旧モデルでも同様な印象でしたが、もちろん満足できるけど割高な印象は否めません。ただPSボタン仕様のコントローラーは唯一無二なので、リモートプレイを積極的に遊ぶユーザーであれば満足度は高いかもしれませんね。

ヨシダ

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