rk2020が中国から無事に届いて、色々といじってみたりしてます。RK2020はなんとPS1だけに留まらず、ドリームキャストやPSPが快適に動くハイスペックな中華ゲーム機です。
ただそのハイスペックなスペック以外にどうかなと思う点も多く、先にざっくりと感想を言っておくと、「色々と面倒くさいしチープだが、高いスペックは素敵な端末」です。
スペック&本機の概要
画面:3.5 inch IPS (320×480)
CPU:RockChip RK3326 クアッドコア1.3GHzプロセッサ
RAM:1GB(DDR3L 786 Mhz、32ビット)
ストレージ:外部MicroSD
バッテリー:2600 mAh
RK2020はODROID GO ADVANCEという韓国製の端末のクローンです。もともとOGAはハイスペックで色んなハードが動き高評価だったのですが、在庫の殆どが国内で売り切れてしまったのか、日本での流通がほとんどありませんでした。
そこで現れたRK2020、クローン端末でありながら大量生産で安く供給し、泣く子を黙らす中国戦法で中華ゲーム機界に君臨しました。
なので本機で使われているOSが問題になったり何なりとしています。
開封:なんか色々と気になる
早速開封して見ていきたいと思います。

箱はなんとも絶妙にダサい。レトロフューチャー的な?もしくはシンセウェーブ的な感じにしたかったんですかね?フォントもなんもいえねー感じです。

開けてみると馴染み深いロゴ?に包まれたRK2020本体が。ロゴ要りますか?これ

粗い保護フィルムが付いたRK2020本体が現れます。他に内容物は説明にならないくらい簡易な説明書とmicroSD用USBアダプタ、USB-C用の接続ケーブル。
本体外観:プラスチッキーでチープだ
妙な安っぽさがあるボディ

外観はアルミボディに見慣れてしまった僕からしてはかなりチープに見えます。いや、チープですね。しっとりとしたものではなく、ザラザラとしています。2dsみたいな感じですね。
RS97を思い出しそうなプラスチッキーなボディに、変なアナログスティックがかなり胡散臭さを増しています。OGAと同じボタンかな?
OGAは写真で見るといい感じなのにな〜
機能しないリセットボタン

画面上はこのようにL2R2まで有り、左からUSB、USB-C、イヤホンジャック、電源ボタンとなっています。

画面下はMicroSD、リセットボタン?とモノラルスピーカーです。
リセットボタンは機能しません。何の為に存在するのか。

裏側は端末情報などは特に何も書いていなく、フラットです。
操作感:大きな画面とボタン類は悪くない
基本ボタン類は及第点

ABXYボタンはエッジが付いていて指に収まりやすい感じです。STARTSELECTボタンは出っ張っていなく、押し込む感じです。ペコペコとしたクリック感があります。
ボタンを押した感じもクリック感はまぁ良いとして、すこしグラグラとした感じがあります。rg350などのしっかりした感触に慣れている人は物足りなく感じそうです。
アナログスティックは見た目ほど悪くはないが・・・

アナログスティックは小さめの硬いとしたもので、シリコンやゴム系のものではありませんが、案外そこまで滑る感じもなく、悪く有りません。
またアナログスティックは上に被せるカバーが付いてきますが、付けると悲しいくらいにダサくなります。せめて黒であれ!と思いました。
当然のようにL3(アナログスティック押し込み)はありません。まぁぼくはそんなに使わないので問題はありませんが…。
大きな画面はかなりグッド

画面サイズはかなり大きいです。pspくらいのサイズ感は有りますね。ただ解像度としてはRG350Mよりも低くなるので、高い解像度に慣れてしまっているとより残念な感じがあります。
気づいたのですが、ボリュームボタンが無いのがちょい不便です。一応ボタンの組み合わせで行うことができますが、慣れないうちはあれ?どのボタンだったっけなとなります。正直面倒くさいです。僕だけですか?
電源ボタンがめちゃくちゃ押しにくい

電源ボタンはかなり押しにくいです。個体差あるかもしれませんが、僕のは固くてクリック感が無く、押しているのか押していないのかよく分からない雰囲気があります。残念。
インターフェイスは分かりやすく高品質



初期ファームウェアとして搭載されいたEMUELECのインターフェイスは高品質でアガります。左右でハードを選択してからソフトを選択という分かりやすい使い方です。
比較:小ぶりながら画面サイズが大きいのはグッド
RG350との比較

僕が所持しているRG350もクリアブラックなので比較しやすいですが、RG350は比較的ツルッとしたボディで有るのに対してRK2020はかなりザラザラとしています。
RK2020は高さが抑えられているのでサイズ感的にはコンパクトになっていますね。
RS97との比較

RS97とは見た目に関してはどっこいどっこいだと思いました。しかし液晶ガラスが嵌め込まれている、アナログスティックが搭載されている点でRK2020が勝利していると思います。
RG350Mとの比較


RG350Mと比較すると、RG350Mがいかに罪かと思います。アルミボディからはもう戻れません。
感想:ハードを弄るのが好きな人におすすめな端末
この端末はまず第一にファイルの管理が面倒くさいです。同封の箱の中にmicrosd用のUSBアダプターが同封されているものの、本体をpcと繋げようがsdをUSBアダプターと繋げようがファイルは表示されません。なので以下2つの方法どちらかが必要です。
①wifiドングルを使う方法
なのでファイルの管理をしようと思うとwifiドングルでwifi経由でのファイルの転送が必要。これはどう考えても手間です。そもそもRK2020にはwifi機能が内蔵されていないので別途でwifiドングルを購入する必要がある。しかも無線経由だと転送速度が遅くてたまったもんじゃないと思います。
②無理やり読み込む
もしくはext4形式のフォーマットを無理矢理読み込む方法です。windowsはext4形式に対応していないのでファイルが読み込めないのですが、相性やなんやで読み込めたり読み込めなかったり、読み込めても書き込みができなかったりとまぁ苦戦しました。
今後RK2020に正式に対応したファームウェアが出てくる可能性も十分にあるので、それを祈るほかありません。
また、より快適に遊ぼうかと思うと、エミュレータやソフトごとに細かく設定する必要があります。
使いやすい神ハードに化ける恐れはありますが、化けない可能性もおおいにあるので、難しい事は何もしたくない!ただゲームを遊びたい!って人は今のところ様子見でお願いしますといった感じですかね。
カスタマイズを楽しく遊べる人は時間が足りなくなるハードだと思います。
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