記事内に広告が含まれています
エミュレータ機

セーブデータの場所・移行方法などまとめ

エミュレータ機

新しい中華ゲーム機を購入した際や別の端末で遊びたい場合など、必要になってくるのがセーブデータの移行です。使っているファームウェアなどによっても異なりますが、Opendingux(RG350やRG280等)とRetroarch(RG351、Vita、Android等)等の基本的な場所と移行方法をまとめておきます。

セーブデータの場所・設定など

Opendingux

基本的には内部MicroSDにセーブデータはあります。以下に一例として挙げておきますが、基本的な構成はどのエミュレータでも同じだと思います。

FC:/media/data/local/home/.fceux/sav
SFC:/media/data/local/home/.pocketsnes
GB:/media/data/local/home/.gambatte/saves
GBA:/media/data/local/home/.gpsp
WS:/media/data/local/home/.oswan
MD:/media/data/local/home/.picodrive/srm
PS1:/media/data/local/home/.pcsx4all/memcards

Retroarch

セーブデータの場所

Retroarchはセーブデータのディレクトリを自分で設定することが出来ます。設定や使い方に慣れてきたら自分で好みの場所に設定するのが良いでしょう。場所の確認方法は以下です。

Retroarchメニューの
設定→ディレクトリ→セーブファイル

セーブデータの場所の変更

オススメの設定はsavesフォルダ内各ハードのフォルダ名で保存する方法です。以下にメモ程度に載せておきます。

①savesフォルダやsavestatesフォルダなど、適当なフォルダを作成
Retroarchメニューの
 設定→ディレクトリ→セーブファイル
 から作成したsavesフォルダに移動して<このフォルダを使用>を押す
Retroarchメニューの
 設定→ユーザーインターフェース→詳細設定を表示
 をオンに設定
Retroarchメニューの
 設定→保存→フォルダ内のセーブファイルをコンテンツの格納ディレクトリで並べ替え~
 をオンに設定
Retroarchメニューの
 設定→保存→フォルダ内のステートセーブファイルをコンテンツの格納ディレクトリで並べ替え~
 をオンに設定
Retroarchメニューの
 設定→設定ファイル→終了時に設定を保存
 をオンに設定
⑦Retroarchを終了

セーブデータの移行方法

srmとsavの違いについて

セーブデータの拡張子は主に.srmと.savがあります。それぞれ基本的には拡張子を相互に変更することで可能ですが、エミュレータによっては互換性が無かったりするので注意が必要です。

やってみた中では、EZflash ↔ Retroarch のセーブデータ移行も可能でした。

Opendingux ↔ Retroarch

基本的には内部MicroSDにセーブデータはあります。 なので取り出す、整理する場合にはUSB経由でFTP接続して使うか、もしくは端末のファイルマネージャー『DinguxCommander(DinguxCmdr)』を使って行う必要があります。

私はFTPだと何故か上手く行かない事が多いので、Opendingux→Retroarchの移行の場合は
・取り出したセーブデータを外部MicroSDに保存
・DinguxCmdrで内部MicroSDにコピー

としています。逆のRetroarch→Opendinguxも同じ手順で行ってます。これを行うことで、セーブデータのバックアップも同時に行えて、あ!Rogueアプデしてセーブデータ消え散った・・・ってことを予防してます。

PS1の移行について

OpendinguxとRetroarchではセーブの形式が異なります。Opendinguxではメモリーカードごとにセーブデータが作成されて、Retroarchではゲームファイルごとに作成されます。なので
Opendingux→Retroarchの移行は簡単ですが、逆が結構面倒です。

Opendingux → Retroarch

/media/data/local/home/.pcsx4all/memcards
にあるセーブデータ(デフォルトでは mcd001.mcr )を
ゲームファイル名.srm へと変更してRetroarch側のセーブデータファイルに入れます。

mcd001かどうかを確認したい場合は
Pcsx4allの設定画面→Core settings→Memory card Slot1(もしくはSlot2)
でメモリーカード(セーブデータ)の確認・変更ができます。

Retroarch → Opendingux

Opendingux→Retroarchの逆をやれば良いんでしょ?と思うかもしれませんが、 Pcsx4all ではメモリーカードが15個までしか認識できません。なので別の名前にリネームする必要があります。

ゲームファイル名.srm ディスクID.mcr に変更して、
 /media/data/local/home/.pcsx4all/memcards
 に格納します。
・Pcsx4allの設定画面→Core settings→Memory card Slot1(もしくはSlot2)
 で十字キー左を押して、 ディスクID.mcr を指定して設定完了

ちなみディスクIDがわからない場合は、一度ゲームを起動して設定画面を開くと画面上部にDisc IDと表示されるのでメモしておく、もしくは設定のメモリーカードに ディスクID.mcr を指定することで、自動的にセーブデータが生成されるので、そのセーブデータに上書きする事で移行できます。

では、他に何か変更や気付いたことがあれば追記します。快適なエミュライフを。

ヨシダ

より早く最新情報をお届けするTwitter『ヨシダ情報局』や、レビュー動画を公開しているYoutube『ヨシダ・ザ・ムービー』もやっています。レビュー依頼は問い合わせやツイッターDMからどうぞ。

ヨシダをフォローする
タイトルとURLをコピーしました