最近ニンテンドースイッチライトの中古相場がかな~り下がっていて、1万円以下で普通に買えるくらいになってるんですよね。
やはりテレビ出力できないせいか、通常のSWITCHよりも人気が少なく、転売で全く買えなくなっていた時期もスイッチライトの方は比較的購入できる感じだったような気がします。
1万円以下なら買っても良いのでは!?と思って、ずっと色が好きで気になっていた『ザシアン・ザマゼンタバージョン』を買ってみたんですけど・・・
あれ?これ・・・これ良いよ。これ最高だよ。
な・・・なんで不人気なんだこれ?
スペック&主な特徴
スイッチライトの特徴
・携帯モード専用(テレビ出力・ドック使用不可)
・寸法 91.1 × 208 × 13.9mm
・重量 約275g
・本体メモリ 32GB
・画面サイズ 5.5インチ
・バッテリー持ち 約3.0-7.0時間
・HD振動無し
・携帯モード対応のNintendo Switchソフトが遊べる
主な違いは公式HPを見てもらえれば分かるので簡単に説明すると、まぁ名前の通りライトなバージョンで、機能が省かれた廉価モデル的な立ち位置です。ニンテンドー2DSみたいな。
しかしただの廉価モデルではなく、通常のニンテンドースイッチを徹底的に軽くして携帯性を高めたバージョン。
基本的にはSWITCHのゲームがそのまま遊べるし、ソフトにも依りますがセーブデータも共有できるのでサブ機的な使い方をする人も多いみたいです。
本体外観
箱付きで購入したんですが、まぁ・・・箱は今更良いですよね。
非常にバランスが良いし、サラサラなシェルが心地良い
▲写真で目にしていた時は、なんかスイッチライトって丸っこいし、ベゼルも太めだし、カラーもパステル系で、なんかあんまりなんかだな~と思っていたんですが、やはり手にしてみるまで分からないですね。
コントローラー部分と液晶とのバランスがかなり良いし、シェルの質感もサラサラで触り心地良いしで・・・舐めてましたわ。
より小さくを求めている人は、通常のSWITCHよりもこちらの方が満足するんじゃないでしょうか。
カラーリングは絶妙
▲このカラーはザシアンザマゼンタという、ポケモンソード・シールドをモチーフにした特徴的なカラーリングになっていて、本体がグレー、右側ボタンが赤(マゼンタ)、左側ボタンが青(シアン)という色になっています。
もっと子供っぽいかな~と思っていましたが、原色のシアンマゼンタでは無くトーンが落ちていて、絶妙な彩度でおもちゃっぽくも安っぽくも見えないよく出来たカラー。
ニンテンドーのカラーリングの攻め方って本当に凄い。他で見たことが無いカラーなので持っていて非常に満足感が有ります。
▲背面はポキモン。まぁ・・・見えないし多少はね?
▲上部に有るのは左からR・R2ボタン、ゲームカードスロット、イヤホンジャック、排熱口、ボリュームボタン、電源ボタン、L・L2ボタンで、ファンが付いていません。下部にはスピーカー、USB-C、MicroSDスロット。
▲基本的にボタンはJoy-Conと同配列で、縦にL・L2ボタンが並んでいます。
操作感
サイズ感はかなりツボ
サイズ感がかなりツボで、丁度手に収まる感、丸まったエッジ、薄い本体、指に引っかかるLRボタンと、相当バランスが良く感じます。LRボタン以外はフラットなので若干のグリップ感の足りなさを感じる事は有りますが、軽さでカバーできる感じ。
重量はかなり大事
重量っていうのは本当に大事で、これまで手に持って無印スイッチ(重量398g)を遊んでいると、最初のうちは平気ですが徐々に腕がしんどくなってくるんですよね。
単純に筋肉が無さすぎるだけなのでは?って思うかも知れませんが、まぁそんな悲しいこと言うなよ。
でもスイッチライト(重量275g)で持った感じは、もう完全にこれまでの携帯ゲーム機、なんですよね。所謂VitaとかPSPとか、GBAとか。それらを持っているときと同じくらいの重量感。
無印スイッチでは、テレビゲームを携帯機として遊んでいるって感じで、
スイッチライトは完全に携帯機、それくらいの違いを感じます。
こりゃもう無印スイッチ遊ばなくなっちゃうかも・・・。
ボタンはJoy-Conとは違って不満
▲ライトで一番残念なのが・・・ボタンなんですよね。
まぁめっちゃ酷いわけでは無いんですが、Joy-Conのようなプチプチとした押し心地(ドームスイッチ)ではなく、いわゆる普通のコントローラーのよりもちょっと軽めなラバーの押し心地で、Joy-Conの押し心地を求めている人は注意が必要です。
個人的にはせめてもう少し硬めであって欲しかったかな?
▲十字キーも同様で、柔らかめな押し心地。操作しにくい!と感じるほどではない、というか私SWITCHのゲームではほとんどアナログスティックで操作するので全然気にならないんですが。
他のボタンはJoy-Conと変わりない印象です。LRボタンはJoy-Conよりも音が小さいかな?程度。
画面
画面は本体サイズに対して小さいかな?と手にするまでは思っていましたが、実際に手にしてみるとまぁ特に問題ない、というか良いです。
問題がないというか、本体の小ささの嬉しさの方が勝ります。このサイズでそれこそドラクエ11とか、ゼノブレイドとかを遊ぶと、うおおお~こんな小さいサイズで動いてる~~~ってぶち上がります。
どうしても大画面で遊びたいよ~って方は有機ELSwitchを買ったほうが良いと思いますが、携帯モードでしか遊ばない、小ささを求めている人はスイッチライトが良いでしょう。家庭用ハードで出ているゲームをスイッチライトで起動して、存分に高性能感?を楽しみましょう。
感想:最高!不人気なのは多分・・・
もうゲーム機を手にし過ぎて・・・・なんかもうわけ分からなくなっているんですが、やはり基本的には必要以上にコンパクトにしてる感有るゲーム機が好きなんだな、って自分で思います。
まぁでもあれですね。個人的には携帯ゲーム機のサイズってVitaが限界だと思っているので、スイッチライトはギリオーバーしちゃってる。けど一応携帯ゲーム機として違和感なく遊べるよってくらいの寸法・重量のバランスが絶妙で、めちゃくちゃ手に取りやすいハードだなって思いました。
現状私のスイッチはダウンロードしたインディーゲームが積まれまくってるので、まぁ・・・インディーゲーム専用機って感じになりそうですね。本当に良い。ありがとうございます。任天堂。
不人気の理由はやはりシンプルにテレビ出力できないからなのかな?そう考えるとやっぱ携帯ゲーム機って・・・もう時代的にはそのものがニッチハードなのかもしれませんね。