小さいコントローラーってつい欲しくなっちゃいますよね。
過去にも8BitDoの小さいコントローラーを買って喜んでいましたが、
今回もつい買ってしまいました。とにかく安い、そしてスケルトンでクオリティも高い、そして眩しいほど光る。
販売ストア
購入したのはAliExpressです。金額は2000円程度でタイミングによっては更に安く購入できるかも?
動画版
スペック&主な特徴
LinYuvo KS54とは
こちらのコントローラーはSwitch用のBluetoothコントローラーで、他にもWindowsやAndroidやiOS、そしてキーボード入力などの用途として使用可能。このサイズのコントローラーはよく、左手デバイスとしても活用されることが多いです。
サイズは73×36.5×15mm、重量は実測値で28グラム、バッテリーは180mAhで4−8時間のプレイが可能とのこと。ちなみに説明書の方には200mAhと書いてありました。謎。
カラーはクリア、クリアブラック、ピンク、ブルーの四色。
8Bitdoの小さなコントローラーとの違いはバイブレーションも付いてるなど細かく色々ありますが、何より・・・光ります。
開封&内容物
では早速開封していきます。
箱はこちら。かなり簡易的で小さな箱。
内容物はこちら。USB Type-Cケーブル、説明書、本体です。
本体外観
見てください、とにかく可愛い。可愛いに尽きる。スケルトンのボディ、カーブを描いて綺麗に納まったボタン配置。とにかく手元に置いておきたくなるビジュアルが痺れます。
こういったクリアカラーの端末は大体半透明な透け感のことが多いですが、今回こちらは光沢感がある完全なスケスケ。分かってるっ!と言いたくなるような完成度の高さです。
ボタンレイアウトは右側にSwitch配列のABXYボタン、左側に十字キー、中央上にプラスボタンとマイナスボタン、下にライトキー、さらにその下にスクリーンショットボタンとホームボタン。
基本的にはSwitchのキーが踏襲されています。
そしてデザイン的には8Bitdo Zero 2のような雰囲気です。丸みを帯びたデザインとボタン配置バランス。しかしXBOXコントローラーライクな円形の十字キーがあるだけでかなり印象が異なりますね。
シェルの余白が減り、より密度感が増しているようなビジュアルが素敵です。
背面には特に何もありません。
上側面にはLRボタン、USB-C、背面側にストラップホールがあり、
下側面には特に何もありません。
シェルの噛み合わせも良く、ビルドクオリティは高いと感じます。
このコントローラー最大の?特徴でもあるLEDをオンにしてみると・・・眩しすぎて笑いました。スケルトンシェルでダイレクトに光が目に食らう感じ、誇張表現ではなく目がチカチカします。これくらい光ってくれないと困るよね。
もちろんLEDが嫌な人はオフにすることも可能ですし、スケルトンカラーじゃないバージョンを選べばもっと落ち着いた感じになると思うので、嫌なら無理にこちらを選ぶ必要はないでしょう。
他コントローラーとの比較
8Bitdoの小さいコントローラー8BitDo Microと比べてみると、ボタンサイズも含めほぼ同一サイズであることがわかります。
8BitDoのサイズは72×40.7×14.1mm、KS54は73×36.5×15mmと、寸法的には8BitDoの方が薄く軽い、しかしKS54の方がコンパクトに見えます。が、まぁほぼ誤差といった感じです。
参考までにXBOXコントローラーと並べてみたのがこちら。XBOXコントローラーがでかいのか、KS54が小さすぎるのか。
8BitDoのSN30 Proと並べてみたのがこちらです。円形ベースの、アナログスティックが無いバージョンと言えばそれはそうですが、サイズ感が違い過ぎて別物ですね。
参考までに小さいとされているMiyoo Miniと並べてみたのがこちらです。とても小さい。
操作感
操作しやすい・・・とは言えませんが、ボタンサイズはJoy-Con同等なのでABXYボタンはこのサイズということを考慮すると十分な操作性だと感じます。
というかしっかり握ることは難しい上、アナログスティックも無いので3Dアクションゲームや激しいアクションゲームは厳しく感じます。あくまでRPGなど複雑な操作を要求されないゲームであれば普通に遊べます。
ABXYボタンはラバーの押し心地で遊び少なめ、軽く押せて戻りも良い、ちょうどいい感触。
十字キーはXBOXコントローラーのように円形でタクトスイッチのカチカチとした押し心地。おそらくこのサイズ感によるものだとは思いますが、ちょっと硬めに感じます。
ショルダーボタンは軽めのタクトスイッチ、カチカチと音が鳴るタイプで、十字キーよりは軽めです。L2R2ボタンは無いのでゲームによっては不便に感じる場面もあるかもしれません。
使用感
光らせる
とりあえずホームボタンを押すと光り、電源が付きます。設定を変更することで、このように観覧車?みたいなイルミネーションになります。パターン結構多いので、これだけで結構楽しめます。
・色変更 ライトキー
・色単色 ライトキー+Lボタン
・ブリージングモード ライトキー+Aボタン
・単色回転点灯 ライトキー+Bボタン
・上下水流モード ライトキー+Xボタン
・観覧車モード ライトキー+Yボタン
・オンオフ ライトキー二回押し
ストラップを付ける
ストラップホールが付いているので、ストラップとして使うこともできますが、ストラップホールの位置が中央なのがちょっと微妙かなと感じました。8BitDoのように端に装着できれば良かったのですが。
モード切り替え
モード切り替えは専用のスイッチが付いているわけではなく、ボタンの組み合わせで行います。
・Nintendo Switch 「Y+ホーム長押し」LED青点灯
・Android 「X+ホーム長押し」LEDピンク点灯
・Xinput「B+ホーム長押し」LED黄色点灯
・キーボードモード「A+ホーム長押し」LED緑点灯
ただ、切り替えてペアリング済みのハードと即繋がる!といったことはできないので、複数端末で使いたい人は別のものを選んだ方が良さそうです。
ウェイクアップ対応
Switchでペアリング済みであれば、ウェイクアップにも対応しています。コントローラーのみでスリープからの復旧が可能です。Switchで使う際には結構重要だと感じるポイントです。
十字キー割り当て変更可能
アナログスティックないからどうやって遊べばいいんだ、となるかもしれませんが、切り替えて遊ぶことが可能です。
・アナログスティック⇄十字キー ライトキー+マイナスボタン
・LR⇄ZLZR ライトキー+プラスボタン
左手デバイスとして活用
キーボードモードで接続すると、キーボード入力になり、いわゆる左手デバイスとして活用できます。
割り当ての変更はできなさそうです。
感想
低価格で視覚的に楽しく、ビルドクオリティも普通に高い、質感も良いと、普通にお値段以上の楽しさを味わえるユニークなコントローラーだと思いました。
8BitDo Microとどっちがいいかと聞かれると、どちらにも良いところがあります。8BitDoはスイッチでモード切り替えできたり、L2R2が備わっていたり、専用アプリがあったり。
対してKS54はバイブレーションが搭載されていたり、Nintendo Switchのウェイクアップに対応していたり・・・
そしてとにかく光る。しかも超いろんなパターンで。しかもスケスケのスケルトン。
私がどちらを気に入ったのか・・・わかりましたね・・・?