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エミュレータ機

【レビュー】まごうことなき初代ゲームボーイである(嘘)『GPi CASE 2W』

エミュレータ機

これ、何だと思いますか?

魔改造ゲームボーイ・・・?またそんなニッチな改造を・・・と思いきや「ラズパイをゲームボーイ風のエミュ機にできちゃうキット」なんです。

どんな感じなのか1度はやってみたくて、でもしばらくラズパイがかなり品薄で定価で買うのが難しい状況だったんですよね。最近はかなり落ち着いて、普通に買えるようになったので実践に至ったという形です。

とんでもなくめちゃくちゃ簡単だったので、家にラズパイが余ってる人はやってみても良いかもしれませんね。

販売ストア

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私はAliExpressのセール時に7000円くらいで購入しました。

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Amazonでも購入できますが高いですし、この他にもCM4用であったりなんなりといろいろあるので購入時は間違えないよう注意です。

こちらの他に別途Raspberry Pi ZERO、ZERO W、ZERO 2Wのどれかを買っておく必要があります。

どこで購入しても良いですが、基本的に割高で販売されることが多いので、正規価格で取り扱っているストアで買うのが良いと思います。私はRaspberry Pi Shop by KSYにて、送料込み3,465円で購入しました。他にもスイッチサイエンスとかありますね。

Raspberry Pi Shop by KSY

あとシステム用のMicroSDも必要です。

動画版

スペック&主な特徴

GPi Case 2Wとは

GPi Case 2Wは、Retroflag社が開発しているGPi CaseシリーズのRaspberry Pi ZERO、ZERO W、ZERO 2W対応モデルです。バッテリーや液晶など必要なモノはすべて揃っているキットで、別途購入したラズパイを簡単にゲームボーイ風のゲーム機に換装できます。

ディスプレイは3インチの640×480ピクセル、バッテリー容量は2800mAh、オリジナルのゲームボーイのようにABボタン、その上にXYボタンがあるのに加えてターボボタンとホームボタンが搭載、単純なCPUスペックはどのラズパイを採用するかに依存します。

こちらの前モデルのGPi Caseではディスプレイサイズが2.8インチだったり、バッテリーではなく電池だったりするので今購入するのであれば2Wの方が良いかと思います。

開封&内容物

では早速開封していきます。

箱はこちら。なんでかケースも付属しましたが、普通は付属しないと思います。

内容物はこちら。充電用のケーブル、ドライバー、説明書、本体です。一応ドライバーは付属していますし、ネジ止め4点のみなのでめちゃくちゃ簡単ではありますが、使いやすい精密ドライバーは持っていたほうが良いとは思います。

本体外観

本体形状、ボタンの配置、印字、斜めのスピーカー開口など、まごうことなき初代ゲームボーイである。ボタンの数は多かったり、画面のサイズがなんか変だったりしますけど。

背面のディテールまで見事である。質感もかなり初代ゲームボーイに近く、ザラザラとしたシボ加工、素地プラスチックの感触がかなり再現度高め。ラインの入り方だけでなく、製品情報の記載、バッテリー蓋の作りなど徹底的な再現。

ボタンレイアウトは右側にABXY、左に十字キー、その間にターボボタンとホームボタン、その下にスタートセレクトボタン、スピーカーとあります。バッテリーインジケーターは初代ゲームボーイのようにディスプレイ横ではなく、ディスプレイ上。

背面には製品情報が記載され、その下にバッテリー。そしてよくよく見てみると、その間にうっすらと切れ込みのようなものが入っています。つまりアレ、LRボタンが有るんですよね・・・。無いと思っていたので驚きました。

あとカートリッジっぽいところがラズパイ本体で、抜き差し出来る仕様になっています。なのでカートリッジを差し替えて別のラズパイを動かす・・・なんてことも・・・やる人が居るかどうかはさておき、できます。

左側面には電源、明るさダイヤル、右側面にはボリュームダイヤル。ダイヤルまで初代ゲームボーイと同じです。

電源はUSB-Cにして欲しかったと深く思います。

上側面には電源スイッチ、下側面にはイヤホンジャック。カートリッジ部分に結構隙間が有るんですよね。多分プラスチックが歪んでしまっている個体差だと思うんですが、ちょっとだけ気になります。

実際に初代ゲームボーイ、そしてゲームボーイポケットと並べてみたのがこちら。そっくりに作ってあると思いきや、一回り小さいんですよね。厚みはかなり大きいものの、縦横サイズだけで言うとポケットに近いサイズ感。

色味は初代ゲームボーイよりも青っぽく見えますが、この初代ゲームボーイはかなり黄色っぽかったものを漂白したので、実際の色味がどうなのかは正直分かりません。しかし体感としてはかなり近いように感じます。

操作感

初代ゲームボーイよりも若干小ぶりではあるものの、結構しっかりと厚みがあり、手に持ったときに安心感があります。

ボタンもかなり初代ゲームボーイに近い・・・というかそのもの、という感じさえあります。ツルッとした光沢の平べったいボタン。ラバーの押し心地がちょうどよい。

ボタンサイズは初代ゲームボーイが約10mmだったのに対してこちらは約9mm、1mmの差があるので若干小さく感じますが、それでもここ最近の携帯ゲーム機(SwitchやVitaなど。最近ではない)では小さくなる傾向があったので、大きいボタンだな、と感じます。

ちなみにXBOXコントローラーなどの一般的なコントローラーも約10mmなので、コントローラーサイズに近いと考えると良さそうです。

十字キーやスタートセレクトボタンも初代ゲームボーイそっくり。ツルッとしていてラインが入った十字キーで、ビジュアルはそっくり。ですがこちらも初代ゲームボーイより若干小さめで、初代ゲームボーイの十字キーが約20mm、こちらは約18mm。若干縮小した本体サイズのバランスに合わせたような感じでしょうか。

押し心地としては、若干小さいと言われれば確かに小さいかも?という感じです。ちょっと硬めのラバーの押し心地、シーソーは可能です。十分遊べると感じますが、ちょっと斜めに入りやすいのが気になります。

ショルダーボタンはなんだか存在を忘れてしまい、ふとした瞬間に押されてしまうような馴染み方をしています。押し心地としてはタクトスイッチで、手前側、画面側に押し込まないといけないので実用的ではありません。ショルダーボタンを多用するゲームは厳しそうです。

画面・スピーカー

画面

ディスプレイは3インチの640×480ピクセルなので、本体サイズを考慮しても十分なサイズと解像度・・・だと思うんですが、輝度は高くなく、応答速度の問題なのか横線が入ってジリジリとしたような見え方です。

あとなんだかディスプレイの位置が若干斜めにずれているのが気になります。

その上ラミネーションディスプレイではなく、液晶とガラスレンズの間に隙間があります。なのでここ最近の中華ゲーム機などで慣れてしまっている人は、物足りなく感じるかもしれません。

ただその反面、このジリジリ感であったり、ラミネーションではないディスプレイは従来の携帯ゲーム機らしさを感じます。

スピーカー

スピーカーはフロントスピーカーで結構ボリュームが出るので、シングルスピーカー、若干こもり気味の音色ではありますが十分に良いと感じます。

そして何より、従来のゲームボーイ同様ダイヤルで音量調整できるのがたまりませんよね。

いや、普通にボタン方式でも良いのですが、直感的に音量を調整できる、そして何よりこのゲーム機を触ってる感がすごく好きです。

使用感

組み立て方

組立はなんとなく雰囲気でやっちゃったんですけどうまくいったので超簡単でした。解説不要なくらいだと感じますが、まぁ簡単なので紹介します。

こちらが今回ベースになってくれるラズパイ ZERO 2Wです。小さいですね。

まずカセットのようなモノの中に基板が入っています。基板にフラットケーブル、そしてMicroUSBの端子がついているので

それをこのような形でラズパイに差し込みます

そしてこうして押さえつけるようにしてシェルに合わせます。このタイミングでMicroSD用の蓋も無くさないようにしましょう。

良い感じに蓋が閉まったらネジを締めます。

そしてカートリッジのように差し込むだけで完了。とても非常に簡単ですね。

とはいえそのままでは遊べないので、別途用意したMicroSDにOSを書き込む必要があります。

ファームウェアをインストール

Recalbox Home
Recalbox is THE ultimate retrogaming platform that allows you to replay all the games, consoles and computers of your ch...

基本的にはラズパイなので、使いこなせる場合は何を入れても良いんですがとりあえずオフィシャルサイトでオススメされているRecalboxで良いかと思います。使いやすく、ある程度設定済みなので簡単。

Recalbox公式サイトのガイドにそって進めれば良いですが、簡単に説明するとRaspberry Pi Imagerというソフトをインストールし起動、ラズパイZero2W、Recalboxと選択して進めれば簡単に書き込めるという仕様です。

その後専用のディスプレイ表示用のパッチをインストール、安全なシャットダウンをするためのスクリプトをインストール可能とも書いてありますが、普通にどちらも使わず使えているのでスルーしています。なんかアップデートされているのかも?

ということでインストールしたSDを差し込み、起動して初回セットアップが終わるまで待てば・・・

なんだか見慣れたメニュー画面が現れました。そう、エミュ機と大体同じ、Emulation Stationのメニュー画面です。こちらからゲームハードを選び、立ち上げるとRetroarchで動きます。いや、多分普通にこっちが先だと思いますが、まぁとりあえずゲームボーイみたいな見た目のエミュ機の完成です。

一応デフォルトでPD ROM(フリーゲーム)が入っているっぽいので、ボタンなどがちゃんと使えて問題ないかどうか確認しましょう。あとはいつも通りに吸い出したゲームを入れて楽しみましょう!

感想

ということでやっと試すことができました。やってみた感想としては・・・正直、エミュ機って本当に良く出来てるなぁ・・・です。

というのも、そもそもラズパイ+このケースのセットで大体1万円超える感じの価格帯で、動くタイトルとしてはやはりPS1くらいまで、そして初代ゲームボーイに近付けた完成度といった意味ではかなりクオリティ高いですが、

全体的に見るとやはりディスプレイの弱さやそもそも傾いている点、カートリッジ部分の隙間が気になるビルドクオリティの問題であったり、OSが立ち上がるまで結構時間がかかることであったり、充電がUSB-Cじゃない点など、なんかこうもう一声!って点が多いんですよね。

ラズパイを超簡単にゲーム機にできちゃうといった意味ではユニークですが、まぁわざわざラズパイを使わなくても・・・エミュ機で良くね?感がどうしても否めません。

もしかしたらラズパイだからこそこの筐体を生かした使い方ができるのかもしれませんが、残念ながら私にはそのような知識はありませんし、普通に遊ぶ分にはエミュ機の方が快適だなって思っちゃいました。

でもビジュアルは本当に好きでこの魔改造ゲームボーイ感が堪らないので今度はPiboy DMGにチャレンジしようと思います(結局気に入ってるじゃん)

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