記事内に広告が含まれています
スマートフォン

【レビュー】なんなんだこのスマホ・・・『Nothing Phone (3)』

スマートフォン

今個人的に一番注目しているメーカーがNothingなんですが、そのNothingのメインライン、フラグシップモデルの新しいやつが出ました。その名もNothing Phone (3)。

Nothingといえば独特な背面LEDだったんですが、それってつまり攻めの姿勢、より新しさを追求するスタイルだと思うんですよね。今回の背面デザインはかなり独特なデザインで、LEDではなくドットのディスプレイが採用され、またゼロからの楽しさを追求していて痺れます。

販売ストア

・楽天

【楽天市場】【新登場】CMF Phone 2 Pro 【エントリーで10000ポイント還元!他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)&はじめて楽天回線をご契約の方限定!】 CMF by Nothing simフリー 国内正規品 本体 端末 新品 回線セット(18歳未満の購入不可):楽天モバイル公式 楽天市場店
【お得な回線セット】 楽天モバイル 公式ショップ。【新登場】CMF Phone 2 Pro 【エントリーで10000ポイント還元!他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)&はじめて楽天回線をご契約の方限定!】 CMF by Nothin...

・公式HP

CMF Phone 2 Pro | Smartphone | Nothing | JP

 価格は公式ストアで256GB版が124,800円、256GB版が139,800円。楽天モバイルでも販売されています。

動画版

スペック&主な特徴

Nothing Phone (3)とは

Nothing Phone (3)は、Nothing社が手掛ける最新のフラッグシップスマートフォンで、前モデルNothing Phone (2)の正統後継機にあたります。

最大の特徴は、新しいGlyphインターフェースと「Essential Search」を搭載し、デザイン性と機能性を融合させている点です。背面は独自の発光インターフェースを進化させ、通知や操作性を直感的にサポートします。さらにIP68の防水防塵仕様を備え、日常からアウトドアまで幅広く活躍できます。

ディスプレイは6.77インチ フレキシブルAMOLEDで、解像度1260×2800、リフレッシュレート最大120Hz、10bitカラーに対応。ピーク輝度は最大4,500ニトに達し、直射日光下でも高い視認性を確保しています。タッチサンプリングレートは1,000Hzと非常に高く、ゲーミング用途にも最適です。

カメラはすべて50MP構成のクアッドカメラシステム。メイン、ペリスコープ望遠(光学3倍・最大60倍ズーム)、超広角、フロントの4基を搭載し、OIS+EISの手ぶれ補正やTrueLens Engine 4による高度な画質最適化に対応。ナイトモード、ポートレート、マクロ、アクションモードなど多彩な撮影機能を備えています。動画は4K/1080pのUltra XDR録画に対応し、120fpsのスローモーション撮影も可能です。

プロセッサにはQualcomm Snapdragon 8S Gen 4を採用し、Adreno 825 GPUと組み合わせることで、最新世代のゲーミング性能とAI処理能力を実現しています。メモリは12GBまたは16GB、ストレージは256GBまたは512GBの構成が用意され、Android 15ベースのNothing OS 3.5が搭載されます。OSサポートは5年のAndroidアップデートと7年のセキュリティ更新が保証され、長期利用にも安心です。

バッテリーは5,150mAで、65Wの有線急速充電、15Wワイヤレス充電、さらにリバース充電(有線/無線)にも対応。Wi-Fi 7やBluetooth 6.0、NFC、日本版ではおサイフケータイもあり、デュアルSIM+eSIMをサポートします。

カラーはホワイトブラックの2色展開。

開封&内容物

では早速開封していきます。今回レビューサンプルとしてお借りしたのはホワイトの256GBモデル。

箱はこちら。カメラデザインを強調したデザインで正方形のグリッドに合わせてか、正方形の箱になっています。

ベリベリと剥がす箱ですが、貸出品なのでもう既に開封済みです。

内容物はこちら。専用ケース、USB Type-Cケーブル、SIMピン、説明書、本体です。ケーブルやSIMピンは毎度お馴染みのデザインで、Nothingと印字がされています。

本体外観

ファーストインプレッション

かなり賛否がある背面デザインですが、個人的には最初に見たときから心奪われています。

見たこと無いバランスのカメラ配置はパット見では歪さに近い複雑さを感じますが、よくよく見てみると背面全体にグリッドを敷いてパターンが配置されているような構成、その複雑さが近未来感を感じさせる独特なビジュアルになっていると思います。見れば見るほどに発見があるような楽しさがある。

手触り的にも背面は透明度の高いガラス、側面は金属となっているのでしっかりと高級感を感じて良いです。

カメラバンプは思っていたより大きいなと思いましたが、想像以上にカメラ性能もいい感じだったので許容ということで・・・。

インターフェイス

カメラは左上が望遠、右にフラッシュ、左下が広角、右に超広角。

右側面には電源ボタン、Essential Keyがあります。

左側面には音量ボタン。Essential KeyはNothing共通の、メモとかを使えるEssential Spaceのためのボタンです。

結構厚みは大きいように感じますね。

上側面にはスピーカー、マイク、下側面にはSIMスロット、マイク、USB-C、スピーカー。

他端末と比較

REDMAGIC 10S Proと並べてみたのがこちら。ほぼ同程度のサイズ感で、同じく背面ガラスモデルではあるものの印象は全く異なります。

画面・スピーカー

画面

ディスプレイは6.77インチ。上下左右均一幅で薄めで十分に感じます。

明るさも大きく、明るい日中の屋外でも問題なくディスプレイを見れます。解像度も高く、標準的な仕様に感じます。リフレッシュレートも120Hzでヌルヌル。

インカメラはパンチホールで、通話用スピーカーの開口は全く目立ちません。逆に言うと標準的すぎて特に新鮮な点は無いので物足りないというのはあります。

スピーカー

スピーカーは下部と上部にスピーカーがあり、広がりがあるように聴こえます。

音質も普通に良いと感じます。バランスよく聞こえ、動画視聴には十分、ゲームをしたりする分にも全く問題なく感じます。iPhoneと比べると流石に劣って聞こえますが、物足りないことも無いです。iPhoneが異常です。

イヤホンジャックは無く、Bluetoothの対応コーデックは、

・LDAC V5
・LHDC V3
・LDAC
・aptX Adaptive
・aptX HD
・aptX
・AAC
・SBC

と対応しています。潤沢です。

使用感

重量感は重め

重量は実測値で220グラムで、重めに感じます。角張ったフォルムや厚みなどにより、多少の持ちにくさは感じますが、まぁハイエンドだいたいこんな感じなのでは、といった印象です。カッコイイので、ヨシ。

言うとするとEssentialボタンをたまに電源ボタンとどっちかわからなくなる感じがあります。もう少し離して欲しかったかも?

画面内指紋認証

指紋認証は電源ボタンではなく画面内指紋認証。タッチパネルに指を触れて認証されるもので、顔認証にも対応しています。ちなみに認証速度は指紋も顔も爆速です。ノーストレス。

常時表示にも対応していて、時計だけ表示しておくことも可能です。画面タップすると表示する機能があり、他にもロック画面を変えれたり、色々できます。私はあまり弄りませんが、独特なNothingらしいNdotフォントが好きなので、設定→特別機能→テスト機能からNdot日本語をオンにしています。

ベンチマーク

この端末のチップセットはSnapdragon 8S Gen 4というあまり聞き覚えないもので、
AnTuTuベンチマークを測ってみると

総合スコア:1919806
CPU:460955
GPU:758937

総合が約191万、CPUが46万、GPUが75万となりました。

ベンチマークの数字的には普通にハイエンド。

動作感としても基本的に何でもいける感じで、ゲームを遊ぶにも十分な性能だと感じます。

OS・動作感

普段使いではキビキビ、引っかかりやラグを感じることは無く、リフレッシュレートは120Hz対応。せっかくヌルヌル感を味わえるので120で使っていますが、ダイナミック(可変)も選択可能です。

Nothing OSというAndroid15ベースのOSが搭載されていて、勿論プレイストア対応、通常のAndroid端末として使えますし、日本語にも対応しています。オリジナルホームランチャーをはじめとした独自の機能が色々入っているのが特徴ですね。

GLYPHインターフェース

さて目玉機能の背面ディスプレイ。正直に言うと、本当に意味が無いインターフェイスなのですが、なんだか楽しいんですよね。地味に色々な機能があるので背面LEDよりも付加価値は大きめで、別のガジェットが裏面に張り付いているような感覚があります。

眺めたくなる背面といった意味では、その価値を底上げしているような機能だなと感じます。

背面中央部分がタッチセンサーのようになっていて、ぐっと押し込むとフィードバックがあり、機能切り替え、長押しで実行できるようになっています。この感触も独特で気持ち良いです。

・Glyphミラー
どんな瞬間も簡単に残せるように。Glyphマトリックスに表示されるライブプレビューで、セルフィーを撮るときに完璧な構図を作れます。
・スピン・ザ・ボトル
ルーレットのようなスピン・ザ・ボトル・ゲームが生まれ変わりました。盛り上がること間違いなし。
・グーチョキパー
おなじみのじゃんけん。グーかチョキかパーを選んで、さあ勝負。
・デジタルクロック
90sテイストのクラシックなデジタルスタイルで時刻をチェック。12時間表示または24時間表示で。

横にあるEssentialボタンを2回押すと、Essential Spaceというアプリが立ち上がります。

こちらはいわゆるメモ帳のようなアプリで、ボタンワンクリックでスクショ&メモを追加、長押しでボイスメモが立ち上がり、自動的にSpaceに保存されます。そしてボイスメモは自動で文字起こしされたり、撮ったスクショのメモを簡単に確認できるよう検索機能が。

カメラ

カメラは正直Nothingスマホはまぁ十分くらいの性能かなと思って油断していましたが、普通に良くて驚きました。パキッとした解像度で撮れて、望遠も綺麗でさまざまなシーンで使いやすいと感じます。

カメラアプリ自体の起動速度なども早くてシャッターを切る速度も早くて撮影体験に不満はありません。

ズームの切り替え機能とか、フィルター機能の変更などはかなりしやすく、ソフト面のデザインは割と良いと感じます。シャッター音が独自で大きめに感じてしまう点が少しマイナスに感じます。自主規制・・・。

感想

OSの作り込みのクオリティがどんどん上がっていて、さらに性能もしっかり、カメラもしっかりで普段使いの用途としてはバッチリ、その上で背面のデザインとGLYPHインターフェースで所有欲をしっかりと満たしてくれます。

使いやすさとデザインの良さ、遊び心の付加価値で正直全然メインスマホにしたい完成度の高さだと感じました。何も文句は無いです。強いていうと、しっかりハイエンド価格(iPhone16と同じ価格)、ちょっと厚みが大きめで重めに感じる点くらいですね。ただ最近重いやつばかり触っているので、厳しいとは感じません。

使えば使うほど気に入ってきています。Nothingは、良いぞ。

【楽天市場】【新登場】CMF Phone 2 Pro 【エントリーで10000ポイント還元!他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)&はじめて楽天回線をご契約の方限定!】 CMF by Nothing simフリー 国内正規品 本体 端末 新品 回線セット(18歳未満の購入不可):楽天モバイル公式 楽天市場店
【お得な回線セット】 楽天モバイル 公式ショップ。【新登場】CMF Phone 2 Pro 【エントリーで10000ポイント還元!他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)&はじめて楽天回線をご契約の方限定!】 CMF by Nothin...

ヨシダ

より早く最新情報をお届けするTwitter『ヨシダ情報局』や、レビュー動画を公開しているYoutube『ヨシダ・ザ・ムービー』もやっています。レビュー依頼は問い合わせやツイッターDMからどうぞ。

ヨシダをフォローする
タイトルとURLをコピーしました