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【レビュー】初プロジェクター体験『XGIMI Horizon 20 Pro』

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最近なんかプロジェクター欲しいなってなんとなく思っていたら、ちょうど提供いただけることになったので紹介します。

今回紹介するのもただのプロジェクターではなく、ゲーム機能、つまり低遅延特化のフラグシップモデルで、かなり高級。ここまで高級なものは使ったことがなく、画面サイズ・明るさ・使いやすさ・音質など全部かなりハイエンドでかなり感動しています。

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HORIZON 20 Series exclusive offer
XGIMIは、ホームプロジェクター、ポータブルプロジェクター、レーザープロジェクターなどの革新的な製品ラインアップで、世界中の多くの人々の心に残る思い出作りをサポートしてきました。4K XGIMI HORIZON Pro、ウルトラポータブル...

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動画版

スペック&主な特徴

XGIMI HORIZON 20 Pro とは

XGIMIは、世界100か国以上で展開する中国発のプロジェクターブランドで、手軽さと高画質を両立したスマートプロジェクターを数多く手がけています。HORIZON 20 Pro はその中でもフラッグシップに位置づけられるモデルで「最強のゲームプロジェクター」として設計された、映像・音・応答速度すべてを極めたハイエンド機です。

光源には RGB トリプルレーザーを採用し、最大 4100 ISOルーメン の高輝度と 20,000:1 のコントラスト比 を実現。色域は BT.2020比110%、さらに Dolby Vision/HDR10+/IMAX Enhanced に対応しており、暗所・明所問わず映画館クラスの映像を楽しめます。ΔE<0.8 の高精度キャリブレーションにより、肉眼での色の差を感じさせないほどの再現度も特徴です。

ゲーミング性能も突出しており、1msの超低遅延(1080p@240Hz)に加え、VRR(可変リフレッシュレート)ALLM(自動低遅延モード) に対応。PS5やSwitch、PC接続時でもほぼラグを感じない入力応答を実現しています。最大300インチまでの大画面投影にも対応しており、まさに“家庭用ゲーミングシアター”と呼ぶにふさわしい実力です。

設置面では、HORIZONシリーズ初の 光学レンズシフト(垂直±120%/水平±45%) を搭載。さらに 1.2〜1.5倍の光学ズーム により、設置位置を動かさずに映像位置やサイズを調整できます。デジタル補正を使わないため画質劣化がなく、壁際や天吊りなど自由なレイアウトが可能です。

チップセットには MediaTek MT9679 を採用し、4GB RAM/128GBストレージ を搭載。OSは最新の Google TV ベースで、YouTubeやNetflix、Prime Videoなど主要ストリーミングアプリをネイティブに利用可能です。音声操作にも対応し、Google Homeと連携することでハンズフリー操作も可能です。

スピーカーは Harman/Kardon製 12W×2基 を内蔵し、Dolby Audio/DTS-HD/Virtual:X にも対応。単体でも高品位なサウンドを再生できるほか、HDMI eARC出力でAVアンプやサウンドバーにも接続できます。

接続面では Wi-Fi 6/Bluetooth 5.2 をサポートし、HDMI×2(うち1つはeARC対応)、USB 3.0/USB 2.0、光オーディオ出力、AUX端子を装備。
本体サイズは 249×298×190mm/重量4.9kg とやや大型ながら、静音設計(28dB)でリビング設置にも最適です。

総じて、XGIMI HORIZON 20 Pro は明るさ・色精度・設置自由度・低遅延すべてを極めた「究極のホームプロジェクター」。
映画もゲームも妥協せずに楽しみたいユーザーに向けた、次世代レーザーシアターの決定版です。

開封&内容物

では早速開封していきます。今回はレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。デカデカとプロジェクターの画像がプリントされたデザイン。かなり大きくて置く場所あるのか不安になります。

開封してみると、中にはスチロール性のケースにしっかりと収納されていました。

上部のロックを外すと開封できるようになります。

内容物は、電源、リモコン、ブロアーブラシ、ブラシ、説明書、本体です。

まず気になった点としては、想像はしていましたが電源が大きすぎてちょっと場所取りますね。

本体外観

プロジェクター本体

箱から出してみると、そこまでのサイズ感ではないと言うか、想定していたプロジェクターのサイズ感・重量感です。

流石に高級感があり、リッチなデザインです。シンプルなデザインで主張しすぎないデザイン、側面はフェイクレザーのような素材で手触りも良いです。

プロジェクション部分には保護シールが貼られていて、剥がすとレンズとIMAXの文字が。下部はスピーカーになっていて、Harman/Kardonの文字が。IMAXに対応しているってどういう事?って思って調べてみたのですが、どうやら「IMAX映画館そのもの」ではないが、家庭でIMAXに近い明るさ・色・音・映像比率を楽しめるように調整された規格とのこと。

背面には上部にインターフェイスが並んでいて、

左から有線LAN、USB2.0とUSB3.0、HDMI1/eARC、HDMI、オーディオジャック、電源ボタン。

背面下部に大きくあるのはファンの給気口です。下部には排気口。

上下に振れるように支えが左右にあり、下部には回転できる台、かなりスムーズで自由に上下左右できますが、しかし安定感はしっかりとあります。

台部分に電源の端子があります。

リモコン

リモコンもかなり高級感があり、ボタン部分以外はメタルシェルでひんやり重量感、ボタンにはLEDもあります。

インターフェイスは上から
電源ボタン、マイク、Youtube、Netflix、プライムビデオ、ショートカット(音量ミュート)、フォーカス、LiveTV(アプリ設定可能なボタン)、入力、上下左右決定ボタン、戻る、設定、ホーム、音量ダウンとアップ。 

単四電池2本で動く仕組みになっていて、背面のボタンを押すと下部がビュンと飛び出す仕組みになっています。面白い。

使用感

初回起動・OS・動作感

初回起動時はセットアップがあり、まずリモコンのペアリングから始まります。

基本的な中身はGoogle TVとなっていて、いわゆるスマートテレビ、Fire TVが一体型になっているような感じで、特段なにも接続したりするまでなくYoutubeやサブスクサービスを活用できます。他にも対応していればアプリがインストールしてゲームができたり。

電源オンには30秒くらいで、その状態、スリープ状態?からの解除は10秒くらいで早いと感じます。動作感としても結構サクサク感あり快適です。普段使っているスマートテレビよりも全然サクサク。カクついたり、動作が止まったりするような事もほぼありません。

ベンチマーク

チップセットはMediaTek MT9679。Google TVといってもAndroidが入っているので、どうせならと思いベンチマークを測ってみました。
本機のAnTuTuベンチマークは

総合スコア 196905
CPU 66678
GPU 7977

総合スコアが約19万、CPUが6万、GPU0.7万でした。

一般的なスマホ性能と比べるとだいぶローエンドですが、GoogleTVとしては十分そうです。ちなみにストレージも128GBあるので、なんかちょいちょいゲームをインストールするなりなんなりできそうです。

投影映像について

では肝心の投影映像をみてみましょう。一応スクリーンを買ったのでそれを使ってみましたが、4100 ISO ルーメンと実際かなり光量が強くてレンズシフト・光学ズームに対応しているので、そこらへんの白い壁に適当に映しても全然見やすいです。4K対応もしていますし、もうこれ以上無いんじゃないかってくらいの満足感があります。

日中だと流石に通常のテレビには劣りますが、しかしよっぽど明るくない限りは問題なく視聴できると思います。

上下左右に簡単に回転できるので、気が変わったら天井に投影したりもできます。

天井に投影して完全に仰向けになって映画を観たりしても良いですよね。そのまま寝ちゃいそうですけど。

後何より強く感じるのが、自動調整の快適さですね。台形など角度調整、そしてオートフォーカス。適当な場所において適当に動かしても、結構スムーズかつ自然に調整してくれるので、かなり使い勝手が良いです。

手前を遮ったりすると自動でアイプロテクション、投影が遮断される仕組みもよくできています。もちろん手動でシビアに調整することも可能ですが、ここまでスムーズだとそこまでしなくていいか・・・となってしまいます。

スピーカー

スピーカーはHarman/Kardonのものを搭載しているだけあり、本当に良いです。しっかりした低音でクリアでダイナミック。かなりびっくりしました。確実にプロジェクター本体から出ているはずなんですが、何故かしっかり画面から出力されているように感じるんですよね、めちゃくちゃすごい良い。よっぽど拘りたい場合以外は別途スピーカーを用意する必要はないとすら感じます。

実は最近使っているスピーカーもハーマンカードンなので、その点においてもなんだか嬉しいです。

ゲーム

正直あまり遅延にシビアな、FPSなどはやらない上、あまり良いモニターは所持していないのでシビアな評価はできませんが、とりあえずSwitch2やPS5 Proでゲームをプレイしてみた感触としては全く遅延は感じません。

流石ゲームを押し出しているだけあるなと思います。キビキビ動き、逆に普段使っているモニターの方が遅延ありそうな気すらします。

感想

ほぼ初の本格家庭用プロジェクターなので、確実に感動部分が多めではありますが、しっかりと良い商品だと感じます。

ほぼ初というのは、実は1万円しないくらいのかなり安いプロジェクターは所有していたことがあり、まぁプロジェクターってこんなもんだよね、みたいな下限の使用感は知っていたんですよね。角度の調整もほぼできないので正面から映すしかないと思っていたのですが、こんなに快適なのかーって。

そして何より地味に一番の驚きはスピーカーの良さですね。やはり距離がいる上、手前に遮るものがあると使えないので本当に場所がないと厳しいものですが、広いのであれば全然テレビの代わりにプロジェクターで全然いいなって思いました。300インチで運用したいな・・・

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XGIMIは、ホームプロジェクター、ポータブルプロジェクター、レーザープロジェクターなどの革新的な製品ラインアップで、世界中の多くの人々の心に残る思い出作りをサポートしてきました。4K XGIMI HORIZON Pro、ウルトラポータブル...

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