中華ゲーム機は基本的にどんどん新しいのを制作して販売するので、カスタムパーツが基本有りません。しかしある程度人気で知名度が有るRGシリーズなどは、3Dプリンターなどで制作したものが個人ショップで販売されたりしています。
その中でもSakuraRetroModdingというフランスのショップが販売しているカスタムパーツを購入してみたのでご紹介します。梱包から何からすごく丁寧で、かなり良い。価格も良心的なので抜群におすすめです。
購入したもの
Etsyという日本で言うBASEとかSTORESみたいな個人が出店できるネットショップ上で販売されています。なので日本語で使えるし(説明文などは英語ですが)、日本語で購入できます。もちろん住所入力も日本語でOK。
支払いはクレジットまたはペイパルで行うことができるのも安心ですね。
購入したのはRG350のセットと
RG351共通のボタン
届いたものを開封
▲可愛い袋に収納されていました。かわいい。バーコードを読み込むと換装方法の動画などが見れるリンクに飛べます。
▲3Dプリンター製のケースもかわいい。ハニカム+さくらんぼのロゴでかなりオリジナリティを感じます。3Dプリンター欲しい。
▲裏側
中身はこんな感じ。RG350の方。
▲画面に貼る用のステッカーも購入。
RG350をカスタム
さて、まずはRG350をカスタムします。というのも、まぁ中華ゲーム機観を変えた代表的なハードなので、持っておこう的な感じで所有しています。ただずっと使っていないのでちょっと勿体無いなぁという気持ちから、チャレンジしてみることにしました。
分解
▲こちら。
▲裏側のネジ4つをプラスドライバーで外していきます。
▲私は外部SD経由でファームウェアを導入していたので、保証シールを剥がしてませんでした。何の躊躇も無く外します。
▲本家の動画を見てみるのが一番わかり易いとは思いますが、隙間から外していきます。
▲さて、基板上のネジも外していきます。
アナログスティックを交換
▲これがアナログスティック。とりあえずこちらを交換します。
▲引っ張れば外れました。
▲右が既存のもので、左が今回使おうとしているフラットアナログスティック。
ボタンも換装
うっかりボタンの換装は写真撮り忘れました。うっかり。
まぁ基板のネジをを外して、ボタンを付け替えます。
▲カッコイイ。赤いボタンの発色が良い。写真だとオレンジっぽいですが、実際はかなり赤です。
ボタン・アナログスティックの感触について
▲ボタンは若干軽くなったような気がしますが、ほとんど気にならない感じです。
▲フラットアナログスティックは思ったよりもかなりいい感じ。こういうスティックは無いのでかなり新鮮で触っているだけで楽しいです。感覚的にはPSPのスライドパッドに近い感じかな
▲画面にバイオのシールも貼って完成。中々カッコイイです。生まれ変わったようなクオリティで、かなり満足です。
RG351Vをカスタム
さて、次はVのボタンを換装します。ちなみにこちらは六角レンチが必要になります。
▲私はこちらを所有していて、この一番小さいサイズのものでいけました。
分解
▲Vはかなり外すのが大変でした。6つのネジを取り外したあとに背面を剥がすんですが、かなりツメがしっかりしていて、隙間にカードなどを入れて一つづつツメを外していきます。
ちなみにこれはもうフラットケーブルなども取り外したあとです。
▲手順としてはフラットケーブルを取り外し、つながっているものは全部取り外します。ちょっと説明しにくいので、動画を見てみるのが良いかも。
▲基板が顕になったら基板上のネジ(+)を外し、ボタンを換装します。
ボタンを換装
▲こ・・・これは凄い!!!ピンクのクリアボタンに変更してみましたが、木目調のボディは意外にもマッチするんですね。
▲う~ん良い
▲良いなぁ
▲ちなみにこちらはブラックのケースでした。
ボタンの感触について
▲こちらも若干押し心地は軽くなったような気がしないでもないですが、気のせいかなぁってくらいです。普通に問題有りません。
より愛着が湧いて大満足!
ということで、どちらも超おすすめです。すごく丁寧な梱包だし、作りも物凄くしっかりしています。このクオリティで十字キーや他のボタンも作ってくれればなぁと思います。
別のゲーム機にまるごと変わったような新鮮味が有りますし、より愛着がわきます。分解作業もそこまで大変ではないので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
購入するには
たまにAmazonでの入荷も有ります。