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レトロゲーム

ゲームボーイポケットに今話題『Funny Playing』社のIPS液晶を搭載して最高のバックライト付き液晶を手に入れてみた!

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ゲームボーイポケットと言えばゲームボーイの小型化した機種で、本体サイズが小さいにも関わらず画面サイズはゲームボーイより大きい機種です(ここ重要)。

しかしIPS液晶にすると画面がかなり小さくなってしまうという勿体ない機種でもありました。しかしここ最近?オリジナル液晶と同じサイズのIPS液晶がFunnyPlaying社から発売されて、しかもドットマトリクス風表現ができるとのことで興奮して購入しました。

ちなみに以前購入したゲームボーイポケットのIPSはこのドットマトリクス風表現が残念ながらできないので、リベンジというかなんというか。ちなみに要ハンダです。

購入したもの・必要な道具

・バックライトキット

https://ja.aliexpress.com/item/4001062174982.html?spm=a2g0o.productlist.0.0.229753f3wlFAt0&algo_pvid=ffc5755a-cb64-4ace-93bc-34fb73d4d335&algo_expid=ffc5755a-cb64-4ace-93bc-34fb73d4d335-2&btsid=0b0a555516084302242324819e8ea2&ws_ab_test=searchweb0_0,searchweb201602_,searchweb201603_

▲購入したものはこちらのバックライトキット。Aliexpress以外でも、HandheldLegendなど、様々なサイトで購入できますが、安く買いたいならAliexpressが一番なのでは?と思います。

・互換シェル

https://ja.aliexpress.com/item/4000768742518.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.7c444c4dJs7VJO

▲GBPのバックライトキットにはシェルが含まれないので、こちらも購入しました。結構加工が必要なので、予備に持っていない人も買っておいた方が良いかもしれません。

・ハンダゴテ

▲実際に私が使っているものです。ただ結局コテ台も欲しくなったので(置く場所が無いと使いにくい)↓を購入しました

・ドライバー類

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▲GBPの分解にはプラスドライバーに加え、Y字ドライバーが必要です。

届いた外装とバックライト化キットを見ていく

では、届いたバックライト化キットを見ていきます。

▲ファニプレは、このように比較的頑丈で大きなケースに入ってきます。精密機器なので、少しでも故障が無いようにという工夫でしょう。安心感めちゃくちゃあります。このケースも何に使えるかわかりませんが取っておいてます。可愛いので。

▲丈夫な爪を外していくと、このようにクッションに包まれてずっしりと入っています。丁寧な仕事や

▲内容物はこんな感じ。シンプルですね。

▲ちなみにシェルはこれ。

外装変更&バックライト化方法

変更方法はバックライト液晶の商品ページに画像付きで細かく載っているので詳細は割愛しますが、写真も撮りながら進めていたので大体の手順は載せていきます。要ハンダです。

手順①:背面の外装を外す

▲今回の生贄はこちらです。ちゃんと電源ランプ付きのゲームボーイポケット。

▲Y字ドライバーで裏側の6つのネジを外します。

手順②:清掃しながら外していく

▲とりあえず汚れている箇所があれば無水エタノールなどで掃除しながら分解していきます。背面を開くと、さらに基板の三箇所のネジを外します。

手順③:フラットケーブルを外す

▲フラットケーブルを外し、完全に基板だけになりました。フラットケーブルは無理に引き剥がしたりせず、サイドに有る白い部分を上に持ち上げてから外しましょう。簡単に外れます。

手順④:パーツを全部つなげる

▲ここらへんが液晶キットなので、どんどんつなげていきます。

▲液晶と付属してきた基板を繋げます。上記のように合わせ、ぐっと押し込むと付きます。

▲でフラットケーブルを差し込み完了

手順⑤:外装を加工する

▲外装を加工する必要があるので、ニッパーなどを用意します。

▲この外装加工は結構大変というか、面倒です。画面縁をほぼ全部むしり取ります。

▲こんな感じになりました。これでも画面がはまらない可能性が有るので、うまくハマるように調整しながら進めます。結構面倒でした。

▲うまくいきました。

手順⑥:ハンダ付けする

▲ここらへんのものをはんだ付けしていきます。そんなに難易度は高くありません。

注:ちなみに、私はこの銀色のパネルみたいなものと、シール付きの銅板のようなものの2つがありました。こちらのパネルだと色変更がうまくいかなかったので、このあと銅板のようなものに変更しました。

▲このように右側は電源部分に、左側は謎のパネル?みたいなものを付けます。これは画面の表示方法を変更できるものなので、必須ですね。

手順⑦:画面位置を調整して完成!

▲そして完成がこちら。まだ画面の保護ガラス?ははめ込んでいないのは、画面位置の調整のためです。

▲付けたり外したり削ったりしながら画面位置を調整します。最終調整は結構面倒ですが、ピッタリさせないと気持ち悪いのでしっかりと完成させましょう。

動作確認&使い方

さて、完成したので画面を確認してみます。

表示方法(色)は画面右上を軽くタップすれば変更できて、明るさはコントラストダイヤルで調整できるようになりました。表示方法変更ができない場合は、場所を変えたり、はんだ付けし直したりする必要があるかもしれません。

▲おお!

▲これは・・・

▲これは強い

感想:ドットマトリクス風表示の美しさが最高

ドットマトリクス風表示というのはこのようにドットとドットの隙間を再現できる表現方法で、よりオリジナルのゲームボーイと同じような画面として表示できます。

更に最新のIPS液晶なので、視野角の広さや画面の明るさによりとても見やすく、明るさ調整や色の変更などができることによりかなりハイテクなゲームボーイポケットになったように思います。これぞ現代のゲームボーイ!って感じがしました。

もちろんドットとドットの隙間を埋めて表示することもでき、よりパッキリとした表示にもできます。つまり選択できることもこの液晶パネルの最大のメリットです。

正直、これを手にしてしまってから中華ゲーム機への興味というか、気持ちが少し薄れてしまいました・・・笑

ゲーム機としての完成度の高さはピカイチで、やはりオリジナルの表示に近くなるというのはかなりのメリットだと思います。

興味が有る方はそこまで難易度が高いハンダでも無いので、ぜひ試してほしい、と思いました。

現代のゲームボーイは最高ですよ。

ヨシダ

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