手元にある使っていないandroidタブレットなどをサブディスプレイ化出来たら最高に便利なのになぁとずっと思っていたところ、色々とアプリが有るので試してみることに。
しかし結果としてはどれも使えませんでした。普通にandroidはandroidとして、接続せずに使うほうが便利なことが分かりました。学びですね。
もしかすると今後のアップデートで進化するかもしれませんが、これは多分android自体のシステムの問題だと思うので、あまり期待はできません。
それぞれ使った感想などを書き記しておきたいと思います。サブディスプレイとして安いAndroid端末でも買おうかな~とか思っている人は参考にしてください。
Androidをサブディスプレイ化する
Spacedesk
無料で使えるサブディスプレイ化アプリです。基本的に無線接続のアプリで、サブディスプレイ化を出来ることは出来ますが、ラグが酷く、あまり活用できませんでした。
ただブラウザを表示しておくだけ、フォルダを表示しておくだけ程度なら問題なく出来るので、そういったちょっとした用途で使いたい場合なら使えるかもしれません。
マルチタスクに右見て、左見て・・・と操作したい場合は諦めて小さいモニターでも買いましょう。
Duet Display
こちらは有料アプリです。spacedeskとは違い、有線接続できると書いてあったので購入して試しましたが、どうやらmac-ipadをメインの端末と想定しているようで、windows-androidだと無線接続しかできませんでした。
となるとspacedeskとほぼ変わらず、ラグにより快適に作業はできません。どうやらmac-android、もしくはmac-ipadなら有線接続できるようなので、快適に使えるはずです。macユーザーは試してみましょう。
PC画面をミラーリングする
パソコンの画面を拡張するのではなく、複製するのであればまた別の選択肢があります。
リモートデスクトップ
windows10純正の「リモートデスクトップ」と連携できるソフトです。操作は簡単で、同じwifi内であれば特に何も設定せずに使えます。外出時にこれを使おうと思うとまた設定が必要で、容易ではなくなります。
Chrome リモート デスクトップ
chromeが出しているリモートデスクトップアプリが有ります。こちらも設定は簡単で、更に外出先でも簡単にパソコンへアクセスすることが出来ます。
少しセキュリティ面には多少不安が残りますが、かなり便利です。公共のwifiなどでは使わないようにしましょう。
また他にも古いパソコンを接続するという手段もあります。これは色々と方法が有りますが、おすすめなのはUSBリンクケーブルを使うことです。
これは言わば2つのパソコンを一つのマウスやキーボードで使うことが出来るようになるケーブルで、それぞれのパソコンでそれぞれ稼働しているのでメモリの消費などを気にする必要が無くなります。ファイルのやり取りもドラッグアンドドロップで出来るし、便利。
ということで、いかにandroidのサブディスプレイ化が難しいことかという記事でした。出来なくは無いんですけどね、実用的では無いです。やはり。