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【レビュー】流石にコスパすぎる格安タブ『Alldocube iPlay60 Pro』

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コンテンツ消費用、というかほとんど動画だけ見る用の11インチタブが欲しいな〜と個人的に思って色々物色していたんですが

動画だけ見れればいいやと思っていてもなんやかんや動作感が気になったり、スピーカーの音質、質感が気になったりしてしまうものです

今回はAlldocubeさんに最新モデルを提供いただいたので、大手の格安モデルと使い勝手はどう変わってくるのかなども含めみていきます。

販売ストア

・Amazon

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・楽天

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価格はAmazonで通常価格が20,999円で、12月20日0時から12月31日まで、販売開始セールで17,999円とのこと。

動画版

スペック&主な特徴

Alldocube iPlay60 Pro とは

Alldocubeは、手頃な価格のタブレットを多く展開しているブランドです。「Pro」と名前が付きますが、性能と価格のバランスを重視した製品が多いです。

このタブレットの仕様は、Android 14 を搭載、ディスプレイは11インチの1920×1200、チップセットには定番のHelio G99、メモリは16GBと記載されていますが実際は6GBと10GBの拡張、内部ストレージは128GB。MicroSDスロットも搭載しているので、ストレージ容量を拡張できます。

また、7,000mAh のバッテリーを搭載、18W PD充電対応、Wi-FiとBluetooth 5.2に対応し、SIMスロットも搭載しているので、モバイル通信も可能です。WidevineはL1に対応しているので、Netflixなどのストリーミングサービスを高画質で視聴できます。イヤホンジャックなしですが、クアッドスピーカーを備えています。

カラーはブルーとグレーの2色。

開封&内容物

では早速開封していきます。

箱はこちら。本体画像が前面にプリントされた、少しリッチで大きめな箱。

内容物はこちら。USB Type-CとSIMピン、電源、説明書、本体です。

本体外観

提供いただいたのはグレー。やはり安定のAlldocube、滑らかな金属のバックパネルや堅牢感のあるがっしりとしたディスプレイの作りなど、十分なクオリティです。軋む感じなどはありません。

持ってみると若干厚みが大きいかなとは感じますが、エッジを面取りして少しでも薄く見えるようなデザインになっています。実測値は8.2mm。

重量はこのサイズならこれくらいかな、というバランスで、実測値は518グラム。

背面はサラッとしたブラスト仕上げな金属素材で良いです。単なるシルバーと言うより、黒っぽいガンメタリックな色味です。

ロゴは薄く下部に入っていてシンプル。

カメラ部分は大きめに作られていて、トリプルカメラ風のシングルカメラ。もはや面白い。本物のカメラ以外はフラッシュ、AIという文字が印字された謎の場所です。ずっと思ってるけどAIってつける風潮なんなんですか。

横持ちを基準に上下左右を見ていきます。

上側面には電源ボタン、ボリュームボタン、SIM・MicroSDスロット。小さい穴はリセットボタンかマイクでしょうか。
下側面には何もありません。

電源ボタン・ボリュームボタンは薄くて小さく、少し押しにくいと感じます。

左側面にはスピーカー二つと中心にUSB-C、右側面にはスピーカー二つ。ちなみに側面はプラスチックっぽいですが、違和感やそれによるチープ感はありません。

他モデルとの比較

同じく11インチ同価格帯のRedmi Pad SEと比較してみると、寸法自体はほぼ同じ、同じくバックパネルが金属ではありますが、やはりXiaomi、質感だけ見るとRedmi Pad SEの方が強いです。

厚みも7.7mmくらいと薄く攻めてますし、背面から側面にかけてシームレスに金属パネルが繋がっていますし、それでいてさらに薄く見えるディテールもある、重量も480グラムと軽い。

全体的にそこまで大きく劣っているようには感じませんが、比較するとやはり違うなぁと感じます。

ちなみに今後Redmi Pad SEとの比較がメインとなっていきます。

ちなみにこちらが8インチタブAlldocube iPlay60 miniシリーズとのサイズ差。やはり8インチとはかなりの体格差を感じますが、色々総合的に考えると10・11インチタブの方がコストパフォーマンスはいいんだよな・・・もっと売れてくれ8インチタブ・・・

画面・スピーカー

画面

ディスプレイは最初から保護フィルム貼り付け済みのありがたい状態で、画面上部にインカメラあり、明るさ自動調整は可能です。

保護フィルムはいつも通り傷つきやすいものなので、貼り替え推奨です。何かしら付け替えたいとは思っています。

画面解像度は1920×1200、ベゼル幅はいつも通りといったバランス。明るさは450nits、リフレッシュレートは90Hzと、格安タブレットとしては十分良い性能だと感じます。

ディスプレイに関してはRedmi Pad SEと比較しても遜色なく、良いと感じます。色味は若干暖色系?でしょうか。

スピーカー

スピーカーはクアッドスピーカーで悪くはないですが、若干こもったような音色です。低音が弱めの中音域メイン感。

耳に刺さることもなく動画視聴においては十分なクオリティだとは思いますが、スピーカーに関してはRedmi Pad SEの方が良いと感じます。あちらはDolby Atmos対応しているだけあり、価格を考慮すると圧倒的に良いスピーカーだと思います。普段Apple製品などを使っている人であっても満足できるレベルだと思います。

Dolby Atmos対応ってそこまで意識したことなかったんですが、低価格帯の端末においてのスピーカー音質指標としてはかなり有用だと気付きました。

使用感

指紋認証非対応・顔認証対応

指紋認証はできませんが、顔認証は可能です。

持ち運んで使いたい場合にはセキュリティ保護必須なので、認証方法が多いのは助かります。

Widevine L1 & Netflix対応

今回のモデルはWidevine L1、Netflixやプライムビデオの高画質再生に対応しています。

ベンチマーク

本機のAnTuTuベンチマークは

総合スコア 378159
CPU 131715
GPU 62431

総合スコアが約38万、CPUが13万、GPU6万でした。他のG99を搭載機とほぼ全く同じですね。

バッテリー持ち

バッテリーの持続時間を測るためPC Markで計測してみたところ、100%から20%までで8時間58分でした。

8インチタブと比べても基本的に10・11インチはバッテリー容量が大きい分持ちが良いように感じます。

使い勝手

性能的には基本的な操作は割とストレスなく行えて、いわゆるハイエンドで慣れてしまっている人は若干ストレスを感じる場面もあるかもしれませんが、もっさりとはしておらずリフレッシュレートも90Hzなので快適だと感じます。

それに比べてSnapdragon680を搭載したRedmi Pad SEは正直かなりもっさりしてます。スナドラで一応AnTuTu30万くらいはあるとはいえ、一昔前の格安タブレット感が否めません。

OSはALLDOCUBE OS Liteというものでタブレット操作を想定した作りになっていたりしますが、標準的な使い慣れたAndroidといった印象です。

ゲームを遊ぶ際にはやはり性能の物足りなさを感じざるを得ませんが、まぁ遊ぼうと思えば遊べるくらいのG99。

感想

性能・質感・価格など総合的に見るとかなりバランスが良いタブレットだと思います。

厚みはあるものの金属パネルの質感と作りの良さ、十分なディスプレイ、そこそこなスピーカー、そこそこな性能と、スペック全てにおいて最低ラインをしっかり超えているような仕様。

人によっては普段使用している端末と比較して、性能の低さや音質の悪さなど感じてしまう可能性はありますが、2万円前後のタブレットとして考えると十分過ぎるクオリティ。

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