ブラックフライデーセールが来ましたね、もう年末というのもありますし、今年出たゲーム機それぞれの特徴などを挙げながら、振り返っていきたいと思います。あくまで私がレビューしたものに限りますけどね。
大体アリエクや専用ストアでの販売ですが、Amazonで取り扱っているものもあるので、購入の参考にしてみてください。
- クーポンコード
- 2025年のゲーム機
- ・Miyoo Flip
- ・MagicX Mini Zero 28
- ・GKD Pixel 2
- ・AYANEO 3
- ・My mini
- ・abxylute One Pro
- ・Retroid Pocket Flip 2
- ・AYANEO Pocket ACE
- ・Retroid Pocket Mini V2
- ・ANBERNIC RG557
- ・Retroid Pocket Classic
- ・ANBERNIC RG34XX SP
- ・Diium D-R28S
- ・Nintendo Switch 2
- ・OneXPlayer G1
- ・ANBERNIC RG35XX Pro
- ・ANBERNIC RG Slide
- ・POWKIDDY V90S
- ・Ampown MagicX Zero40
- ・ONEXSUGAR-Sugar 1
- ・ANBERNIC RG477M
- ・AYANEO Pocket S2
- ・XU RETRO XU20 V32
- ・Retroid Dual Screen Add-on
- ・ANBERNIC RG476H
- ・MANGMI AIR X
- ・ROG Xbox Ally X
- ・AYN THOR
- ・AYANEO Pocket AIR Mini
- ・Super Micro Keychain Gamer
- ・KONKR Pocket FIT
- ・Miyoo Mini Flip
クーポンコード
AliExpress Black Fridayセール専用コード
$18以上の注文で$3オフ:【2YOSHIDA3】
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利用期間:11月20日 17:00 – 12月4日 16:59
使用条件:
ꔷ 一部対象外商品あり
ꔷ コードは先着順で、在庫がなくなり次第配布終了となります。
ꔷ コードはストアコード以外のコードと併用できません。
2025年のゲーム機
・Miyoo Flip
Miyoo Flipは皆さんご存知のMiyoo Miniのところが出した新モデル、なんと折りたたみのゲーム機で、あのSPとだいたい同じサイズでありながらアナログスティックが搭載、それにしては性能は高めでPSPや64もそこそこ動作。DSのように畳むとスリープしてくれて、なんとも折りたたみゲーム機のロマンを改めて感じさせてくれたモデル。
肝心の折りたたみのヒンジがちょっと貧弱だったりで改善モデルも出ました。しかしその初動に対してほぼ同じ構成の同じような折りたたみモデルが他社から出たりがあり、影を薄めていったような印象です。
・MagicX Mini Zero 28
MagicXというメーカー?から小さくて良い感じのエミュ機が去年出まして、まぁチップセット詐称など色々ありましたがそれの後継機が出て、前回のモデルとほぼ同じデザインでありながらスペックアップ、そしてAndroid搭載とのことで面白そうだな、と思っていたんですが、
Playstoreが無くタッチパネルが無いAndroidなのでかなり使い勝手が悪く、ハード自体のクオリティは上がってはいるもののかなり玄人向けなモデルだと感じました。しかし現在ではCFWも開発されて出ているので、それらを使えばだいぶ印象が変わるかもしれません。

・GKD Pixel 2
GKDPixelっていう、2024年かなり気に入っていたエミュ機があり、いつの間にか生産終了していて買えなくなって悲しんでいたところ後継機が突然販売開始。
手のひらに収まるサイズ感でありながらもちゃんと遊べるギリギリのサイズ感と十分な性能、それでいて金属のバリ良い質感。デザインもエッジが効いたカッコイイフォルムで、そのすべてが刺さりまくり。
やはり小さいメタルハードは至高、本当にたまらなくて、しばらく持ち歩いていたくらいには気に入っています。これからしか得られない栄養素が確実にある。大好きです。愛しています。
・AYANEO 3
コントローラーレイアウトって、いろんな派閥がありますよね。例えばスティックの位置が左右対称であったり、ボタンの配列がSwitchとXBOXで違ったり。その問題にとうとう終止符を打つ携帯ゲーム機がこのAYANEO 3。
なんとボタン部分がポンッと飛び上がり、お好みのコントローラーレイアウトに変更することが出来ます。私は格ゲーをあまりプレイしませんが、それでも6ボタンレイアウトにして試したくなります。
コストパフォーマンスは流石に良くないんですが、どのハードにも存在しない独自性のあるギミックは圧倒的ロマン、衝撃のモデルです。開発費とかもすごそう。
・My mini
正直スペック的には割とちょっと普通で、そこまで特筆して大きな特徴があるわけではないんですが、なんとなく欲しいものってありますよね。
My miniはただただゲームボーイライクな縦型、そしてなんか不思議な位置、なんとなくバブみがあるアナログスティックのデザイン。このサイズ感、縦型で、中央アナログスティックのおかげで片手操作もできるし、システムも変にカスタマイズされておらず標準的。
いわゆるANBERNICやMiyooなどどいった主力メーカーではないので、そこまで期待もしていなかったのですが、実際に届いて触ってみると、ボタン感触やスペックなど若干の惜しさはあるものの、そこまで悪くないな?という印象です。

・abxylute One Pro
abxylute Oneという、リモート・ストリーミングプレイ専用Android機という結構攻めたハードがありましてそれのアップグレードバージョンがこちら。
リモートプレイ専用機なんて、そんなPSPortalじゃあるまいしそんなに需要あるんか、と思うかもしれませんが、基本的にはAndroidなので、アプリで対応しているものは基本全て対応。
前回のモデルではあまりにも性能が低く、色々厳しいモデルだなと感じていましたが、ストリーミング・リモートプレイや軽いレトロゲームしかしないのであれば、独特なスタイリッシュデザインや軽さ・大画面・フルサイズスティックなど良いポイントもありますし、選択肢としてはかなりありになったとは思います。
価格も比較的抑えめに頑張れているとは思いますが、昨今はかなりハイエンドAndroidゲーム機が出ちゃったりしているので、性能的には物足りず、相対的に割高に感じてしまうかもしれません。
・Retroid Pocket Flip 2
Retroidによる折りたたみの新作モデル。前回のモデルで、個人的にはちょっと微妙だな〜と感じていたヒンジやスピーカー位置などほぼ全て解消され、期待以上の良さを感じたモデルです。
何よりも画面のデカさ。サイズ感に対しての5.5インチベゼルレス画面の大きさがかなり圧倒的で、かなり大きく感じるのが新鮮。
しかし今となっては2画面折りたたみモデル(しかも6インチ)が他社から出てしまったので、出番がなくなってしまった感があります。
・AYANEO Pocket ACE
AYANEO Pocket ACEはクラシカルなボタン配置に、おなじみ全面ガラスの洗練されたデザイン。そして注目すべきは、ちょっと珍しい4.5インチ・3:2ディスプレイ。これがまた絶妙なんですよね。
サイズは大きすぎないけど携帯性は良く、それでいて中身はしっかりハイエンド。Snapdragon G3x Gen 2搭載でAnTuTu100万越え、レトロエミュから重量級のAndroidゲームまで幅広く対応できる万能型。
これまでありそうでなかった、独特なバランス感覚の1台です。個人的にはPocket Microの方がエッジが効いていて刺さったハードではあるんですが、これはこれで刺さる人は結構いるんじゃないかな、と思います。
・Retroid Pocket Mini V2
Retroid社のあの名機がRetroid Pocket Mini V2へとアップグレードされました。このV2になるに至った経緯としては、単純にディスプレイに問題があったからで、そのディスプレイが変わっただけのモデルです。なんですが、このディスプレイの改良がなんとも素晴らしい。
本端末ではベゼル幅の大きさが一番気になっていたため、結果的に改善されて、ただでさえ気に入っていた端末がさらにお気に入りになり、正直最高です。
性能の高さ、コンパクトさはお墨付きで本当に良いバランスですし、かなり使いやすいハード。
・ANBERNIC RG557
ANBERNIC RG557は前モデルであるRG556の正統なアップグレードモデル。握りやすいグリップそのまま、有機ELの綺麗なディスプレイと5.5インチの見やすい画面サイズで、見た目のデザインはほぼ据え置きながら、内部スペックが大幅に強化されたもの。
これまでのANBERNICハードの中でも最高性能を誇り、中華ゲーム機全体で見てもトップクラスの処理能力を備えた一台。RG556を触った際に「もう少し性能があればな……」と感じていた方にとっては、まさに待望のアップグレードモデルと言えるでしょう。
・Retroid Pocket Classic
Retroid Pocket Classicはゲームボーイライクな縦型ハード。何と言っても縦型Android機としては初の6ボタン採用カラーがあるモデルなのが最大の特徴。
性能を抑えているので買いやすい価格帯というのもありますし、逆にしっかり遊びたい場合には横型・十分性能なRetroid Pocket Mini V2って選択肢もあります。
そして高解像度のほぼ正方形ディスプレイはおそらくRetroid Pocket Mini V2と同じものではありますが、非常に良い縦型ゲーム機体験を得られます。
・ANBERNIC RG34XX SP
ANBERNICが新しく折りたたみモデルを出しました。えっ?前に出してなかったっけ、と思う方もいるかもしれませんが、今回のモデルは小さくなりつつもバージョンアップしたようなモデルです。
よりオリジナルに近い寸法と形状、そしてGBAにピクセルパーフェクトなディスプレイ、そしてアナログスティック搭載。
ほぼほぼMiyoo Flipと同じサイズ感・仕様なのですが、しかしビルドクオリティはこちらのほうが高く、ヒンジのヌルッと感や質感の良さにアドバンテージがあるように感じます。
あとはデザインの問題ですね。実際に使っているとそこまで気になりませんが、上部ベゼルの大きさが賛否な評判です。
・Diium D-R28S
こちらはD-R28Sという、2.8インチで小型な縦型モデル。
2.8インチというとMiyoo Miniなどと同じで、かなり画面が小さな部類。小さいもの大好きクラブとしてはやはり押さえておきたい、しかも価格も5000円未満とかなり安めだったので、良い感じだったらかなり良い感じなんじゃないかなと期待に胸を膨らませておりました。
全体的な感想としては、まぁまぁ、想像より上でも下でもなく、まぁまぁこんなもんだよねって感じの無難な印象。他のハードと比べて特筆して優れている点はないような印象です。確かに低価格帯なハードにしてはOSのカスタマイズ性も普通にあるし、質感も別に悪くない。
ボタン感触だけは本当に惜しいですが、デザインは独特で面白いので、見た目やサイズ感が気にいるのであればアリかも?くらいの印象です。

・Nintendo Switch 2
Nintendo Switch 2はやはり久しぶりに任天堂の新作携帯ゲーム機ということでやはり大期待していましたが、トータルでの完成度の高さ、性能にも妥協なく、欲しいものをしっかりと用意してくれているような満足度の高さ、不満の少なさが本当に任天堂らしく素晴らしいと感じました。
まぁ細かいことは良いからみんなでシティトライアルやろうぜ!
・OneXPlayer G1
パソコンって結局キーボード欲しいなってなりますよね。それと同時に、ゲームをするのであればコントローラーも欲しいなってなりますよね。
そんな夢を同時に叶えたような、叶えてないような、オレの考えた最強のパソコン!『OneXPlayer G1』がこちらです。
キーボードとゲームパッドが融合した“ハイブリッド型”デバイス。見た目はノートPC、でもキーボードを取り外すと携帯ゲーム機という新しいスタイル。かなり頭おかしい。ポータブルゲーミングPCはあらゆるバリエーションが出てきてかなり混沌としてきている。
・ANBERNIC RG35XX Pro
ANBERNIC RG35XX Proはもう何作目?のXXシリーズ。相変わらずクオリティ自体は高いモデルで、縦型モデルとしてしっかりとした感触で良い色、今スタンダードな縦型モデルが欲しくて、デュアルアナログスティックが欲しいって場合にはアリな選択肢です。低価格帯ですし。
XXシリーズはかなりいろんなバリエーションになり、どれを選んでもまぁ割と悪くなく、価格的にも買いやすい価格帯なので、もう本当に見た目で選ぶか、セール時に価格で決めるとか、アナログスティックの有無で決めるとか、画面サイズが大きい方が良いか小さい方が良いかとか。なんかもうオーダーメイドのような選択肢の豊富さになってきています。
・ANBERNIC RG Slide
RG Slide、このモデルは名称通り、スライドさせることが可能。つまり、PSP GOやXperia Playの精神的な後継機ともいえます。
実は私が一番好きなハードってPSP GOなんですよね。なのでもう本当に歓喜、実質的に初のスライド式Android中華ゲーム機ということで非常に心躍る製品です。
大画面のハンドヘルドで、閉じるとAndroidスマホのように操作できる2 in 1な仕様がそそります。メディアプレイヤーのように使っても良さそうですよね。
しかしかなりデカい。厚い。重い。びっくりしました。
・POWKIDDY V90S
Powkiddyによる折りたたみモデル。折りたたみ戦国時代…と思いきや実はかなり先陣を切って折りたたみモデルを出していたのはPowkiddyなんですよね。それのアップグレードモデルといった形のV90Sです。
昨今の折りたたみの中では割と独特なモデルで、コストダウン&実際価格も安めというのが最大の特徴。質感やボタン感触だけでなく、OS的にも閉じてスリープできなかったり、最適化されていないような印象です。
使い勝手的にもMiyooやAnbernicのストックOSの方が快適に感じました。まぁPowkiddyのOSはいつもそんな感じで、有志のCFW導入前提って感じですけどね。Powkiddyらしい安価さが売りの攻め方のハードです。
・Ampown MagicX Zero40
MagicX Zero40、このモデルはいつも通りAndroidを搭載したゲーム機なのですが、なんとディスプレイが縦長比率なんですよね。これにより何ができるかというと、そう。もうおわかりいただけた通り、あの2画面表示が良い感じにできるという事です。
正直それ以外を遊ぶ場合にはかなり微妙ですし、ピクセルパーフェクトではないことによるドットの崩れが気になるし、というかそもそもDSシリーズは感圧式タッチパネルの仕様や諸々で実機に勝るものは無いとは思うんですが、実機よりもコンパクトなのがとにかくアツい。
圧縮の気持ちよさというか、振り切ったからこその良さというか。一通りエミュ機を触って、いろんなパターンを知ってしまった人にこそ刺さると思います。

・ONEXSUGAR-Sugar 1
ギミックがあるガジェットって楽しいですよね。折りたたみだったり、スライドだったり。ONEXSUGAR-Sugar 1は、そのどちらでもなく、逆折りたたみ+反転コントローラー。
何言ってるのかわかりませんよね。わたしもわかりません。
簡単に言うと、通常状態ではSwitchのように横持ちの形態で、ロボットのように2画面に変形するといった構成のもの。さすがに変態過ぎる。
正直期待していましたが、期待通りにどうかしてるハードだと思いました。ネタっぽいビジュアルとギミックに見えて、まぁ実際ロマン要素がかなり強めに感じはするものの、最大限実用的にしようという努力が垣間見えるデザインに痺れます。
こんな無茶な構成のゲーム機を実現させてしまっているのが何よりの魅力。
快適さだとか、品質の高さだとか、そういったものはもういいんだ。とにかくドキドキしたいんだ、という、もう何にも満足できない人向けの飛び道具。
・ANBERNIC RG477M
ANBERNIC RG477MはRG Slideというスライド型ゲーム機のスライドしない、スペックが高い版みたいな感じです。ANBERNICの伝統的なフォルムやレイアウトをそのまま継承したモデルで、結構望んでいた人は居るんじゃないでしょうか。
しかもメタルボディなので高級感もバリつよ、重そうな見た目ですが実際めちゃめちゃに重いのが良くも悪くもマシマシにしています。
特別新鮮味はなく、あぁいつものかんじだ、とは思うのですが、逆にいうと変わらぬ味のアップグレードモデルという感じなので刺さる人は確実にいると思います。メタルシェルも久しぶりですしね。
・AYANEO Pocket S2
徹底的にデザイン一本で勝負したAYANEO Pocket Sというものがありまして、個人的にもかなり気に入っているんですが、それをアップグレードさせた後継モデルAYANEO Pocket S2。
デザインの印象はそのまま、僅かに大きく、そして僅かに持ちやすく再設計されたモデル。角ばった形状のiPhone5から丸みを帯びた側面のiPhone6に変わったような感じですね。
ビジュアル・サイズ感的な好みで言うと、よりソリッドで角張り、より小さいPocket Sの方が好きなんですが、それ以外はPocket S2って思えるほどに満遍なくアップグレードされている感じが良いです。
印象としてはそこまで大きく変わらないのが、逆に驚きでした。正直もっとデカっ!となると思っていたので、Pocket Sで良いと感じていた部分をうまく継承しながら、握り辛さやスピーカー、バッテリー持ちなどを改善させたような印象です。あともちろんチップ性能もアップですね。
・XU RETRO XU20 V32
XU RetroはXU Mini Mとか色々出してて最近頑張っているメーカー。XU20 V32は一見特別な事はない、よくある縦型のゲーム機かと思っていたんですが、想定以上に作りが良く、これまでのハードのフィードバックも踏まえてか、使い勝手にも考慮されていて中々ユニークなモデルとなっているように感じます。
3.2インチで高解像度、タッチパネル搭載のコンパクトな縦型Androidゲーム機といった、かなりの変わった仕様のハードです。ちょっと変わった仕様だからといって、ボタン感触やビルドクオリティは標準以上に感じるので、その点でも満足できるハードに感じます。
価格も50ドル程度と安いですしね。

・Retroid Dual Screen Add-on
携帯ゲーム機にスクリーンを合体させて、あとから2画面にできたら、楽しいですよね。
Retroidさんがなんと実現してくれました。Retroid Pocket 5やRetroid Pocket Miniに装着して、DSのような2画面ハンドヘルドに変身できる拡張アクセサリー。過去に2画面目を追加できるスマホとかも出ていましたが、そんな雰囲気ですかね。
用途としてはかなり狭めなものですが、そもそもの2画面Android端末自体が、現状そんなに活用できる用途が少ないことを考えると、使いたいなってタイミングに装着できるこの仕様のほうが案外良いのかもしれません。
そういう意味では、もうすこし本体とのフィット感であったり、着脱のしやすさがもっと快適であればよかったなとは思います。価格もそこまで高くないので、既に対応するRetroid製品を持っていて、別に2画面端末がほしいまでではないけど、なんとなく2画面を試してみたいな、って人はそこそこに楽しめるのではと思います。
・ANBERNIC RG476H
最近のトレンドと言うと、やはりフロント面が全面ガラスディスプレイなんですが、とうとうANBERNICさんも採用したモデル、ANBERNIC RG476H。
基本仕様的には前回のモデルRG477Mの廉価版?みたいな感じで、ディスプレイはそのまま、チップセットは前のモデル、金属シェルではなくプラスチック+ガラスの仕様になった、割とカジュアル目なAndroidゲーム機です。
スペックは抑えめ、4:3のディスプレイとしてはかなり大画面でキレイなので、なるだけ大きくレトロゲームを、携帯ゲーム機で遊びたい人にとってはもってこいじゃないかなと。
最近は結構高めスペックなAndroid端末がたくさん出てきているので、そういう意味であえて落としたスペックと落とした価格で隙間を狙ってきたような感じの端末だな、と思いました。
・MANGMI AIR X
MANGMI AIR XはAndroid携帯ゲーム機に新規参入した全く新しいブランド。
若干どこかで見たことのあるようなデザインながら、価格は驚くほど低価格に設定。CPU性能は控えめですが、ディスプレイや操作系といった本体仕様にはしっかりとこだわりが見られ、意表を突かれる一台と感じました。
というのも、この価格でこのクオリティのAndroidハンドヘルドは過去にないような気がします。しかしその分スペックは削ぎ落とされた仕様となっていて、玄人向けっぽい仕様な印象です。
このあたりのサイズのAndroidハンドヘルドは競合が多いので、さらにスペックが強いモデルを持っている人にとってはパワー不足に感じてしまいそう。なので、特筆した強みはやはり価格と、このスペックを楽しめる心意気なのかな、と思います。
個人的にはボタンの感触や握った時のしっくり感が結構気に入りました。もっとハイエンドもしくは違う形状のモデルが出たら嬉しいかも、といった印象です。

・ROG Xbox Ally X
ROG XBOX Ally XはROG Ally(X)の後継機であり、そして何より製品名にXBOXの文字が入っています。
XBOXの携帯ゲーム機か?と思うかもしれませんが、その実態はWindowsベースのPCでありながら、ゲームを遊ぶために作られた間違いなくゲーム機で、Windows携帯ゲーム機の未来を感じるデバイス。これを待っていたんですよ。
というのも、Allyの時から大分ソフトウェアの完成度は群を抜いて良かったですし、XBOXとコラボというか、Windowsでゲーム用のOSを作るという情報はずっと前からでていたので、求めていた感触そのまま実現してくれた…!という気持ちです。
まだまだXboxソフトのUI本当にこれでいいのかとか、思うところはあるにはありますが、リリース段階での完成度なので、今後モリモリとアップデートしてくれることを期待します。
スリープが快適にできるだけで泣ける。
・AYN THOR
AYN THORはなんと完全に2画面の携帯ゲーム機。
どこかで見たことのあるようなデザインな気がしないことも無いですが、Androidが搭載されているので、その実は2画面スマホのようなもの。
待望のダブルスクリーン仕様でスペックも高め、スペックに対して価格は低めと、2画面でなくとも活用できそうな力強さが魅力です。
そんな2画面ってエミュ以外何に使うんだろうと思っていましたが、正直下画面にパフォーマンスを映しているただそれだけでもなんか楽しい雰囲気になって良いもんだなって感じました。
あと意外とマルチタスク的に使えると言うか、自然に下画面に手が伸びて使ったりしています。まだまだ2画面のシステムでは足りないと感じる部分はありますが、最初期にしてこの完成度はかなり良いのではないでしょうか。
・AYANEO Pocket AIR Mini
AYANEOさんの製品ってだいたい毎回結構高級路線で、安価なAndroid端末とは全く違ったアプローチといった感じだったんですが、Pocket AIR Miniはなんとクラファン69.99ドル(11000円くらい)からと激安で、あくまでレトロゲームのエミュレータに絞った用途のハンドヘルド。
正直に言うと、既にこれくらいのハンドヘルドを持っている人にとっては結構被るのでは無いかと感じます。いわゆるレトロゲーム用エミュ機の定番なスペック感のモデル。最近は結構パワーが強いやつが色々でているので、場合によっては足りないと感じることもあるかもしれません。
しかし逆に言うと持っていない人にとっては、十分選択肢になりうるクオリティと、国内販売される安心感があるモデルで、これから買う人にとってのいい選択肢だと思います。
特段良いと感じたのは、ディスプレイの大きさと、ボタン感触。デザインも含め検討してみるのも良いかと思います。
・Super Micro Keychain Gamer
ゲームが出来るストラップって楽しそうで、良いですよね。
小型のゲーム機は色々出ていたりしますが、今回紹介するのはしっかりライセンス品で比較的安く、知っている人は知っているおなじみのHyperMegaTech!シリーズの最新作。
今回はカセットの交換はできないんですが、ラインナップが色々あり、相変わらずコレクター魂燃やされるユニークなアイテムです。
正直本気でストラップとして使うにはちょっと勇気がいりますが、そうでなくても立てて飾っておいても結構映えるので満足感はあります。もう少し日本で人気なタイトルをラインナップしてもらえたらもっと嬉しい感じなのにな、とは思いました。
・KONKR Pocket FIT
Androidゲーム機を最近たくさん出しているAYANEOが、また別のブランドを出しまして、その名もKONKR Pocket FIT。
これまではデザインやリッチ感を重視したつくりであったモデルが多かったのですが、今回のこのKONKR Pocket FITは使ってみた感じ、抑えるところおさえつつ、実用性重視であり、そしてAYANEOのシステムはしっかりと入っている、また別のコンセプトのモデルといった感じ。
ビジュアル・サイズ感的な好みで言うと、AYANEO Pocket S2シリーズのほうが好みなのですが、軽量さや操作性の良さ、トリガースイッチの採用など、諸々考えると普通にこちらのほうが快適です。
新しいもの、ロマンを追い求めているAYANEOシリーズに対して、普通にゲームを快適に遊ぶために作られたKONKRシリーズという感じでしょうか。
・Miyoo Mini Flip
今年はMiyooさんが待望の折りたたみエミュ機を出しましたが、こちらははさらにそのミニバージョン、待望の待望のMiyoo Mini Flipです。
前回のMiyoo FlipはあくまでGBAと同じサイズ感のモデルでしたが、今回のモデルはそれを更に小さく、まさにMiyoo Miniの折りたたみバージョンと言ったサイズ感と仕様で、非常に最強。
正直Miyoo Flipはシェル質感やヒンジに不満がちょっとありましたが、今回はバッチリと仕上がっている上、想像していた、理想的なサイズ感と使い勝手、本当に素晴らしいです。ありがとうございます。
相変わらず在庫は少なくて発売して当初はまだまだ購入しにくいですが、しかし圧倒的唯一無二、素晴らしい。これが、中華ゲーム機ってことだよな…って思いました。
※本記事は2025年末まで更新される予定です
































