このスマホ、いわゆるゲーミングスマホと呼ばれる、最新チップ搭載のハイエンドかつファンも搭載で、最高の処理能力を実現しているモデルなんですけど、
それよりすごいのがデザインで、パンチホールすらないディスプレイとカメラの出っ張りがないフラットな背面、ガラスでLEDが光るなど、とにかく仕様がたまらなく面白いんですよね。かなり興奮しました。まだ興奮してます。
販売ストア
現在先行予約受付中で、7月下旬から順次出荷予定です。
価格は先行割引の5000円引きで、12GB+256GBモデルが117,800円、16GB+512GBが147,800円、24GB+1TBモデルは184,800円となっています。
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動画版
スペック&主な特徴
REDMAGIC 10S Proとは
REDMAGICは中国ZTE傘下のnubiaが展開するゲーミングブランドで、冷却ファン搭載スマホのパイオニアとして知られています。
この10S Proは、REDMAGICによる最新のハイエンドゲーミングスマホで、チップにはSnapdragon 8 Elite リーディングバージョンを搭載。
本機はゲーミング特化だけあって、見た目からして尖っていて、6.8インチのAMOLED(2688×1216)でリフレッシュレート144Hz、最大輝度2000nit、タッチサンプリング最大2,500Hzとディスプレイ性能は妥協なし。そして520HzショルダートリガーやRGBライティングを搭載し、完全にゲーム用に作られています。
カメラは50MPメイン(1/1.55″ センサー)+50MP超広角+2MPのトリプル構成。フロントは16MPでAI補正付き。大きな特徴はゲーム向け機能で、AIトリガーやエイムアシスト、リプレイ録画、モーションコントロール、X-Gravity(外部モニター接続)などてんこ盛り。
バッテリーは超級で7,050mAh、80W充電対応。重量は229gと当然重め。RAMは12/16/24GB、ストレージは256/512GB/1TB。Wi-Fi 7、国内版はおサイフケータイ対応(Felica)、HDMI Type-C経由で4K出力も可能。さらに今回はGoogle Gemini AIが標準で組み込まれています。
なお日本ではFastlane Japanが正規取扱し、技適も取得済み。
開封&内容物
では早速開封していきます。今回はグローバル版のレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。シンプルなデザインでありながらレザーやカーボンのような感触でかなりリッチな感触な素材。かなりテンション上ります。
iPhone等と比べるとかなり大きめの箱ですが、ケースなども入っているのでありがたいですね。

内容物はこちら。USB Type-Cケーブル、電源、SIMピン、保証書、ケース、本体です。ケースは背面のみを守るようなデザインで、手触りの良いTPUケースとなっています。
本体外観

とにかく背面デザインが良すぎる。しかも欲しかった方の色で最高…。
一面がガラスパネルになっていて、内部の構造が見えてくるというよりは、シルバーな金属やRedmagicの刻印、テクスチャー感のある素材感の切り替えなど、メカニックなデザインとして魅せているようなビジュアル。
他社の名前を出して良いのか知りませんが、おしゃれなNothingに対してギークなRedmagicといった感じ。行き切ったデザインという感じがかなり痺れます。すごいテンションが上がる。

一般的なスマホではある種の割り切ったデザインが多く感じますが、本モデルはゲーミングらしい装飾やファンが光るデザインなど、背面を限りなく活かしていて、それでいて何よりこの完全にカメラの出っ張りがないフラットなデザインにビビります。
一見装飾的で派手なビジュアルに感じながらも、ゲームユースを想定して、手にカメラの突起が当たらないようになど、理にかなった設計となっているのがかなりアツい。個人的にカメラの出っ張りはない方がいいとも思っているので、その点においてもかなり推せます。唯一無二。

手に持ってみた感じとしては、nubiaシリーズでは日常使いメインで持ちやすさを考慮して側面やエッジを少し丸めているのに対して、このゲーミングシリーズではめちゃくちゃに角ばって、使いやすさからは程遠い容赦無いフォルム。この角張がカッコよくて気持ちいい。

デザインは過去モデルから色々と踏襲されていて、2つのカメラレンズとファンが並び、ファンを中心に円を描いて反射するようになっている点など複雑さがあり何度見ても楽しめます。
カメラは上部にあるのが広角カメラ、下が標準カメラ、その下にファン、右にフラッシュとマイクロカメラがあります。
ファンに搭載されたLEDはユニークに光り、更に面白いのが、右上と左下にあるロゴが音声に合わせて点滅するんですよね。どうせ前からは見えないのに。そういうギミック、最高に痺れます。

右側面にはショルダートリガー、ファンの排気口、音量ボタン、電源ボタン、マジックキー、ショルダートリガーがあります。
左側面にはファンの吸気口。マジックキーはデフォルトではゲームスペースが開くようになっていますが、変更可能。
側面も金属でかなりゴージャス。板感がすごい。

下側面にはSIMスロット、USB-C、スピーカー。
上側面にはスピーカー、イヤホンジャックがあります。さすがゲーミング、需要をわかってますね。
画面・スピーカー
画面

ディスプレイサイズは6.8インチと特大で、解像度が1,216 × 2,688 ピクセルと高解像度、アスペクト比は20:9の有機EL。最大輝度2000nitsでかなり明るく使えます。
見てくださいこの美しいディスプレイ、アンダーディスプレイカメラなのでノッチどころかパンチホールがありません。ベゼル幅も限界の1.25mmらしい。確かにめちゃくちゃ薄い。
角張ったカメラレスなディスプレイは本当に画面だけ持ってるみたいな感じになり、非常に気持ちいい。そして更にカメラの出っ張りもないおかげで、上下も無い様なバランスになり、本当に独特。
ちなみにそのせいでフロントカメラの画質は良くないんですが、フロントカメラで写真を撮ることは殆ど無いので無無無問題です。顔認証用です。割り切っていて良いと思います。
ちなみにデフォルトで保護フィルムが貼り付け済みでした。
スピーカー
スピーカーは下部と上部にスピーカーがあり、広がりがあるように聴こえます。
ハイエンドとしてはちょっとイマイチで低音が弱めの音質ですが、十分だと感じます。全然動画視聴には十分ですし、ゲームをしたりする分には全く問題なく感じます。iPhoneが良すぎる。
Bluetoothの対応コーデックは多く、
・aptX Adaptive
・LDAC
・aptX HD
・aptX
・LDAC V5
・LDAC V3
・LDAC V2
・AAC
・SBC
と対応しています。
使用感
重いけど、むしろ軽いかも?

とにかくデカくて重い、重量は231グラムなんですが、正直最近某銀河の折りたたみスマホを使っていて重さに慣れてしまったので、結局結構慣れるんだなって思います。
グリップ感?知らん!!!って感じの角張ったフォルムなので、重量を直に感じる重さです。
しかしその代わりにバッテリーが7050mAhとめちゃくちゃ多いので、許せます。むしろバッテリー容量を考慮すると軽いまである。
ヌルヌル快適

もちろん最新チップセットなのでキビキビ、引っかかりやラグを感じることは無く、リフレッシュレートは144Hz対応。ぬるんぬるんです。
REDMAGIC OS 10.5というAndroid15ベースのOSが搭載されていて、勿論プレイストア対応、通常のAndroid端末として使えますし、日本語にも対応しています。
ちなみにDisplayPort Alt Modeにも対応しているので、テレビやモニターに有線接続して出力することも可能です。
画面内指紋認証・常時ディスプレイ
指紋認証は電源ボタンではなく画面内指紋認証。タッチパネルに指を触れて認証されるもので、顔認証にも対応しています。認証系がすべて隠されていてかっこいいですね。ちなみに認証速度は指紋も顔も爆速です。ノーストレス。
常時表示にも対応していて、時計だけ表示しておくことも可能です。画面タップすると10秒だけ表示しておける機能があって、これは便利だなと思いオンにしています。他にもロック画面を変えれたり、指紋認証のエフェクトを変更できたりと、色々できて楽しいです。

あとはなんかアシスタントキャラ?みたいなのをホームに置いたりもできます。なにこり。
ベンチマーク

この端末のチップセットはQualcomm Snapdragon 8 Elite リーディングバージョンの16GB+512GBで、
AnTuTuベンチマークを測ってみると
総合スコア:2718258
CPU:577731
GPU:1235909
総合が271万、CPUが57万、GPUが123万となりました。現状最高峰のチップで、もはやよくわかりません。

最新のゲームを最高画質で遊べます。正直もうずっとですが、性能的にどのくらいすごいのかわかりません。ちなみに大体のAndroid用スマホゲーは60FPSまでにしか対応していません。が、対応しているソフトに限りますがフレーム補間機能があって無理矢理120FPSにしたりできます。すごい。
冷却機能も強化されていて、複合液体金属2.0を搭載しているらしい。1.0も知らないのに。
スマホ用コントローラーを装着してゲーム機に変身するのも良いです。最近のスマホはカメラが大きいので干渉しますが、カメラフラットな本モデルはピッタリ。パンチホールすらないこのディスプレイも相まって、ゲーム機そのもののようなバランスになります。たまらなく良い。
バッテリーは多いのでとても長持ち。余裕で一日持ちます。1時間動画視聴で1%減少でした。あくまで参考まで。
さらに充電速度も80W充電対応なのですぐにマックスになり、本当に快適。
充電分離(バイパス充電)も可能なので、バッテリーを気にせず遊ぶこともできます。
カメラ
カメラは特筆する点はないように感じますが、逆に言うと普段使いとしても問題ないくらいの質だとも思います。広角も標準カメラも、ゲーミングデバイスだからといって荒いこともなく、普通に使える印象です。暗い場所での撮影なども特に問題なし。
更にカメラの良さを求めたい、拘りたいのであればnubia Zシリーズのほうが良さそうですね。
感想

何より最大のテンションぶち上げポイントはやはりこの背面デザイン。高級感もたまらないスケルトンデザインはゲーミングな雰囲気だけでなく、所有欲もしっかりと満たしてくれます。
ゲーミングらしく性能的には最新のチップなので基本どんなゲームでも遊べますし、フレーム補間で更なるヌルヌルを味わえる。他にもおもしろ機能が実装されるらしいので、それはまた後日実装されたあとまとめます。
そして全スマホで採用して欲しい更に進化したアンダーディスプレイカメラ。独特の画面のすっきり感により、もうパンチホール見たくないね・・・という気持ちにさせてくれます。
特にこの角張ってフラットな、まさに板のようなフォルムは唯一無二で、全スマホで採用して欲しい。