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【レビュー】実は変態コントローラーです『Nintendo Switch 2 Proコントローラー』

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新しいゲーム機を手に入れたらそう、周辺機器が欲しくなりますよね。

今回はSwitch 2と一緒に購入した任天堂公式の専用コントローラー、『Nintendo Switch 2 Proコントローラー』をレビューしていきます。

本来はコントローラー単発でレビューする予定がなく、周辺機器でまとめようかなと思っていたんですが、書き進めていたら筆が乗ってきて、なんかしっかりとした量になってしまったので、見ていってください。現状Switch 2で使うコントローラーとしてはこれ以上にないくらい完成度高くて面白いです。

動画版

開封&概要

Nintendo Switch 2 Proコントローラー

Nintendo Switch 2 Proコントローラーは長いので『プロコン2』とします。

こちらはプロコンの正式アップグレード版。いつものようにレビューにしても良いのですが、有名すぎるからスペックとかみんな知ってるか…という感じなので、個人的に重要視するポイントだけピックアップして紹介していきます。

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開封

では早速開封していきます。

内容物は本体とUSB-C to USB-Aケーブル。ドックに接続するのを想定しているためか、C to Cケーブルではありません。

本体外観

ファーストインプレッション

ファーストインプレッションはとにかく質感が良い。素地のプラスチックではなく塗装っぽいマットなテクスチャで感触が気持ちよく高級感あり、価格は1万円くらいで、プロコン1から値段が上がっていますが納得できるクオリティです。シンプルなブラックではなく、ほんの僅かにラメっぽくなっているのも高級感に一役買っています。

溝がない

手触りの良さにはかなりこだわっているようで、Switch 2のひみつ展でも色々と解説されていました。1から再設計されていて、グリップの継ぎ目を無くし、手が当たる部分になるべく溝が来ないような「シームレスグリップ」設計にしていて、なるべく厚みを減らして握りやすくしているとのこと。

確かに背面はバックボタンがあるのみで一体成型、ネジ穴一つありません。表面ボタン部分とショルダーボタン周りが別パーツになっています。どうやって分解するんだこれ…。

ボタンレイアウトはほぼ同じ

ボタンレイアウトなどは踏襲されていて、バックボタンとCボタン、ヘッドフォンジャックが追加されたのみです。

操作感

操作感は一見普通に感じるかもしれません。実際最初に手に取った際には、まぁ普通だね、と思ったんですが使い始めてみるとかなーりユニーク。色々とコントローラーを触ってきましたが、どのコントローラーとも違うボタン感触を実現しています。

軽くなっている

先程も言ったように厚みを減らしているためプロコン1よりもしっかりと握れるようになっていて、重量は実測値で237グラム。プロコン1が246グラムだったので、なんと軽くなっています。大体コントローラーって重くなっていく印象があるので結構意外。

静か過ぎる

ボタンは基本的にすべてメンブレンスイッチ、ラバードーム感触ですが、しっかりと押した感触がありながら軽め、それでいて静音性がバリ高いです。これまで触ってきたコントローラーの中で一番静かな気がします。

ショルダーボタンだけカチカチ、ということもなく、全部しっかり静か。家族が寝静まったあとに遊ぶファミリー層を考慮してなのか、圧倒的に静かな音でプレイすることができます。

ちなみにホーム・スクショ・Cボタンはドームスイッチ。プラスマイナスボタンもドームでしたが、出っ張りを大きく、メンブレンスイッチに変更になっています。あと若干ですがABXYボタンはサイズアップしてます。ボタン高さも信じられないくらい細かい微調整しているらしい。

エアリアルスティック?

今回のスティックはエアリアルスティックと呼ばれていて、なにそれ?という感じではありましたが実際に使ってみて納得。かなりエアリアルです。不思議な感触で、スティックを倒した際に通常のボタンであればカチャカチャいいますがクッションのようなものがあり音がかなり小さく、ぐるっと回した際にも優しいタッチが独特で気持ち良い。

これはスティックの軸部分に工夫があるのかな?と思いきや、実はスティックキャップの底面部分に柔らかいシートが有り、そこに当たるようになっていて、軸部分はフチに全く当たらないようになっているとのこと。つまりこれのおかげで、軸が削れるのもないので耐久性的にも期待できそうですね。

Joy-Con 2もそうですが、スティックはホールセンサーじゃないから結局ドリフト大丈夫か?と言われていますが、実際の耐久性に関しては、今後1年くらい経過してからって感じですね。

バックボタン

バックボタンGLGRはボタン式のもので、使っても使わなくても気になりにくい位置が良いです。グリップをしっかり握ると、ボタンに当たらないような位置に調整されているので、誤爆とかも起きにくいように感じます。

全体を通して、より疲れにくく快適に使えるようにしっかりと設計されていると感じます。

使用感

しなる柔らかいケーブル

今回は有線接続でのプレイも強めに想定されているのか、付属のケーブルが割としなやかで柔らかいものでした。地味な点ですが使い勝手をしっかり考慮されていていいですね。

バックボタンとCボタン

純正だけありバックボタンの設定は簡単で、ホームボタン長押しのメニューから可能。しかも基本的にソフトごとに設定が保存されるのでその都度設定し直したりする必要もありません。これも地味に便利かも。

Cボタン、そういえばCボタンを一度も使っていないな…と気付き、使ったところでこれを使って遊ぶ友達が居なくて泣いた。

ウェイクアップはSwitch 2用だけ

プロコン2を使わなければいけない最大の理由かもしれない、ウェイクアップ、つまりコントローラーからのスリープ解除がプロコン1では対応していない点です。もちろんサードパーティ製のプロコンも対応しておらず、この理由から実際私もJoy-Con 2とプロコン2しか使っていません。

まぁとはいえ、そのうちサードパーティプロコン2が色々と出てくるとは思うので、携帯モードメインの人など、そこまで気にならないのであれば別に不要かもしれませんね。

ヘッドフォンジャックでのラグが少なすぎる

底面に3.5mmのイヤホンジャックが追加されていて、Switch 2からの音声出力やGame Chatにも対応しています。まぁ、本体でブルートゥースイヤホンに接続できるので使わないやろなぁと思っていたんですが、実際に使ってみるとかなりの遅延の少なさで驚きました。

普通にスマブラとかをプレイしても、音が遅れて聞こえてくるなーと感じることはなかったので、有線イヤホン・ヘッドホンを持っている人は試しに使ってみると良さそうです。

感想

最初は、まぁこれなら別にわざわざ買わなくて良いかなーと思っていたんですが、使えば使うほどに良さを分かってくるじわっと良いコントローラーです。純正品ならではの良さももちろんありますが、実用性を考えた良さという感じ。

あとはひみつ展で色々と解説されたおかげで凄さを知っちゃったというか。だって普通に使っていたらボタンの高さを0.05mm単位で調整してるとか知らないじゃないですか…。ずるいよ。

ヨシダ

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