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SWITCH

【レビュー】Switchのスピーカー音質を無理矢理向上する『Pioneer Portable Gaming Speaker』

SWITCH

東京ゲームショウで見かけた、Nintendo Switchに接続して使えるパイオニアのスピーカーですが、先行レビュー用に提供いただけることになったのでご紹介します。

TGS現地では確かに良い音質になるなと思ってはいたものの、静かな環境で試せたり、聴き比べたりできたわけではないので、どのくらい音が良くなっているのかわからなかったので、今回実際試してみてその実力、使い勝手などの感想を述べていきたいと思います。

販売ストア

商品提供:Pioneer

公式HP:

SOUND TECTOR|ゲーミングスピーカー|Pioneer
【パイオニア公式】80年以上のスピーカー開発経験を活かし、独自のソフトウェアと3Dサラウンド技術で没入感と臨場感を実現するゲーミングスピーカーが誕生。ヘッドセットに頼らないリアルな音の方向性を体感してください。

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動画版

スペック&主な特徴

Pioneer Portable Gaming Speakerとは

ポータブルゲーミングスピーカー|SOUND TECTOR|ゲーミングスピーカー|Pioneer
SOUND TECTORのポータブルゲーミングスピーカーページです。プレイヤーの没入感を高め、軽量でシンプルな形状で簡単にゲーム機に装着させることができ、卓上と手持ちを使い分けることで一人でも複数人でもゲームを楽しめる商品です。

パイオニアはあのパイオニア、ホームAVや車載スピーカー、ヘッドフォンなどのスピーカーを作ってきたメーカーで、名前は聞いたことある人は多いでしょう。

今回のポータブルゲーミングスピーカーは、ゲーミングと名前は付くものの、光ったり、ゲームに最適化されたスピーカーというよりはゲーム機に装着するためのスピーカー。

Nintendo Switchなどに装着して、よりダイナミックで大音量な音でゲームを楽しむことができる周辺機器。なんかこういうの懐かしいですよね。昔はよくあった気がします。

手持ち部分に干渉しないので遊び心地としてはそのまま手持ちで使えて、スタンド機能もあるので置いて楽しんだりもできます。

電源はゲーム機側から供給されるのでバッテリーレスで、そして充電用ポートもあるのでゲームで遊びながら充電することも可能です。

そのほかにもハイボリューム(ゲイン)スイッチやワイドスイッチが搭載されていて、場所に応じて切り替えられるようになっています。こちらの機能に関しては後述します。

ちなみにこれとは別に、デスクトップゲーミングスピーカーも開発されてるとのこと。

開封&内容物

箱はこちら。製品本体が載っているデザイン。一応テスト生産品とのことで、製品版との違いがあるかもしれないのでご了承ください。

ついでにPioneerの冷感タオルも付いてきました。Pioneerの冷感タオル?

内容物はこちら。本体、説明書、L字コネクタです。

付属のL字コネクタは、スピーカー接続時、充電できない時などに使うらしい。あと手持ちかつ充電しながらというスタイルの場合はL字で接続した方がいいのかもしれない。

本体外観

最初手に取った率直な感想としては、プラスチックの質感自体はマットでサラッとした触り心地で悪くないですが、高級感はないです。

おそらくより軽量化のため軽く作られていたり、背面のスタンド部分の遊びによるものでしょう。このスタンド部分だけでもSwitch有機ELのように金属素材になっていたりすると、体感としてもう少し高級な印象になりそうです。

正面にはスピーカーの開口がパンチングメタル、株にはPioneerのロゴ、ゲーム機背面が当たる部分は背骨のようなデザインになっています。

背面はスピーカー部分が大きく膨らんでいて、スタンド部分は目一杯大きく作られています。

左側面にはハイボリュームスイッチ、給電用のUSB-Cがあり、右側面にはワイドスイッチ。

上部当たる部分にはラバーが付いていてしっかり固定されます。

上下側面には何もありません。

下部はスタンドを開きやすいように窪んでいます。

使用感

Nintendo Switchを装着してみる

端子は曲がるようになっていて、着脱しやすくなっています。スマホ挟み込みコントローラーと同じような仕様ですね。

本体自体はこの部分が伸びて、挟み込んでバネで固定するスタイル。

とりあえずNintendo Switch有機EL版を装着してみました。結構ガッチリと固定され、ブレもなく一体感があります。かなりピッタリ寸法ですね。Nintendo Switchをメインターゲットとして設計されていることは間違い無いでしょう。

手にもって使ってみた感想としては重心は悪くないものの、重量は結構かさむような感じがあり、正直結構重いです。スピーカー本体が120グラムと軽いとはいえ、Switchと合わせると・・・といった感じなので、かなり腕つよじゃないと厳しいと感じました。

しかし置いて使う分には話は違います。通常のテーブルモードよりも大迫力のスピーカーで楽しめますし、若干スピーカーの位置が上がるように感じるので、若干ではありますが見やすく感じます。

Nintendo Switch Liteを装着してみる

Switch Liteのサイズがほぼギリギリ。カバーを装着した上で接続すると、端子の長さが足りないので認識せずでした。

こちらは重量的には悪く無いと感じます。Switch Liteのスピーカーは少し弱いなと感じるので、力づくで補強する感じが少しありかなと感じる・・・ものの、Liteの一番大事なコンパクトさを失ってる感は否めません。

Switch以外にほぼ対応していないのであれば、Switch対応に特化してもっと一体感のあるスピーカー付きカバーのようなデザイン、もしくはもっと対応幅や奥行きを大きくして、より幅広いガジェット、スマホとか?までに対応できるようにして欲しかったなと感じました。

ちなみに対応端末に正式に記載があるPimax Portalと合わせたのがこちら。なんでPimaxなんだ。

スタンドについて

こちらの製品を使っていて少し思ったのが、ゲーム用途というのはもちろんですが、音を楽しむ側面が大きいなと。スタンドで立て掛けておいて、垂れ流しのように使う、なんならYoutubeもSwitchでは使えるので、メディアプレイヤー的な用途でも活躍するかなと思います。

その上で、スタンドは角度調整が欲しかったと感じます。角度自体に不満があるわけでは無いのですが、Switch有機EL版本体は自由に角度調整ができるスタンドが付いているので、慣れ親しんだお気に入りの角度があったりするとちょっと不満に感じるかもしれません。

音について

音に関しては文句ないというか、本当に迫力があって良いです。フロントスピーカー、ダイナミックな音色で、ゲームの没入感がワンランク上がります。まるで外部スピーカーを直接正面で受けているような感じ。

自宅でスピーカーで遊びたい派の人にとってはかなり良い体験になると感じます。

左にハイボリュームスイッチがありスピーカー音量を全体的にアップできて、右にワイドスイッチがあり、より広がりのある音質でゲームを楽しむことができます。気分や場所に応じて変更できるのも良い仕組みですね。

感想

実際自宅で触ってみた印象としては、モノとしてはかなり良い、しかしかなりニッチな製品だなとは思います。どのくらい需要があるのか正直わかりません。

これがそのままドックにもなってテレビ出力できる!など、もうワンポイント付加価値が追加されていればな〜などは思いました。

しかしまぁ、私は家で携帯ゲーム機をスピーカーで遊ぶ派な上、SteamDeckやROG Allyで、スピーカーが良いということの良さを知ってしまっているので、ある程度刺さっているのは事実です。参考まで。

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ヨシダ

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