Gulikitっていう、ホールセンサースティック、つまりドリフトしにくい、壊れにくいスティックを開発してる企業があるんですけど、そこのコントローラーって結構良いんですよね。
今回紹介するのは機能的にはかなりミニマルな構成で、金額的にもかなり安めで買いやすいモデル。
上位モデルに比べて安いなりの質感ではありますが、Gulikitらしい良い感触です。いろいろ使っていきます。
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Amazonや公式ストアで購入可能で、レビュー時点ではAmazonで約5000円です。
動画版
スペック&主な特徴
GuliKit ES Proとは
GuliKit ES Proは、GuliKitが展開するeスポーツ志向の低遅延・高精度ゲームコントローラーで、Nintendo Switch / Switch 2、Windows、Android、iOSなど幅広いプラットフォームに対応したBluetooth&有線両対応モデルです。
最大の特徴は、GuliKit独自開発のTMR(トンネル磁気抵抗)スティックを採用している点で、4000段階の高精度入力と物理摩耗の少ない構造により、ドリフトを根本的に防止します。
無線接続には独自の「Hyperlink 2」技術を採用し、Bluetooth接続時でも最大730Hz(約3.25ms)、有線接続では1000Hz(約1.87ms)という非常に低い入力遅延を実現。FPSや対戦アクションなど、瞬時の反応が求められるゲームに適した設計です。
トリガーには256段階のホール効果トリガーを搭載し、レースゲームなどでの繊細なアナログ操作にも対応。ABXYボタンには導電ゴム素材を採用、十字キーは4方向/8方向の切り替えに対応したタクタイルタイプとなっています。
また、Switch 2のスリープ解除(Wake-up)に対応している点も大きな特徴で、初回の専用ペアリング手順を行うことで、HOMEボタンから本体を起動可能。6軸ジャイロセンサー、Turbo(全自動/半自動連射)、デッドゾーン調整、スティック跳ね戻り防止モードなど、実用性を重視した機能も搭載されています。
バッテリーは950mAhで、最大約30時間の連続使用が可能。待機時の消費電力が非常に低く、フル充電後に長期間放置してもバッテリーがほとんど減らない点も特徴です。
本体カラーはブラック・グレー・ホワイトの3色展開。なお、ESシリーズには本モデルのほか、ホールスティック採用の「ES(無印)」も用意されており、TMRスティックにこだわる場合はES Proが上位モデルという位置づけになります。
開封&内容物
では早速開封していきます。今回はレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。本体画像がプリントされたシンプルなパッケージです。

内容物はこちら。
USB-Cケーブル、説明書類、本体です。上位モデルに付属するカバーなどは今回ありませんでした。
本体外観
ファーストインプレッション

頂いたのはブラック。過去の同社のブラックに比べると質感としては若干チープな感じ、KKシリーズなどでは塗装っぽいリッチな仕上がりでしたが、本モデルでは素地のプラスチックっぽい感触です。しかしまぁ価格を考慮すると妥当でしょう。
他にも上位機種のようなバイブレーションの豊かさやLEDでの派手さなどはなく、かなり要素は削られているような仕様です。
またデザインに関しては、これまでとはちょっと毛色が変わっていて、ゲーミングらしい掘り込まれた装飾が入っています。
ボタンレイアウト

ボタンレイアウトは、
右側にXBOX配列のABXY、アナログスティック、左側にアナログスティック、方向ボタン
中央上部に左からマイナスボタン、プラスボタン、
その下にスクリーンショットボタン、設定ボタン、ホームボタン
その下にペアリングボタンと並んでいます。
基本的にはSwitchプロコンに準拠ですが、ABXYだけPC仕様といった感じですね。

背面にはモード切り替えスイッチがあります。バックボタンやトリガースイッチはありません。

上側面には左から、LZL、USB-C、RZR。
下側面には特になにもありません。

左右側面には特に何もありません。
比較

形やボタンレイアウトは基本的にKK2と大きな違いはありません。基本的にXBOXコントローラー準拠なフォルムとボタン形状です。

実際にXBOXコントローラーと並べてみました。方向ボタンのフォルムも含め、あまりにも同じすぎるって感じのデザインです。
操作感

グリップ背面側はザラっとした滑り止めテクスチャ。ハの字型のフォルムでしっかりと握れます。
重量は実測値で225グラム。Switch 2用プロコンよりも軽く、コントローラーとしても軽めな印象です。最近のコントローラーは300グラム超えたりしていて本当に重いのでね。

ABXYボタンはフォルムはコントローラーに合わさった立体的な形状。
ボタン形状は丸みを帯びていて、感触はいわゆるメンブレンのラバードームの押し心地。遊びも少なく、若干軽めな硬さ、ポコポコとした感触で反発が気持ち良いです。音の大きさは標準的に感じます。
プラスマイナス・ホームなども同じようにメンブレンのラバーです。

方向ボタンはプチプチとした感触のタクトスイッチ。XBOXコンよりも若干軽めで、音も小さいです。シーソー可能で、入力も良好に感じます。
アナログスティックトップは中央が凹、フチに線が入ったような形状。質感もいいです。
ぐるぐる回すと滑らかな感触になっていて、軸部分はプラスチック。スティックの交換は不可。

ショルダーボタンは滑らかな質感。
感触はLRはコツコツとしたタクトスイッチで静音性高め。ZLZRはストロークが長いトリガーボタンで、トリガースイッチでの切り替えなどは不可能です。
使用感
一応公式サイトにマニュアルなど日本語で配布されていますが、本レビューでもざっくり紹介していきます。
起動・初期設定・ペアリング

モードスイッチがあるので、スライドさせて遊びたいデバイスに合わせて切り替え、起動はホームボタンを押すとすぐにLEDが点灯して起動します。
Switchでは純正コントローラーと同じように接続できます。コントローラーを最新のファームウェアにアップデートしたあとに
①コントローラーをNSモードに設定し、電源を入れ、ペアリングボタンを2秒間押し続けます。インジケーターが高速に点滅し、ペアリングが開始されます。
②Switch 2 をスリープモード(黒い画面状態)にし、ジョイコンのHOMEボタンを押して画面を点灯させ、その後コントローラーのペアリング画面に入り、ペアリング。
Joy-Conをホームボタンを押してスリープ解除させるのがコツです。
使用感・バッテリー持ちなど
バッテリー持ち
バッテリー持ちに関して、どうやらバッテリー容量は950mAhらしく、標準的で特に不満は感じません。
実際に遊んでみる
しばらく実際に遊んでみました。Switchではプロコンと同じように自然に遊べて良いです。多機能決して多機能ではありませんが、しかしシンプルで最低限は揃っている仕様。もちろんSwitch 2でも使えます。
注意点を挙げると、PCなどの専用ソフトはなく、細かな設定変更はできません。
ウェイクアップ対応
ホームボタンを押すことでコントローラーの電源が付き、Switch本体のスリープ解除されます。Switch2でのスリープ解除にも対応。
機能について

連射
設定ボタン+任意のボタン(A/B/X/Y/R/ZR)を1回押し。2回押しで自動連射も可能。再度同じ組み合わせでオフ
AB XY入れ替え
設定ボタン+プラスボタンで任天堂配列からXBOX配列に入れ替え
バイブレーション変更
設定ボタン+Dパッド上で、バイブレーションの強さを3段階に調整可能。デフォルトは2。
エイムアシスト
設定ボタン+L・ZLでエイムアシスト。3段階で設定可能。
スティック設定
設定ボタン+スクショボタンで、スティックデッドゾーンオンオフ。バイブレーション2回は跳ね戻り防止モード。
設定ボタン+L3R3で、スティック感度調整。3段階変更可能。
4方向・8方向入力モード切り替え
設定ボタン+Dパッド右で切り替え可能。デフォルトは8方向です。
キャリブレーション
スティックのキャリブレーションは、
L+R+Dパッド左+Bを6秒長押し。
スティックをゆっくり2・3回転して完了。
ジャイロのキャリブレーションはコントローラーを平らな場所に置き、
プラス+マイナス+Dパッド左+Aを同時押し
リセット
設定ボタン+マイナスで全てのボタン設定を削除
感想
こちらはいわゆるXBOXフォルムのスタンダードなコントローラーで、背面パドルやトリガースイッチなどの付加価値的な機能はありません。かなりシンプルな構成です。
基本的にはPC・Switch用であり、ポーリングレート1000Hzで遅延少なめという、あくまでそこだけに振って格安に済ませたコントローラーといった印象です。
確かに個人的にもマクロは使いませんし、バックボタンは使わないゲームの方が多いので、これはこれで良い、けれどもSwitchではトリガーがボタンとしてしか機能しないというのもあり、トリガースイッチだけは欲しかったな、とは思いました。
