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【レビュー】画質に極振りしたヘッドマウントディスプレイ『GOOVIS G3 Max』

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自宅を映画館にしたい夢ってみんな持ってますよね。

かくいう私もそこそこ映画は観るので、より良い環境、より大きなディスプレイで観たい・・・とは思うんですが、やはり場所を用意するのが困難ですよね。そこで活躍するのがこのGOOVIS G3 Max ヘッドマウントディスプレイ。

あまりにも宣伝感強すぎる導入文になってしまいましたが、まぁそういう感じの、映像特化型のヘッドマウントディスプレイを提供いただいたのでレビューします。

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提供:GOOVIS

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動画版

スペック&主な特徴

GOOVIS G3 Maxは、5K OLEDの最高級映画館クオリティという謳い文句のヘッドマウントディスプレイ(HMD)です。その主な特徴は以下の通り。

5K、1000インチ

ディスプレイは、1000インチ相当の巨大な画面サイズで、最先端の5K OLEDテクノロジーを採用し、フルHDに比べて約1.8倍の解像度アップを実現したとのこと。

ただ実際は片目が2560×1440で、両目で合わせると5Kとのこと。それは普通に5Kでは無い気はするので、誇張表現に注意。あと20m先で1000インチ相当とのことですが、どうやって測った計算したのか分からないのでなんとも言えません。ただ圧倒的に解像度が高いのは事実なので、事実をありのまま伝えてほしい・・・

パフォーマンス

120Hzのリフレッシュレートと0.01msの超低遅延でゲームや動画の動きが非常にスムーズ。リフレッシュレートと遅延は、私はFPSなどの対戦ゲームを普段やらないので評価できませんので悪しからず。

快適性と装着感

ヘッドストラップ無しの本体はわずか340gと超軽量であり、長時間の使用でも疲れにくい設計です​​。
視力調整ダイヤルと瞳孔間距離調整機能を備えていて、個々の視力に合わせてカスタマイズできたり、
今回はレビューしませんが専用のイヤホンも開発されています​​​。

互換性、拡張機能

DP Altに対応したスマートフォン、PS5、PC、Nintendo Switch、iPad、Xboxなど、外部出力に対応したデバイスであればほぼすべて対応しています​​。

D4 Dongleメディアプレーヤーという専用のデバイスを接続すると、YouTube、Netflix、Amazon Primeなどの配信サービスを楽しむことができます。HDMIとType-Cのインターフェースを備え、SDカードの読み込みや4D映画にも対応しています​​。4D?

開封&内容物

ではレビュー用に提供いただいたGOOVIS G3 Maxを開封していきます

ダンボールの中にケース、説明書類が入っていました。

ケースを開けると中にヘッドストラップ、GOOVIS G3 Max本体、HDMIケーブル、USB-C to USB-Aケーブル、USB-C to USB-Cケーブル、リモコン、D4 Dongle メディアプレーヤー、HC 3.1(HDMI to Type-C コンバーター)が出てきました。

本体外観

独特なビジュアルGOOVIS G3 Max

本体自体は金属風の塗装、LEDライトが装飾として組み込まれたサイバーパンクなビジュアルで、いかにもHMD!(ヘッドマウントディスプレイ)といった雰囲気です。

ただスタンドアロン型のHMDではないので、Questなどよりも小さめのサイズ感です。

上側面、左側にはボリュームボタン、右側には明るさボタン、3Dボタン、中央にはUSB-C端子、ヘッドストラップ装着用の穴があります。左右対称かつ直感的にわかりやすい位置にボタンが配置されているのは良いですね。

USB-Cはラバーで保護されていて、取り外すとこのように現れる仕様となっています。

下側面には謎のバーコード、瞳孔間距離の調整スライドがあります。斜線の開口は多分ファンの吸気か排気か。

内部はこのようになっています。レンズがあり、中心に着脱が検知できるセンサー、その上がヘッドストラップ取り外しのためのボタンが付いています。また先程も述べたように本端末はファンが搭載されていて、装着している際にレンズが曇らないように工夫されています。

左右側面には視力補正ダイヤルがあり、回して調整します。

その横にも色々あり、上にある開口がスピーカー、左の下にあるのがイヤホンジャック、右の下にあるのがUSB-Cです。

ヘッドストラップを装着するとこのような形状になります。ヘッドストラップにHMDがぶら下がっているような構成で、不思議ですよね。後述しますが、これが結構快適なんです。

ヘッドストラップはシンプルにマジックテープで固定するもの。

額部分、上の手みたいな部分にはリッチなクッションが付いています。

D4 Dongle メディアプレーヤー バッテリー取り外し式なのが面白い

こちらはメディアプレーヤー。プラスチック製でずっしりとしていて、ぱっと見はモバイルバッテリーのようなビジュアル。表面に印刷されているロゴのimiiaを調べてみると、どうやらドンキのチューナーレススマートTVなどを出しているメーカーらしい。

システム的にはいわゆるAndroidTVで、別途付属するリモコンで操作するハードです。

上側面には電源ボタンとUSB-C、下側面にはHDMI端子、左側面にはインジケーターとMicroSDスロットがあります。

基本的にはこのHDMI端子から出力し使う物となっています。普通にモニターとかに繋げても使えそうじゃね?と思って繋げてみたら普通に映りました。HMD用に色が調整されているのか、モニターで見たら色が変ではありましたが・・・。

そしてなんとマグネット着脱式で、このように取り外せます。どうやらこの手前の小さい部分が本体で、大きい方はバッテリー。なのでこの小さい部分のものをUSB-Cで給電しながら使うこともできます。面白いのでこういう仕様のスマホとか出て欲しい。

画面・スピーカー

画面

ディスプレイはどう紹介するのが良いのかわからないので、とりあえずこのようにスマホで撮影してみます。

ディスプレイは片目が2.5K、2560×1440なので実質2560×1440のディスプレイが目の前に現れるような見え方。かといってもどのくらい凄いのかはわかりにくいと思うので数値で示すと、こういったHMDデバイスではPPDという数値で表現されます。

これはPixel Per Degree の略で、視野角1度あたり何ピクセルか、という密度で、60PPDで視力1.0の人の見え方とのこと。その指標で言うと最新のVRデバイスであるMeta Quest 3は25PPDであるのに対して、GOOVIS G3 Maxは46で相当高め。

公式の謳い文句が20mで1000インチ!という表現なのですが、正直それは良く分かりません。確かに距離がある場所に大画面があるようにも感じますが、単純に目の前に大画面がある、というようにも見えます。

とは言え、ピクセルが完全に視認できないほどの高解像度であるのは事実で、単純に映画や動画鑑賞の用途だけを考えるとこれ以上必要ないと感じるほどです。

配信サービスをメインで使おうと思うと、4Kで観れるサービスも多くありますが、なんだかんだFHDがメインな上、画面サイズの調整は二段階でしかできないのでこれ以上いらないと感じるほど十分な解像度かなと感じます。

ただ解像度が高いだけでなく有機ELなので発色も良く、映像体験としては最高レベルです。

スピーカー

スピーカーは良くないです。そもそもスピーカーの位置が耳から離れていて上側にあるので、ボリューム的にも小さく感じますし、低音が弱くシャリシャリとした音色。

同じくヘッドマウントディスプレイのMeta Quest 2、Rokid Maxと比較してもスピーカーは弱いなと感じました。なのでより没入感を得たい方は有線イヤホン必須です。

かなり高級なデバイスで用途も限られてくるものなので、妥協してほしくなかったな…とは思います。

使用感

充電いらずで使用可能

本端末はスタンドアロン型のHMDではなく、その上バッテリー非搭載です。なので外部出力できる端末が必須になってくるのですが、端末側からの給電で使えるのでARグラスなどと同様、充電する必要がないのが一つ便利ポイントですね。これ一つだけで気軽さが上がるのでかなり重要です。

気軽に使うための工夫として、ヘッドストラップは超簡単に着脱可能となっています。穴に差し込むだけ、外す時は額部分にあるボタンを押しながら引っ張れば簡単に取り外せます。

フィット感は凄い、帽子を被るような感覚

いわゆるHMDって目の周りをぐるっと巻き付けて固定する形式のものが多いですが、この端末は違います。感覚としてはヘッドストラップ部分が帽子のようになっていて被り、ゴーグルを目に当てるような感覚。しかも角度調整できるようになっているので、ちょっと周囲が気になったらフェイスシールドのように上に持ち上げて確認できる。

若干重みで前に下がってくる感覚はありますが、耳周りが圧迫されない快適さの方が優位に感じます。

重量はヘッドストラップ部分込みで実測値が470gと、かなり多めではありますがバランスが良いおかげで疲れてきたりすることはありません。

没入感エグい

鼻からも光がもれないような工夫もされていて、マスク部分がラバーで密着感があるので完全に真っ暗になるんですよね。

ARグラスはやはり眼鏡だからずれやすく、ズレてきたら構造的に上半分が隠れやすい。こちらはしっかりとしたHMDなのでズレにくいですし、とにかく没入感が凄い。

試しに2時間程度の映画を観たんですが、観終わったあとはまさに映画館から帰ってきたような感覚になりました。

瞳孔間距離調整でより自分に合うレンズの位置に調整できますし、視力補正も+2~-7までできるので、とにかく映像を見ることに特化したHMDなんだなと感じます。

乱視にも対応します連絡してくれれば〜みたいなことが書いてあるので、気になっているが眼的に厳しいって人はとりあえず問い合わせて聞いてみるのが良さそうです。

酔いやすい人注意

この端末に限らず、画面が固定されたHMDやARグラスは頭を動かすと同時に画面が僅かに動いてしまうという点から、酔いやすいです。

寝転がったり頭を壁やソファや椅子によりかかった、頭が動かない状態であれば酔うことはないので、いつでもどこでもというのは厳しいかなと感じます。

なのでPCモニター代わりにして作業することも可能ですが、頭を動かす代わりに目を動かして作業しなければいけないので、非常に目が疲れます。肩も凝ります。

ゲームで遊ぶのも良い

ゲームももちろん遊べます。UMPCやSteamDeck、DP altに対応したスマホやタブレットであればケーブル一本で大画面で遊ぶことができます。

Switchでは一本で出力することはできないので、ドックからなにか噛ませたりして繋げなければいけませんが、テレビモードとして1080Pで快適に遊ぶことが可能です。

感想

じっくり使ってみた感想としては、とにかく高解像度で映画を鑑賞したりするのにピッタリなヘッドマウントディスプレイだと感じました。

私は基本耳をあまり塞ぎたくないので基本的にイヤホンではなくスピーカー派で、どうしてもスピーカーの悪さが気になってしまいましたが、

普段から音楽や映像を観る際は有線もしくは無線のイヤホンを使うし、高級イヤホン持ってる!!って人(というかこういうデバイスを買う人は持ってそう)であれば、そもそもイヤホンつけて使う前提だし・・・となると思うのでそこまで大した問題じゃないかもしれません。

あとは正直価格がかなり高いので、よっぽど刺さる人じゃないと買うに至らないだろうなぁって思います。

しかしこれまで観たこと無いレベルでの解像度の高さのディスプレイが目の前に広がり、外部の光も漏れず安定感もある、とんでもない没入感の映像体験を楽しめる、

まさに携帯できる映画館、その謳い文句は本当に間違いないと思います。

手軽さで言うとサングラス型のARグラスの方が圧倒的に手軽で軽くて装着時の負担も少ないですが、没入感や画面の表示サイズにおいてはやはり弱いので、そちらを使ってみて不満だった人であれば尚更気にいるかもしれませんね。

ヨシダ

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