今年もこの時期がやってまいりました。今年発売した携帯ゲーム機をランキング形式で発表します。
ここで言う携帯ゲーム機は、コンシューマの携帯ゲーム機、Android/Linuxの中華ゲーム機、クラウドゲーム機、ポータブルゲーミングPC(UMPC)などオールジャンルから取り上げます。
あくまで私が考えるベストとなります。実際に売れた数やコミュニティの盛り上がり方など様々な要素を考慮しますが、なんだかんだ自分がどれを一番気に入ったかを第一軸として共有しますので、参考程度に覗いていってください。
動画版
ハンドヘルドランキングトップ5
ではトップ5を順に発表していきます。そのハードの特徴と、それについて語りたいことを好きに語っていきます。
5位

やはりまた入選してしまいました。一番最近レビューした携帯ゲーム機でフレッシュな気持ちというのももちろんあるかと思いますが、それはそうとして、やはりAYNの安定感と言うか安心感は非常に強く、これだよこれこれという気持ちに強くなりました。
前モデルのOdin2は、その当時ではありえないスペック&ありえない価格のAndroid端末で、個人的にもかなり気に入っていたんですよね。
それの後継機が今回の3で、チップはSnapdragon 8 Eliteをはじめ、120Hz対応有機ELディスプレイ、アクティブ冷却、大容量バッテリーといった要素をふんだんに盛り込み、軽量でスリムになった最強のモデル。
デザインも更に洗練され、もうこれがあれば他にいらないじゃん的な究極の一台になっているように感じます。

ディスプレイは6インチ・1920×1080解像度のAMOLED(有機EL)で、120Hzリフレッシュレートに対応。
SoCにはQualcomm 8 Eliteを採用でAnTuTu300万点台、Android携帯ゲーム機の中では現状最高性能です。バッテリーは8000mAhを搭載し、60W急速充電に対応で、実用性的にもバッチリです。

購入したクリアブルーはクリアといっても完全なクリアではなく艶消しの半透明で、フロント面は一体成形ガラスの問題なのかクリアでは無いですが、濃いめのブルーでシェル全体との一体感もあり、安っぽさもなくリッチな雰囲気で非常に美しいです。

ではなぜ五位なのかというと、そもそもOdin2が今見ても強すぎて、買い替えるほどのパフォーマンスを実際感じれるかどうかというレベルで、2ほどの刷新性、衝撃のようなものは薄く感じてしまったからです。あと結構競合というか、似たようなサイズ・フォルムのゲーム機が結構沢山出てきているので、それもあります。
あくまで現時点で最強チップのモデル、同系統のハンドヘルドを既に所有していて、別の要素が欲しいのであれば同社のAYN Thorを選んだほうが楽しめそうだな、と思います。
まぁとはいえ個人的にはかなーり気に入っていて、今回購入したMaxではなくUltraの最高スペックのモデルを選択して、GameHubでSteamのゲームを動かしまくる専用機にすれば良かったなと後悔するほどです。

4位

このモデルはいつも通りAndroidを搭載したゲーム機なのですが、なんとディスプレイが縦長比率なんですよね。これにより何ができるかというと、そう。もうおわかりいただけた通り、あの2画面表示が良い感じにできるという事です。
正直それ以外を遊ぶ場合にはかなり微妙ですし、ピクセルパーフェクトではないことによるドットの崩れが気になるし、というかそもそもDSシリーズは感圧式タッチパネルの仕様や諸々で実機に勝るものは無いとは思う
んですが、実機よりもコンパクトなのが何よりのメリット。

ディスプレイは4.0インチのIPS液晶を採用し、解像度は480×800。ラミネーションディスプレイで、マルチタッチ対応パネル。
チップセットにはAllWinner A133Pを搭載し、性能自体は高くないですが用途としてDSメイン(Drasticの性能的には十分)になってくると思うので特段問題はないように感じます。

正直ピクセルパーフェクトでないディスプレイやビルドクオリティの若干気になる感じはあるものの、非常に新鮮で気持ちよくなれる。言ってしまえばまさに2DSの更に小さいバージョンのようなモデル。
これで実機と同程度のサイズ感もしくはそれ以上に大きいサイズ感であると、やっぱ実機が良いよねって思っちゃうんですが、圧縮の気持ちよさというか、振り切ったからこその良さというか。
現状色んなメーカーから2画面モデルが出ていますが、久しぶりに触ったらやはりこのコンパクト感は結構たまらないかも…となったので、再評価の上の入選。
・公式ストア
・AliExpress

3位

Miyoo Miniって、最高ですよね。
そのMiyooさんが今年はじめに待望の折りたたみエミュ機を出しましたが、こちらはさらにそのミニバージョン、待望の待望です。
前回のMiyoo FlipはあくまでGBAと同じサイズ感のモデルでしたが、このMiyoo Mini Flipはそれを更に小さく、まさにMiyoo Miniの折りたたみバージョンと言ったサイズ感と仕様で、非常に最強。
正直Miyoo Flipはシェル質感やヒンジに不満がちょっとありましたが、今回はガッチリとしたビルドクオリティと上品なヒンジ感触で、最初から完璧バッチリと仕上がっている上、想像していた、理想的なサイズ感と使い勝手、本当に素晴らしいです。

LinuxベースOSを搭載したモデルで、搭載チップはMiyoo Miniと同じ、共通のファームウェアが使用可能です。ちょっと不具合があったりするようですけどね。
2.8インチの小型IPSディスプレイには750×560という高精細なパネルが採用。こちらもMiyoo Mini(V4)と同じものっぽそうですね。
個人的にはボタン感触も好みでたまらない。押し込み浅めな軽めのプチプチとしたSPライクな感触で、軽く押せて反発力も良く、かなりパーフェクト。

結構期待していましたが、期待を裏切らない、しっかりと完成したクオリティで出してきたな、という印象です。パカパカしているだけで気持ちよくて楽しい。
発売当初は在庫は少なくて購入しにくく、話題性はちょっと低かったんですが現在は普通に買えるようです。買いやすい価格もいいですね。
圧倒的唯一無二、素晴らしい。これが、中華ゲーム機ってことだよな…って思いなおした、良いモデルです。

2位

GKDPixelっていう、2024年かなり気に入っていたエミュ機があるんですが、いつの間にか生産終了していて購入できなくなっていたんですよね。気に入っていたので買い足そうまで思っていたんですが…
と、思っていたところなんと後継機が突然公開され、一年越しに販売開始しました。
2に進化して良いところ、1の方が良かったなと思ったところ、両方ありますが、やはり小さいメタルハードは至高、たまりません。脳汁がドバドバ出ます。

システムはLinuxの独自UIのものを搭載、ディスプレイは2.4インチの640×480、ディスプレイ自体はこの小ささでVGA画質なのでかなり高解像度に見えます。Pixel1での一番大きな不満は解像度の低さだったので、実現した満足感がかなりでかいです。
画面明るさ主義者としては最大輝度もかなり明るめで、Pixel1より明るいのはもちろん、Miyoo Miniと比べてもかなり明るくて、非常にありがたいです。
SoCはRK3326Sで、CPU性能的には特別高くないですが、PS1まで遊べるものからN64からPSPくらいまで多少動くようになったかな、といったバランスです。
サイズ感を考えると十分な性能でしょう。

サイズ感的には短手幅がMiyoo Miniと同じくらいなので、大体Miyoo Miniを縦にギュッと縮めたみたいなサイズ感となっています。非常に良いサイズ。本当に好き。
そう思い考えてみるとMiyoo Miniはベゼルも狭いし良いサイズで本当に良いな…とは思うんですが、それ以上に金属ボデーはやはり魅力的。この冷たさがたまらないんです。

手のひらに収まるサイズ感でありながらもちゃんと遊べて、それでいて金属のバリ良い質感。デザインもエッジが効いたカッコイイフォルムで、そのすべてが刺さりまくり。
実際Pixel1は唯一常にカバンに忍ばせていたハード(外で遊ぶとは言ってない)なので、こうしてアップグレードされたのが本当に嬉しいです。
正直もうこれだけあればもう全部満足できるレベル。これからしか得られない栄養素が確実にある。
個人的な嗜好や触っている時間で言うと正直1位なのですが、やはりどうしても、刷新性の低さと言った点で1位にはちょっとできないかなくらいの感覚でした。本当にお気に入りの端末です。
・Amazon
1位

正直これは考えるまもなく一位でした。
簡単に言ってしまうと、2画面Androidゲーム機としての圧倒的完成度の高さ、それに加えてAYNのいつもの性能に対して価格が安すぎる値段設定、2画面が欲しいならとりあえずこれじゃないかな…と断言できるくらいの満足感、そして話題性の高さも評価できるポイントです。

最初の印象としては、これだこれこれこれこれを求めていたんだこれ、といった気持ちになるビジュアルの良さ。クリアカラーの色味、ダブルスクリーンでありながら上下ともにオールガラスデザイン、上画面の画面占有率の高さなど、ギチっと詰まった感じは見事です。
普通にビルドクオリティの高さ・シェル質感・ボタン感触も良く、所有欲をしっかりと満たしてくれます。
サイズ感的にも大きすぎるのではと危惧していたのですがそんなこともなく、バランスは良いです。

メインディスプレイは6インチのAMOLEDパネルで、解像度は1920×1080のフルHD、リフレッシュレートは最大120Hz。サブディスプレイは3.92インチのAMOLED(1080×1240/60Hz)。
チップセットはモデルにより異なり、Base/Pro/MaxではSnapdragon 8 Gen 2、LiteではSnapdragon 865を採用。
鳴潮やゼンゼロを動かしてみましたが設定高めでも問題なく動作します。UI周りも文字が潰れることなどはなく見ることができて普通に快適です。

実際2画面ってエミュ以外何に使うんだろうと思っていましたが、正直下画面にパフォーマンスを映しているただそれだけでもなんか楽しい雰囲気になって良いもんだなって感じました。
あと意外とマルチタスク的に使えると言うか、自然に下画面に手が伸びて使ったりしています。まだまだ2画面のシステムでは足りないと感じる部分はありますが、最初期にしてこの完成度は圧倒的です。

普通に最上位モデルにしても良かったなと思いましたが、実際のところはある程度ガッツリ遊ぶにはやはりOdin3を始めとした横型モデルの方が馴染みもありますし快適で、あくまでこのモデルはちょっと気分を一新してくれる、これまでとは全く違う新しい携帯ゲーム機のような、圧倒的刷新性を持つAndroid携帯ゲーム機だと思いました。
いや、全く違うこと無いんですけどね、全く違うんですよ。な、何を言ってるかわからねえかもしれねえが、おれもわからなくなってきた。
総括・選外について
2025年も昨年に引き続き、とにかく多かったです。2024年は34台、今年は37台。ちなみにまだレビューできていないものも手元にあります。どういうことなんだ。
やはり昨年と同様、ある程度刷新性がないと興奮しない、ただでさえ変なのにより変なものを好む傾向にどんどん突き進んでしまっています。レビュワーのサガなのでしょうか。
それはそうと、ちょっと入選を迷ったモデルをここでサクッと紹介していきます。
やはりOneXSugarの話は避けては通れません。1画面でも2画面でも遊べるこちらはとんでもなく面白いモデルだと思ってはいるし、実際かなり興奮したモデルではあるんですが、やはり実用性的にはちょっとイマイチというか、実用性的にこれを超えてくる2画面モデルが次々と出てきてしまったのが大きいですね。いやしかし、これ自体は本当に発明だと思うので、今後もアップデートさせて頑張ってほしいですね。
次にRetroid Pocket Mini V2、こちらも今年かなり気に入ってますし、そこそこに大変だったディスプレイ換装によって結構思い入れもあるものとなっていますが、流石に昨年入選しているので連チャンで入れるのはな…という気持ちで選外になってしまいました。2画面にできる拡張アクセサリーも楽しかったんですけども。
最後に、言うまでもなくSwitch2について。よく考えると今年一番遊んでるゲーム機ってどう考えてもSwitch2なんですが、しかしなんかちょっとSwitch2入れるのはなんかちょっと違うかもという気持ちになってしまい、入れることができませんでした。Switch2大好き。
来年も変わらず、見たこと無いものに心踊らされる事を期待しています。
なんでこれが入ってないんだ!!などの不満があったら是非コメントで言ってください。
