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【レビュー】ながら聴きに快適『ACEFAST ACEFIT AIR』

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耳を塞がないオープンイヤー型のイヤホンって良いですよね。まわりの音や声が聞こえる環境で楽しめる、いわゆるながら聴きや運動中にピッタリのタイプ。

今回は定番のタイプ「耳掛け型」で、Acefastさんから提供を頂いたので、試しながらレビューしていきます。

また私はそこまでオーディオに詳しいわけではないので、最近色々買って勉強中です。温かい目で見ていただけると幸いです。

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ACEFAST: 【耳を開放、音楽を解放!超注目の新商品登場!】
ACEFASTが自信を持ってお届けする ACEFIT Air は、最新技術と快適なデザインを融合した次世代のオープンイヤーイヤホンです。耳を塞がない解放感、軽量で快適な装着感、そしてIP55防水や急速充電などの多機能を搭載。耳を解放し、存在...

金額は約1.2万円程度。

動画版

スペック&主な特徴

Acefast Acefit Airとは

Acefast Acefit NeoはAcefast社によるオープンイヤー型のBluetoothイヤホンで、耳掛け型のモデル。骨伝導ではありません。最近発売したもので一番有名?なのでいうとNothing Ear (Open)とかですかね。

耳を塞がない設計により、周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことができます。日常使いにはもちろん、ランニングやサイクリングなどのスポーツ時にも重宝します。

本体仕様としては、重量はわずか約7.5グラムと軽量で、耳にかける部分には肌に優しいシリコンと超薄型のチタン合金を使用。

スピーカーは20×8mmのかなり大きめなダイナミックドライバーを搭載していて、専用のACEFASTアプリを使用して、ジェスチャー設定やイコライザーのカスタマイズも可能です。Bluetooth 5.3、防水性能はIP54。ノイキャン外音取り込みなどはありません。

バッテリー性能は1回の充電で最大8時間の再生や通話が可能で、充電ケースを併用することで最大36時間まで使用時間を延長できます。充電ケースは急速充電にも対応。

開封&内容物

では早速開封していきます。

箱はこちら。しっかりとしたパッケージで、ビリビリと破いて開くタイプの箱です。イヤホンではビリビリ開封よくある気が。

ビリビリ開くとブックカバーのように開封でき、中にはかなりガッチリとした箱に収納されていました。ACEFAST NEO同様に開封体験にこだわっています。

内容物はこちら。本体、USB-Cケーブル、説明書類です。

説明書も日本語での記載あります。イヤーピース方式?ではないので、いわゆる交換用のイヤーピースはありません。

本体外観

ケースはサラッッッッッッッッッサラのマットな質感で、高級感があります。異常にサラサラしています。ずっと触っていたくなる気持ちよさ。あとめっちゃくちゃ薄い。ぱっと見これワイヤレスイヤホンのケースだと思えませんね。

Acefastのロゴは彫り込みで光沢シルバーとなっています。

滑り止めなどはなく、背面もさらっさら。インターフェイス的にも超シンプルで、背面に充電用のUSB-Cがあるだけです。

薄いです。かなりミニマルなデザインで、ヒンジなども露出していない美しいデザイン。開くための切り欠きなども無いので、どちらが開く側か分かりにくいです。ノールックで手に持って開きにくいので、その点はちょっとマイナス。

貝殻のように蓋をあけるとこのように90度くらいでガチっと止まります。カスタネットのような形状になっているので、蓋を閉めると手が挟まると痛そうなくらいの勢いで閉まり、結構バコっ!っと音がします。ちなみに手が挟まっても軽いは軽いので別に痛く無いです。

中にはフラットに左右のイヤホンが収まっていました。グレーでL・赤でRと左右に記載があり、イヤホン本体にも対応した表記がプリントされています。

中央にはインジケーターがあり、ペアリングボタンなどはありません。

イヤホンは置いてあるだけのようなビジュアルですが、窪んだ場所にマグネットでフィットしているので、しっかりと安定感はあります。

イヤホン本体を取り出します。

イヤホン本体も白で統一されたデザイン、全体的に白のシリコン、そしてスピーカー部分は白のプラスチックで光沢感があり、白でAcefastのロゴが入っています。ちなみにそのロゴ部分が広めなタッチセンサーとなっています。イヤホンデザインもいい感じだと感じます。

スピーカー側、裏側?はシルバーのスピーカーがあり、LRの記載、そして充電端子があります。

ちなみにこちらが黒モデル。同様に同様にサラっっっっっっっさらのケース、そして黒で統一されたデザインがかっこいい。

使用感

装着感

モデル協力:https://www.youtube.com/@lilimgame

装着するとこう。耳に引っ掛けるような形で使いますがめちゃくちゃ軽く、シリコンの柔らかかつ滑りにくい感触、そしてカーブしている部分もぐにゃぐにゃと柔らかく動きます。なので強く曲げたりするのはよく無いとは思いますが、ゆるく耳にフィットしてくれる感じがあり良いです。

もっと硬いと思っていたので、最初に触った時はこんなに柔らかいのか、と驚きました。言い過ぎかもしれませんが、付けていないくらいの快適さで、耳が痛くなることもなく非常に快適です。かなりのストレスフリー。

長時間付けているとたま〜に痛いかも?くらいになりますが、多分眼鏡ユーザーだからなんですよね。装着時のフィット具合によって左右される感じ。

ちなみにメガネの上で装着するのはどうなのかというと、メガネによってだいぶ差があると思います。普段何も考えずに使っている時のメガネはかなりフレームが細いものなんですが、太いフレームのものを使うと耳周りがキツくなるような感覚があります。

まぁとはいえこの痛くなってくる感じは人によって、耳の形によって全然違うと思うのであくまで私の場合は、といったことです。

かなり装着感が薄いと取れたりしないか不安になるかもしれませんが、実際大きく頭を振ったりしても外れることはありません。音楽を聴きながらだと小音量であれば普通に会話も聞き取れますし、正直最近家ではずっとこれを装着して音楽なり動画なりを流しながら作業しています。

同社のAcefit Neoも以前レビューしましたが、正直そちらと比べて圧倒的に快適です。あちらは一応オープンイヤー型ではありますが、やはりしばらく長期で使用してみても耳に合わない感じでした。長い時間使っているとフィットの問題で耳が痛くなるんですよね。イヤーピースを別の大きさに変えてみてもダメだったので、完全に耳の形の相性だと思います。全体的に良いなとは思ったんですけどね。

タッチセンサー

イヤホンでの操作はタッチセンサーとなっていて、タップすることで様々な操作が可能です。

・音量アップ 右をタップ
・音量ダウン 左をタップ
・音楽再生、停止、着信応答、拒否 どちらかを2回タップ
・次の曲 右を3回タップ
・前の曲 左を3回タップ
・音声アシスタント 左耳を2秒間タップ(両耳使用時)
・音声アシスタント どちらかを2秒間タップ(片耳使用時)

正直ちょっと微妙です。面積が広すぎて、着脱時にタップして止まったり、音量が上がったりしてしまいます。後ろ側?センサーじゃ無い側を触って着脱すれば多少マシにはなりますが、個人的には物理ボタンの方が好きです。全ワイヤレスイヤホン、物理ボタンになってくれ・・・。

専用アプリ

専用アプリをインストールして接続してみます。日本語対応、普通にAppストアからインストール可能でした。

できることは軽い音質変更、オリジナル・人の声・ベース・カスタムEQの4種、ジェスチャー操作変更のみです。機能としては少なめ、最低限といった感じ。

音質

ちなみに耳掛け型のイヤホンは3000円くらいの安いやつしか使ったことが無いので比較対象が無いに等しいのでその点をご理解ください。

正直オープンイヤー型という性質上、音質には全く期待していなかったんですが、かなり音質は良い部類だと思います。

やはりドライバーの大きさがかなり効いていそうで、耳を塞ぐカナル型のイヤホンとは聴き心地が全く違うんですよね。耳元にスピーカーを置いているような、イヤホンで聞いている聴きごたえとは違う感覚。

かなり広がりのある音色、そしてやはり低音は弱いもののかなりバランスよく聴こえて、耳に刺さる感じもなく、ものすごく自然な感じ。正直予想外でした。

これまでのオープンイヤー型のイヤホンを使った感想としては、ながら聴きならこれくらいの音質で十分!といった感想を持つことが多かったんですが、むしろこのイヤホンの場合には、ながら聴きの場合はカナル型よりも全然こっちの方が良い!と思うほどです。すごい自然、耳に優しい感じの聴こえ方なんですよね。

ちなみに音漏れに関しては思っていたよりもしませんが、音量を上げるとしっかりします。これに関してはオープンイヤー特有の問題ですね。多分。

バッテリー持ち

バッテリー持ちも十分。こういったながら作業向けのイヤホンで大事だと思うのはやはり長時間装着しっぱなしにできることで、例え音楽を流して無くても気にせず付けておいて、音楽や動画鑑賞の際に自動で耳に流れる、というのが理想的だと思うんですよね。実際そういう使い方をしています。

一点だけ気になる点を言うと、ワイヤレス充電非対応な点ですね。1万円越えのイヤホンではあるので、ワイヤレス充電には対応しておいて欲しかったなと思います。

感想

これまで使ったイヤホンの中ではダントツレベルで快適なイヤホンだと思いました。音質も十分、バッテリー持ちも良く、ながら作業に最適、というか実際ずっと付けています。

音楽をしっかり楽しめるかと聞かれると、まぁやはりカナル型の良いイヤホンと比較すると低音が結構弱いのでもちろん劣ります。しっかり聴きたい場合や音漏れが気になる、ノイキャンが欲しい場合には絶対にカナル型の方が良いです。

がしかしこの耳元でスピーカーが鳴っているような聴き心地はカナル型には無いので、これはこれでの良さがあると思います。なんでしょう、VRヘッドセットのMeta Quest3とかも結構スピーカーが良いんですけど、それの感じに近いというか。

あとはやはりフィット感ですね。太フレームメガネユーザーは正直どのくらい柔軟な耳?をしていても、装着感としてはあまりよくないと思います。でもまぁこれはこのイヤホンに限った話ではなく、耳掛け型のオープンイヤーイヤホン全部に当てはまる話だとは思います。

手放しでお勧めできるかと言われると、他の良い耳掛けイヤホンを使ったことが無いのでちょっと断言できませんが、参考まで。

ACEFAST: 【耳を開放、音楽を解放!超注目の新商品登場!】
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