みんな大好きですよね、中華ゲーム機。僕は愚かにも高校生くらいから秋葉原に行っては買い続けています。ハマったきっかけはdingoo A320。あれは名機だったなぁ…売らなきゃ良かったなぁ…。
ふらふらとアマゾンを眺めていると、どうやらRG350という端末がかなり良いらしいということに気付き、気になって夜も眠れなくなってしまったので購入してしまいました。
色は黒、グレー、クリア、クリアブラックとありましたが、なんかクリアブラックとブラックがたまたまタイムセール中だったので購入。
中国のサイトから買っても良かったのですが、ものっすごっく時間がかかるのでやめました。以前中国から購入したときは3週間~1ヶ月くらいかかった。
あと保証がほぼ無い(言語と物理的距離の問題で連絡を取るのが難しい)のも怖いし。サポートがしっかりしている(らしい)whatskoからの購入。
クリアブラック。やっぱりゲーム機はクリアに限るぜ…かっこいい…。64やゲームボーイカラーを思い出します。
僕はクリアブルーの64とクリアブラックのゲームボーイカラーだったので沁みます。どこにやったのかはもう覚えてませんが、まだ家にありそう。
本体:充電はUSB-Cに対応
なんと充電はUSB-Cに対応。USB2と書いてある場所に差し込めば充電ができる。つまり最近のandroidやmacと同様のケーブルが使えるのは超便利です。(USB1はコントローラー用らしい。使わないだろうな…)
あとminiHDMI端子が有るが、これは現状のFWでは対応していないので今の所テレビ出力はできません。テレビ出力できるようになってほしいものです。
操作性は置いといてL2R2と有るのも好印象。
画面下側は左から電源ボタン、microSD、ボリュームボタン、リセットボタン。今の所完璧です。
追記:一応HDMI出力出来るようになったので試して記事にしました。こちら
スペック:PS1がスルスル動く!
一番の見所はなんとプレステが動く。なんと!プレステが動く!プレステは比較的吸い出しも簡単だし、いちいちPS3(もしくはPS1)を起動してソフトをセットしてプレイするのもダルいしやる気も起きない中ほぼ完璧に動作してくれる。最高。
あと中華ゲーム機も進化したなーと思うのは、まぁ解像度はともかくとして、プレステが動くようになったのもとりあえず置いといて、画面がipsパネルになったこと。
dingooA320で何が不満だったって、とにかく画面が見難かったんですよね。視野角がかなり小さく、少しでも傾けるとなんか白くなって見えないし、発色も悪い。でもRG350はかなりちょうど良いような気がする。
中華ゲーム機に高解像度は求めてないんです。発色と視野角なんです。
操作性:バランスは悪いが、ボタンの押し心地は中々
ボタンはスイッチのような配置になっていて、その上端末はかなり小さいので、バランスが悪く、ちょっと持ちにくい気はしますが、それは些細な問題です。激しいアクションゲームとかやるつもりも無いし。
ボタンの押し心地はこれまでの中華ゲーム機に比べてかなり良くなっています。vitaとか他の携帯機と比べちゃうとそりゃ雲泥の差ですけど・・・まぁ何もかも違いますからね。
他携帯ゲーム機との比較
ゲームボーイカラーとの比較。やはりクリアカラーこそ至高…。
ゲームボーイアドバンスとの比較。サイズ感的にはほぼ同感だが、画面がRG350の方が大きいのでバランスよく感じる。
ゲームボーイミクロとの比較。ミクロは小さいですねやはり。
vitaとの比較。RG350は四角いのでvitaより握ったときのフィット感は負ける。
Switchとの比較。かなりSwitchを参考にして設計してることが分かる。
左から2DS、RG350、RS97。すべてクリアブラックだが、それぞれ質感が違う。RG350は透明度が高い気がする。
非公式ファームウェアなども充実していて楽しい
海外でも人気端末らしくコミュニティがかなり盛り上がっていて、A320全盛期を思い出します。
発売してそこまで経っていませんがアップデートもだいぶ容易になっていて、有志の方々によるファームウェアアップデート、それに伴う機能の追加とか、エミュレータの更新とかが行われているそうです。日本でも色々と情報が回っているので、そういう意味でも中華ゲーム機としては結構使いやすいのではと思います。
久しぶりに中華ゲーム機でアツくなりました。ニッチなガジェットではありますが、かなり完成度が高くて良い端末ではないでしょうか。
しっかりPC用のゲームがやりたい人はGPD winとか買えばいいと思いますが、中華ゲーム機の楽しみ方はそうではありません。ゲーム機そのものを楽しむ、所有するモノとしての嬉しさが有ると思います。そんなに高くもないのでぜひ。