魔が差してRG280Mを購入してしまいましたが、大失敗でした。悲しい。
何故購入したかと言うと、RG280Mの解像度は320 x 480、つまりゲームボーイアドバンスの倍スケールで表示されるので、ゲームボーイアドバンスがドットバイドット(ピクセルパーフェクト)で表示されるはずだったんです。
しかし実際に使ってみると・・・という話です。本当に悲しい。とりあえず外箱開封から見ていきましょう。
開封&内容物
RGシリーズおなじみの箱
毎度おなじみの箱ですね。ちゃんとしてます。
開けるとクッションに挟まれた本体が現れます。
出てきましたグラデーションカラーのRG280M。
内容物はこちら。RG280M本体とUSB-Cケーブル、説明書とスタートガイドです。説明書あたりは今更って感じなので省略します。
本体外観
独特なカラーリング
かなり小ぶりでずっしりとした重みが有るボディ。物質感有ります。いい感じです。
にしても本当に独特なカラーリングですね。僕がこの端末に惹かれたのもこのカラーリングのせいなんですよね。単色で仕上げるのではなく、グラデーションにするって。しかもレトロウェーブ感強めのブルー&マゼンタって。オリジナリティが有って最高です。
画面寄りになったアナログスティック
画面寄りになったアナログスティック。これにより少し操作性が増しましたが、バランス的にはRG350Mのような均等配置のほうが僕は好きです。あくまで個人の意見ですが。
ちなみに左側にあるのは電源ボタンです。
画面下にはmicroSDとリセットボタン。内部microSDと外部microSDはRG350Mとは逆になっているので両方持っている方は注意が必要ですね。
右側にボリュームボタン
HDMI端子は無し
充電とコントローラー用端子、イヤホン端子。今回HDMI端子は付いていません。
裏側には滑り止めグリップ。
画面
とにかくがっかりしたデルタ配列
最大の問題そしてめちゃくちゃがっかりしたのが液晶画面です。
今回RG280Mは320 x 480という特殊な解像度で、まぁ言ってしまえばRS97と同じ感じの画面です。RG350Mとは解像度だけでなく、ドットの表示方法が異なります。
拡大してみてみるとよく分かります。何か滲んでいるように見えますよね。これは写真の問題で滲んでいるのではなく、ドットが並列に並んでいない、つまりデルタ配列になっているということです。これはRS97と同様の仕組みで、RS97についてはこちらの方が詳しく説明されています。
ピクセルパーフェクトこそ至高だと思っている自分にとっては、もうすでにかなり落ち込んでいます。失敗したと。
エミュレータ表示もおかしい
解像度だけ見るとくっきりキレイに映るはずのゲームボーイアドバンスも何故か滲んでいます。ま、まぁ設定の問題だろう・・・。大丈夫大丈夫・・・と思い、画面設定をハードウェアに変更してみると
何故横に狭くなる
なんなんだねチミは。しかも電源ボタン+Aでスケーリングを変更しようと思っても変更されない。一体何なんだまじで。しっかりしてくれよ頼むよ。
操作感
小さい割には重いが悪くない
もう操作感の話なんか吹っ飛んでしまいましたが、一応説明。操作は小ぶりですが手にフィットする感じがあり、文句なしです。アナログスティックの位置も画面寄りに設置されていて使いやすいです。以上。
他の端末との比較
謎の画面のせいでもうめちゃくちゃ萎えて元気を失っていますが、一応他の端末との比較写真を撮りましたので御覧ください。
RG350Mとの比較
グラデーションカラーは本当にいい感じなんだよな。
ゲームボーイミクロとの比較
ゲームボーイミクロは小さい
ゲームボーイアドバンスとの比較
ゲームボーイアドバンスよりは小さい
感想:おすすめできない
まぁ買うなと言うと言い過ぎですが、ドットバイドット、ピクセルパーフェクトが好きな方は絶対に買ってはいけません。くっきり表示されないからです。
ファームウェアの配信やカスタムファームウェアの出現により多少マシにはなるかもしれませんが、これは液晶の問題なのでおそらく改善されないだろうと思っています。悲しすぎる。
しかもこの端末は今の所ファームウェアが配布されていません。
個人的には買い物失敗。
せめて普通にRG350の液晶を使ってくれればよかったのに。どうして変な液晶使ったかな。あともっと言うと、画面のサイズと本体サイズが有っていない感じがします。ベゼルが太い。あと小型化したおかげで軽くなったとはいえそれでも重い。もっとなんとかできなかったかな。とか、不満点が山程見えてきちゃいました。
なんだかなぁ。とりあえず、私のようにピクセルパーフェクト派は購入を辞めたほうが良いです。
カスタムファームウェア出るのかなぁ・・・。
RG280Mを購入するには
たまにAmazonでの入荷も有ります。