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エミュレータ機

【レビュー】改善を重ねてクオリティアップしたアップグレード版『RK2020アルミバージョン』

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RK2020のアルミ版を提供いただいたのでレビューします。ODROID-GO Advanceクローン機代表作「RK2020」のアップグレード版って感じです。初期版の荒々しかった点がちゃんと改善されているまぁまぁ良い端末です。

ただアルミニウム合金ボディになっただけでは無く、バッテリーの改善ボタンの改善など、かなり使いやすくなりました。

スペック&本機の概要

画面:3.5 inch IPS (320×480)
CPU:RockChip RK3326 クアッドコア1.3GHzプロセッサ
RAM:1GB(DDR3L 786 Mhz、32ビット)
ストレージ:外部MicroSD
バッテリー:2600 mAh

RK2020はODROID GO ADVANCEという韓国製の端末のクローンで、いまの中華ゲーム機の最前線です。今回のこの製品はRK2020のアップグレード版で、アルミ合金になるだけでなく、様々な不具合が修正されています。

通常のRK2020と変更点をまとめると以下のようになります。

・本体がプラスチック→アルミ
・ボタン類の改善
・リセットボタンの廃止
・背面グリップの設置

開封:箱はプラスチック版と全く同じ

では早速開封から見ていきたいと思います。

▲RK2020ノーマル版と全く同じ箱です。ちょっとくらいデザインしたら良いのに。

▲同封も同じです。どうでもいいけどブルーのmicroSDアダプター初めて見ました。

▲プラスチック版とは違い、ブラックのアナログスティックカバーが付いてました。安っぽくなく、いい感じです。

本体外観:メタルはやはり良い

メタルボティは高級感が有って良い

▲メタルはやはり良いですね。所有欲がめちゃくちゃ満たされます。ちなみにこれはアナログスティックカバーを付けた状態での写真です。悪くないですね。

▲左からUSB、USB-C(充電)、イヤホンジャック、電源ボタン

▲下はMicroSDと右側はスピーカーです。リセットボタンは廃止されました。まぁ元々使えないですからね。

当然のように滑り止めが付いている

▲裏側にはRG350M同様、滑り止めグリップが付いてます。あたかも当然のように付いていて素晴らしいですね。

操作感:小柄でずっしりとしていて良いが、ボタンは気になる

ABXYボタンの引っ掛かりが気になる

▲まずはボタンの使用感について。ABXYボタンはなんか引っかかる感じが有り、スムーズでは有りません。カチカチとする感じでもなく、サクッサクッって聴こえる感じです。もうちょっといい感じにならなかったかな~と個人的に思います。

▲十字キーやアナログスティックは全然変わりません。

電源ボタンはめっちゃ押しやすくなった

▲LR、L2R2も同じ感じです。ただあまり使わないボタンみたいだった電源ボタンはかなり押しやすくなりました。これは良いですね。

デフォルトファームウェアはEmuelec3.6

▲起動してみると、Emuelecが立ち上がりました。しかも3.6。記事を書いている現時点では3.8まで出ているのですが、きっとRK用にボタン設定など細かく最適化されているんだとしたらまぁ良いでしょう。ちなみにEmuelecの使い方は以下から。

▲システム画面を見てみるとこんな感じです。

比較:コンパクトで高級感が有りグッド

RK2020プラスチック版との比較

▲プラスチック製の外装と比べるとシェルが変わっただけですが、かなり高品質に見えます。rk2020は安っぽいのが気に食わないと嘆いてる私もこれなら納得できます。

▲ボタンはほとんど何も変わってません。敢えて言うならば、メタル版はスタートセレクトの印字がダサい感じします。

▲十字キーアナログスティックは何も変わってません。

▲裏側は少し丸みを帯びました。あとグリップが特徴的ですね。

▲画面上側を比較してみても品質の向上がひしひしと伝わります。

▲画面下側。リセットボタンが無くなっています。

RG350Mとの比較

▲RG350Mと比較していきます。サイズ感はRK2020の方がコンパクトでいい感じですね。

RG350Mはブラックなので色味の違いのかもしれませんが、メタルの質感はRG350Mの方が良いような感じがします。

▲ボタン側はこんな感じ。RK2020の方がボタンが大きめな気がします。

▲十字キー側。こちらもRG350Mの方が全然良い気がします。

▲裏側。滑り止めグリップはRK2020の方が全然大きいです。

▲厚みは変わりませんが、短手の幅はかなりコンパクトになってていい感じです。まぁこれは好みもあると思いますが。

▲電源を付けるとこんな感じ。両方3.5インチですが、比率が違います。というか、なんだかRG350Mの方が画面が大きく見えるような…。

RG280Mとの比較

▲RG280Mとはほぼ同じサイズ感です。

▲縦はほぼ同じで…

▲横幅はちょっと長い。RK2020は本体大きさに対して画面が大きくて嬉しいですね。

ゲームボーイアドバンスとの比較

▲参考までに、ゲームボーイアドバンス(バックライト化済み)との比較です。

PSPとの比較

▲PSPとの比較です。

感想:RKシリーズの中では高い完成度

RK2020で不満だった場所がしっかりと改善され、かなりいい感じの携帯ゲーム機になりました。やはりメタルボディは良い。重量感が高級感に繋がってます。不思議ですね。

しかしボタンのひっかかる感じとか、少しだけ野暮ったいボタン配置のバランスとか個人的にはまぁまぁ気になります。

また液晶の解像度も変わらず低めで、RG350Mのように液晶とガラスが直付にされているわけでも無いのが、ちょっと不満です。

しかしOGAクローンの中ではずば抜けた完成度で、更にファームウェアやコミュニティの充実は一番だと思うので、このシリーズの何か欲しいな〜って思ってる人は、間違いない選択だと思います。

RK2020の記事一覧は以下↓から。

RK2020
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