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SWITCHコントローラー

【レビュー】Joy-Conスタイルでアレがキモチエー!『QRD Stellar T5』

SWITCH

Nintendo Switchを使っていると、どうしても他の形状のJoy-Conを使いたくなりますよね。

実際私もコントローラーを付け替えるのは非常に好きで、いろんなコントローラーを買っては試し・・・を繰り返してきました。

そんな中今回はこれまで使ったことのない形状のコントローラーを提供いただいたのでレビューしていきます。

まさかJoy-Conタイプのコントローラーでアレが採用されてるなんて・・・とかなり嬉しい仕様のコントローラーです。

販売ストア

提供:QRD Stellar T5

オフィシャルストア

https://qrdgame.com/products/qrd-stellar-t5-wireless-joy-pad-for-switch-switch-oled?utm_source=pr&utm_campaign=youtube&utm_content=yoshidathemovie

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動画版

スペック&主な特徴

QRD Stellar T5とは

QRD Stellar T5は、QRD社によるNintendo Switch用コントローラーで、Joy-Conのように本体に装着して遊べるし、外して単体のコントローラーのように使うことも可能です。

他にも大きな特徴としてはホールセンサースティックを採用していてドリフトしにくいアナログスティックとなっていたり、LEDが仕込まれていてゲーミング感がある、

ABXYボタンが普通のメンブレンスイッチではなくマイクロスイッチを採用していて、独特な押し心地である、連射や背面ボタンにボタン割り当てが可能など、中華コントローラーでよくある仕様も押さえています。

開封&内容物

では早速開封していきます。今回はメーカーによる提供です。

箱はこちら。ダンボールに商品画像が印刷されたシンプルな箱です。

内容物はこちら。本体、交換用の十字キー、USB-Cケーブル。

本体外観

ぱっと見はSwitchに装着できるコントローラーというよりは普通のコントローラー。横に広がりがあり、グリップ部分がたっぷり大きく作られているのでコントローラー単体としても使いやすいような設計です。

ボタンレイアウトは右側にプラスボタン、ABXYボタン、アナログスティック、ホームボタン、ターボボタン。

左側にはマイナスボタン、アナログスティック、十字キー、ターボボタン、スクリーンショットボタン。

上側面にはL、ZL、R、ZRとあり、

下側面には単体で直接充電できるためのUSB-Cがあります。

背面と前面では素材が切り替わっていて、背面のグリップ部分はラバーになっています。

背面にはMボタン、振動ボタン、割当可能なML、MRボタンがあります。

プロコントローラーと並べてみてもこのサイズ感。縦に大きいというのはありますが、ボリューム感としてはほとんど同等です。

そしてSwitchに装着するとこのようになります。かなり横長にはなるものの、画面部分とコントローラーがフラットになったり、透け感のあるシェルなので軽く見えたりと、大きいけれど無駄に大きく見えないデザインが秀逸です。

Switch有機EL版特有の幅広キックスタンドも正直使えるかといえば使えませんが、一応開閉可能となっています。あとSwitchの純正ドックもコントローラーを装着したまま使用可能です。

側面からみるとよくわかりますが、接合部画面部分はフラットになっています。当然だろ?と思うかもしれませんが、国内最大手?のHORIグリップコントローラーなどは画面よりもコントローラーの方が出っ張っているんですよね。些細な点ですが、若干気になります。

サイズ感としてはかなりボリューミーだということをSteamDeckと並べると実感します。形状が違うし、本体ディスプレイ部分の薄さなどから実際に手に取るとそこまで大きくは感じませんが、並べるとほぼ同じ横幅やん・・・となります。

操作感

コントローラー自体の重量も実測値で左右合わせて190グラムと軽いので、本体重量と合わせても515グラム。数値で見ると重い気がしますが、グリップ部分がボリューミーなだけあり、純正のJoy-Conを装着した時よりも圧倒的に軽く感じます。

ただ持ち方にもより合う合わないあるとは思いますが、重量バランス的にはあまり良くないように感じました。普通にコントローラーのように持つと角度が水平に近くなり、顔の方に画面を向けようと思うと若干手首に負担がかかる感じ。まぁSwitchのコントローラー着脱仕様的に仕方がないという点でもありますが・・・。

このコントローラーの圧倒的に良いと感じる部分がボタン類です。ABXYボタンはチャキチャキとボタンの押した感触がダイレクトに伝わってくるメカニカルスイッチ(マイクロスイッチ)が採用されていて、より軽い押し心地でしっかりと入力ができます。

それ以外の、プラスマイナスやホームボタンはドームスイッチ、タクトスイッチ系のカチカチとしたボタン。もうちょっと柔らかく、静音性が高ければなとは思いますが、そこまで多用するボタンではないので許容範囲かなと。

十字キーは取り外し可能で、ノーマルな十字とXBOXコントローラーのような円形の十字キーを選べます。個人的にはこの円形の十字キーが結構好きで、押し心地もXBOXコントローラーライクなカチカチ感で、アナログスティックをメインで遊ぶゲームであれば結構良いように感じます。

アナログスティックも見たことが無いタイプで、中心が凹んでフチにつぶつぶとしたテクスチャが巻かれているような構成。スティックって大体トップがラバーですが、このスティックは一体成型で全部プラスチックっぽいですね。

ちなみにホールセンサーを採用したスティックなので、耐久力的にも安心です。

ショルダーボタンはLもZLも似たような押し心地で、ABXYボタン同様メカニカルスイッチな押し心地。チャキチャキとした感触が気持ち良しです。ストロークはかなり短いので、一般的なZLZRボタンで慣れていると不思議な感じがします。あっ!思ったより短い!みたいな。

背面には割当可能なバックボタンが搭載されています。握った際にちょうど中指のあたりの位置に配置されていて、ちょうど良い位置で使いやすいように感じます。

着脱はJoy-Conのようにショルダーボタン近くのボタンを押しながら引っ張ることで外せます。

そしてこのコントローラーの背面には珍しくバックボタン以外にもファンクションキー的なものが搭載されています。Mは背面ボタン割り当て用、その下は振動の強さ調整ボタンです。

こちらは使いながらというよりは、あくまで設定のためのボタンなので直接指に当たらない位置にあり、かなり小さめです。

使用感

このコントローラーはほぼほぼJoy-Conと同等の使い勝手で使うことができます。

本体に装着して使うと自動でペアリングされて何も設定せず使えますし、外した状態で独立のコントローラーとして使うことも可能です。

また、独立コントローラーとして使う際はホームボタンを押すことでウェイクアップ、スリープ解除にも対応していますし、Switchとの接続はかなりスムーズです。

まぁスムーズに使えるのは当たり前っちゃ当たり前なのですが、コントローラーによってはウェイクアップに対応していなかったり、接続するまでに若干時間がかかったり、HORIのグリコンなどはそもそもSwitchに装着しないと使えず、独立のコントローラーとして使うことができなかったりと、細かい点で不満があったりしますが、そういった面ではJoy-Con互換品としてかなり完璧な使い勝手です。

ジャイロも使えますし、対応していないものはamiiboくらいでしょうか。

このコントローラーは電源が付くとモチロン光ります。透け感のあるフェイスプレートとの相性は良く、光が拡散される感じがサイバーでかっこ良いです。

LEDの色は8色変更可能で、眩しくて嫌って場合は消すことも可能です。

Tボタン+アナログスティック押し込みで色変更、
Tボタン+アナログスティック2回押し込みでブリージング(時間で色が変わる仕様)
再度Tボタン+アナログスティック2回押し込みでLEDをオフ

背面ボタンは背面にあるM+任意のボタンで割当が可能なので、非常に割当しやすく感じます。ただ右側のABXY等のボタンは右側のみ、左側の十字キー等のボタンのみ割り当てとなるのでその点は注意です。

連射機能はTボタン+A/B/X/Y/L/ZL/R/ZR任意のボタンを押すことで可能、再度同じ組み合わせを押すことで自動連射機能が使えます。

感想

ほぼJoy-Con同等の使い方ができるコントローラーなので、付けたり外したりしながら遊びたい場合には最適ですし、何よりメカニカルスイッチのボタンが気持ち良い、良いコントローラーだと感じました。

やはり最大に気になる点としては装着時のサイズ感。通常のJoy-Con装着時に比べるとかなり大きいゲーム機になるので、ここが好みと合わない場合はやめておいたほうが良さそうです。まぁこのコントローラーに限った話ではありませんが・・・。

しかしゲーム機としての雰囲気がガラッと変わるのも事実で、心機一転新しいゲーム機のように使ってみたい!という場合にはこれくらい毛色が違うコントローラーを装着してみるのもアリだと感じました。Switchってそういう意味でやはり良いハードですね。

ヨシダ

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