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【レビュー】これはかなり、とんでもなく尖ったモデルだ『Mind XPlay』『Mind Graphics 2』

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地味にめちゃくちゃ気に入っている、Khadasっていう、モジュール式のミニPCを出しているブランドがあるんですが、そこがとうとうやってくれやがりました。

なにをやってくれたかのかというと、とうとう出たんですよね。ミニPCをノートPCに変身させるやつが。

何を言ってるのかわからねーと思うが、おれにもわからねえ。

あとついでに気になっていた外付け外部GPU、Mind Graphics 2もお借りました。つまり、PC本体はそのまま、ノートPCとして使ったり、パワフルにしてゲーミングPCにしたりできるんです。よくわからん、なんでそんなことをするの?

販売ストア

提供:Khadas
・Khadas Mind 2 Core Ultra 7 155H (レビューモデル)

https://amzn.to/4ihoelV
・Mind Dock

Amazon.co.jp: Khadas minipc 拡張モジュール Mind用 ‖ 内蔵オーディオシステム 指紋認証スキャナー 9つの追加I/Oポート 4K/60Hzディスプレイを4つサポートするミニコンピューター 高速なSDカードリーダー内蔵 : パソコン・周辺機器
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・Khadas Mind Graphics 2

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・Mind XPlay

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動画版

スペック&主な特徴

Mind xPlayとは

Mind xPlayは、Khadasの超小型PCシリーズ Mind を、ノートPCのようなスタイルで持ち運んで使えるようにするための専用アクセサリです。13インチのディスプレイにキーボード、タッチパッド、スピーカー、マイク、カメラ、バッテリー、スタンドを一体化しており、Mind本体を組み合わせることで、外出先でもすぐに作業できるモバイル環境を作れます。Khadas公式では Mind 1、Mind 2、Mind 2s、Mind Pro に対応すると案内されています。

画面は13インチのLCDで、解像度は2880×1920、アスペクト比は3:2、リフレッシュレートは60Hz、色域は100% sRGB、輝度は500nitです。Web会議向けに2MPフロントカメラ、デュアルマイク、2基の2Wスピーカーも備えており、単なる外部モニターではなく、持ち運び前提の作業用ドックに近い立ち位置です。

一方で、xPlay自体はPCではなく、あくまでMindシリーズ用の外装兼拡張ユニットです。単体では完結せず、Mind本体があってはじめて意味を持つ製品なので、普通のノートPCを探している人向けではなく、Mindを中核にして使い方を切り替えたい人向けのかなりニッチな製品と言えます。

価格は、日本では KHADAS楽天市場店で Mind xPlayキットが64,000円 で掲載されています。

Mind Graphicsとは

Mind Graphicsは、Khadas Mindシリーズ向けに用意された外付けGPUモジュールです。Mind独自の Mind Link 接続を使うことで、高い帯域で接続できるのが大きな特徴で、Khadas公式では初代モデルに NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti デスクトップGPUを搭載すると案内しています。また、Thunderbolt 4/3接続にも対応しており、Mind以外の一部PCでも利用できます。

この製品の狙いは、普段は小型で静かなMindを使い、家ではMind Graphicsをつないでゲーム、動画編集、3D制作などの重い処理に対応することです。USB、映像出力、Ethernet、SDカード、音声まわりも備えているため、単なるGPU箱というより、据え置き用の高性能ドックとしても使える構成になっています。

日本での価格は、KHADAS楽天市場店で 152,000円 です。

Mind Graphics 2とは

Mind Graphics 2は、そのMind Graphicsをさらに強化した新型モデルです。Khadas公式では NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB GDDR7 を搭載し、Mind 2との組み合わせでは PCIe 4.0 x8相当、128 GT/s の高速接続をうたっています。OculinkやThunderbolt 4との比較も示されており、Mindとの組み合わせで最大性能を引き出す設計です。

本体は約2.5Lのコンパクト筐体ながら、350W電源や冷却機構を内蔵し、USB-C、USB-A、2.5GbE、SD 4.0、HDMI 2.1b、DisplayPort 2.1b、3.5mm端子まで搭載しています。つまり、Mind Graphics 2は、Mindを机の上で一気にデスクトップ級へ引き上げるための全部入り拡張ベース、という理解がいちばん近いです。

日本での価格は、KHADAS楽天市場店で 216,500円 です。

Mind Graphics 2の方はあくまで動作検証程度で、Mind xPlayの方をメインにレビューを進めていきます。

開封&内容物

では早速開封していきます。今回はレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。

Mind xPlay Portable Displayの同梱物はこちら。Mind xPlay Portable Display本体 ×1、マニュアル ×1、保証書 ×1 です。続いて Mind xPlay Keyboard 側の内容物は、Mind xPlay Keyboard ×1、マニュアル ×1、保証書 ×1 です

Mind Graphics 2の同梱物は、Mind Graphics 2本体 ×1、AC電源ケーブル ×1、マニュアル ×1、保証書 ×1 です。こちらは電源ケーブルが最初から含まれています。

本体外観

ファーストインプレッション

まずはxPlayについて。こちらは想像以上に良いです。というのもいい意味でも悪い意味でもかなり重量感があり、全面が金属シェルで非常に高級感があります。正直ここまで良いとは思っていませんでした。完全に舐めていました。

ディスプレイの取り合いや金属の質感、厚みをなるべく薄く抑えている点など、普通にApple製品のようなビルドクオリティです。他社で例えるのはあれですけど。

あと素材はMind本体と同じようで、かなり一体感もあります。めちゃくちゃカッコいい。

合体させるとこう。非常に一体感があり、シンプルでミニマルな印象でありながら無骨な合体ガジェット感がかなり独特です。これは本当に痺れました。変過ぎる。

キーボードの雰囲気も結構良いです。フェイクレザーのような雰囲気のカバーで、閉じた状態だと一見キーボードに見えません。フチがひらひらと飛び出たようなディテールはちょっと気になりますが、まぁカッチリしているので良いでしょう。

正直サイズ感としては大きくて重いです。

重量は合体状態での実測値で約1655g。持ち運ぶには結構な重量感です。まぁノートPCと考えると妥当な重量ではありますが、しかし同程度のサイズ感のSurfaceよりも重いので、持ち運びにおいて重視するとちょっとといった感じです。

インターフェイス

上側面には電源ボタン、ボリュームボタン
下側面にはキーボード接続用の端子があります。

左右側面にはそれぞれスピーカー、

左側面にはUSB-C Input、USB-C Output、どっちがどっちかはわかりませんが、どっちに繋いでも充電は可能です。

かなりシンプルなインターフェイスで、もうちょっと欲しいなとおもってしまうところですが、なんとMind側のUSB-Aなどインターフェイスも普通に使えるので何気に便利です。

画面・スピーカー

画面

ディスプレイは画面上部にインカメラあり。

ディスプレイは13インチのLCDで、解像度が2880×1920、アスペクト比は 3:2、60Hz。色域は 100% sRGB、輝度は 500nit と案内されています。作業向けに縦方向をしっかり確保した高精細パネル という印象です。

ベゼル幅もかなり薄め。Macbookに比べると多少大きめではありますが、上下左右均一で、ディスプレイガラスの勝ち負けも側面が勝ちになっていて、非常に良いです。

一方で、注意点として タッチ操作には非対応 です。

スピーカー

スピーカーはステレオで、割と音質が良いのも好印象です。いわゆるモバイルモニター的な、厚みが少なく低音が弱いものかと思っていましたが、しっかりと厚みがある音質です。ゲームするにも動画みるにもそれなりに満足感があります。

流石にMacbookと比べると負けますが、良い音質だと思います。

そして地味にGraphics 2の方にもスピーカーは搭載されていて、これが地味に良くて驚きました。かなり低音が効く音色でダイナミックで、外部スピーカーが入っているぞ…!という迫力。それでかなり爆音です。音量はもう少し刻みたいと思いますが、別途外部スピーカー要らないレベルだと感じるので、非常に良いなと思いました。

使用感

起動

起動はMind xPlay側の電源ボタンを長押しで起動できます。起動スピードはサクサクとまでは言えませんが、十分でしょう。最初はどうしたらいいのかよくわからず困りましたが、使っているうち・BIOSアップデートをしたりしたら改善しました。

OS・動作感

実際このレビューはこのPC・キーボードを使って作っていますが、普通にサクサクとしていて快適です。

ドックに差し込んでデスクトップライクに使ったり、テレビにつなげたり、はたまたGPUにつなげて使ったりと、様々な使い方ができる楽しさが確実に存在します。

専用キーボード・タッチパッド

キーボードカバーもそれなりによくできています。キー配列は標準的なUSキーボードで、キースイッチはいわゆるノートPC で採用されているパンタグラフ、打鍵感は結構軽めです。

タッチパッドの使用感も悪くありません。広めで滑りがよく高精細な操作感。流石にSurfaceやMacbookと比べるともう一声といった感じではありますが、これも十分なクオリティだと感じます。

欲を言えばライトが欲しかったかも、くらいですね。強めのマグネットで本体とガッチリ閉じて固定されるのは良いです。逆に言うと開きにくいですが、カバンに入れていても絶対に開かない安心感の方が強いと感じます。

ディスプレイのスタンドは 0〜120度 で調整可能なので、角度を変えやすい設計ではありますが、やはり膝上では操作しやすいとは言えません。ですがキーボードカバータイプの端末は仕方ないですね。

この形態ならタッチパネルが欲しかった

Windows PCであれば全てカーソル・キーボード操作で完結するものの、この形態、つまりキーボードがフラットでディスプレイ側もデスクに固定された状態だと、ディスプレイまでの距離が近く、場合によってはタッチしたほうが早い可能性があるシーンがあるように思います。

特にiPadやSurfaceなどのタブレット型端末を使っていると実際そのような操作をするんですが、本機にはタッチパネルが搭載されていません。そこは結構残念でした。タッチパネルついていそうな見た目なのに…。

認証について

あとちょっと不満点としては、やはりセキュリティ面。ディスプレイ側にカメラが付いているのにWindows Helloには対応していないので、パスワードを毎回打つ必要があります。やはり指紋認証か顔認証、どちらかは欲しいと思いました。ドック側にはついているのに…。

ベンチマーク

本機はあまりハイエンドな性能のものではない上、最上位モデルではありません。ですが、通常の状態とGraphicsを接続した状態でとりあえずベンチマーク取っておきます。あくまで参考程度に。

xPlay接続時

FF14黄金のレガシー 1920×1080 標準品質(ノートPC) 6268 やや快適
FF15 1920×1080 軽量品質 4502 やや快適

Graphics 2接続時

FF14黄金のレガシー 1920×1080 標準品質(ノートPC) 17316 非常に快適
FF15 1920×1080 軽量品質 16643 非常に快適

性能感的には、xPlay接続時、つまり通常時には一応画質設定を下げれば遊べる感じです。サイバーパンクも最低画質で一応遊べますが、FPSが20から30って感じで、少し厳しめ。

しかしGraphics 2に乗せるとスコアは倍以上に跳ね上がり、完全に快適に遊ぶことが可能になります。すごい。大体なんのゲームでも遊べるようになる印象です。

バッテリー持ち

Mind xPlayは4150mAh / 47.94Whの内蔵バッテリーを搭載しています。バッテリー持ちに関してはやはりWindowsなのであまり長時間は期待できませんが、公式によるとxPlay単体の目安として最大3時間の独立使用とのこと。

実際に使っていると、3時間も持たないように感じます。例えば作動モードを性能にし、サイバーパンクを30分遊ぶと40%減少。Raccoinを省電力モードにして遊ぶと、30分で25%減少でした。

まぁこんなもんでしょうとは思うものの、もう少し省電力であってほしかったと感じます。最上位モデルのMind Proをドッキングするとめちゃくちゃ持つらしいんですけどね。高すぎる。

ファンノイズはたまに大きくなりますが、PCだしこんなもんでしょうといった印象です。

ちなみに届いた当初はバッテリーは正確な残量が表示されませんでした。常に充電中のような表記になり、突然バッテリーが落ちてしまう。しかしこれはシステムの問題で、BIOSアップデートを行うことで直りました。あとGraphics 2も認識しなかったんですが、ドライバ等を手動でインストールしたら認識しました。良かったです。

感想

正直価格もかなり高価ですし、通常のPCというよりはあくまでモジュールでドッキング前提の独特なモデル。スペックから使い方まで、それぞれの人が求めるニーズに応じて選択していくような幅広さがあります。

タッチパネル採用してほしかったなど、惜しいと感じる点は色々とありますが、個人的には最高なギミックで唯一無二だと感じますし、筐体デザイン・高級感もミニPCの中では群を抜いて優れていると感じます。

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