Redmagicさんといえば、カメラの突起なしで四角い、何故か水冷が付いているゲーミングスマホを出している、どうかしているメーカーなんですが、結構分厚いんですよね。
今回はなんとその、名前にAirが付いていることで分かると思いますが、薄くなっています。
正直数字だけ見ると、本当にAirか?って思って懐疑的だったんですが、実際に触り比べてみるとしっかり薄くて、それでいてデザイン的には継承していて、結構好感です。
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価格は公式ストアで12GB+256GB版が94,800円、16GB+512GB版が114,800円。
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スペック&主な特徴
REDMAGIC 11 Airとは
REDMAGIC 11 Airは、REDMAGICが手掛ける最新のゲーミングスマートフォンで、REDMAGIC 11シリーズの中でも薄型・軽量を重視したバランスモデルです。
上位の11 Proに近い性能を維持しつつ、厚さ7.85mm・約207gという扱いやすいサイズ感に抑えられているのが特徴です。
プロセッサにはSnapdragon 8 Eliteを採用し、専用ゲーミングチップRedCore R4と組み合わせることで、高負荷なゲームでも安定した動作を実現。最大16GB RAM・最大512GBストレージ構成となっており、現行ハイエンドとして十分な性能を備えています。
最大の特徴は、薄型ボディながらアクティブ冷却を維持している点です。最大24,000RPMの内蔵冷却ファンに加え、大型ベイパーチャンバーやグラフェン素材を組み合わせた「ICE Cooling System」を搭載し、長時間のゲームプレイでもパフォーマンス低下を抑えます。また、520Hz対応のショルダートリガーも搭載されており、FPSなどでの操作性も確保されています。
ディスプレイは6.85インチのOLEDを採用。解像度は2,688×1,216、リフレッシュレートは最大144Hz、ピーク輝度は最大1,800nitsに対応します。アンダーディスプレイカメラによる完全フルスクリーン設計で、ノッチやパンチホールのない没入感の高い表示が特徴です。
カメラは50MP(OIS対応)+8MPのデュアル構成。フロントは16MPのアンダーディスプレイカメラを搭載しています。
バッテリーは7,000mAhと大容量で、最大80Wの急速充電に対応。薄型モデルながらスタミナ性能も重視されています。通信面では5G、Wi-Fi、Bluetoothに対応し、IP54の防塵防滴も備えています。
カラーはファントムのブラックとプリズムのホワイト。
開封&内容物
では早速開封していきます。今回レビューサンプルとして提供いただいたのは黒スケルトンの16GB+512GB版。製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。シンプルでAIRを大きく打ち出したデザイン。
iPhone等と比べるとかなり大きめの箱ですが、ケースなども入っているのでありがたいですね。

内容物はこちら。USB Type-Cケーブル、電源、SIMピン、保証書、ケース、本体です。ケースは全体を保護できるデザインで、サラッとして手触りの良い半透明なTPUケースとなっています。
本体外観
ファーストインプレッション

最近流行りの薄型スマホはめちゃくちゃ薄いです。言ってしまえばiPhone Airは5.6mmなので、それと比べると7.85mmは全然Airじゃなくないか?と思っていました。しかしまぁ実際に11 Proをずっと触っていた身とすると、十分に薄いな、という感想。
仕様としては側面の金属フレームが小さめで、背面ガラス部分が盛り上がっているようなディテールになっています。実際に厚みを測ってみると、おそらくデフォルトで貼られているフィルムで増えているのもあるとは思いますが、8.5mmくらいあります。

しかし実際に握る印象としてはやはり側面フレームの厚み。その部分のみの厚みは7.2mmくらいなので、かなり厚い11Proと比べると相対的にかなり薄く感じます。
正直感動的な薄さではないですし、カメラの突起もあるので、トレードオフって感じはあります。薄さ重視のモデルと言うよりは、もっとマイルドに仕上げて、Proよりも安くした廉価モデル的な立ち位置な印象。
インターフェイス

カメラは右が広角カメラ、左の一番上が標準カメラ、3つ並んでいるように見えますが、カメラ自体は2つのみで、その下はファン、フラッシュです。望遠はありません。

右側面にはショルダートリガー、ファンの開口、音量ボタン、電源ボタン、ショルダートリガー
左側面にはマジックキーはデフォルトではゲームスペースが開くようになっていますが、変更可能。

下側面にはSIMスロット、USB-C、スピーカー。
上側面には赤外線センサーのみ。
イヤホンジャックはProとは違ってありません。
他端末と比較

REDMAGIC 11 Proと並べてみたのがこちら。背面のガラスデザインは踏襲していながら、より洗練された、というか、ネジが見えていたりラインが入ってメカメカしかったりと、Nothingみがあります。ゲーミング感があるユニークなデザイン。
ディスプレイはほぼ同じ、大きな違いはやはり厚みと重量ですね。
画面・スピーカー
画面

ディスプレイサイズは6.8インチと特大で、解像度が1,216 × 2,688 ピクセルと高解像度、アスペクト比は20:9の有機EL。最大輝度1800nitsでかなり明るく使えます。
アンダーディスプレイカメラなのでノッチどころかパンチホールがありません。もう正直見慣れちゃいましたが、やはりスッキリとした画面は美しいですね。

角張ったカメラレスなディスプレイは本当に画面だけ持ってるみたいな感じになり、非常に気持ちいい。
しばらく別のスマホを触ったりしているとその度にすげえディスプレイだこれ!ってなります。もう戻れない。
ちなみにフロントカメラの画質はあまり良くないんですが、フロントカメラは顔認証用なので問題ありません。しかしだいぶ綺麗に取れるようになってきてはいます。
デフォルトで保護フィルムが貼り付け済みでした。
スピーカー
スピーカーは下部と上部(受話部)にスピーカーがあり、広がりがあるように聴こえます。
音質も普通に良いと感じます。システムの問題なのかなんなのか、場合によって下部が大きめに聞こえるような事もありますが、動画視聴には十分、ゲームをしたりする分にも全く問題なく感じます。
Bluetoothの対応コーデックは、
・aptX Adaptive
・aptX HD
・aptX
・LHDC V5
・LHDC V3
・LDAC
・AAC
・SBC
と対応しています。潤沢です。
使用感
重量感は重め
とにかくデカくて重い、重量は実測値で211gなんですが、最近重量級スマホを使っているせいで軽く感じます。が、重量だけで言うと普通に重い部類だと思います。
背面に若干の丸みがあるので、グリップ性はProよりも強いのも大きいかも。思い代わりにバッテリーが7000mAhとめちゃくちゃ多いので、許せます。
OSについて

もちろん最新チップセットなのでキビキビ、引っかかりやラグを感じることは無く、リフレッシュレートは144Hz対応。ぬるんぬるんです。
REDMAGIC OS というAndroidベースのOSが搭載されていて、勿論プレイストア対応、通常のAndroid端末として使えますし、日本語にも対応しています。かこって検索もOK。
ちなみにDisplayPort Alt Modeには非対応なのか、テレビやモニターに有線接続して出力はできませんでした。
毎度恒例、アシスタントキャラをホーム画面に置くことができます。
画面内指紋認証

指紋認証は電源ボタンではなく画面内指紋認証。タッチパネルに指を触れて認証されるもので、顔認証にも対応しています。
認証系がすべて隠されていてかっこいいですね。ちなみに認証速度は指紋も顔も爆速です。ノーストレス。
常時表示にも対応していて、時計だけ表示しておくことも可能です。画面タップすると10秒だけ表示しておける機能があって、これは便利だなと思いオンにしています。
他にもロック画面を変えれたり、指紋認証のエフェクトを変更できたりと、色々できて楽しいです。
性能
この端末のチップセットはSnapdragon 8 EliteのRAM16GBで、AnTuTuは総合が300万。ちょうど11Proの方でベンチマークブーストめちゃくちゃしてるんじゃないかと話題になっていますが、参考まで。
というかこれはアレな話なのでこっそり言うんですけど、起動したアプリをアンツツだと誤検知させてベンチマークブーストを発動させて、パフォーマンス向上させるエミュレータアプリが、あるんですよね。それがどういうことかは、ちょっと良くわからないんですけど。

それはさておいて、最新のゲームを最高画質で遊べます。ちなみに大体のAndroid用スマホゲーは60FPSまでにしか対応していませんが、フレーム補間機能があって、タイトルにもよりますが無理矢理120FPSにしたりできます。対応しているアプリに限りますが。
流石に長時間遊ぶと多少熱くはなるんですが、冷却機能のおかげで最高画質設定でもフレームは落ちにくいらしいです。ここは正直、落ちるのがストレスになるほどヘヴィーに遊べていないので実感としてはあまり分かっていません。
スマホ用コントローラーを装着してゲーム機に変身するのも良いです。パンチホールすらないこのディスプレイも相まって、ゲーム機そのもののようなバランスになります。たまらなく良い。
バッテリーは多いのでとても長持ち。余裕で一日持ちます。1時間動画視聴で6%減少、ゼンゼロ1時間で10%程度の減少でした。あくまで参考まで。
さらに充電速度も80W充電対応なのですぐにマックスになり、本当に快適。
充電分離(バイパス充電)も可能なので、バッテリーを気にせず遊ぶこともできます。
カメラ

カメラはあまり特化していないモデルです。なのであまり期待しないほうがよさそう、と思っていたんですが結構綺麗に撮れます。
普段使いとしても問題ないくらいの質。広角も標準カメラも、ゲーミングデバイスだからと侮れない印象です。暗い場所での撮影なども特に問題なし。
感想
正直この背面に搭載されているファンもどれだけ効いているのかは実感としては不明で、ベンチマークの怪しさもあります。
がまぁそれはさておき、実際パワフルな性能で、ゲームにはバッチリ、スマホ本体のビジュアルも独特、高級感もあり。薄くして尖ったモデルかと思いきや、むしろ普段遣いのスマホとしての使いやすさを重視したモデルなのかなと思いました。
全スマホで採用して欲しいアンダーディスプレイカメラによる独特の画面のすっきり感や、四角い板のような形状は踏襲されているので、そこの強みはしっかりとありますし、価格もスペックを考慮すると比較的安めで、そういった意味でも強いです。
個人的にはカメラバンプがないProモデルの存在感が非常に好きなので、Airでもカメラバンプ無しがよかったなーと思いますが、差別化という意味で仕方ないのでしょうか。

