8Bitdoの最新作は久しぶりに正式ナンバリングで、その名も8Bitdo Pro 3。Pro 2の後継機のような立ち位置ではあるんですが、見て分かる通り、なんというか、かなりユニークなスティックに変更できます。
このアーケードスティック風?のスティックは他のコントローラーとは全く違う感触で楽しむことができるものとなっていて、非常に新鮮な使い心地で楽しいです。
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Amazonや公式ストアで購入可能で、レビュー時点ではAmazonで9,860円です。
動画版
スペック&主な特徴
8BitDo Pro 3とは
8BitDo Pro 3は、Nintendo Switch / Switch 2をはじめ、Windows、macOS、SteamOS、Android、iOS、Apple TV、Apple Vision Proなど幅広いデバイスに対応した、8BitDoの最新マルチプラットフォーム対応ワイヤレスコントローラーです。前世代Pro 2をベースに、操作精度やカスタマイズ性を大幅に強化したモデルとなっています。
最大の特徴は、磁気スワップ式ABXYボタンを採用している点で、Switch配列とXbox配列を工具不要で切り替え可能。さらに、高感度でドリフト耐性に優れるTMRスティック、クリック感とアナログ感を切り替えられるホールエフェクトトリガーを搭載。
背面にはマクロ対応のFast Bumpers(L4/R4)を備え、Ultimate Software V2によるボタンリマップやマクロ登録、スティック感度やトリガー調整などの詳細設定が可能。最大3つのプロファイルを保存し、即座に切り替えられる点もプロ仕様の魅力です。
付属の専用ドックは充電ステーション兼2.4GHzワイヤレスアダプターとして機能し、Bluetooth・2.4GHz・USB有線の3種類の接続方式を柔軟に選択可能。約1,000mAhのバッテリーを内蔵。
カラーバリエーションは「G Classic」「Gray」「Purple」の3色展開。レトロデザインを現代的に再解釈した外観と、高度なカスタマイズ性・精度・耐久性を兼ね備えた、まさに次世代のマルチプラットフォーム・プロコントローラーです。
開封&内容物
では早速開封していきます。今回はレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。いつもながらの8BitDoデザインでおしゃれなパッケージです。

箱を開封するとUSB-A to USB-Cケーブル、簡単なガイドの紙、充電用ドック、交換用のスティック、本体です。
本体外観
ファーストインプレッション

私は実はこのProシリーズを使うのは初めてなので比較はできないのですが、Proではないが、グリップの仕様以外はほぼ同等なSN30 Proは使っていたので馴染むのは簡単でした。しかし、実際手に持ってみた印象としてはかなり大きく違います。
コントローラーデザインとしては、WiiのクラシックコントローラーProのように、平たいコントローラーにグリップを合体させたような構成となっていて、一見独特ではあるものの自然に使えます。
しっかり握れるグリップのフォルムに加え、スティックが両方下に配置されるのも相まって、PSコントローラーっぽい印象が近いですね。
Ultimate 2と機能的には同等ですが、使用感で確実に差別化されているのが好印象ですね。スティックライトなどの装飾もありません。
ボタンレイアウト

ボタンレイアウトは、右側にABXY、アナログスティック、左側にDパッド(十字キー)、アナログスティック、
中央上部に左からー(セレクト)ボタン、+(スタート)ボタン、
その下にインジケーター、設定ボタン、
スティック左右にスターボタン、ホームボタンと並んでいます。
基本的には、スーファミコンにスティックを追加したSN30 Pro的なレイアウトです。

背面には上部にトリガーモードスイッチ、グリップ側にPR・PLボタンがあり、中央にモードスイッチがあります。モードスイッチの上はドック充電用の端子。

上側面には左から、L1/L2、L4、ペアボタン、USB-C、電源LED、R4、R1/R2。
ショルダーボタンにもう一つボタンがあるのが本機の結構大きめな特徴ですね。個人的にはバックボタン二つよりもこちらの仕様の方が好きです。
下側面にはプレイヤーLEDがあります。

左右側面には特に何もありません。

こちらは専用ドック。コントローラー置き部分にはポゴピン、背面にはUSB-C。
底面には蓋があり、蓋を開くと2.4Gアダプター、交換用のボタンと吸盤が内蔵されています。ボタン、ここに隠れていたのか・・・。
比較

同社のUltimate 2と並べてみると、レイアウトがかなり大きく違うことがわかります。全体的に上に寄っていて、ボタンの形状から何まで大きく違います。実際使っていてもかなり違うように感じるので、かなり好みが分かれそうですね。
操作感

グリップ背面側にはつぶつぶとしたテクスチャが乗っていて、滑り止めが効いて手触りも良さげ。しっかりと握れます。
重量も軽過ぎず重すぎるちょうどよく、ボールトップ状態で実測値で247グラム。軽過ぎるとその分バッテリー容量が少ないってことですし、やはり軽さ故のチープ感はどうしても感じてしまいますが、本機は安心感のある重さといった感じ。
ちなみに重いと聞くDualSense Edgeの重量は約325グラムとのことで、それと比べると軽め。

ABXYボタンはフォルムはコントローラーに合わさったフラットな形状、感触はいわゆるメンブレンのラバードームの押し心地。遊びが少なく標準的硬さ、パチパチとした感触で音は戻りの音が結構大きめに感じます。
標準的なボタンって感じで万人受けする仕様だと感じます。
スタートセレクトはボタン自体がラバーの伝統的デザイン、ホームボタン類はプチプチとしたタクトスイッチ。ドームスイッチかな?気持ち良い感触で、硬さもちょうど良いように感じます。

十字キーの感触はプチプチとしたドームスイッチ、静音性高めで気持ち良いです。前モデルではラバーでした。ABXYラバー・十字キーカチカチは、XBOXコン準拠な仕様って感じですね。

アナログスティックトップはデフォルトでは中央が凸、フチが粒々な形状。質感もいいです。
ぐるぐる回すと滑らかな感触になっていて、軸部分は金属。スティック削れも低減できて良い仕様です。
ボールトップがかなり面白く、ツルッとした感触で倒れ角度も大きい、全く新しい感覚で楽しむことができます。結構滑りやすいので繊細な操作は厳しそうですし、スタートセレクトとか使うときはかなり干渉してしまって正直結構邪魔に感じてしまいますが、そんなことより感触が楽しいので、オッケーです!
ちなみに本モデルはホールセンサー…ではなく、ホールセンサーよりもさらに超高精度でドリフトしにくいとされている、TMRスティックを採用しています。

ショルダーボタンは滑り止めのつぶつぶテクスチャではなくシェルと似たような質感。
L1R1はメンブレンのラバー感触、L4R4はカチカチとしたタクトスイッチ、
L2R2はストロークが長いアナログトリガーですが、背面のトリガーモードスイッチを切り替えることによってマイクロスイッチのチャキチャキとした感触に切り替えることができます。最近かなり増えてきましたねこの仕様。私はトリガーよりもボタンの方が好きなのでありがたいです。

背面ボタンはいい感触のタクトスイッチです。
ボタンの位置も良く、大き過ぎず小さ過ぎずで誤入力もしにくいと思います。ちょうど中指の第一関節に来る感じです。
使用感
一応公式サイトにマニュアルなど日本語で配布されていますが、本レビューでもざっくり紹介していきます。
起動・初期設定・ペアリング
起動はスタートボタンを押すとすぐにLEDが点灯して起動します。
Switchではペアボタンを長押しで純正コントローラーと同じように接続でき、テレビモードでは2.4G・有線でも接続可能。
Windowsでは2.4G接続のみ。SwitchコントローラーなのでBluetoothでもいけそうな気がしますが、2.4Gの方が安定しているので推奨です。
使用感
スティック・ボタン交換

スティックの交換は簡単で、引っ張るだけで取れて、縦横間違えずにはめるだけで使えます。

ボタンは吸盤のようなものでくっつけて外すこと着脱できます。が、正直無くても問題なく、がんばれば外れます。PC用に合わせてABの位置を変更したり、印字なしのものにできたりと、視覚的にも楽しめます。
ドックが便利すぎる

バッテリー持ちは特に不満は感じません。ドックで充電できるので、充電し忘れてバッテリーがない!というのが起きにくくて更に良いですね。
そしてこの一体感のある充電ドックなんですが、2.4Gレシーバーをドックに差しっぱなしにしておけば、ドック自体がレシーバーになるんですよね。
ドックはPCのUSBに接続しておいて、PCで使う時は2.4Gに切り替え、Switchで使う時はBluetoothに切り替えと、物理スイッチで切り替える事が可能なので非常に使いやすいと感じます。
実際に遊んでみる
しばらく実際に遊んでみました。Switchではプロコンと同じように自然に遊べて良いですし、PCでも同じコントローラーで遊べるのがありがたいと感じます。ボタンの気持ち良さやL2R2がマイクロスイッチにできる仕様など、なかなか好みです。
注意点を挙げると、細かな設定はPCの専用ソフトが必要、そしてSwitchではNFC・赤外線カメラ・HD振動などの機能には対応していません。標準的な振動機能と、ジャイロはあります。
ウェイクアップ対応
Switch本体のスリープ解除はスタートボタンを押したあとコントローラーを振ることでスリープ解除できます。しかしSwitch2では、純正プロコン2しか対応していないので注意。
機能について
連射
スターボタン+任意のボタンを1回押し。2回押しで自動連射も可能。再度同じ組み合わせでオフ
ボタンマッピング
L4R4PLPRボタンの割当は、例えばL4長押し+任意のボタン+スターボタン。L4+スターボタンでオフ。
専用ソフト「8BitDo Ultimate Software V2」
専用ソフトを使うことでファームウェアアップデート、マクロの設定、デッドゾーンの設定、LEDライティングの設定など、細かな設定変更が可能。プロファイルは3つ保存可能。
感想
一応これ正統なナンバリングコントローラーだと思うんですけど、ボールトップが面白すぎて結構キワモノコントローラーになっちゃってる気がします。もちろん、めちゃくちゃいい意味で。
私個人としてはもうこのコントローラーはボールトップで新鮮に遊ぶ用のモデルになっちゃっています。まるで別ゲーを遊んでいるような感覚。
しかしまぁ、PS型のスティック配置コントローラーも意外に少なく、需要も多いので普通に使う分にも結構ありだと思います。追加ボタンやトリガースイッチも使いやすいですしね。