これってもしかして・・・任天堂が次にやろうとしてた奴・・・ってコト!?
Pimaxという企業が新たにPimax Portalという、VRヘッドセットにもなるSwitchみたいなゲーム機を発表しました。
Pimax Portalとは
Pimax(パイマックス)とは2015年、上海に設立されたVR端末のメーカーで、これまでもPimaxシリーズとしていくつかの種類のVRヘッドセットを出してきました。
今回発表されたPimax Portalは、なんと見た目Switchのような雰囲気で、更にSwitchのようにコントローラー部分を外せて、『Portal View』というVRゴーグルに本体を差し込むことでVR端末として遊ぶことが出来る夢のような機械。
それって所謂スマホ用のVRゴーグルと同じじゃね?笑と思うかもしれませんが、そうではなく、レンズがヘッドセット側にあり、しかも27PPD視野角100度のレンズと40PPD視野角60度のレンズ2種類を交換できるらしい。
ちなみにPPDというのは角度あたりの画素密度で、視力1.0の人は60PPD、 quest2は21PPD。
携帯ゲーム機として使う際のスペックは
搭載するSoCのXR2はMeta Quest 2やPico 4に搭載されている、Snapdragon 865をベースとしたVR/AR専用のもので、865は2年前のハイエンド、をカスタムしたものを携帯ゲーム機として使うのはどれくらい動くのかは全く未知ですが、とりあえずこの時点でAndroid搭載ゲーム機としても群を抜いたスペックです。
携帯ゲーム機としての画面解像度の高さもえげつない。ppiは画面サイズと解像度の比で出てくる数値なんですが、807ppiって・・・、
あの・・・iPad Proが264ppi、を大きく超えるAnalogue Pocketが615ppiと考えてもらえるとヤバさが伝わるかと。
ボタン多い
▲基本的にはSwitchのような配列のボタンですが、それに加えて○×△□ボタンがあったり(ソ○ー?)物理ボタンが32個、仮想ボタン8個とのこと。すっごい多い。どうやら携帯ゲーム機史上最多らしい。
▲背面にはトラッキング用にカメラが5点付いていて
コントローラー着脱はマグネット式
▲コントローラーの着脱はマグネット式です。これだけで個人的には凄くゾクゾクする・・・。
▲そして本体はゴーグルに差し込み、コントローラーはVR用のコントローラーに差し込むことでVRゲーム機に変身。い、イケてる・・・。
更にアイトラッキング、フェイストラッキング、リップトラッキングに対応するPortal Social Editionも出るらしい。
テレビの前に置いてKinect
▲リビングゲーム機のためのドックもあり、テレビの前において、Kinectっぽい使い方も出来るらしい。VRゲームが酔って気持ち悪い~って人はテレビ画面で遊ぶことも可能。
ストリーミングでゲーミングPCにも
▲超小型PC、Mini Stationも展開し、こちらとワイヤレス接続してPCゲーム専用機にもできる。スペックは
AMD 6800U・RAM 32GB・ストレージ1TB SSD
▲上位機種として8.8インチ(解像度2560×1600 120Hz)のPortal XLも展開。こちらはVRデバイスというよりは携帯ゲーム機としてのデバイスって感じでしょうか。
何より金額の安さ
▲何より金額が安くて、最安で手に入れようと思ったら299ドル(記事執筆時点4万円くらい)で手に入る。VR機器一式が449ドル(記事執筆時点6万円くらい)から、本当にとんでもないよこれ。
11月15日からキックスターターで販売開始されるみたいなので、気になる方は要チェックです。
携帯モードで原神を動かす動画
勝手にまとめてたら資料、動画等がPimax様より送られてきましたので、以下に掲載しておきます。
オフィシャルリリース文(翻訳)
以下、リリース文を翻訳(deepl自動翻訳)して掲載します。
世界初のメタバース型エンターテインメントシステム「パイマックス・ポータル–「パイマックスフロンティア2022」のレビューハイライト
11月9日、EST 5 P.M.、パイマックスはPimax Frontier 2022を開催し、最新のVR 3.0デバイス、Pimax Portalを発表した。
Pimax Portalは、謎を解き明かし、メタバースポータルを再定義する。ここでは、カンファレンスのハイライトを5つ紹介します。
①この新しいVR 3.0製品は、幅広い視聴者に向けて設計されている
VR 3.0体験をメインストリームにするために、パイマックスはPimax Portalを作りました。Portalは、7年にわたるPimax VRのイノベーションを活用した、革新的なメタバース製品です。このデバイスは、革新的な携帯ゲーム機、メインストリーム向けのVR 3.0ヘッドセット、携帯PCゲームシステム、そして究極のリビングルーム・エンターテインメント・センターという4つの分野で画期的な進歩を遂げています。
これは4in1製品で、より多くの人々をバーチャルリアリティの世界に導入し、テクノロジーが人々に新しい自由を提供することを可能にします。
②コンソールゲームに革命をもたらすハードコアテクノロジー
この驚くべき高性能携帯ゲーム機は、ゲーム体験をより高いレベルへと導きます。
Pimax Portalは、視覚体験、レイテンシー、ハードウェア設計に劇的な技術的改善をもたらしました。私たちは皆、携帯型デバイスのこれらの主な弱点を経験しており、Pimaxはそのすべてに対処するために長い時間をかけて取り組んできました。これは、4Kの解像度を持つ世界初のハンドヘルド機器であり、市場の90%の機器よりもはるかに高い滑らかな144Hzのリフレッシュレート、VR技術を利用して20ms未満に遅延を低減させるASWを提供するものです。
③メインストリーム向けAll-In-Oneヘッドセットがついに登場
オールインワンの低解像度から脱却し、標準構成で27PPDという圧倒的な解像度を実現しました。
Portalには2つの交換レンズが付属しています。1つは27ppdのレンズで、VR体験に適した視野角100度のレンズです。もう1つは40PPD、視野角60度のレンズで、旅行先や外出先でも高画質の映画を見ることができます。さらに、「ポータルホライゾン」という広視野角の特別仕様のヘッドセットを開発しました。これは、140度の驚くべきFOVを提供し、まるで仮想世界にそのまま足を踏み入れたかのような、戻りたくなくなるような感覚をもたらします。
最後に、パイマックスは、視線追跡と顔追跡を含むPortal Social Editionも開発しており、これによってPortalは自然な社会体験を含むことができるようになります。
④PCゲーミングの限界を超える
PCゲーミングシステム「Portal」は、複数のゲーム体験を確実に楽しむことができます。
Portalは、Pimax XLと呼ばれる大型スクリーンとコントローラにゲームを接続することができます。これは、ポータルを挿入するスリーブに、120hzのリフレッシュレートで明るい8.8インチの大画面を提供するものです。全く新しいPimax Mini Stationでは、WiGig Streamingモジュールが最速のストリーミングとネットワーキング技術を作り出します。
ポータルは、5G、WiFi6E、分割レンダリングにも対応し、クラウドゲームでよく見られる低画質、コマ落ち、遅延の3つの問題を解決することができます。さらに、市販されているすべてのクラウドゲームプラットフォームにも対応しています。
⑤究極のリビングエンターテイメントハブ
Pimax Portal専用のDockは、フィットネスゲームなどのエネルギッシュなゲーム、大画面モバイルゲーム、様々なマルチメディアモードを提供します。
ゲームパッドの6DOFに対応したドックは、Portalの拡張性を高め、誰もが自由にゲームをプレイできるようにし、リビングでのインタラクションに革命をもたらします。
11月15日午前8時(米国東部標準時)、Pimax PortalはKickstarterで先行販売されます。
https://www.kickstarter.com/projects/pimax8kvr/pimax-portal-worlds-first-metaverse-entertainment-system/
11月と12月に世界各地でロードショーを行い、Pimax Portalと新しいPimax Crystalヘッドセットをお見せする予定です。どうぞご期待ください。
予約販売開始
▲Kickstarterにて予約販売開始しました。
最安で本体のみのEarly Bird で送料込みで約¥44,789、ヘッドセット込で約¥67,253。決済はゴール達成後、ファンディング締め切り後なのでとりあえず出資してみて変更したりキャンセルしたりするのもOK。
私はとりあえずEarly bird – Portal Viewを行っときました。
・画像ソース:https://www.youtube.com/watch?v=Y6QnRfVgR5Y
・Kickstarter:https://pimax.com/ja/pimax-frontier-2022/