記事内に広告が含まれています
スマートフォン

【レビュー】最高にオシャレでコスパも良い『Nothing Phone 2a』

スマートフォン

おしゃれなガジェットって最高ですよね。

これまでおしゃれガジェットにこだわってきた私ですが(どこが?)、今回は理想的というか、本当にワクワクして、心から応援したいなって思うスマホをゲットしました。

もう少し小さければ良いなとは思うものの、十分な性能に加えて、オリジナリティあふるるデザイン、独自機能や独自UI、独自アプリの面白さ、そしてこれでかなり安い、おサイフケータイ有りという、

総合的に見てここ最近買ったスマホでかなり満足度が高いアイテムだと感じました。

販売ストア

Amazon等:

公式サイト:

Nothing Phone (2a)
力強くユニーク ・ MediaTek Dimensity Proプロセッサーと共同開発 ・ 50MPの優れたデュアルリアカメラ ・ 明るいフレキシブルAMOLEDディスプレイ

IIJにて2.5万円で入手。定価で買っても5万円なので普通に安い部類のスマホだと思います。

動画版

スペック&主な特徴

Nothing Phone (2a)とは

Nothing社によるAndroidスマートフォンNothing Phoneシリーズの廉価版モデルのような立ち位置で、他のモデルよりもスペックを抑え気味、ミドルハイくらいの性能で価格もかなり安価となっています。

そしてシリーズ初のお財布ケータイを搭載しているので、Nothingスマホでお財布が欲しいとなるとこちらのスマホ一択となります。

ディスプレイは約6.7インチ2412 x 1084 (394 PPI) の有機EL、リフレッシュレート120Hz、チップはMediatekと共同開発したDimensity 7200 Proカスタムプロセッサー、カメラは5000万画素のメインカメラと広角カメラ、

5000mAhのバッテリー、45W急速充電対応、RAMが8GB、ストレージが128GB、防水(IPX4)防塵(IP5X)、OSにはNothing OS 2.5というAndroid 14ベースの独自OS、カラーはブラックとミルク(ホワイト)の二種類。

開封&内容物

では早速開封していきます。

箱はこちら。スマホの箱らしからぬ薄手の箱にデカデカとプリントされたパッケージで、ビリビリ破いて開封する仕様となっています。開封すると中は厚手のしっかりした箱が入っていて、表面のデザインがエンボス加工されたかなりオシャレなデザインで、プラスチックを使わず、リサイクル材を採用しているらしい。開封体験から独自のこだわりがあって素敵です。

内容物はこちら。USB Type-Cケーブル、SIMピン、説明書、本体です。

USB Type-CはNothingと刻印されているクリアなデザインでオシャレ、SIMピンも持ち手部分がクリアになっていて、デザイン言語が統一されているのも超クールです。

本体外観

あまりの良さに、Nothing Ear (a)も買っちゃいました。Nothing社の廉価版イヤホン。プライムセールで1万円で買えました。とてもデザイン良いです。

とりあえずイヤホンはさておき、スマホ本体については、結構写真で見ていた印象と違いました。

背面はもっとガチっとした印象を想像していましたが、結構柔らかい印象。実際、素材がガラスではなくプラスチックで、色も完全に透明ではなく半透明なのでガッツリ透け感があるものではありません。なのでホワイト、ではなく「ミルク」というカラー表現は適切に感じます。

なので高級感があるような雰囲気ではないですが、とはいえ背面パネル側がラウンドエッジになっていて、滑らかでヌルッとした手触りなので、これはこれでありかなと。

安っぽくは見えませんし、何より6.7インチと大画面なのに対して重量が190グラムと軽くて取り回しが良いです。

ベゼル幅は普通で、上下左右均一なのが良いです。あと側面バンパーの白い部分が見えてくるので、気になる方は白ではなく黒を選んだ方が良いかもしれません。

上部には目を凝らさないと見えない通話用スピーカーあり、カメラはパンチホールが中央にあります。

背面には標準カメラと広角カメラが2個横並びの珍しいデザイン。デュアルカメラを中心に、求心力があるような上部に対して、下部はアシンメトリーに基板がうねるような構成になっていてメリハリがあり、内部のネジやシルバーがアクセントとして効いていて、ガジェットをしっかりとデザインに落とし込んでいるような印象がとても素敵です。

カメラ部分は突起していますが、滑らかに繋がっていて、有機的な立体感があります。ここ近年ではより複数のカメラをまとめて大きく見せようとするデザインが流行っていますがそれとは違い、そしてGalaxyの単眼が並んでいるようなデザインとも違うので、かなり新鮮で良いなと思います。

Nothingの印字やCEマークなどはバックパネルの内側です。イケてます。

そしてカメラ周りのこの三点はLEDインジケーターとなっていて、光ります。もちろんこれはカメラのフラッシュではなく、カメラフラッシュは別にカメラの右上にあります。

このLEDは光るだけでしょ?と思うかもしれませんが、実際光るだけです。けど視覚情報として案外わかりやすいですし、通知に設定したり、そして音楽と同期させたり、タイマーとして使ったりできます。現状では光ってかっこいー!っていうのが一番でかいですが、今後もっと有効に活用できそうな、可能性を感じます。

左側面はボリュームボタン、右側面には電源ボタンです。クリアなバックパネルのおかげで薄く見えます。

上側面にはマイクのみ、下側面にはSIMスロット、マイク、USB Type-C、スピーカーと並んでいます。

珍しく保護フィルムが貼り付け済みでした。なので別途保護フィルムは買わず、そのまま使っています。

ちなみに中華スマホタブレットの初期保護フィルムにありがちな、めっちゃ傷が付きやすいとかもなく、気にならずに使えています。ありがたい。

そしてNothing Ear (a)はこちら。こちらはフォルム的にはAirPods Proのような、うどんが伸びているカナル型イヤホンなのですが、そのうどん部分がこれまたクリアになっていて、近未来感があり超素敵です。イヤホンに記されている色と充電ケース側の色が共通していて、直感的に左右がわかるようになっているのも素敵デザイン。

もちろんケースもクリアでカッコよく、イケてます。これが1万円、強い。

画面・スピーカー

画面

ディスプレイも綺麗です。解像度の高さは394 PPIもあるのでもちろん良く、明るさが非常に良いです。目が痛いくらい明るくできます。

そして有機ELなので発色、コントラストも良く、最高です。強いていうならば・・・強いていう事も何もないです。

色味はデフォルトではかなり白い、どちらかというと寒色系?ですが設定から色温度を変えられます。赤っぽい方が好きって人は好みの色味に変えましょう。

ちなみにiPhoneと比べたのがこちら。ちなみにiPhoneもTrue Toneをオフにすればもっと青っぽい色味になります。

スピーカー

スピーカーは正直ちょっとイマイチです。こもった感じの音・・・というより、低音も高音も弱く、ミドルが強い感じですかね。

スマホスピーカーとして十分っちゃ十分ではありますが、Apple製品やハイエンドスマホを使っている人からしたら物足りないと感じるかもしれません。というかiPhoneはスピーカーが良すぎる。

ちなみにNothing Ear (a)の音質も結構いい感じです。全然オーディオに詳しく無いので本当にざっくりとした感想ですが、結構バランスよく刺さる事もなくクリアで低音もそこそこ出ます。若干ノイキャンが弱いような気はしますが、この金額でこの音質だったらもう十分過ぎるくらい十分じゃないでしょうか。

使用感

独自UIがオシャレだし、キビキビしてる

このスマホにはNothing OSという独自OSが搭載されています。こちらはなんのこと、まあ所謂普通のAndroidをちょっと良い感じに調整したものという感じで、基本的な使い勝手としては素のAndroidに近いです。

ですが、電源を押すと電源ボタンのところからブワッと画面が明るくなっていくようなエフェクトとか、気持ちの良い感じの効果音、ロック画面のウィジェット設定できたり、独自ランチャーがかなりオシャレな感じとか、なんとなく気持ち良い感じをデザインで作り上げているようなOSです。

普段なら私はいつもSmart Launcherというランチャーをホーム画面にしているんですが、今回は流石に独自ランチャーを設定して使っています。なぜならカッコいいので・・・。

あと妙にキビキビしてる感じがとても良いと思いました。これもOSによる調整だとは思うのですが、他のハイエンドスマホ(私が使ってきたものは結構少ないですが・・・)と比べても、アプリを開いた時のトランジションのヌルッと感、スピードのおかげなのか、サクサクキビキビしているような手触りでとても良いです。普通に使いやすい。

画面内指紋認証対応

指紋センサーは電源ボタン兼ではなく、画面内指紋認証です。スピードとしても申し分ない認証速度で、手が濡れてて認証できないのがストレス・・・という人は普通に顔認証も設定できます。なので普通に完全に快適です。

音楽を作れる

独自アプリが色々入っていて、背面のLEDを活用したタイマーとかいろいろあるのですが、中でも楽しいと思ったのはGlyph Composerというアプリ。

独自の音色を備えたリングトーン作成アプリで、簡単に言うと、着信音を作れるめっちゃシンプルにしたガレージバンドって感じです。でその音色もすごくオシャレで、適当にタップしてるだけで楽しいです。わざわざこんな事をできるようにしてる尖り具合が素敵です。

ベンチマーク

この端末のチップセットはDimensity 7200 Proで、
AnTuTuベンチマークを測ってみると

総合スコア:710571
CPU:217019
GPU:176999

となりました。性能としてはもう普段使いなら全く問題ないレベル、なんなら他のスマホよりもキビキビに感じます。ちなみにSnapdragon865くらいです。

ゲームも普通にできます。ゼンレスゾーンゼロをしばらく遊びましたが普通に問題ありません。もちろん最高画質でのプレイは厳しいかもしれませんが、カジュアルに遊ぶ分にはなんら問題なく遊べるレベルだと思いました。所謂ゲームモードのようなものもあり、消費電力を上げて動かしたり、通知を切ったりもできます。

といってもまぁ私はかなり適当にプレイする人なので、ガチ勢やハイエンドに慣れてしまったゲーマーの人は潔くハイエンドやゲーミングスマホを買った方が良いと思います。

カメラ

カメラも普通に綺麗に撮れます。シャッター音も独自の音で、何その音!?とはなるかもしれませんが爆音ではないです。発売当初は爆音だったらしいですが・・・。

これは撮った写真。普通に良い感じに撮れます。

感想

買ってみた感想としては、かなり満足度高いです。

デザインはもちろん新鮮でカッコいい、かなり存在感がある、絶対に裸で使いたいビジュアルで、手触りもかなり良くて、6.7インチの大画面も綺麗で明るくて良くて、謎にキビキビしててどんな場面でも基本的に不満は無い性能、今後追加されるであろう機能やアプリに期待感もあって、おサイフケータイも付いてて、価格もリーズナブル。万人におすすめできます。

不満は唯一、1つだけ!そう、デカいです。

6インチくらいのモデルが出てくればもう完璧です。一生ついていきます。よろしくお願いします。

ヨシダ

より早く最新情報をお届けするTwitter『ヨシダ情報局』や、レビュー動画を公開しているYoutube『ヨシダ・ザ・ムービー』もやっています。レビュー依頼は問い合わせやツイッターDMからどうぞ。

ヨシダをフォローする
タイトルとURLをコピーしました