Lenovo Legion Tab Gen 5 レビュー|8.8型・3K・165Hzの国内正規ゲーミングタブレット

Lenovo Legion Tab Gen 5 レビュー|8.8型・3K・165Hzの国内正規ゲーミングタブレット

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8インチタブレットって良いですよね。今回紹介するのはレノボが毎年きっちり更新しているゲーミングタブレット、Legion Tabの第5世代です。8.8型で3K・165Hz、中身はSnapdragon 8 Elite Gen 5という、サイズの割にやりすぎな構成になっています。

ひとつ前の第4世代は日本で売られていなくて、私は中国版を輸入して使っていました。今回の第5世代は日本で普通に買えるモデルです。microSDは最大2TBまで挿せて、バッテリーも9000mAhまで増えています。

金額も中々ではありますが、それにしたってなかなかのモリモリ感。

スペック

項目詳細
画面サイズ8.8型(IPS・165Hz・600ニット/HBM時800ニット)
解像度3040 × 1904(408PPI)
バッテリー9000mAh(68W充電・バイパス充電対応)
CPUSnapdragon 8 Elite Gen 5(8コア・最大4.6GHz/GPU Adreno A840)
RAM12GB(LPDDR5T)
ストレージ256GB(microSD 最大2TB)
OSAndroid 16
接続端子USB 3.2 Type-C(DP-Out対応)+USB 2.0 Type-C
サイズ・重量約206.5 × 128.5 × 7.6mm/約360g
価格119,680円(税込)

販売ストア

・レノボ公式

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・Amazon

価格は119,680円(税込)。この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

動画版

スペック&主な特徴

Lenovo Legion Tab Gen 5 とは

レノボが展開するLegionシリーズのゲーミングタブレットで、8.8型というコンパクトなサイズにSnapdragon 8 Elite Gen 5を積んだモデルです。小型ながらゲームも動画も余裕で回せる構成で、日本ではエクリプスブラックの1色展開になります。

ディスプレイは8.8型 3040×1904のIPSパネル。最大165Hz、輝度は600ニットで、明るさを持ち上げるHBM時は800ニットまで伸びます。DCI-P3のカバー率は99%、Delta Eは1未満、Dolby VisionとHDR10にも対応しています。タッチのサンプリングレートは最大480Hzで、パネルのリフレッシュレートとは別枠で速いです。

チップセットはSnapdragon 8 Elite Gen 5で、8コア構成の最大4.6GHz、GPUはAdreno A840。メモリは12GBのLPDDR5T、ストレージは256GBで、読み込みは前の世代と比べて最大55.6%速くなっています。メモリとストレージの増設はできませんが、microSDカードが最大2TBまで使えます。

バッテリーは9000mAhで、68Wの充電に対応。バイパス充電にも対応しているので、充電しながら遊んでも本体のバッテリーを経由しません。USB Type-Cは下部と側面に2つあり、下部側はDP-Out対応です。イヤホンジャックはありません。

カメラはフロント800万画素、リア5000万画素。スピーカーは2基でドルビーアトモス対応、振動はデュアルX軸のモーターです。顔認証に対応、Wi-Fi 7とBluetooth 6.0に対応し、セルラー通信には非対応でSIMスロットもありません。

開封&内容物

※本製品はメーカーよりお借りしています。

では早速開封していきます。

箱の外観。箱はこちら。legionを全面に押し出したデザイン。

内容物はこちら。カタログ上はマニュアル類、ACアダプター、USBケーブル、カードスロットピン、本体です。ペンは同梱されません。今回は借り物なので開封済み、軽く触れる程度にしておきます。

本体外観

デザインはシンプルでカッコいいです。筐体はメタルで艶消しなマットブラック、背面にはLEGIONのエンブレム。カメラは単眼+フラッシュの構成、フラッシュが独特な形状です。さすがの高級感、格安タブレットと同じく金属パネルではありますが、圧倒的に質感が違います。何が違うんですかね。

重量はカタログ値で約360g、厚みは約7.6mm。持ったときの厚みも、そんなに薄くないはずですが結構悪くないです。

横持ちを基準に上下左右を見ていきます。

上側面にはボリュームボタン、電源ボタン、マイク、microSDスロット。

下側面にはUSB Type-C、左側面にはスピーカー、右側面にはスピーカーとUSB Type-C。

インターフェイスのまとまり方がかなりキマっていて良いですね。USB-Cが二つあるのも便利ポイント。片側充電して片側有線イヤホンで使ったり。

前の世代との比較

ひとつ前の第4世代(日本では売られていなかった中国版)と比べてみます。第4世代の数値は、以前レビューしたときに私が輸入して使っていた個体のものです。チップがSnapdragon 8 EliteからSnapdragon 8 Elite Gen 5に、バッテリーが7600mAhから9000mAhに増えています。8.8型 3040×1904・165Hz・600ニットというディスプレイまわりと、68W充電・microSD対応は第4世代から引き継ぎです。重量は第4世代が実測341グラム、第5世代はカタログ値で約360g。

日本で売られていた第3世代からだと差はもっと大きくて、チップはSnapdragon 8 Gen 3、パネルは2560×1600のLTPS、バッテリーは6550mAh、microSDスロットは無し、OSはAndroid 14でした。第5世代は3Kパネル・9000mAh・microSD対応・Android 16になっています。

画面・スピーカー

画面

ディスプレイは8.8型 3040×1904で408PPI。16:10で画面占有率は88%です。画面は第4世代から据え置きだとは思いますが、画面の綺麗さは相変わらずかなり良いです。見るからに精細です。

画面上部にインカメラあり、明るさ自動調整は可能です。

リフレッシュレートは165Hz、明るさは600ニットで、明るい場所ではHBMで800ニットまで上がります。屋外でも間違いなく見れるくらいに明るい。

スピーカー

スピーカーはステレオの左右デュアルで、ドルビーアトモス対応。ダイナミックな音色で綺麗です。8インチタブの中でも最上位クラスだと思います。

イヤホンジャックはありませんが、USB Type-C端子が2つあるので片方を使ってUSB-C経由で有線イヤホンを使うことは可能です。

使用感

Legion Space

ゲーム用のランチャーとしてLegion Spaceが入っています。インストール済みのゲームをまとめて呼び出せて、ゲーム機として使いやすくなっています。日本語表示になっていて良いですが、設定項目としては特段多いわけではなさそう。

Legion Halo

なんと、背面のLegionエンブレムの「O」の部分は普通にフラッシュライトかと思いきや、光ります。AI Adaptive Lightingで、状況に応じて光り方が変わる仕組みです。合理的ゲーミングデザイン、良いですね。

認証など

顔認証には対応しています。指紋認証はありません。ここは少し惜しいですね。

WidevineはL1でNetflix高画質再生対応です。当たり前ですが、一応の確認。

バッテリー持ち

バッテリーは9000mAh。カタログ上の使用時間は約23時間、充電は68W対応で約1時間となっています。

充電分離(バイパス充電)も可能なので、バッテリーを気にせず遊ぶこともできます。

OS・動作感

本機のAnTuTuベンチマークは総合スコア4,065,666。圧倒的ですね。

OSはAndroid 16。もちろん最新チップセットなのでキビキビ、引っかかりやラグの有無、165Hzでの動きは快適そのもの、というかなんかやたらとぬるぬるしてるような気がします。なんでだろう。

DisplayPort Alt Modeにも対応しているので、テレビやモニターに有線接続して出力することも可能です。

プリインストールされているアプリと、実際に使えるストレージの空き容量。

ゼンゼロなどで最高画質設定の60FPS設定にしてもヌルヌル。というか、正直私にとってはとっくにオーバースペックのような感じです。

カメラ

タブレットにおいてカメラはあくまでメモやバーコード読みの用途だとは思っているんですが、本機は潔くシングルカメラで、最低限の機能としてのカメラが備わっていると感じます。

感想

ぬるぬるキビキビな8インチ、特段感動したのはそのディスプレイ解像度の高さと品質の高さ。

第4世代は中国版しか無くてそこがハードルだったんですが、今回は日本で普通に買えます。バッテリーも9000mAhまで増えています。

第4世代からの乗り換えという意味では、体感が変わるのはバッテリーくらいです。画面もチップの速さも、正直そこまで違いを感じません。ただ7600mAhから9000mAhは効いていて、遊べる時間そのものが伸びました。あとは中国版を輸入しなくてよくなったのが大きいです。技適も国内保証も普通に付いてきます。

第3世代から乗り換えるなら話は別で、ここは別物です。2560×1600のLTPSから3040×1904のIPSになって、細かい文字の見え方が変わります。バッテリーも6550mAhから9000mAhで5割増し、microSDスロットも復活しているので、エミュ機として使うなら容量の悩みがひとつ消えます。

向いているのは、第3世代を使っていて容量とバッテリーに困っている人。それと、第4世代を輸入するかどうかで迷って見送った人です。8.8型でこの解像度と165Hzを国内の正規ルートで買えるようになったのが、この世代でいちばん大きい変化だと思います。

逆に第4世代をすでに持っているなら、急いで買い替える理由は薄いです。画面は同じ、増えるのはバッテリーと国内サポートくらい。12万円という金額を踏まえると、そこに乗り換える価値を感じるかどうかで決まります。ゲームをそこまでやらない、動画を見るのがメインという使い方なら、ここまでの性能は要りません。


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