TCL Note A1 NXTPAPER レビュー|紙みたいに書けるAIデジタルノート

TCL Note A1 NXTPAPER レビュー|紙みたいに書けるAIデジタルノート

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目が疲れにくいタブレットと聞くと、電子ペーパーを思い浮かべる人も多いと思います。

でも実際は動画は見づらかったり、動きがもたついたり、残像が気になるという点で普段使いには、どうしても割り切りが必要でした。

そこで登場したのが、今回紹介するTCL Note A1 NXTPAPER。

タブレットでありながら電子ペーパー風、反射を抑えたマットな画面と目に優しい表示を実現したディスプレイ。

実際に使ってみると、想像以上に書くことにこだわりを感じながら、液晶ならではのメリットを発揮した面白い製品でした。このディスプレイがどんな人に向いているのか、良いところも気になったところも含めてレビューしていきます。

販売ストア・価格

  • Amazon

価格はレビュー作成時点で¥92,980

動画版

スペック&主な特徴

項目内容
ディスプレイ約11.5型 NXTPAPER Pure Display
解像度・比率2200×1440・3:2・最大120Hz・約300nit・1,670万色
本体厚さ5.5mm・重さ500g・航空宇宙グレードアルミ
プロセッサMediaTek Helio G100
メモリ/ストレージ8GB/256GB
バッテリー8,000mAh・33W充電
ペンT-Pen Pro(8,192段階筆圧・遅延5ms以下・TÜV Rheinland Pencil-Like 認証)
マイク8マイクアレイ
AI機能リアルタイム翻訳・文字起こし・自動要約・手書き文字のテキスト化・Inspiration Space ほか
クラウド連携Google ドライブ・Dropbox・OneDrive
OSAndroid

TCL Note A1 NXTPAPERとは

TCL Note A1 NXTPAPER は、TCL が手がける約11.5型の Android タブレットです。

動画やゲームをこなす万能機ではなく、紙のように書いて、読んで、考えをまとめるという作業に特化した、デジタルのノートとして作られた一台です。

最大の特徴は、TCL 独自の NXTPAPER ディスプレイです。カラー表示に対応しながら、表面処理で映り込みと光のギラつきを抑え、紙に近い見え方を実現しています。

解像度は2200×1440、比率は書類や手書きノートと相性のいい3:2、リフレッシュレートは最大120Hz。ブルーライトは2.44%以下に抑えられ、TÜV/SGS の認証も取得しており、長時間の読み書きでも目が疲れにくいことを売りにしています。

中身は MediaTek Helio G100 を搭載し、メモリ8GB・ストレージ256GB。バッテリーは8,000mAh で33W充電に対応します。

本体は厚さ5.5mm・重さ約500g と薄型軽量で、持ち歩いて手に取り続けるノート用途を強く意識した作りです。8つのマイクを使った録音と、文字起こし・要約・翻訳といった AI 機能まで備えています。付属する T-Pen Pro は8,192段階の筆圧に対応した手書き用スタイラスです。

書く・読む・録る・まとめるを一台で完結させる、ノートやクリエイティブ作業を主役に据えた端末です。紙のノートにはできないデジタルならではの機能を、目に優しい紙のような画面で使えるという立ち位置になります。

開封・内容物

では早速開封していきます。

今回はレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。

黒くて高級感がある加工がされています。シンプルな箱もいいですが、こういう工夫があると少し気持ちも上がりますね。

内容物はこちら。

本体、スタイラスペン、替えペン、USB Type-C、クリーニングクロス、説明書類です。

本体外観

ファーストインプレッション

最初手に取った印象としては本体の薄さが印象的でした。

5.5mmと非常に薄く、大学ノートとさほど変わらないんじゃないかと思いました。

もはや大学ノートをこれにしたら荷物がかさばらないし、科目ごとにノートを用意しなくてもいいし一石二鳥なのでは?と思いましたが、学生が買うには少し値段が高めではありますね。

片手で持つことを前提にベゼルデザインをされているのもいいですね。ソファに座りながらや外での作業時など気軽に使うことが出来そうです。

見た目はApple製品を意識しているような高級感があり、触り心地はアルミでサラサラとしていて良い感じです。

インターフェイス

ディスプレイ左側には、上からカメラ、指紋認証ボタン。

背面右側には、上からカメラ、別途売りのキーボードの接続用の端子。

上側面には、電源ボタン、スピーカー。

下側面には、USB-C、スピーカー。

右側面には、スタイラスペンを取り付けるマグネット式の凹み。

他モデルとの比較

iPad Air M3と並べてみました。

質感や四隅の丸みなど意識しているのか結構似ているなと感じました。しいて言うのであれば、ipadの方が丸みがあるな程度です。

厚みは、TCL Note A1 NXTPAPERの方が薄く結構頑張っているのが伝わります。

Apple製品を意識して質感やクオリティの部分は、妥協してデザインだけみたいなものが結構ある中で、妥協しないで作られているのは良いなと思いました。

画面・スピーカー

画面

この製品はカラー電子ペーパー風なので、別物ではあるのですが、同じ立ち位置なので比べた時、電子ペーパーの弱点である動きがもっさりとか、色が薄めで見にくいという部分を克服してくれています。

またディスプレイも独自のものを採用しており、明るい環境でも映り込みを抑えるアンチグレア仕様で、長時間使用しても目の負担にならない工夫などもしていて、場所や時間を選ばず使えます。

発色も良く、反射防止によくあるポワッとした滲み(スパークル)もなく綺麗なので、メモだけでなくスケッチなど色を使う場面で活躍してくれそうです。

また今後のアップデートで画面分割も対応するらしいので、使い方に幅が広がってよりクリエイティブな作業が可能になるのは期待大ですね。

スピーカー

あくまで会議などの議事録として聞き直せればいいという立ち位置なんでしょうから、音質については最低限といった感じ。軽くYoutube見る程度なら気にならないと思います。

そもそも音楽や動画鑑賞目的で購入する方はいないでしょうからこれで良いと思います。

物理のボリュームボタンがないのは、正直少し面倒というか使い勝手が悪いなと感じてしまいます。仕事などで使う場合には即ミュートにしたい場面などはあると思うので、そこは削らないで欲しかったなと思います。

使用感

スタイラスペン

書き心地は、非常にツルサラしているという感じでめちゃくちゃ書き心地が良いです。

公式では紙のような書き心地と謳っていますが、一般的に想像する紙のような書き心地ではなく、高級紙に書く感覚といった方が近い気がします。

紙特有のザラザラではなく、高級紙にペンを走らせた時のサラサラとペンがフィットする気持ちよさみたいな感覚なので、ザラザラよりも上質な体験が出来るといっても過言じゃないくらい書き心地は気に入りました。

また消しゴム機能とペンの側面にある、ボタンを押しながら使うインスピレーションモードを使っている時にペンが微振動するんですが、それがとてもおもしろかったです。うわ!振動する!と最初驚きました。

公式的には消しゴムを使っている時の感覚を再現しているらしいです。コロコロとした感覚のハプティクスで、無駄に消しゴムを使いたくなってしまいます。

全体的に書くことにかなりこだわりを感じる作りになっています。

8マイク録音とAI機能

なんと8つのマイクを積んでいて、録音まわりも強化しています。

ノイズ低減で会議や打ち合わせを録り、AIがそのまま文字起こしや自動要約までしてくれます。

さらにリアルタイム翻訳や手書きした文字をテキスト化する機能もあり、紙のノートでは絶対にできない、デジタルノートとしての機能をフル搭載しています。

実際に使ってみましたが、さすが8つのマイクを積んでるだけのことがあり、外部の音がある状況でも文字起こし、リアルタイム翻訳はしっかりと機能してくれました。すごい。

動作など

ブラウジング、動画視聴、手書きといった日常作業は問題なく動くので、この製品のコンセプトに沿った使い方をする分には問題なく快適に使用することが出来ます。

スマホ的な動作ももたつきがなく、サクサクと動いてくれます。

またプレイストアは入っているので、大体のアプリはインストールできるので、お好みの作業環境を構築して快適なデジタルノートライフを楽しむのがいいんじゃないかと思います。

まとめ・感想

実際に使ってみて感じたのは、デジタルノートを機能面だけでなく書き心地までこだわった面白い立ち位置の端末だなと思いました。

一応androidのタブレットではあるのですが、あくまで電子ペーパー風でクリエイティブやビジネスシーン、余計なものを極力なくして作業に集中したいという場面では、かなり優れているのではないでしょうか。

本体の薄さと重量もかなり軽量なので、持ち運びや場所を選ばず便利で実際のノートとまではいかないですが、機能を考えると荷物も軽くなりミニマルに動けるのは良いところだなと思いました。

ニッチな製品ではありますが、電子ペーパーに興味があったけど動作や画面表示の部分が気になっていた方、書く、考えるなどの仕事が多い方、機能を制限して作業に集中したい方などにオススメです。


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