ドンキホーテで買えるゲームボーイアドバンスが話題になっていましたよね。
かなり評判が悪いんですが、私はなんといっても携帯ゲーム機が大好き。買ってみるしかないじゃないかということで、実際に買ってみました。
購入金額は税込5499円。都心部のドンキでは全然見つからず、7店舗くらい巡ってようやく見つけました。そこまで頑張って見つけたものなんだから、期待も膨らみます。
ちなみに今現在、ゲームボーイアドバンスを中古で手に入れようと思っても5000円〜6000円するので、新品のしかもバックライト液晶の状態で手に入るといった点においてはかなり格安です。
動画版
スペック&主な特徴
Home Retro Advanceとは
Home Retro Advanceは、ドン・キホーテで販売されている携帯型レトロゲーム互換機です。国内メーカーのライソン(LITHON)が展開する製品で、ゲームボーイアドバンス用カートリッジに対応する非公式互換機という立ち位置になります。任天堂のライセンス製品ではなく、いわゆるクローン系ハードに分類されます。
本機の特徴は、「GBA互換の携帯機」でありながら、オリジナルのレトロ風ゲームが68本収録し、さらにテレビ出力にも対応する“携帯+据え置き両対応”を謳っている点です。
ディスプレイは2.8インチのカラー液晶で、解像度は320×240。GBA本来の240×160解像度とは異なります。SoCなどの詳細なチップ構成は公表されていません。RAM容量やOSの詳細も非公開で、全体的に仕様はブラックボックス寄りです。
電源は内蔵バッテリーではなく、単4電池4本、もしくはUSB Type-C給電で動作します。充電式ではないため、携帯用途では電池管理が必要になります。接続面ではAV出力端子を搭載しており、付属のケーブルを使ってテレビに映像と音声を出力できます。通信ケーブルや外部コントローラーには対応しておらず、2人プレイやポケモン交換などはできません。
開封&内容物
では開封していきます。

箱はこちら。ドンキらしい派手で装飾的なパッケージです。

内容物は本体、画面出力用のケーブル、USB-C、説明書です。
本体外観
ファーストインプレッション

正直最初に手に取った印象としては、まぁ、こんなもんやろ?くらいの印象です。チープな外装ではありますが、軋んだりすることはなく、なんかディスプレイ部分がなんとなくオールガラスデザイン風(実際はプラスチック)だったりとで、悪くないデザインだなとは思います。
確かにABが縦並びな異常さであったり、そもそも背面のカートリッジ部分の向きが違ったりと、ツッコミどころは色々とありますが、これはこれでオリジナリティとして受け入れられるような、られないような。
ボタンレイアウト・インターフェイス

ボタンレイアウトは右側にAB、スタートボタン、
左側にセレクトボタン、リセットボタン、方向ボタン、スピーカーがあります。
オリジナルのアドバンスとは色々と違いますが、まぁ配置のバランス自体は悪くないように見えます。

背面には中央に製品情報のシールが貼られていて、KTFC-015U-D、発売元ライソン株式会社と書かれています。
カートリッジスロットはオリジナルとは違って下側、そしてグリップのように膨らんだ箇所は電池蓋になっていて、ドライバーで蓋を外して、それぞれに単四電池2本ずつ入れる仕様になっています。

上側面には左からL、ボリュームダイヤル、AV Out、USB-C、電源スイッチ。下側面には何もありません。

左右側面には何もなし。
他ハードとの比較

では本物と並べてみましょう。こちらは完全にオリジナルのゲームボーイアドバンスではなく、あくまでオリジナルをベースにカスタマイズしたモデルではあるので画面サイズなど異なりますが、ざっくりとした印象としてはほぼほぼ同じサイズ感、ほぼほぼ同じ画面サイズの雰囲気、むしろ縦幅は小さくなっているので小さい印象すらあります。
操作感

重量は実測値で107gでかなり軽めで、電池を入れるとちょうど良いような重さになります。一応グリップのような形状になってはいて、エルゴノミックっぽい握れるグリップ感です。
縦並びのボタンは実際に触ってみると、まぁこれはこれで、慣れれば問題ないのでは?と思わされました。
しかし気になるのは入力です。ABボタン、方向ボタンそれぞれ大きめでツルッとしたデザイン、そして遊びも少なく、やや硬めなラバーの感触で、そこまでチープさは感じないのですが、かなりしっかりと入力しないと反応しないんですよね。
おそらく内部基盤が原因だと思うんですが、握力が鍛えられる設計ですね。

方向ボタンも同様にかなりしっかり押さないと入力されず、スタートセレクトはかなりぎゅにゃっとした感触で固いです。

ショルダーボタンLRは硬めコツコツとしたタクトスイッチ。こちらは特段問題はないです。
画面・スピーカー
画面

ディスプレイは2.8インチのカラー液晶で、解像度は320×240。GBA本来の240×160解像度とは異なるため、表示は引き伸ばしとなります。
フィルターがかった見え方でもなく、正方形のドットが崩れまくりのジャギジャギな表示となり、オリジナルの表示とは全く違った表現になります。

また、本体を傾けると、なんだかメラメラとした見え方です。縦に傾けると普通のディスプレイに見えるので、おそらくですが、本来縦仕様のディスプレイを横向きで使った際に生じるディスプレイの見え方の悪さ。結構古めの中華ゲーム機などには良くありましたが、これに関してはまぁ価格相応かな、という感じもします。
またラミネーションではないのでディスプレイまでに距離がある点、そしてディスプレイパネルがガラスではなくプラスチックなので反射感や傷の付きやすさが気になる点など、総じて一昔前の仕様です。
スピーカー
スピーカーはモノラルで、まぁこんなもんやろといった感じ。シャリシャリしていて耳に刺さるような感じがありますが、レトロゲームを遊ぶ分にはこれはこれでといった感じがないこともないです。
スピーカーの位置的に手にかぶさってしまう点は気になります。
個人的にはスピーカーの音量がダイヤル式なのは良いなと思いました。
使用感
では機能周りについて紹介していきます。
基本的な機能

本機はGBAカートリッジのみに対応していて、GBやGBCには対応していません。また、高度な互換性と記載されてはいますが、実際どうなのでしょうか。
また、カートリッジを差していない状態では内臓ゲームのメニュー画面が表示されます。こちらはいわゆる他のドンキゲーム機⚪︎⚪︎in 1系のタイトルと大体同じで、謎のファミコン用ゲームが68種類内蔵されているようです。

稼働には単四電池4本だけでなく、USB電源経由での使用も可能です。電池蓋はドライバーを使わなければいけない仕様。
ゲームをプレイ

とりあえず遊んでみようということで、色々動かしてみたんですが、全体的に正常に音楽が再生されずガビガビ、一応動きますが、プレイ体験としてはかなり独特です。
例えばマリオカートを遊んでみると、そもそもガビガビすぎて何も正常に再生されないBGM、そして少し遊んだだけでフリーズしました。高度な互換性を実現。
画面出力
画面出力はもちろんHDMIではなく、いわゆるAVケーブルのアナログな出力です。なのでクッキリハッキリテレビに映すことはできず、ガビガビです。これも味です。
ちなみに実機よりも音楽の再現性は高く、ノイズが減ります。
感想

正直手に入れるまでは、5000円という金額を考えるとそこまで悪くいうほどじゃないのでは?と思っていましたし、実際最初に開封して手に取った時には、またまたみんな大袈裟だなぁ…全然悪くない見た目じゃん!ちょっとラグいくらいでしょ?許してやれよ…と思ったんですが、
実際に遊び始めてみると、ディスプレイの味、入力がまともに効かない味、ほとんどのゲームタイトルにおいて正常な音声が出力されない味など、かなり驚きました。
GBA ソフトを挿して、動く!くらいの機能しかないと思っておいた方が良いです。
こういう感じのものを楽しめると自信がある人にオススメです。
