今回紹介するのはいわゆるタブレットとしてはそこそこ大きめサイズ感の12インチ、そこそこスペックのCPUを搭載したモデルで特筆した点は一見無いように見えるんですが、
なんとキーボードケース・マウス・スタイラスペンがデフォルトでセットになっていて、しかもなんとIP69Kの防水防塵に対応。
良い感じのサイズ感の良い感じの防水タブレットが欲しかった人、朗報です。あと普通にデザインもユニークで面白いので、結構テンションが上りました。どんな感じなのか、実際に使いながら見ていきます。
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価格はセール価格が299.99ドルとのこと。
動画版
スペック&主な特徴
Blackview MEGA 12 とは
Blackview MEGA 12は、12.2インチの大画面と5G通信を備えつつ、IP69Kの完全防水・防塵を売りにした“耐久系+大画面”タブレットです。24時間連続の雨や高圧水洗浄、100%防塵に対応するとされ、屋内だけでなく水回り・屋外での利用も想定したモデルになっています。さらにキーボードやマウス、スタイラスペンなどを無料同梱し、PCライクな生産性用途も強く意識されています。
OSはAndroid 16ベースのDokeOS_P 5.0を採用し、PCモード3.0やノートブック機能、分割画面などを搭載。AI機能として「Doke AI」をうたい、Deepseek / ChatGPT-4o mini / Gemini AI 2.0(FlashThinking Experimental)に対応するとされています。エンタメ面ではWidevine L1を備え、動画視聴にも対応。加えてNFCもサポートします。
ディスプレイは12.2インチの2.4K解像度で、120Hzのスマートリフレッシュレートに対応。画面占有率は94.2%とされ、ブルーライト関連の認証(TÜV SÜD/目の保護)も強調されています。大画面かつ高リフレッシュレートの構成なので、動画視聴やブラウジング、分割画面での作業用途に向いた方向性です。
性能面ではMediaTek Dimensity 7200(最大2.8GHz)を採用し、最大16GB RAM+512GBストレージ構成を用意。通信は5Gに加えてWi-Fi 6Eにも対応しており、回線と無線LANの両方で高速通信を狙える仕様です。
バッテリーは10,000mAhで、55W急速充電に対応。メーカーは「15分充電で約2時間のウェブ閲覧が可能」としており、省電力モードも搭載するとしています。カメラは背面に50MPのSamsung JN1を搭載し、“従来比3.8倍クリア”をうたっています。さらにWPS Officeのプリインストール、分割画面2.0など、仕事寄りの使い方を後押しする要素も押し出されています。
同梱アクセサリーはキーボード、マウス、スタイラスペン、イヤホン、強化ガラスフィルムが挙げられており、追加投資なしで“それっぽい作業環境”を作れる点もMEGA 12の大きな特徴です。
開封&内容物
では早速開封していきます。今回はレビューサンプルとなり、製品版とは仕様が異なる可能性がありますのでご了承ください。

箱はこちら。デカデカとタブレットの画像がプリントされたデザイン。

内容物はこちら。かなり色々と入っていて、スクリーンプロテクター、電源、USB Type-C、SIMピン、有線イヤホン、説明書、マウス、スタイラスペン、キーボードケース、本体です。

キーボードケースとマウスとスタイラスペンが入っているのはかなり潤沢なセットですね。

ちなみにキーボードケースはいわゆるiPadのようにマグネットで固定されるものです。スマートですね。スタンド機能は三角形で固定されるもので、角度は調整できません。
本体外観
ファーストインプレッション

実はBlackviewのタブレットは結構前に触っていて、久しぶりのメーカー。久しぶりに触ってみると他の中華タブに比べても明らかにクオリティが高くて驚きました。軋む感じは一切無く堅牢感があり、側面の金属フレームは滑らかなディテールになっていて手触りが良いですし、そしてかなり特徴的なのが背面。

背面素材は側面と同じく金属パネル、もしくはプラスチックなのではなく、フェイクレザー。しかも黄色という、かなり尖った配色。
正直これは結構テンション上がりました。単純に新鮮ですし、高級感を感じますし、普通に手触りの良さもあるのでこれはこれで良いと感じます。側面のフレームとバックパネルのシームに引っかかりが無いディテールもしっかりと作った結果といった感じでテンションが上ります。

正直サイズ感としては大きくて重いです。
重量は実測値で約700グラム。片手で操作は厳しめな重量、しかしまぁ10,000mAhというバッテリー容量を考慮すると妥当でしょう。
インターフェイス

横持ちを基準に上下左右を見ていきます。
上側面には電源ボタン、ボリュームボタン、SIM・MicroSDスロット。
下側面にはキーボード接続用の端子があります。

左側面にはスピーカー2つ、右側面には中心にUSB-C、左右にスピーカー。
画面・スピーカー
画面

ディスプレイは最初から保護フィルム貼り付け済みのありがたい状態で、画面上部にインカメラあり、明るさ自動調整は可能です。
保護フィルムはいつも通り傷つきやすいものなので、とりあえず使う分には良いですが貼り替え推奨です。
ディスプレイは12.2インチの2.4K(QFHD+)IPSで、120Hz。最近よくある標準的な解像度です。
ベゼル幅はもう少し薄くしても良いのではと感じますが、本体サイズとのバランスを考えると特段気にはなりません。
ディスプレイガラスの勝ち負けも側面が勝ちになっていて、非常に良いです。
スピーカー
スピーカーはステレオのクアッドスピーカーで、厚みがあるダイナミックな音質です。
耳に刺さることもなく動画視聴においては十分なクオリティだとは思います。しっかり左右から聴こえますしね。
Bluetooth対応コーデックは狭めで3つのみです。
・LDAC
・AAC
・SBC
使用感
指紋認証対応・顔認証対応

なんといってもこの機種、指紋認証と顔認証に対応しています。LTE対応モデルなので持ち運んで使いたい場合にはセキュリティ保護必須なので助かりますね。
認証速度はそこまで早くありませんが、十分でしょう。
Widevine L1 & Netflix対応
今回のモデルはWidevine L1、Netflixやプライムビデオの高画質再生に対応しています。
ベンチマーク
本機のAnTuTuベンチマークは
総合スコア 910362
CPU 376615
GPU 75788
総合スコアが約91万、CPUが37万、GPU7万でした。
バッテリー持ち
バッテリーの持続時間を測るためPC Markで計測してみたところ、100%から20%までで12時間20分でした。動画視聴は1時間で9%減少。
OS・動作感

性能的には基本的な操作は割とストレスなく行えるベンチマークだとは思うんですが、若干たまにカクついたりすることがあるように感じます。ハイエンドで慣れている方は気になるかもしれません。
OS自体はピュアな使い勝手。特段気になる点はありません。自由にランチャーなど変更して使いましょう。
ゲーム

試しにゼンゼロを高画質設定の60FPS設定で動かしてみると、若干のカクつきを感じました。若干設定を落とす必要がありますね。やはりDimensityだからなのか、AnTuTuの数値の割には性能が若干低いように感じます。
同様に鳴潮を遊んでみたところ、こちらではそこまで気になることはなく快適、発熱に関しても持てないほど熱くはなりません。
キーボード・マウス・スタイラスペン

やはり付属の三種の神器も気になりますよね。キーボードケースは正直特筆する点はありません。比較的標準的なUSキーボードで、いわゆるノートPC で採用されているパンタグラフキーボード、打鍵感は結構軽めです。
タッチパッドは正直誤操作がよくおきる感じであまり使いやすいとは言えず、というかそもそもAndroidタブレットではやはりマウス操作よりもタッチパネルで操作したほうが快適なんですよね。
そしてスタイラスペンはかなり某りんごっぽいデザインと使い心地で、それは評価できるんですがやはり遅延感はあります。こればかりは仕方ないですが、メモ程度に使うのであれば十分でしょう。しかし、iPadのようにマグネット充電やマグネットでの固定などはできないので、そこはちょっと頑張ってほしかったような、コストを抑えられるのであれば無くて十分なような、なんとも言えない感じです。
カメラ

カメラは相変わらず普通です。特別良くはないので、まぁ付いてるくらいに思っておきましょう。ちなみに複数レンズに見えますが、50MP Samsung JN1とのことなので、単眼でセンサーが付いていて、あとはフラッシュなどといった構成でしょうか。
感想
一番大きいのはやはり防水ですね。それなりのスペックではあるので動画視聴やブラウジングに関しては特に気にならず使えて、そこそこの価格で、そこそこ音質も良くて、割と探していた感じのバランスの風呂タブレットかも…という感情です。
もちろんお風呂で使う場合には、水とは違うのでお湯に浸からないように気をつける必要などはありますが、高級なiPadのように気を使う必要はないので(ないとは言ってない)、その点も評価できます。
テキトーにメモ用タブレットの雰囲気で使ったりもできそうですし、やろうと思えばゲームもそれなりに楽しめるので、かなり多用途に向けたバランスなのではと感じます。
