以前 gameboy Pocket の液晶を IPS 液晶に変更して綺麗なバックライト付き液晶のゲームボーイポケットを手に入れることが出来たのですが、やはりオリジナルの液晶のよさも捨てがたいと思っていてオリジナルの液晶にバックライトを装着する方法も試してみることにしました。オリジナルの液晶のドットをひとつひとつ表示している感じがもっとくっきりと見えていたらかなり素敵なレトロゲーム機として存在感を示すのではないかと思ったのです
実はこのゲームボーイポケットのバックライト化はかなり至難の技で、通常のゲームボーイのバックライト化をするよりも壊しやすく繊細でハードな作業です。その上ハンダゴテではんだ付けをする必要もあり、そこら辺の知識や技術がなかった私にとってはかなりハードルが高いものでした。
しかし何度か経験を積み今ならもしかしてできるのではと思いチャレンジしてみることにしました。
買ったのはこちら
▲買ったバックライトはこちらです。AliExpress にて購入したのでかなり安く仕入れることができました品質が良いかどうかは分かりません。
▲Amazonで買うならこちら。
▲ちなみにこのBivertモジュールも買いましたが、使えませんでした。理由は後述します。
バックライト化
まず最初の作業としてはいつも通りゲームボーイポケットの裏側のネジを外し解体していきます。
液晶も隙間にプラスチックのヘラのようなものを差し込み丁寧に壊さないように外します。
そして次こそが最難関の作業です液晶裏に付いているシールのようなものを根性で外します。カッターで少し端の方を置かせてからペンチやつめなのでゆっくりと丁寧に剥がしていきます。また糊が残る可能性があるので糊が残ってしまった場合はシール剥がしや無水エタノールなどで外すと綺麗に剥がれるようです。
動画などがいくつか上がっているので、見てみることをおすすめします。
そしてよくわからないままBivertモジュールを買ったのですが実はそれはゲームボーイ用で、ゲームボーイポケットで使えないわけではないのですが、かなり難易度が高く厳しいと感じたので断念しました。
はんだごてでバックライトを基板につけて液晶の裏に差し込むだけで完成ですはんだごての作業としてはそこまで難易度が高いものではありませんでした。
完成したけど・・・
無事バックライト液晶が完成しました。Bivertモジュールは設置できませんでしたがまあ悪くない表示のされ方と個人的には感じます。
しかし問題点があります。シェルをぴったり閉じると液晶が圧迫されて滲んでしまうので、シェルをネジで最後まで閉めることができません。少し緩めておけば、操作に支障をきたすわけでもないので問題はないのですが、個人的にはなんかすごく気になります。
これが果たしてシェルの問題なのかそれともこのバックライトをそのものの問題なのかがわからず、今回はこのような完成度となってしまったのが少し残念です。
ゲームボーイ用の反転モジュールがあるのでせっかくなら今度はゲームボーイでのバックライトかも試してみたいなあと思っています。