Valveが、リビング向けの新型ゲーミングPC「Steam Machine」を発表し、海外では2026年6月30日に発売予定です。そして日本でも2026年6月23日、正規ディストリビューターのKOMODOが運営する「KOMODO STATION」で販売を開始しました。価格は512GBモデルが189,980円からです。
日本でも6月23日に発売開始(KOMODO STATION)

Valveの正規ディストリビューターであるKOMODOが、2026年6月23日からSteam MachineをKOMODO STATIONで販売開始しました(日本・台湾・香港が対象)。日本での価格は次のとおりです。
- 512GBモデル:189,980円
- 512GB+Steamコントローラー:204,980円
- 2TBモデル:249,980円
- 2TB+Steamコントローラー:264,980円
- 取扱:KOMODO STATION(日本・台湾・香港の正規ディストリビューター)/発売日:2026年6月23日
発売初日はアクセスが集中し、KOMODO STATIONでは順番待ちの待機ページが表示されるほどの人気となっています。海外のドル価格(512GBが1,049ドル=単純換算で約17万円)と比べると、国内価格は為替や諸コストを反映してやや高めの設定です。
購入はこちら:KOMODO STATION(Steam Machine 製品ページ)
現時点でわかっていること

- 日本:2026年6月23日にKOMODO STATIONで販売開始(512GB 189,980円〜)
- 海外価格:512GB(コントローラーなし)1,049ドル、2TB(コントローラーなし)1,349ドル、2TB+Steamコントローラー&着せ替えフェイスプレート1,428ドル
- 海外発売:2026年6月30日(事前登録の抽選は太平洋時間6月25日10時締切→6月29日から購入案内)
- CPU:AMD Zen 4世代の6コア(最大4.8GHz・消費電力およそ30W)
- GPU:RDNA 3世代・演算ユニット28基・専用メモリ8GB GDDR6(ボード電力110W)
- メモリ:システム用に16GB DDR5/ストレージは512GB・2TBのNVMe SSD
- 性能:ValveいわくSteam Deckのおよそ6倍。FSR併用で4K/60fpsも視野。OSはSteamOS
どんなマシンなのか

Steam Machineは、テレビにつないで大画面でPCゲームを遊ぶことを狙った、手のひらより少し大きいキューブ型のリビングPCです。中身はAMDのカスタムチップで、CPUはZen 4世代の6コア、GPUはRDNA 3世代で演算ユニットを28基積みます。OSは携帯機のSteam Deckと同じSteamOSが動き、Steamのライブラリをそのままテレビで遊べる設計になっています。本体前面にはUSBポートやSDカードスロット、電源ボタンが並び、ぐるりと光るLEDライトが見た目の特徴です。前面パネルはマグネット式で工具なしに着せ替えでき、デザインデータの公開も予定されています。
性能はSteam Deckのおよそ6倍とされ、アップスケーリングのFSRを併用すれば4K/60fpsも狙えるとアナウンスされています。一方、ひと足先に実機に触れた海外レビュアーからは「1080pや1440pでは快適に動くが、4Kは中身次第」といった声も出ています。
価格は当初想定より高め、背景にメモリ高騰

今回の価格について、発表前の予想や噂で言われていた水準より高めに着地した、という受け止めが各メディアで広がっています。背景として指摘されているのが、世界的なメモリ・ストレージの価格高騰です。Valveは当初、もっと安く出せる想定だったとされますが、AI需要などでRAMやストレージの価格が上がり、価格の確定に影響したと報じられています。
日本価格(512GB 189,980円〜)も、ドル価格を単純換算した約17万円より高めです。為替や輸入・流通コストが上乗せされた形で、ハイエンドの携帯ゲーミングPCに近い価格帯になっています。
ねらいは「コンシューマー機のように使えるか」
Steam Machineを見るうえで大事なのは、Windowsの携帯ゲーミングPCと張り合うかどうかというより、「PS5やSwitchのような普通のゲーム機と同じ感覚で使えるかどうか」だと思います。テレビにつないで、電源を入れて、コントローラーを握ればすぐ遊べる——そんなコンシューマー機のような手軽さを、中身がPCのマシンで実現できるかが焦点になります。
そこを支えるのがSteamOSです。携帯機のSteam Deck OLEDでは、スリープからの即復帰やコントローラー前提のUIなど、ゲーム機に近い使い勝手がすでに形になっています。Steam Machineは、その体験を据え置き・大画面に持ってきた一台で、あわせて発表された新型Steamコントローラーもリビングでの操作を意識した組み合わせです。
同じPCゲーミングでも、ROG Xbox Ally XのようなWindowsベースの機種は自由度が高い反面、PCならではの設定や知識が必要になる場面もあります。Steam Machineが「難しいことを考えず、ゲーム機のように使える」ところまで仕上がっているか——そこがいちばんの見どころになりそうです。
実機の評価や使用感が出てきたら、改めて掘り下げる予定です。
