Razerが、折りたたみ式のモバイルゲーミングコントローラーRazer Prioを発表しました。折りたたむとクレジットカードほどのサイズになり、ひねって開くとフルサイズのコントローラーとして使える製品です。スマートフォンとはUSB-Cで直接つながるためペアリングも本体の充電も不要で、対応するのはiOS 18とAndroid 14以降。日本での価格は16,980円で、Razer公式ストアではすでに在庫ありの表示になっています。
開くとフルサイズ、7インチまでのスマホを挟める

Prioの折りたたみ機構は、ポケットから出してそのままひねると一動作で開く形です。開いた状態では7インチまでのスマートフォンを挟むことができ、Razerは対応例としてiPhone 17 Pro MaxとGalaxy S26 Ultraを挙げています。ケースについても、薄手から中くらいの厚さのものならつけたまま装着できるとしています。
ボタンの構成は、低背のスティック、4方向のタクタイルな十字キー、フェイスボタン、バンパー、トリガーというフルサイズと同じ並びです。日本語のスペック表では、マルチファンクションボタンが4つ、バンパーとトリガーはデュアルバンパートリガーと表記されています。
折りたたむと107×67×23mm、重さは101g

折りたたんだときのサイズは107×67×23mm、重量は101gです。Razerはこれをクレジットカードほどの大きさと表現していて、公式画像でもズボンのポケットに入れた状態が使われています。角の丸い縦長のブロックのような形で、外側の面には円形のプレートにRazerのロゴが入っています。
RazerでAIハードウェアとコンソール部門を率いるTravis Furst氏は、携帯性と精度の間にあるトレードオフをなくすことを狙った製品だとコメントしています。クレジットカードのサイズまで畳めるが、開いた瞬間にフルサイズのコントローラーとして動く、という説明です。
スティックは非接触の静電容量式
スティックには静電容量式のアナログスティックが採用されています。Razerによれば、これはRazerのコントローラーとしては初めてで、ドリフトを抑えることを狙った設計です。非接触の静電容量センサーで動きを高い解像度で読み取るため、摩耗する物理的な接点がないと説明されています。
フェイスボタンは静音のタクタイルボタンです。バスの中や待合室のような場所でも、周りに音を出さずに押し心地だけが返ってくるという位置づけになっています。
USB-C直結でペアリングも充電も不要
接続はUSB-Cの有線だけで、スマートフォンに挿すとそのまま使えます。ペアリングの操作がなく、コントローラー側に充電するバッテリーも積んでいません。日本語のスペック表でも、充電とバッテリー持続時間の欄はどちらも該当なしになっています。
対応OSとストリーミング
対応するのはiOS 18とAndroid 14以降です。本体にインストールしたゲームに加えて、Xbox Cloud Gaming、Steam Link、PS Remote Play、Razer PC Remote Playを通したストリーミングにも対応します。Razer Cortex Mobileを呼び出す専用ボタンが用意されていて、ここを押すとゲームのライブラリが開く仕組みです。PC側のRazer Cortexと紐づけておけば、PCのタイトルをスマートフォンから遊べます。
価格は16,980円
日本での価格は16,980円で、Razerの日本公式ストアでは在庫ありになっています。カラーバリエーションは公式ストアに表示されていません。Razerはこの製品を、超小型のモバイルゲーミングコントローラーという新しいラインの第1弾と位置づけています。
情報源:Razer公式。