ModRetroとOpenAIが、携帯ゲーム機「Chromatic」向けのゲーム制作で協業すると発表しました。OpenAIのコーディングエージェント「Codex」でゲームボーイカラー向けのゲームを作り、同梱のカートリッジに書き込める限定版「Chromatic: DevDay Edition」も用意されています。価格と一般販売の予定は未発表。
発表の概要

ModRetroは9月30日、公式Xで「ModRetro and @OpenAI are collaborating on game creation for the Chromatic.」と投稿し、OpenAIとの協業を明らかにしました。ModRetroのハードウェアとOpenAIのCodexを組み合わせた取り組みです。判明している内容は次のとおり。
- 限定版「Chromatic: DevDay Edition」には、開発者モードを有効にするアクティベーションコードとカートリッジが付属
- Codexの「ModRetro Chromatic」プラグインで、ゲームボーイカラー向けのゲームを作れる
- OpenAIの特設ページで、Codexで作られたゲーム13本を公開
Chromatic: DevDay Editionでできること
DevDay Editionには、パソコン側でChromaticの開発者モードを有効にするアクティベーションコードが付属します。開発者モードを使うと、自分で作ったゲームを同梱のカートリッジに書き込めるようになる仕組み。最初の手順はChromaticのファームウェア更新です。
ゲーム作りにはCodexのデスクトップアプリを使い、プラグイン一覧から「ModRetro Chromatic」を追加します。このプラグインは、ゲームボーイカラー互換機やエミュレーターで動くゲームを作るためのスキルをCodexに与えるもの。例題として収録されたゲーム「Wrecklight」を改造して、自分のゲームに仕立てることもできます。
作ったゲームはブラウザ上のエミュレーターで確認できるほか、Chromaticの実機にストリーミングして操作感を試せます。仕上がったらカートリッジに書き込み、実機でそのまま遊べるという流れ。
Codexで作られたゲーム13本を公開
OpenAIは開発者向けサイトに特設ページを設け、Codexで作ったゲームボーイカラー向けのゲーム13本を掲載しています。FlapGPT、Pizza Dash、Ember Escapeなどが並び、ブラウザ上でそのまま遊べるほか、ROMをダウンロードして対応するハードウェアで動かすことも可能。
DevDay来場者への配布と報道
海外メディアのEngadgetは、OpenAIが開発者イベント「DevDay」の来場者にこの限定版Chromaticを配っていると伝えています。一方、ModRetroの投稿とOpenAIの特設ページに配布方法の記載はなく、価格や一般販売の予定も未発表。
Chromaticとは
Chromaticは、FPGAを使ってゲームボーイとゲームボーイカラーのカートリッジを動かす携帯ゲーム機。吉天堂ではModRetro Chromaticのレビューも掲載しています。ModRetroは10月に新製品を出すと予告していますが、DevDay Editionとの関係は発表されていません。
情報源:ModRetro公式X、ModRetroサポート(Chromatic: DevDay Edition Quickstart Guide)、OpenAI Developersの特設ページ(2026年9月30日確認)。