FunnyPlayingが、ゲームボーイとゲームボーイカラーのカートリッジをそのまま挿して遊べる携帯機「FPGB MINI」のユーザーマニュアルを公式ブログで公開しました。2026年9月14日付で、画面やバッテリー、カートリッジの互換性まで一通りの仕様が載っています。その後9月18日には公式ストアに商品ページが公開され、価格は69.00ドル(約10,800円)とわかりました。
FPGB MINIでわかっていること

画面は2.98インチのIPS TFTで、解像度は800×720、RGB565の1670万色。バッテリーは1800mAhのリチウムポリマーで、着脱できます。駆動時間は4〜6時間。充電はUSB Type-Cで、PDなどのプロトコルには対応するものの実際の充電は5V/1Aで、満充電まで2〜3時間かかります。本体サイズは113×64×22mm、重さはバッテリー込みで135g。スピーカーは0.5Wが1つ、動作温度は0〜40度、同梱物は本体とキャリングケースです。
GBとGBCのカートリッジは純正32ピンのスロットに直挿し

カートリッジスロットはGB/GBC用の純正32ピンで、オリジナルのGBカートリッジとGBCカートリッジはプラグアンドプレイで動きます。互換カート・フラッシュカート・クローンカートは動くものもありますが、すべての動作が保証されるわけではありません。スロットの深さの都合で、ゲームボーイカメラのようなカメラ系カートリッジと、一部の変形した長いカートリッジは挿せません。
microSDのROMはゲーム内セーブのあとにOSDセーブ
microSDはFAT32の32GBまでで、Class 10/UHS-I以上が推奨されています。カードの直下にUpgrade、GAMES、Save gamesの3つのフォルダを作り、ROMはGAMESへ入れます。セーブの挙動はカートリッジとmicroSDで別で、実カートリッジは実機と同じくゲーム内のセーブだけで完結します。microSDから起動したROMは、ゲーム内でセーブしたあとにOSDメニューからもう一度セーブして初めて記録されます。OSDセーブだけを先に実行すると進行が消えます。ファームウェアの更新もmicroSD経由で、Upgradeフォルダに更新ファイルを置いてシステムメニューから実行します。
通信対戦は別売の専用ケーブル、RTCで時間イベントにも対応

通信対戦は2台以上、ゲームによっては4台まで対応します。独自プロトコルを使うため接続には別売の専用リンクケーブルが必要で、ケーブルの両端をそれぞれの本体のType-Cポートに挿します。市販のType-C充電・データケーブルでは接続できません。リンクケーブルはUSB Type-CをDB9に変換するアダプタで、RS-232を使います。本体にはCR1220のボタン電池で動くRTCを内蔵していて、ポケモンのように時間で変化するゲームの昼夜・日付変更・進化イベントに対応します。ボタン電池の寿命はおよそ2年です。
価格と発売日
公式ストアにFPGB MINIの商品ページが公開されました。公開は2026年9月18日で、価格は69.00ドル(1ドル157円換算で約10,800円・2026年9月19日時点)です。選べるのはGBグレーの1色で、出荷まで20日待ちとなっています。
2026年9月19日時点で、商品ページは売り切れの表示になっています。海外メディアのRetroDodoは9月17日の更新で、FunnyPlayingからメールで回答があったとして早期購入者向けの価格が69.99ドルになると伝えていましたが、実際の公式価格は69.00ドルでした。同メディアは、現時点で作られているのはテスター向けの20台だけで、先行販売は小分けになりそうだとしています。次の入荷と正式な発売日は公表されていません。
情報源:FunnyPlaying公式ブログ、FunnyPlaying公式ストア。2026年9月19日時点。