GuliKit ES MAXが正式発表|角度センサー内蔵TMRスティック搭載、日本は7,999円

GuliKit ES MAXが正式発表|角度センサー内蔵TMRスティック搭載、日本は7,999円

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GuliKitが、コントローラーの新モデル「ES MAX」を発表しました。2026年7月29日にGuliKit公式X(@GuliKitDesign)が投稿したもので、既存のESとES PROに続くESシリーズの新モデルにあたります。GuliKit Japan公式XはES MAXをESシリーズのフラッグシップモデルと説明していました。その後2026年8月11日に正式発表され、日本での価格は7,999円です。

ティザー段階でわかっていたこと

GuliKit ES MAX の本体正面。左スティックと方向キー、フェイスボタンが見える
出典:GuliKit Japan公式X(@GuliKitJP)
  • 製品名はGuliKit ES MAX。ESシリーズの新モデルにあたります
  • GuliKit公式Xは次世代コントローラーと紹介し、ティザー映像には「Built for Speed & Precision」の文言が入っています
  • GuliKit Japan公式XはESシリーズのフラッグシップモデルと説明しています
  • 公式サイトのダウンロードページには、ES / ES PRO / ES MAX共通のファームウェアV4.2が掲載されています
  • GuliKit公式アプリの対応コントローラーにES MAXが含まれています
  • 価格、発売日、詳細スペックは2026年8月2日時点で公表されていません

ティザーから正式発表まで

GuliKit ES / ES PRO E-sports Controller の公式製品画像
ES MAXが加わるESシリーズの現行モデル、ES / ES PRO(出典:GuliKit公式サイト)
GuliKit ES、ES PRO と、はてなマークで隠された3台目のティザー画像
出典:GuliKit Japan公式X(@GuliKitJP)

最初の動きは2026年7月27日でした。GuliKit Japan公式Xが、ESとES PROの隣に3台目のシルエットをはてなマークで隠した画像を投稿し、ESシリーズに新たな一台が加わることを予告しています。英語の公式アカウントも同日に、同じ構図で「WHAT’S NEXT?」と書かれた画像を投稿しました。

2日後の7月29日、GuliKit公式Xが製品名をES MAXと公開しました。投稿に添えられた映像には、黒を基調とした本体、左スティック、方向キー、フェイスボタンの一部が映っています。文面は詳細を近日公開するという内容にとどまり、スペックには触れていません。翌7月30日には、英語の公式アカウントが次のラインアップとしてES MAXが近く登場するとあらためて投稿しています。

公式アプリとファームウェアにも記載

GuliKit公式ダウンロードページにES / ES PRO / ES MAX Controller V4.2 Firmwareが掲載されている画面
GuliKit公式サイトのダウンロードページ。ES / ES PRO / ES MAX共通のV4.2ファームウェアが並んでいる(2026年8月3日時点・出典:GuliKit公式サイト)
GuliKit公式アプリの告知画像。スマートフォンでコントローラーの設定画面を表示している
出典:GuliKit Japan公式X(@GuliKitJP)

ES MAXの名前は、製品ページよりも先に公式のサポート情報へ登場しています。GuliKit公式サイトのダウンロードページには、7月30日付でES / ES PRO / ES MAX共通のコントローラーファームウェアV4.2が掲載されました。V4.2の変更点は、モバイルアプリ経由でESシリーズのOTA(無線)ファームウェア更新に対応したことです。

続く7月31日には、GuliKit公式アプリの配信が始まりました。ボタン設定、連射(Turbo)、スティックカーブ、ライティング、振動強度などの調整に加え、コントローラーの動作テスト、取扱説明書の確認、ファームウェア更新に対応します。公式サイトによると対応OSはiOS 13.0以降で、iPhone 11以降が推奨されています。GuliKit Japan公式Xの案内では、iOS版はApp Storeで配信中、Android版はGoogle Play版を準備中として先行ダウンロードが案内されています。対応コントローラーはTT PRO、TT MAX、ES、ES PRO、ES MAXの5機種で、ここにも未発売のES MAXが並んでいます。

発売前キャンペーンは8月12日まで

GuliKit ES コントローラー ホワイトの公式製品画像
写真はESシリーズの既存モデルES(出典:GuliKit公式サイト)

GuliKit Japan公式Xは7月31日、発売前の特別キャンペーンとして、ES MAXを1名にプレゼントする企画を告知しました。応募期間は7月31日から8月12日までで、参加方法は@GuliKitJPのフォロー、対象投稿のリポスト、引用ポストでES MAXに期待する機能を投稿することの3つです。このキャンペーンの告知でも、発売日と価格には触れられていません。

2026年8月11日に正式発表、日本は7,999円

GuliKitは2026年8月11日、ES MAXを正式発表しました。販売は同日から、GuliKitの公式販売チャネルと正規販売店で始まっています。希望小売価格は日本が7,999円、アメリカがUS$49.99、欧州が€49.99、イギリスが£42.99です。カラーはブラックから展開されます。

対応プラットフォームはPC、Steam、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、Android、iOS。PCの通信方式でAndroidとiOSまでカバーするため、本体の切り替えはPCとNSの2モードだけという構成です。GuliKitはPCの対戦タイトル、なかでもシューターで速さと正確さを求める人に向けた1台と位置づけています。

角度センサーを内蔵したTMRスティックを初採用

ES MAXは、角度センサーを内蔵した新しいTMRスティックをGuliKitとして初めて載せたモデルです。TMR素子は固定層、絶縁バリア層、自由層で構成され、スティックを倒すと上のマグネットが回って自由層の磁化方向が変わります。抵抗値が連続して変化し、2軸チップが磁界角度のサインとコサインに対応した電圧を直接出力する仕組みです。

磁界の強さを見る従来のリニアTMR方式と違い、角度センサー方式は飽和領域で動作して外部の磁界強度より角度に反応します。GuliKitは、この違いが応答性と精度、長く使ったときの安定に効くと説明しています。

スティックキャップは着脱式で、摩擦を抑えるステンレスのメタルリングと金属メッキのドーム構造を組み合わせています。高さの違うキャップを別途購入して好みやジャンルに合わせられるほか、内部は自己潤滑構造で、スティックの部品と筐体が直接触れない作りです。

トリガーは2方式を切り替え、背面には2つのボタン

トリガーはマイクロスイッチとホール効果リニアの切り替え式です。マイクロスイッチ側は押した瞬間に入力が立つ用途、リニア側は踏み込み量を効かせたい用途と、ジャンルで使い分けられます。

背面には割り当てを変えられるタクタイルボタンが2つ。よく使う操作を逃がしておけば、親指をスティックやフェイスボタンから離す回数を減らせます。ショルダーボタンと方向キーのタクタイル設計はESシリーズから引き継ぎました。

Hyperlink 2でBluetooth遅延3.25ms

接続は有線、本体内蔵のHyperlink 2高速Bluetooth、同梱のHyperlink 2アダプター経由の3通りです。GuliKitはポーリングレートの数字より実際の遅延を重視すると述べており、Hyperlink 2でのBluetooth遅延は730Hz時で3.25ms。一般的なBluetooth接続は125から250Hzで8から30msなので、そこから大きく詰めた形です。有線では最大1000Hz、ボタン遅延1.87msとしています。数値はコントローラーの遅延計測サイトGamepadlaによる第三者検証を受けたものです。

同梱のHyperlink 2アダプターは、混み合った電波環境でも専用のBluetooth経路を確保する役目に加えて、他社製コントローラーやゲーム機にも対応します。つなぎ替えができるだけでなく、他社製コントローラー側の応答も改善するとしています。

950mAhで最大約30時間、重さは約233g

バッテリーは950mAhのリチウムポリマーで、満充電から最大およそ30時間の連続プレイ。長く放置しても電力を保つゼロパワースタンバイに対応します。振動は非対称ローターモーター、ボタンは第2世代の導電ゴム機構です。

本体サイズは約155×103×65mm、重量はHyperlink 2アダプターを除いて約233g。同梱物は本体、Hyperlink 2 Bluetoothコントローラーアダプター、USB-A to USB-Cケーブル、取扱説明書です。

ソフト面ではES PROの機能を引き継ぎます。Nintendo SwitchとNintendo Switch 2の本体スリープ解除、Switchでの6軸ジャイロ、デッドゾーン調整、4段階(Weak/Standard/Strong/Off)の振動強度、A・B・X・Y・R・ZRの連射(半自動と全自動)、PCでのモーションアシストエイム(Low/Medium/High)、ABXYの入れ替え、方向キーの4方向と8方向の切り替え、スティック感度の50%/100%/150%切り替え、アンチスナップバックを含むAdaptive Modeが使えます。

GuliKit公式アプリはAndroid版とiOS版がそろい、ESシリーズとTTシリーズに対応します。アプリからカスタマイズ、ファームウェア更新、プロファイルの保存と呼び出しができます。既存モデルは公式サイトのファームウェアをPCで一度当てれば、以降はアプリだけで更新できるという案内です。ファームウェアはES / ES PRO / ES MAX共通のV4.3が2026年8月4日付で公開されています。

情報源:GuliKit公式(ES / ES PRO / ES MAX Controller V4.2 Firmware)GuliKit公式(GuliKit APP)GuliKit公式XGuliKit Japan公式XGuliKit公式(ES Max プレスリリース)

2026年9月10日 更新:2026年8月11日の正式発表にあわせて、発売日と価格、スペック、同梱物を反映しました。

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