Shiny Relay公開|ModRetro Chromaticで通信ケーブルなしの交換・対戦ができる無料カスタムファームウェア

Shiny Relay公開|ModRetro Chromaticで通信ケーブルなしの交換・対戦ができる無料カスタムファームウェア

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ModRetro Chromatic向けの無料アドオン「Shiny Relay」が公開されました。ゲームボーイの通信ケーブルをWi-Fiで置き換え、ケーブルなしでポケモンの交換や2人対戦ができるようにするカスタムファームウェアです。近くの2台ならルーターなし、離れた相手ともインターネット経由で遊べます。付属のTetrisカートリッジに、フラッシュカートなしでゲームやアプリを書き込む機能もあります。制作はAIでゲームボーイカラー向けゲームを作るアプリのShiny Genで、ModRetroやNintendoの公式製品ではありません。

通信ケーブルの代わりにWi-Fiでつなぐ

Shiny Relayの公式イメージ
画像:Shiny Relay公式

ChromaticにはWi-Fiチップ(ESP32)が内蔵されていて、Shiny Relayはこのチップで通信ケーブルの役目をこなします。ゲームが通信ポートに送ったデータをネットワーク経由で相手に届け、相手のデータを持ち帰る仕組みです。ゲーム側はケーブルが挿さっていると認識するので、カートリッジを改造せずにそのまま遊べます。

遊び方は3通りです。近くにある2台のChromaticを直接つなぐモードはルーター不要で、両方の設定でLINK CABLEをNEARBYにします。インターネット経由ではShiny Genのリレーでルームを作り、コードを共有して相手を招きます。Shiny Genのアプリやブラウザのウェブプレイヤーで立てたゲームにChromaticを招待することもできます。オンラインで遊ぶにはWi-Fiと無料のShiny Genアカウントが必要です。

公式サイトには実機での動作確認の結果も載っています。自宅のWi-Fi経由でポケットモンスター金・銀(双方向)とピカチュウ版の交換が完了(相手役はパソコン)し、Chromatic同士では近距離のルーターなし接続でTetris Battleの対戦、インターネット経由でModRetro Tetrisの対戦ができたとしています。交換やバトルのようなターン制のゲームが向いていて、データが毎回ネットワークを往復するため、動きの速いリアルタイムの通信ゲームはケーブルより遅くなることがあると説明しています。

付属のTetrisカートリッジにゲームやアプリを書き込める

Shiny Relayで書き込める無料ゲームとアプリ
画像:Retro Dodoより引用

もうひとつの機能が、Chromaticに付属するModRetroのTetrisカートリッジへの書き込みです。パソコンのブラウザからUSB経由で、フラッシュカートなしでゲームを1本書き込めます。書き込む前にTetrisとセーブデータをパソコンに保存でき、あとからいつでも元に戻せます。

書き込めるのは1.94MBまでのゲームと32KBまでのセーブデータで、カートリッジはMBC5として動くため、ほとんどのゲームは動くものの全部ではありません。時計機能や振動などの特殊なハードを使うゲームは完全には動作しないとしています。書き込みにかかる時間は小さいゲームで約2分、最大サイズで約8分です。使うファイルは自作のゲームか持っているカートリッジのコピーにするよう案内しています。

Shiny Genが作ったゲームボーイカラー向けゲームと、ChromaticのWi-Fiを使う5つのアプリも無料で書き込めます。アプリは天気・時計・カレンダー・ワールドマップのShiny Almanac、世界共通のデイリーパズルDaily Trace、みんなで1枚の絵を描くShiny Canvas、日替わり投票のPick a Side、ModRetroの投稿を読むDispatchです。ModRetro Tetris v1.4向けには、遅延なしの2人対戦と最大100人の公開バトルを追加するパッチ「PARTY BATTLE」も用意されています。

インストールはブラウザから、純正ファームウェアにも戻せる

Shiny RelayはChromaticのFPGAとESP32 Wi-Fiチップで動くカスタムファームウェアです。パソコンのChromeかEdgeでinstall.shinyrelay.comを開き、ChromaticをUSBケーブルでつなぐとインストールできます。インストール前に本体のバックアップを取り、純正ファームウェアにはそのバックアップか、ModRetroの無料ツールChromatic Firmware Updaterで戻せます。ChromaticのWi-Fiチップを使うため、ほかの携帯機では動きません。公式サイトは日本語表示にも対応しています。

Retro Dodoによると、開発者のDavid Walter氏が10月12日にXでShiny Relayの公開を告知しています。

わかっていること

  • 名称:Shiny Relay
  • 制作:Shiny Gen(ModRetro、Nintendoとは無関係の非公式ツール)
  • 対応機種:ModRetro Chromaticのみ
  • 価格:無料(オンライン対戦には無料のShiny Genアカウントが必要)
  • 主な機能:Wi-Fiによる通信ケーブル代わりの交換・対戦(近距離はルーター不要/インターネット経由)、Tetrisカートリッジへのゲーム・アプリ書き込み、Tetris v1.4向けパッチ
  • カートリッジ書き込み:ゲーム1.94MBまで、セーブ32KBまで、1本ずつ
  • インストール:パソコンのChrome/EdgeからUSB経由、純正ファームウェアに復元可能

情報源:Shiny Relay公式サイト、Retro Dodo。

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