ゲームレビュー

美しい音楽と切ないストーリーが見事にマッチしたツクール製のノベルゲーム『To the Moon』

ゲームレビュー

To the Moonというゲームをやりました。いや、読みました?かもしれない。

画面を見ただけで気づく人が居るかも知れませんが、RPGツクールXP製のいわゆるRPG風ノベルゲームです。SF儚いストーリーと脳髄に来るピアノの旋律が特徴的で、プレイ時間は4~5時間なので時間がない人にほどおすすめ。

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非常に評判が良かったので待望の日本語化

Freebird Games
Ruining sentimental moments, one badly timed joke after another

こちらFreebird Gamesというカナダのゲームクリエイターによるゲームで、このゲーム自体は2011年に出ています。非常に評判が良く、面白そうだと思いsteamでサントラ込のものを即決で購入したのです。

が、このゲーム、ツクールで作られているのでRPG風では有りますが、ストーリーテリングだけのほとんどノベルゲームのようなゲーム形式。

しかし日本語対応していなかったのでやるのを渋っていて、なんだか勿体ないなぁと思っていた所、日本語に対応した上でswitch版が発売したので購入してプレイしました。(現在はsteam版でも日本語対応しています)

冒頭から脳髄に来るピアノのBGM

https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=887504307/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=333333/artwork=small/transparent=true/
Steam で 67% オフ:To the Moon Soundtrack
Original soundtrack of To the Moon, IGF Audio Finalist and nominated for GameSpot's Best Music and Best Song award.

リピートされるピアノの旋律、ベティ・ブルーのように音楽だけで風景を作り出します。これにもう心を捕まれて夢中で進めました。HPやSTEAMストア上に書いてあるあらすじ程度の説明をすると、

序盤は細かく設定は語られず、二人の主人公らしき男女が、老人のもとを訪れます。どうやら二人の仕事は人生の最後で思い残したことを叶えてあげる仕事で、何らかの事を行うために、その人の記憶の中に入っていくということが少しずつ分かってきます。

辻褄が合っていく気持ちよさ

記憶の中の一番過去、幼少期の記憶にいきなり遡ることは、患者の負担になるので出来なくて、少しずつ遡っていく、つまり少しずつ真実が分かっていく、辻褄が合っていく気持ちよさのがこのゲームの面白さの一つだと思います。

すこしコミカルなシーンを入れてギャップを作ったり、曖昧に語られる設定が判明して噛み砕かれていくシーン等、あ、これはこういうことだったのか、と、じわじわと感情を動かされる、この記憶を遡っていく構成ゆえの良さが唯一無二でした。

悲しくて、暗くて仕方ないけど暖かい気持ちになる。

ただ単純に人を殺して、報われない展開を作って、ただ人を泣かせるのではなく、劇場的な、美しく華やかに終わる悲しさ、そういった情緒が有る儚さはとにかく上手いと思いました。

とにかくBGMが脳髄に来るので、おすすめです。このゲームとは直接関係ないですが、ピアノの旋律の力強さも相まって、Wiiの『FRAGILEさよなら月の廃墟』を思い出しました。好きだったなーあれ

リンク

・Freebird Games

Freebird Games
Ruining sentimental moments, one badly timed joke after another

・Switch版

To the Moon ダウンロード版
任天堂の公式オンラインストア。「To the Moon ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。

・STEAM版

Save 67% on To the Moon on Steam
A story-driven experience about two doctors traversing backwards through a dying man's memories to artificially fulfill his last wish.

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